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FMかほく・Spoon鉄道フェスタ2026出演 その1 オファー 2026年7月21日(月・祝)

昨日の14時半頃、FMかほくのパーソナリティーのお一人、山田真暉さんからラインが来ました。

西野さんにお願いしたいことがあるのですが、今通話出来ますか?

<山田真暉さんのこと>
山田さんはいわゆる「鉄オタ」、失礼、「鉄道マニア」。名古屋在住(多分)。その鉄道の知識をFMかほくの番組「Y列車で行こう」で毎週火曜日16時から存分に語られています。私自身FMかほくのパーソナリティーでありながら、それほど熱心にFMかほくの番組を聞いているわけではありません。それなのに山田さんの番組を聞くようになったのは、ちょっとした幸運がありました。
私の番組「Sing幾多郎」は火曜日の朝10時から生放送。その出来具合の確認のために、火曜日16時半からの再放送をできるだけ聞くようにしています。その1つ前の番組が山田さんの「Y列車で行こう」。たまたま早めにラジオを聞き始めたときに耳に入って来たのが山田さんの放送でした。
山田さんの放送は
・本当に鉄道が好き
・鉄道に絞ったお話で、聞きやすい
・声がいい
・お話のスピードが適切
・番組の構成がきちんとしていて、心地よいマンネリ
・「ジングル」(※テレビやラジオ番組のコーナーの切り替わり、CMの前後などで流れる短い音楽や効果音)に日本中の(もしかすると世界もあるのかな?)駅のホームで使われているものを自身で収集して使用。それも楽しみの一つ

マニアなお話が大好きな私にピッタリな番組だったのです。

そんな山田さんとの接点は、FMかほくの番組フォーラム。と言っても年6回のライン会議。直接お会いしたことはありません。でもなんとなくお知り合いのような気持にはなっていました。また、ラインを通じて、これまで何度か鉄道の質問をし、FM放送番組内でお答えいただいたこともあり、親しみを持っていました。

<FMかほく・Spoon鉄道フェスタ とは?>
「今通話できますか?」
とラインが来て、
「できますよ」
とライン返信して電話していただくのも面倒なので、すぐこちらからお電話しました。

お電話の内容はおよそこのようなこと。
「今年のFMかほく・Spoon鉄道フェスタに、西野真理さんにもご参加頂けないでしょうか」
もちろん何も知りません。知らないですけれど、
「楽しそうなこと、新しいことはやってみる派・西野真理」
即答・OKです。
その後のご説明で、。集まって何かするのではなく、FMのライン会議のように収録して、それをFMで流すというやり方。私は家に居ながら参加できます。これで一安心。

ブログを書きながらネット検索してみますと、昨年のものが出てきました。興味をお持ちの方は「Spoon鉄道フェスタ」で検索してみてくださいね。

昨年のものを見て、今はなんとなく雰囲気だけはわかりましたが、お電話の時は何も知らずにお話しています。それでも少し事情はわかってきて
「私は、鉄道のことは何も知らない人代表でいいんですか?」
「もちろん。でもよく番組を聞いてくださって、興味を持ってくださっているようなので」

<電話の後>
その後山田さんから
「Xのグループに招待しようとしたんですができないので、$&((")'&'%'$%$&$&% してみてくださいますか」
とよくわからないことを言われました。私は一応Xをやっていることになってはいるものの、コンサートのお知らせを投稿するために使っているだけ。詳しい使い方はなにも知らないのです。
しかし、なんだかしているうちにつながったらしく、山田さんから無事招待完了メッセージが届きました。

その2へ続く

日本語の乱れ?~違くない・けれども~(「ゆる言語学ラジオ」より) 2026年7月8日(水)

今日のブログはFMかほくの放送のために書いた原稿そのままです。読むのが面倒な方はYouTubeをどうぞ。

 今日は私の大好きなYouTubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」から「日本語の乱れ」です。
ではまず初めに、私・西野真理の結論を申し上げておきます。私自身は「日本語は乱れていない派」です。そして、この動画もきっと私と同じ考えであるに違いないと思い見始め、それは正解でした。
日本語の乱れと感じられることの多くは、言葉が生きているから。言葉を使っているからこそ生まれること。一つだけ例を挙げますと「サザンカ」という花の名前、漢字で書くと「山」「茶」「「花」そのまま読むと「サンザカ」です。そうです、サンザカが元々の名前だったのですが、いつの間にか「サザンカ」に変化し現在に至っています。
ちなみに金田一京助(言語学者)を祖父に金田一春彦(国語学者)を父に持つ、日本語研究の第一人者・金田一秀穂先生も乱れていない派です。

というわけで、今日の結論は
「日本語の乱れは、実は乱れじゃない!?」
ということです。

さて、この日の動画のゲストは言語学者の高田昌司(たかだ・しょうじ)先生。「日本語の乱れを全力で擁護する!」という面白いスタンスでのお話しでした。この段階で私と同じ派閥でほっとしました。

<最初の事例  「違くない?」>
「それ、違くない?」
って、よく聞く言い回しですね。でもよく考えると、「違う」っていうのは「ウ段」で終わる動詞。ですから本来、否定するなら「違わない」が正解。「〜くない」というのは、「美しい」とか「長い」みたいな『形容詞』にくっつく言葉です。
「それじゃあ、なぜ動詞の『違う』に『〜くない』がつくの?やっぱり言葉の乱れでしょ」
って思ってしまいます。

しかし、これにはちゃんとした言語学的な理由があるようです。
動画の中で高田先生は次のように解説されました。
「『違う』には『違い』という名詞の形がありますよね。『違いがわかる』みたいな。この『違い』って『い』で終わるから、なんとなく『美しい』とか『長い』みたいな形容詞っぽい形に見えてくる」
ということなのだそうです。

さらに面白いのが、「違う」というのは動詞なのに、動きではなく「状態」を表してますよね。英語でも「be different」のような形容詞を使うように、意味的にも「違う」はとても形容詞に近いんです。つまり、形も「違い」で形容詞っぽいし、意味も形容詞っぽい。だから、自然と「形容詞化」して、「違くない?」って言われるようになったという分析です。

流石言語学者さんですね。
他にも
「それちげえよ!」
という言い方もよく聞きますね。「長い」が「なげえ」になるのと同じで、「違い」が形容詞っぽく扱われてる証拠のようです。

さて、この「〜くない」の進化はまだまだ止まりません。
最近だと、「これ良くない?」を超えて、「それ、無理くない?」とか、「あの人、ちょっと猫くない?」みたいに、ついに名詞にまで「〜くない」をつけるようになっていると。なぜこうなったのでしょうか?

