「春の横浜に歌う」その7 会場入りから本番前まで 2026年4月1日(水)

<会場へ>
喉はなんとかなりそう。
さあ、会場へ行きましょう。
↓やや不安げな西野真理
宿泊している横浜アパからは900mほど。お天気もいいので歩いて行けはするのです。でも、大きなドレスの入った、持ち手の壊れたスーツケース↓(この写真のあと、持ち手は壊れてしまいました)
を引っ張って歩くのは嫌だなあと思っていたら、彼が一緒に行ってくれることになりました。良かった。

<ホール探検>
みなとみらいホール、立派です。
建物も楽屋も全部立派です。
探検しましょう。
↓楽屋前廊下
↓演奏する小ホール。440人収容
↓小ホールロビーを上からみたところ
↓お向かいはパシフィコ横浜。大学の入学式、どこかの会社の入社式が行われているようです。
<ホール練習>
ホール練習の時間になりました。このホール、私が人生で演奏した中で一番響きがいい気がしました。調子の悪い私の最高の味方です。陽子ちゃんも私の調子に合わせて臨機応変に音量を調整してくださって、本当に助かります。
これならなんとかなりそう!

<本番直前練習>
本番直前練習で、声はそれなりに出ましたが、歌詞は間違える、出の拍を間違える!まっ、いいかな、誰にも分からないし・・・じゃない!作曲者の廣木さんが来てくださるのです。
楽譜を再確認。

それから、苦情というわけではないのですけれど、みなとみらいホールの練習室へ行く通路、外(?)なんです。外っていうか、屋上っていうか。ですから雨に濡れます。ドレスをたくし上げて、転ばないようにゆっくり歩きました。
さあ、あとは本番で歌うだけ。





「春の横浜に歌う」その6 当日朝 2026年4月1日(水)

6時半起床。
全く声が出ません。
しかし、64歳西野真理、このくらいでオタオタしません。絶対歌えます。その自信の根拠は2つ。

<根拠1  39歳  21世紀日本歌曲コンクール>
西野真理39歳の3月、「21世紀日本歌曲コンクール」を受け1位になりました。その日の朝が今日と全く同じ。いえ、もっと悪かったと思います。咳が出て出て止まりません。もちろん喉もガラガラです。そういう時は低い声で緩やかに声を出し続け、喉を慣らしていきます。もちろん咳止めを飲みます。
そして迎えた本番の時間。奇跡的に咳が止まりました。その頃の私は本番とにかくあがって〜どれくらいかといえば、見ている人に手が震えているのがわかるくらい〜歌えなかったのです。ところがこの時は、なんとか声は出るようになったので、あとは咳さえ出なければいい。もう、咳のことしか考えられませんでした。そして本番直前に咳が止まったので、
「咳が出ないうちに歌い終えてしまおう」
それだけが、私の希望でした。まさにあがる暇がない状態。
歌い終えてみると、咳のことを考えていたのであがらず歌うことができていました。その結果が1位。
「あがらずに歌えば、私も結果が出せるんだ!」今、私がそこそこ上がらず歌えるのは(今もあがりますよ)この時の経験があったから。

<根拠2   浄瑠璃人間国宝のどなたかの言葉>
次にご紹介するのは、根拠という言葉は適切ではないように思います。でもこういう時、いつも思い出して、心の支えにしている言葉です。

随分前に国立劇場で行われた、音楽の先生対象の講座。そこで浄瑠璃の人間国宝(多分)の方がこんなことを仰っていました。
「本番の時、ちょっと調子が悪い方がお客様の心を打つ気がする」
今日の私です。ちょっとじゃないかもしれませんけどね。

<こういう時の対処法>
私の対処法、もしかするとお役に立つかもしれないので、私が朝からやっていることをご紹介します。
「ざじずぜぞ」
「ず」
をなるべく低い音でずっとロングトーンします。その音を徐々に上げていきます。今日はもう2時間近くやっています。随分声が出て来ました。なぜこれで出るようになるのか私にも分かりませんが、ずっとこの方法でやってきました。本番の16時過ぎには普通の声になっているはずです。もちろん、人によると思います。ご参考まで。

「春の横浜に歌う」その5 八ヶ岳声楽セミナー帰宅から前夜まで 2026年3月31日(火)

<喉の痛み> 
27日(金)に八ヶ岳声楽セミナーから帰宅し、翌28日(土)は滅多にない忙しい日を過ごし、迎えた29日(日)早朝、喉の痛みで目を覚ましました。乾燥したのかな?風邪をひいたとは思いたくない気持ちも手伝って、朝まで様子見。

<悪化>
朝になりました。もっと痛くなっていて、咳も出始めました。まずい!そこで思い出したのが、1月に衆議院選挙車上運動員をお引き受けした時、咳が出始め耳鼻科でいただいた強力咳止め薬が余っていたこと。それが1日半分。とりあえず市販風邪薬を飲み、前日からこの強力咳止めを飲んで抑え込もうという案。

しかし、咳はどんどんひどくなり、前日まで強力咳止めを飲まないなんてことできない状況になってきました。そこで、風邪薬をお昼に飲んでしまったこともあるので、夕方から強力咳止めを服用。よく効きました。

<クリニックへ>
30日(月)はまなすクリニックに駆け込み先生に「先生、水曜日歌の本番なんです。咳止めないと!今は前回いただいて余っていた咳止めを飲んでよく効いています。あれお願いします!」
先生、喉を見てくださって
「声帯は大丈夫そう。それじゃ、同じ薬、少し多めに出しときましょう」
クリニックから帰ると、午後3時間ぐっすり眠りました。

<横浜へ>
薬のお陰で咳は抑え込んで朝を迎えました。しかし、喉の痛みは続いていて、鎮痛剤服用。でも、喉以外はとても元気で、彼の運転する車で6時22分家を出発。事故も渋滞もなく無事14時過ぎ、最近の定宿・横浜アパに到着。

到着後ガソリンを入れました。

ガソリン価格の乱高下で、いつどこで入れればお得なのかさっぱりわかりません。

<合わせ>
合わせの場所確保経緯については、「その4」をお読みいただくことにして、アパ到着後すぐに茅ヶ崎へ向かいました。

横浜駅で茅ヶ崎方面行きの電車を待っていると、ちょうど前の電車が行ってしまったところ。14分も待たなくてはなりません。七尾線は一本逃すと下手すれば2時間待つのに。人は便利にすぐ慣れます。

この時点で私は前日から全く声を出しておらず、どうなることかと思いつつ歌い始めました。もしこれがのど自慢大会なら1秒でアウト。ピアニストの陽子ちゃんも慌てて
「大丈夫!」
大丈夫って声をかけなくちゃいけないって、かなり大丈夫ではありません。でも私はこの時点では本当に大丈夫だと思っていました。実際このあとしばらく声を出しているうちに、ごく普通の状態で歌えるようになりました。

合わせも上手くいって、アパへ帰宅。

<アパカレー>
夕飯は中華街へ行くのも面倒、アパの夕食ビュッフェは4900円。アパカレーにしましょう。



彼は普通のカレー。私は春キャベツミンチカツカレー。

入る時はすぐに入れたのに、私たちが出る時には外は行列になっていました。

このあとすぐお風呂に入って、すぐに眠ってしまいました。

西野真理の色々なお話

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