高田先生によると、
「『違くない』などで使われているうちに、『〜くない』というパーツだけが切り離されて、『相手に確認を取るための便利な表現』として独り歩きし始めた」
ということのようなのです。
「言葉の途中で勝手に切って独立させるなんて、やっぱり乱れてる」
と思うのは早とちり。これ、昔から日本語で起きている自然な現象らしいんです。

例えば、「〜だけれども」という言葉。「きついことを言うけれども」の「けれども」。これ、実は元々「高けれ・ども」みたいに、形容詞の「高けれ」に「ども」がくっついたものだったんです。それを昔の人が「高・けれども」って、変なところで切って、そのうち「けれども」が独立したんだそうです。

ですから、厳密にいえば「猫くない?はおかしい!」と怒る人は、「けれども」にも怒らないと筋が通らないってことになります。言葉は、そうやって「切り間違え」からも進化していくのです。これ、動画の中でパーソナリティのお二人も大盛り上がりしていました。あの盛り上がりの空気感は、ぜひ本編の動画で直接味わってほしいと思います。

<やばみ おかしみ>
次は、最近よく見る「やばみ」とか「嬉しみ」といった、言葉の最後に「み」をつける表現についてです。「やばみがある」とか「眠みが深い」とか。これも「乱れてる!」と言われがちです。

そもそも「やばい」をポジティブな意味で使うこと自体がけしからん、という声もありますが、言語学的にはよくあることだそうです。「すごい」も元々は「ぞっとするほどひどい」というネガティブな意味でしたし、そういえば古文で習った「いみじ」もそうですよね。ネガティブからポジティブへの変化は、言葉の歴史の王道なんです。

ではなぜ「やばさ」じゃなくて「やばみ」なのか。「眠さ」じゃなくて「眠み」なのでしょうか。
ここからが、今日私が一番感動したポイントです。
ちょっと考えてみてください。「深さ」と「深み」って、どう違いますか?

「プールの深さは4メートルです」
とは言いますけれど、
「プールの深みは4メートルです」
とは言わないですよね。
逆に「言葉の深み」とは言うけど、「言葉の深さ」だとちょっとニュアンスが変わります。
動画の解説によると、「〜さ」は客観的・定量的で、「〜み」は主観的な感情なんだそうです。

ですから、「眠さ」と言うとちょっと他人行儀というか、客観的な感じがします。でも「眠み」と言うと、「私自身が今、強烈に眠いと感じている」という主観的な実感が出るのだそうです。

そしてもう一つ。若者が「み」を使う理由。
「嬉しい!」って言い切るよりも、「嬉しみがある」と言った方が、表現が少しぼやけて、柔らかくなりますよね。SNS時代で断定を避ける傾向がある中、この「〜み」をつけることで、相手に配慮しながらマイルドに自分の感情を伝えているのだそうです。
これって、現代人のコミュニケーションの知恵ですね。単なる「乱れ」じゃなくて、ちゃんと意味や理由があって変化している。言葉って生き物なんだなーと改めて感じました。

今日は、YouTubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」の『結局、日本語は乱れているのか?』という動画のご紹介でした。

私がこうやって一人で喋るよりも、パーソナリティの水野さんと堀元さん、そしてゲストの高田昌司先生の3人の掛け合いがとても面白いので面白く、知的な興奮が止まりません。私のお話で少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ!YouTubeで「ゆる言語学ラジオ 日本語の乱れ」で検索して、実際の動画をご覧ください。動画時間は約32分なので、ラジオ感覚で楽しめます。

ちなみに動画の最後で告知されていたのですが、今日解説してくださった高田昌司先生の新しい本『文法、どこにありますか?』も発売中だそうです。「日本語」というキャラクターと対話形式で文法を学べる、とても読みやすい本のようです。

言葉の乱れに腹を立てるより、「なぜこう変化したのかな?」と考える方が、世界がもっと面白く見えてきますね。私もこれからは、「それ、面白みがあるね」など、使っていくかもしれません。




「いい趣味じゃないですか」 2026年6月13日(土)

今日(2026年6月13日)は10:30からFMかほくの会議
「特定非営利活動法人FMかほく通常総会」
に参加しました。(私を含め7名。あとは委任状)
開催場所は我が家から車で5分ほどの場所。以前から行ってみたいなと思っていたHasu Tea。スリランカ料理のお店のようです。










一見普通の家。でも中は思った以上に素敵で、いい意味で裏切られました。経営者は、おそらくスリランカ人と思われるマスターと、おそらくその配偶者と思われる女性。会議もおそらくごく普通に進み、もうそろそろ終わりそうになった時、
「これ、もらってください」
と、メンバー6人に7月26日開催・第47回美女コンのチラシをお渡ししました。
その後雑談になり
「私は一度くらい自主コンサートを黒字にしてみたい」
と口走ったところ、一人の男性が満面の笑みで
「いい趣味じゃないですか」
「趣味・・・」
そうですよね。
「お金にならなければ趣味と同じ」
これは常日頃私自身が思っていること。
その男性は私の経歴など何もご存じではなく、心から私を応援する意味でおっしゃったことでしょう。しかし、改めて
「趣味」
と言われてみると、久しぶりに
「がっかり」
な気分になりました。

でも、がっかりしている場合ではありません。今月はこれから
・6月21日(日)篠生寺コンサート(加賀市)
・6月25日(木)目黒区立第一中学校修学旅行ミニコンサート(加賀市)
が控えています!
頑張らなくちゃ、健康管理(体重管理)。


統計的差別(YouTube「積読チャンネル」から)2026年6月13日(土)

今日のブログは6月9日(火)のFMかほくSing幾多郎の原稿です。ですからいつものブログより少しお話っぽい書き方になっています。読むのが面倒な方はYouTubeをご覧くださいませ。そもそもですけれど、もとのYouTubeをご覧になるのが一番です。


※FMの原稿にする時点で元動画からもかなり割愛している上に、実際にFM本番ではさらにこの原稿からも割愛しています

<悪意のない人がする「統計的差別」とは?>
今日も私大好きなYouTubeチャンネル……「積読(つんどく)チャンネル」から、「それ、差別です 統計的差別について」というかなり正統派の内容です。しかし、そのお話しぶりが面白くて、しかも胸にチクリと刺さる内容だったので、ぜひお伝えしたいと思い今日の原稿にいたしました。

この動画のテーマは
『差別は大抵悪意のない人がする』
です。

ご紹介しているYouTube「積読チャンネル」は、ナビゲーターの堀元さんと飯田さんというお二人が、いつもユニークな本を紹介している番組です。
そのお二人が、以前別の動画で「香川県にモスク、イスラム教の礼拝堂ができるまで」というテーマを扱った時のこと、非常に真面目で素晴らしい内容だったのですが、その動画のコメント欄が、配信後に少し荒れてしまったらしいんです。

どんなことで荒れたかというと、動画の中で
「日本国内で、外国籍の方に対して、部屋を貸せないと断る不動産業者や大家さんがたくさんいる」
という現実が紹介されたんです。それに対して配信者の堀元さんが
「あ、それは外国人差別だし、良くないよね」
と発言しました。

すると、コメント欄にものすごい勢いで、こんな反論が書き込まれたそうなんです。
「いや、それは差別ではありません。ビジネス上のリスク判断です」
「大家は自分の資産を守るために、データを元にリスクを回避しているだけです。何でもかんでも差別と呼ぶあなたたちこそ、現場を知らない独善的な差別者ではないですか?」

ところが、ここからです。
発言者の堀元さんは、その「リスク判断だから差別じゃない」という意見に対して、非常に明確で強力な反論を突きつけました。彼はこう言いました。
「世界はそれを『差別』と呼ぶんだぜ」
と。そして、この現象には、経済学や社会学の分野でちゃんとした名前がついています。それが
『統計的差別(とうけいてきさべつ)』
です。

これが一番のキーワードです。
商売上のリスク判断、合理的なデータ分析、そう言われると何か正しいことのように思えてしまいますが、これこそが「まさに差別そのものである」という概念です。

では、なぜこれが「合理的な判断」ではなく「差別」なのか。
動画の中では、もっと分かりやすい別の例を挙げて説明していました。

例えば、ある企業が
「女性は結婚や子育てで、男性よりも将来的に長期離職する確率が統計的に高い。だから、重要ポストへの出世は男性を優先しよう。これは会社のリスクを最小限にするための合理的な経営判断だ」
と言ったらどうでしょうか。
今の時代、これは完全にアウトですよね。明確な女性差別だと誰もが気付きます。でも、構造は「外国人に部屋を貸さない大家さん」と全く同じなんです。

<抜け出せない「無限ループ」の恐ろしさ>
この「統計的差別」の本当に恐ろしいところは、動画でも語られていましたが、
「それをやっていると、一生その格差が埋まらず、無限ループに陥る」
という点です。

もう一度、女性の出世の例で考えてみましょう。
過去の統計データで「女性の離職率が高い」からといって女性を出世させないと、当然女性の賃金は上がりません。すると社会全体で、夫婦のどちらかが仕事をセーブしようと考えたとき、「夫の方が給料が高いから、妻(女性)が仕事を休む・辞める方が合理的だ」という判断になります。結果として、また女性の離職率が高くなり、最初の「女性は離職しやすい」という統計データがさらに補強されてしまう。

「データがこう言っているから」「過去の経験上、このタイプの人はこうだから」と、悪気なく誰かを排除してしまう。その構造に名前をつけたのが、この『統計的差別』という言葉です。

この「統計的差別」という恐ろしい無意識の罠について書かれているのが、
『差別は大抵悪意のない人がする』
原題は『善良な差別主義者』という、少しハッとするようなタイトルだそうです。韓国の大学教授であり、差別研究の専門家であるキム・ジヘさんが書かれた本です。

<専門家や当事者さえも陥る「無意識の罠」>
面白いのが、この本の始まり方です。
著者のキム・ジヘさんは、差別の専門家として、ある高名な人権シンポジウムに呼ばれて熱弁を振るったそうです。専門家ですから、言葉の端々にまで気を配って、完璧なスピーチをしたつもりでした。
ところが、講演が終わった後、参加者から
「先生、先ほどの発言、実はとても差別的ですよ」
と指摘されてしまったそうなんです。

専門家である自分が、人権のシンポジウムで差別発言をしてしまった。
著者は最初、もの凄いショックを受けて、すぐにはその現実を受け入れられなかったと言います。
「そんなはずはない、私は差別なんてしていない!」
と、頭の中で強い防衛反応が働いたそうです。

本の中で、著者はその時の心境をこう振り返っています。
「私が障害者を差別していたなんて、信じられなかった。いや、信じたくなかった。大学に入学して最初に入ったのは手話サークルだった。社会福祉学と法学を専攻して人権について勉強し、障害者の権利や法律に関する授業も受けてきた。家族の中にも障害者がいて、彼らが置かれた状況をある程度知っていると思っていた私が、彼らを差別する側だったなんて……」
差別をなくそうと人生を捧げて勉強してきた専門家でさえ、無意識のうちに、自分の立っている特権的な場所から、誰かを傷つける言葉を発してしまう。

ここで動画の聞き手である飯田さんが、ご自身の大学時代の苦い経験を思い出して語っていらっしゃいました。
飯田さんが学生時代、異文化コミュニケーション研究という、まさに差別や人権を扱うゼミに所属していたときのこと。授業のアシスタントとして簡単なゲームの進行を任されたそうです。その時、飯田さんは何気なく、本当に深い意味もなく、「じゃあ、男性は右側、女性は左側に分かれて並んでください」と指示を出しました。

その瞬間、教授から「ちょっと待ちなさい」と止められたそうです。
後から教授にこう諭されました。「この授業には、自分自身の性自認やジェンダーに悩みや疑問を持って、傷つきながら来ている学生もいる。その発言は、あまりもし配慮に欠け、危ういものだったよ」と。

飯田さんは当時、悪気は全くなかった。ただ無邪気に進行しようとしただけだった。だからこそ、自分が無意識に誰かを排除する側に回っていたという事実に、大きなショックを受けたそうです。

この本が教えてくれるのは、
「あなたが悪人だから差別をするのではない」
ということです。悪意のない善良な私たちが、そのままの姿で「差別主義者」になってしまうのが、現代社会の構造なんだという衝撃的な事実なんです。

さて、ここまでお話を聴いてくださって、「うわあ、確かに気をつけなきゃな」と感じてくださっている方もいらっしゃるかと思います。

<綺麗事だけでは済まない「商売のリアル」>
しかしここから、YouTubeの動画はガラリと雰囲気を変えます。
発言者の堀元さんが、ここから
「綺麗事だけではない、生々しい商売人としてのパート」
に突入していくんです。これがまた、この動画をただの「道徳の授業」に終わらせない、最高に面白い視点でした。

堀元さんはご自身で会社を経営されている商売人でもあるのでこう言います。
「人文学の教授が言う綺麗事は100%正しい。でも、現場の商売人からすれば、『綺麗事ばっかり言いやがって、じゃあ家賃を滞納されたときの損失は、お前が責任取ってくれるのか?』って言いたくなる気持ちも、痛いほど分かる」

そうなんです。正義を振りかざして
「差別はダメだ、全員を平等に扱え」
と言うのは簡単ですが、その言葉には責任が伴いません。もし本当に、リスクのありそうな人に部屋を貸して、トラブルが起きて物件が自己破産に追い込まれたら、その大家さんの家族は路頭に迷ってしまいます。

ここで堀元さんは、もの凄く尖った、でも本質的な持論を展開します。
「ちっちゃい商売人には、民主主義や正義を蹴っ飛ばす自由があっていい。間違った決断をする自由がある。なぜなら、その決断の責任を全部自分で背負うからだ」

大企業や行政は、社会の公的な器ですから、高い倫理性が求められます。でも、個人の小さな居酒屋の店主が
「なんとなくマナーが悪そうだから、お前は出入り禁止だ。理由は説明しない」
と直感で客を断る権利はあっていいはずだし、それで客が減って店が潰れても、責任を取るのは店主本人です。

<私たちが胸の片隅に持っておくべき「小さな罪悪感」>
それでは、結局「商売のリアルがあるんだから、差別してもしょうがない」という結論になるのでしょうか?

いいえ、お二人の結論は違いました。ここからが本当に素晴らしい着地となります。
堀元さんが言いたかったのは、
「差別を絶対にするな」
ということでも、
「商売だから差別していい」
ということでもなく、
「せめて、罪悪感は持とうよ」
ということでした。

一番恐ろしいのは、
「これはビジネスのリスク管理なんだから、100%正しい当たり前の行為だ」
と開き直って、自分の行為を完全に正当化してしまうこと。

「外国人に部屋を貸さないのは、ビジネスだから当たり前、正しいことだ」と善良な人間面をして開き直るのではなく、
「本当は全員に機械の平等を重んじるべきなのに、自分のリソースの限界のせいで、特定の属性を排除してしまっている。俺は今、不義理な、悪いことをしているな……」
という、小さな罪悪感を胸の片隅に持っておくこと。
それがあるかないかで、人間としての、そして経営者としての、その後の歩み方が全く変わってくるはずだ、とお二人は熱く語り合っていました。

<終わりに>
今日はYouTube「積読チャンネル」で語られていた『差別は大抵悪意のない人がする』というテーマから、私たちの日常に潜む「統計的差別」の罠、そして商売のリアルについてお話ししてきました。

動画の最後の方で、聞き手の飯田さんが、昭和の特撮ヒーロー『人造人間キカイダー』の例え話をしていたのが、私の心にとても強く残っています。
キカイダーというロボットは、不完全な「良心回路」を持っていて、良い心と悪い心の両方を持ち合わせているために、常にその間で激しく苦悩し、葛藤するヒーローなんだそうです。
綺麗な、100%純粋な正義の心だけを持っている別のロボットも出てくるそうですが、最終的に世の中を変え、本当に「人間らしく」なれたのは、悪の心を抱えながらも、それに抗って善を行おうと必死に悩み続けたキカイダーの方だった……というお話です。

さて、今日は少々硬いお話になりましたが、どう感じられたでしょうか。
ご紹介したキム・ジヘさんの著書『差別は大抵悪意のない人がする』は、とても読みやすいそうですから、ぜひ手にお取りになってみてください。


SNSへの誹謗中傷、私の場合 2026年1月7日(水)

SNSへの誹謗中傷によって心が折れ、とても悲しい結末が訪れたという事件報道を、何度も耳にしました。そのたびに私も含め多くの人は
「ほんのわずかな誰ともわからない人の書き込みなんて、気にしなければいいのに。ほとんどの人はあなたに対して、そんな風に思っていないどころか、好意的に受け取っている人もたくさんいるんだから」
このような感想をお持ちなのではと想像しています。

<誹謗中傷対策>
実は私自身、2~3回、軽めの誹謗中傷を受けたことがあります。ですから、SNS(私の場合全部YouTube動画へのコメントです)への誹謗中傷が意外に心に刺さることも、わずかですが経験しています。
私の場合、そのような時はそのコメント、即刻削除。
結局これが一番いい方法だと思っています。(何かしら訴えを起こしたい方は保存された方がいいと思いますが)
これに関して、お笑い芸人の中岡さん(ロッジ)が女性芸能人の方にされていた次のアドバイスが秀逸です。
「色々書きこんでくるやつがいても、パソコンの蓋閉じてみろ、もう手出しできないんだから」
芸能人の方への誹謗中傷の量は、私とは比べ物にならないでしょうから、いちいち相手にしたり傷ついていたら身が持ちません。SNS発信の多い方は、中岡さんのような方法で、断ち切れるものは断ち切るのが一番だと思います。

<具体的な内容>
抽象的なことを書いていても面白くないので、私への批判コメントを2つ。

1つはもう2年近く前。実はこのコメント、発信者が削除していなければまだ残っていると思います。私はもちろん2度と見る気はありません。でも削除しませんでした。というのは、明らかにこのコメントは勘違い(勝手な思い込み・憶測)によるものだからです。一瞬、返信のコメントを書き込もうかとも思いましたが、相手にすると面倒なのでそのまま。もう一つは削除済み。

①FMかほくYouTube動画へのコメント
それはFMかほくの放送YouTubeへのコメント。ちょっと事情が面倒なのですがお読みくださいね。
私のFMかほくの放送はYouTubeでも発信し、保存されています。保存されたYouTube動画はいつでもどなたでもご覧になれます。でも再生数はよくて10数回、普通一桁です。ところが2年程前のある日の放送、突然1000再生を越えました。私はそのことに気づいていなくて、管理人の新江さんから
「なにかあったの?」
と聞かれて初めて気づきました。
なぜそんなことになったのか、私の憶測。
「過去の教え子が、何らかのきっかけで私のFMYouTube動画に気づき、それを仲間内で共有し、面白がって再生した」
もちろんその後、1000回も再生されるなんてことは一度もありません。

そんな再生数に気づいたどなたか(名前があったように思いますが、覚えていません)からのコメント。よく覚えていないので、もう一度見てみようかなとも思いましたが、やっぱりやめます。こんな内容だったということで書いてみます。

「FMかほくYouTube動画再生数は、みんなが頑張ってやって来たその成果。それを、不正な方法で(こうは書いてなかったと思います。でもこういう意味に読めるものでした)再生数を叩き出そうとするなんて…どうぞお勝手に」

これ、どう考えても、FMかほく関係者です。ですから余計に返信コメントを書くことも、削除することもしませんでした。今日のこの内容も、その時すぐ書こうかと思いましたが、2年寝かせました。せっかちな西野真理としては、よく我慢したと思います。

②「防災の歌」動画へのコメント
これは昨日(2026年1月6日)。第44回美女コンのアンコールで歌った「防災の歌」ライブ映像へ。このコメントは即刻削除したので、文言は正確ではないかもしれませんがおよそこのような内容。
「『被災の歌』ですって!こんな格好で歌うなんて場違いです」
そもそも「被災の歌」ではなく「防災の歌」です。
正直私も、「防災の歌」に関しては、色々考えました。実際に被災された方の身になれば、
「元気で明るい曲をドレスを着て歌って」
と不快に思われる方がいらっしゃっても、それは当然です。
しかし、防災士・西野真理、そして元教員・西野真理の立場から
「『防災』」に関する一番大事な言葉をコンパクトに、すぐに覚えていただけるように、地震や豪雨など全く関係ないと思っている小中学生にも伝わるように」
という思いで作ったのです。
実際、この曲で覚えた歌詞の内容を、防災担当されている中学校の先生が、防災授業のために消防署の方と打ち合わせをされる時に話したところ
「それがわかっていれば十分だ」
と褒めていただけたそうです。

<終わりに>
今日はちょっとネガティブな内容でごめんなさい。
これを書いていて思ったこと。
「嫌なことがあったら、誰かに聞いてもらうのが一番気持ちを楽にします」
私はこれを書いたことでとても気持ちが楽になりました。
お読みいただき、ありがとうございました。

過疎ビジネス~コンサル栄えて国滅ぶ~ より 2025年12月15日(月)

この内容は、2025年12月16日(火)10:00からのFMかほく生放送での原稿として書いたものです。ぜひFMもお聴きくださいね。78.7MHzでお聞きいただけない遠くの皆様は、ネット配信でもお聞きいただけます。また生放送ですけれど、YouTubeにもアップしますので、水曜日以降いつでもお聞きになれます。(YouTubeは生放送時もあり)
※今回操作を失敗して、画像が撮れていません。静止画で音声のみとなります

<ノンフィクション作品 「過疎ビジネス」~コンサル栄えて国滅ぶ~>
今日はYouTubeチャンネルで最近多く取り上げられている、「過疎ビジネス」という本についてのお話です。
私はこのことを全く知らないまままず、YouTubeで見ました。それがあまりにも興味深いので、検索してみると、ほかのYouTubeチャンネルでも取り上げられていて、私は同じ内容を5つのYouTubeチャンネルで見ました。それぞれに聞き手の角度が少しずつ違っていて、5つ見ても飽きることはありませんでした。この本の作者で河北新報の新聞記者の横山勲(つとむ)さんが出演されているものもありました。意外に分かりやすかったのは、YouTubeではありますが音声のみの、河北新報オンラインチャンネルで、横山さんが、もう一人の新聞記者の方とお話されていたものです。

そして始めはこの内容をYouTubeから書き起こしてFMでご紹介するつもりでした。結果的にはそうなのですが、あまりに興味深かったのでYouTubeでは飽き足らず、本を購入してしまいました。購入して読んだ結果思ったのは、
「FMで全部読みたい!」
でした。
しかし、さすがにそんなことはできないので、涙を呑んで敢えてYouTubeから抜粋で書き起こしたものを今日は皆様にご紹介いたします。

それでは始めます。

この本は宮城県仙台市に本社を置く河北新報記者の横山さんが、第73回菊池寛賞を受賞したノンフィクションの本『過疎ビジネス』です。この本には「コンサル栄えて国滅ぶ」という相当強い副題も付けられています。
地方創生政策の裏側に広がる「過疎ビジネス」の実態と、企業版ふるさと納税を悪用したマネーロンダリングの疑惑について詳細に解説しているものです。

まず、これに登場する「コンサルタント会社」についてご説明します。実は私自身もよくわかっていなかったので、とても勉強になりました

コンサルタント会社(コンサルティングファーム)とは、企業や組織が抱える経営・戦略・IT・人事などの様々な課題に対し、専門知識と分析力を用いて分析・解決策の立案・実行支援を行い、企業の成長や変革をサポートする専門企業です。単に助言するだけでなく、プロジェクトチームを組んで深く入り込み、実行まで伴走するケースも増えており、戦略系、総合系、IT系など専門分野で多様なファームが存在します。

ずいぶん前のことですが、在職中同僚に、
「コンサルタントってなに?」
と聞くと
「西野さん、先生に歌のレッスン受けてるでしょう?会社がレッスン受けてるって感じだと思うよ」
と答えてくれたことがありました。あの時の同僚はなかなか良い例えで分かりやすく端的に教えてくれたなあと思います。

コンサルタント会社の問題点として2つ挙げてみますと
1つ目が、事業運営経験の不足:
 戦略立案は得意でも、実際の事業運営や現場経験が不足しているコンサルタントも存在します。また、最終的に責任をどこまで負うか、契約にもよるでしょうが曖昧です。

2つ目は資格や実績の見えにくさ
コンサルタントは特定の資格がなくても名乗れるため、実力や実績が見えにくく、依頼側が質の高いコンサルタントを見極めるのが難しい場合があります。

では話を戻します。
横山さんは、入社後の地方回りや震災報道をされた方で、今回の報道の中心舞台となったのは福島総局時代のことです。
今回の取材のきっかけは、
「この町の町長、副町長、教育長といういわゆる特別職3人と、総務課長の給料を勝手に上げた」
という、いわゆるタレコミからでした。横山さんはそのことを調べているうちに、今回のことに気づき、取材を進めていくことになりました。

問題の根源は、2014年から始まった第二次安倍政権下の「地方創生」にあります 。人口減少と都市集中という構造的な課題への対策として始まったものの、10年が経過しても成功例は限られていました。その裏側で、地方の窮状につけ込む「過疎ビジネス」が横行したのです。

その事例の一つが、横山さんが取材した福島県国見町の事業。国見町は宮城県と福島県の県境にある人口8000人ほどの町です。

そこに近づいたのが、宮城県にある防災ゼリー製造会社「ワンテーブル」。
この会社は地方創生コンサルタント会社も兼ねていました。そして総務省の地域力創造アドバイザーという肩書きを持っていた元社長を中心に、国見町に対して
「高規格救急車を大量に購入し、研究開発を経て他の自治体へ貸し出す」
という提案をします。(最終的に12台の救急車を購入)
国見町は自前の消防署を持たない広域消防組合の管轄下であり、そもそも救急車のリース事業を行う必然性がない、「意味の分からない事業」だったと横山さんは指摘しています。
この不可解な事業の資金源は
「企業版ふるさと納税」
でした。ワンテーブルは、グループとその関連会社3社から、合計で4億3200万円という巨額の寄付を国見町に取り付けていました。

国見町は事業を公募型プロポーザルで発注しました。

プロポーザルとは自治体や企業が業務委託先などを選定する際、単なる価格競争ではなく、提案内容の質(企画力、技術力、実績など)を総合的に評価して最適な事業者を選ぶ「企画競争入札」方式のことです。

それにワンテーブルの元社長がアドバイザーとして募集要綱の作成に介入 。その結果、ワンテーブル一社のみが応募し受注に至ります。ワンテーブルは、事前にDMMグループ傘下の救急車ベンチャー「ベルリング」と業務提携を結んでいて、最終的に「DMMグループ(寄付)→国見町(受入)→ワンテーブル(受注)→ベルリング/DMMグループ(実働)」という、公金がぐるりと一巡する構図が完成しました。
このDMMというのは石川県の会社です。

企業版ふるさと納税は、法人税などから最大9割の税額控除が受けられるため、ほぼ公費に近いお金が使われることになります 。
横山さんが入手した10時間近い音声データには、ワンテーブルの元社長がこの仕組みについて
「超絶いいマネーロンダリング」
であると公言し 、また地方議会を
「雑魚だから言うこと聞けばいい」
自治体職員を
「バカ」
だと見下し
「うちが第2役場」
と豪語する発言が記録されていました。
さらに、地方自治体を
「誰も気にしない自治体だからいいんですよ」
と、やりたい放題の意図を明かしていました 。

この音声データの入手先についてはYouTubeでは明らかにされていませんし、本にも「X」として匿名での登場です。本では横山さんがXに対し
「こんな音声データをあなたが私に渡したら、だれが音声データをとれるかすぐわかって、Xさんの身に危険があるんじゃないか」
と心配されますと
「社長はどこでも同じようなことを平気で言っていたので問題ない」
とのことでした。

~自治体側の責任と機能不全~
横山さんは、こうした事態を引き起こした責任について、コンサル会社だけでなく「自治体側の問題の方が実は大きい」と強調しています。
役場側が事業の妥当性を深く検証せず、公金を使っているという意識が曖昧になり、コンサル会社による他者排除の仕組みに加担していた点を批判しています 。

これについては私もこれらのYouTubeを見ながら、議会は機能しなかったんだろうか、こういうことのために議会があるんじゃないか、という疑問はかなり抱きました。

自治体のチェック機能が麻痺している背景には、少子高齢化による地域社会の疲弊があります。国見町では、町議会が2回連続で無投票・定員割れを起こすなど、行政の担い手やチェックする側の地元人材が枯渇しています 。
中央政府や首長のオーダーに追われる中で、現場が手一杯になり様々な事業の「外注」が常態化。その結果、公金の意識が薄れ、行政の感覚が麻痺していったと横山さんは分析しています。

~地方自治の未来に向けた提言~
横山さんは、4日間の新聞に対して読者から
「新聞が楽しみ」「負けるな」
といった強い共感と応援を得られたことは、地方のニュースを伝えることの重要性を再認識させられたとおっしゃっていました。

今後の地方創生については、成功の定義を皆で議論し、
「夢を見てる暇があったら現実を見た方がいい」
と主張しています。

なかなか厳しい意見ですが、その通りだと思います。

人口が半減するという避けられない未来を見据え、何を維持し、何を幸せとするのかを地域住民自らが考え、そこから逆算して行動するべきだと訴えていらっしゃいました。
そして、地方自治が今後進むべき方向性を示す事例として、北海道むかわ町での取材経験を挙げました。
その地域の一住民は、コンサルタント会社に頼るのではなく、古いからすぐ壊すとかではなく、新しいものを建てずに、自分たちで
「今あるもののさびれ方をちゃんと考えて愛されて遺されるような町」
にしたいと語ったといいます。
横山さんは、この「さびれ方」を自分たちで考えるという姿勢こそが、外からの安易なスキームに頼らない、本来あるべき地方創生の鍵であると締めくくりました。

~おわりに~
ここまで書き起こしてご紹介しましたが、本当はこの100倍くらい興味深い内容が綿密に取材して書いてあり、最初に申し上げた通り、
「全部読みたい!」
気持ちでいっぱいです。
みな様、ぜひ本をお買い求めになってお読みください。

参考にしたYouTubeチャンネル
↓積読チャンネル
https://youtu.be/PykrNPpH8QM?si=OtkBuuXnZBI4kkgp
↓ニュースの争点公式チャンネル
https://youtu.be/y_5szIiVFW8?si=UvPxHO1jG-MvnLxm
↓文藝春秋PLUS 公式チャンネル
https://youtu.be/aCFq7yQ3xn4?si=2IfI-sWXi1jbq1q-
↓Fラン大学就職チャンネル
https://youtu.be/4RilC3QOILw?si=ANhvrNtjsGIejyLE


山田真暉 Y列車でいこう!(FMかほくの番組) 2025年12月1日(月)

FMかほくのパーソナリティーになって3年8か月。退職と同時・2022年4月5日(火)にスタートしましたから、退職後の年数とFMかほくパーソナリティ期間は同じです。このパーソナリティ、謝礼をいただいてするのではなく、「放送枠を買い取る」形。現在月額2500円。日本で一番安いらしいです。私が以前地方民放局での同じようなシステムのことをお聞きしたときは、確か月額(または1枠、しかも5分くらい)5万円だったと思います。

さて、よく理解しないままに書きますけれど、放送局では法律で何かしら会議をしなければならないことが決まっているようです。私はその「評議員(?)」を依頼され、時々会議に出席しています。出席と言っても「ネット会議」。ほんとうに便利ですね。たいてい土曜日の夜。私はFMかほくのあるかほく市在住。でも、パーソナリティの皆さんは全国にいらっしゃるので、その皆さんが一堂に会するのはちょっと無理。でもネット会議なら平気。名古屋・山形・神奈川・東京・・・などからも参加されているはず。

その会議のおかげで、少しずつお知り合いもできてきました。そのお一人が名古屋在住(多分)の山田真暉 さん、火曜日午後4時から
「山田真暉 Y列車でいこう!」











という番組を担当されています。
以前からこの番組は時々聞いていました。きっかけは、西野真理自身の再放送を聞こうとしたこと。私の火曜日朝10時からの生放送の再放送が火曜日の午後4時半。その再放送の1つ前の枠の生放送番組が「山田真暉 Y列車でいこう!」。
最初はラジオから流れてくるから何となく聞いている、という感じだったのですが、この山田さん
・おしゃべりがうまく聞きやすい
・鉄道知識が豊富
・知識を自慢するという気持ちより、鉄道のことを多くの人に知っていただきたいという気持ちの方が大きく上回っていると感じる
というようなことから、特別鉄道ファンでもないのに次第に自分の再放送を確認するついではなく、積極的に聞くようになりました。
「自慢したい気持ちを、知っていただきたい気持ちが上回って感じるのはなぜか?」
ということが解明できれば自分の放送にも役立てられると思うのですが、今のところ私にはわかりません。

そんな山田さんも会議出席者のお一人。作曲家のドヴォルザークは鉄道マニアだったという話題がきっかけで、個人的にお話するようになりました。
そんな先日、私の歌い手仲間・のぞみちゃんのお宅近くまで運行されていた大井川鐡道が廃線になったらしく、車以外で伺うことができなくなったということを山田さんにラインしたところ、すぐに次のように教えていただきました。

「現在、大井川鐵道本線の川根温泉笹間渡~千頭間が3年前の台風による被害で不通となっていて、代行バスによる輸送が続いています。
ただ、あくまで代行輸送であって、廃止にはなっていません。2029年春の運転再開を目指して工事を進めるとしています。時間がかかりそうなので、気長に待ちましょう。」

流石です。
特に鉄道ファンでない皆さま、ぜひ「Y列車で行こう」お聞きになってみてください。ネット配信がありますから、全国どこからでもお聞きいただけますよ。
ちなみにテーマ曲として使われているのは「A列車で行こう」です。

本日、もったいない市 2025年10月5日(日)

今日は宇野気区運動会の予定で、町会長の我が家では皆さんにお配りするお菓子や飲み物を準備していました。しかし、昨日からの雨。朝には小ぶりになったものの、運動場はご覧の通り。中止です。











用意してあったお菓子や飲み物は2週間後の町内一斉清掃日に皆さんにお配りしたり、子ども会の行事で使っていただくことになりました。その仕分けに子ども会からお二人来てくださって、お昼には仕分け終了。
一息ついたところで思い出したのが、昨日FMかほくグループラインで届いた情報。

朝から夕方までグリーンコートにて石川県もったいない市が開催されます こちらに出店予定です、炭酸飲料やアガベシロップ、お酒少しなど試飲試食できますので、お時間あればぜひお立ち寄りくださいませ🙏 手前味噌ですが、先日ラジオ📻で紹介させていただいたのとジンパウンドケーキもございます🍰 よろしくお願いします🙇

ライン送信者は、FMかほくパーソナリティ仲間(と言っても直接お会いしたことはありません)の松田さん。この方、いい人です。先日、ラインにこんなことを書いてくださったのですから。

詳細な事前準備と情報量で聞き応えがありました 音楽が、ご自身の歌なのでとても親近感がわきました とても正直にご自身のことをお話しされているのでパーソナリティとしてとても好感が持てました

行ってみましょう。


















パウンドケーキとアガベシロップを買いました。
パウンドケーキはとってもしっとりしておいしく、アガベシロップはそこでちょっとなめさせていただいて、蜂蜜より食べやすいと思い購入。しかも血糖値を下げてくれるらしいです。

放送事故!?(現時点で未解決) 2025年7月29日(火)

毎週火曜日10時からのFMかほく生放送、ごく普通に放送を終えて帰ってきました。そしてリビングでのんびりしていましたら彼からラインが入りました。

今日FM始まるの遅かった…?

???今、YouTubeで確認したら30秒遅く始まってる!
でも、FM局の中ではそのカウント通りにやったから、機械がズレてることになる!新江さんに連絡します
(ここですぐ管理人の新江さんに報告の電話)

5分くらい遅かったよ

え!5分 それって放送事故レベル

機械トラブルでもあって放送できないのかな~🐱と思ってたら、始まった。

機械のタイムカウントのズレとしか考えられない、理由はわからないけど
パーソナリティ側は機械のカウントに従って放送するから、仮に5分のズレに気づいても、5分早くに始めることは多分できないと思う(涙)始まりはちゃんと、最初からだった?それとも5分後の感じ?

初めの挨拶から普通に始まった

じゃ終わりは途中で終わったって感じ?

最後は良く覚えてないけど、シング幾多郎はこれから第一日曜日1回で、音楽に携わっている人を対象にすると言ってたのは聞いた。違和感なく終ったと思う。今からでも人の放送聴いてみたら。ただ、スマホとラジオでは、時間差あるかも…。でも今までこんなにずれたことはない。

早く解決しますように!

「たべっ子どうぶつThe Movie」観てきました 2025年5月23日(金)

 















昨日(2025年5月22日)「たべっ子どうぶつThe Movie」観てきました。

<観賞の動機>
①お笑いコンビ「ウエストランド」
私はお笑いが好きで、YouTubeでよくお笑いを聞いています。画面は見ません。アイロンがけをしながら、庭の草取りをしながらのように、たいてい「ながら」だからです。その中でも特に「ながら」に適しているのが「ウエストランド」さんの「ぶちらじ」。ここ半年毎日のように聞いても、過去何年間分のストックがあるため、今のところずっと楽しめています。

そのコンビのお一人・井口さんには「似ている」と小さな話題になっている人物が3人。
・アイドル鳥越
 これは元々アイドル歌手「アイドル鳥越」さんの方から発信されたもの。女の子でアイド ルなのに男性お笑い芸人「ウエストランド井口」に似ている、という自虐ネタ。これ、笑えますから是非ご覧ください。



・津田梅子
 5000円札の津田梅子に確かに似ています。私は津田梅子の伝記を読んだ感想をブログにも書いていますので、そちらもどうぞお読みください。
・たべっ子どうぶつのリス
 たべっ子どうぶつのパッケージに書かれたリスに似ています。ところが、最近パッケージにリスがいません。どうしたことでしょう。












そういうことでウエストランド井口さんが「たべっ子どうぶつのリス」を話題にし始め、それが映画につながったというわけです。
ちなみに映画にリスは出てきません。

②映画招待券
何度も書いてきましたがまた書きます。FMかほくのパーソナリティをやっている関係で、時々イオンシネマの招待券をいただけます。そういう時、特別見たいものがなければ、嫌いではないジャンルで、できるだけ自分では選ばなそうなものを選びます。今回の場合も全くそのまま。ただ今回はウエストランド井口さんがYouTubeで度々話題にされたからということも大きいです。

③たべっ子どうぶつが好き
好きという割にもう何年も買ったことはありませんが、あれはおいしい。
大学生時代に試食販売のアルバイトをしていた時、アルバイトの報告書に
「よく売れているお菓子」
を書く欄があり、私はほぼ毎回「たべっ子どうぶつ」と書いていました。本当によく売れていました。もう1品「コーラアップ」もよく売れていました。この商品、まだあるのかな?

<映画について>
・画面がきれい
・暴力シーンがない
・動物がかわいい
・小さな子どもさんとご一緒にどうぞ

<映画館の様子>
平日11:50~、お客様私一人(私の席は最後列中央)












<来場者特典>
フィギュア、もらえます(何がもらえるかは運・黒いビニール袋入り)




映画「山田くんとLv999の恋をする」を観てきました 2025年4月1日(火)

退職後4年目を迎えました。自堕落な生活にもすっかり慣れきっています。
そんな本日は、朝10時からのFM放送を終えたら映画を観に行こうとうっすら決めていました。うっすらというのは、何を観るか決めていないということ。
このブログをお読みの皆様はお気づきのとおり、西野真理、結構映画に行ってますよね。
理由があります。
FMかほくのパーソナリティーに映画の招待券がいただけるのです。
ただし、もらった人は必ず映画のことをFM放送でお話ししなければいけません。
お任せください!

ということで、私が選ぶ作品候補1位は当然観たい映画。でもそれがない場合は
「まず自分でお金を出して観ることはない、自分の思考の中にはない、しかし、楽しそうな映画」
を選びます。

そこでかほくイオンシネマで検索して発見したのが
「山田くんとLv999の恋をする」
です。
























もちろんすぐに映画の紹介サイトを観ました。
わかったのは
「アニメの実写化映画」
であること。
ゲーム好きな子の出てくる映画のようです。

映画が始まりました。
アニメの実写化なので色合いがアニメっぽくとてもやさしくきれいです。
その後の登場人物は全員とてもかわいくて、観ていて嬉しくなります。

ではここから先はネタバレですので、映画を楽しみにされている方はここでさようなら。

主人公の女の子はネットの中で協力してプレイするタイプのゲームに夢中な大学生。映画が始まるや否や、フラれます。フッた彼氏は新しい彼女とやはりゲームを通じて知り合ったようです。
数日後、その彼氏を見返したいとゲーム好きの集まる場所へ行きます。するとそこで新しい恋の相手と出会います。この時点で、
「この男の子とうまくいってこの映画は終わるんだろうな」
とわかりますし、実際その通りですが、わかっていても観ていられるように上手にストーリーが進みます。
その男の子はゲーム世界の中では有名な子であったり、まだ高校3年生だったり、両親は仕事の関係で外国へ行っていて一人暮らしだったり、と色々都合よくできています。
・・・こんな風に書いてしまうと、これだけのことだったのかと思ってしまいますが、もちろんいろいろ工夫されていて飽きないようになっていますからご心配なく。
この映画を最後まで気分を害さず観ることができたのは、主人公の女の子の性格設定が
「コミュニケーション能力の高い、感じのいい子」
だったから。
そうそう、漫才の「空気階段」のお二人も出演されます。その大きいほうの人は、終わりの方のシーンで、ただのオタクのおじさんではなく、なんだかすごい人らしいということがにおわされます。

・・・とまあ、こんな感じの映画です。
63歳にもなって観る映画ではないかもしれませんが、たまにこうして日常とは違う世界に触れるのもいいですよ。




FMかほくパーソナリティーになった経緯のまとめ 2025年3月31日(月)

FMかほくパーソナリティー3年記念に、パーソナリティーになった経緯をまとめておきます。

<2022年3月18日>
「退職して歌の会『Sing幾多郎』を始めるのは楽しみだけど、実際誰もいらっしゃらないかも」
と少々ナーバスになったのですが、すぐ色々閃きます。そして
「ラジオ パーソナリティ」
でネット検索すると、家から車で5分くらいのところにFMかほくのスタジオがあり、随時パーソナリティを募集していることを発見しました。
↓これです。

ラジオ番組でお話しませんか!
お好きなテーマで、24分番組を放送できます
(番組内には音楽を最低1曲入れてください。)
1年間無料、人に伝えるトーク能力あがります
(2年目~月会費2,000円。応援スポンサーを集めましょう)
番組パーソナリティになりたい方はメールフォーム からご連絡ください。

先に「発見しました」と書きましたが、よく思い出してみると、FMかほくにニアミスしていたことがありました。
教員最後の1年間のどこかでのこと。教えている生徒の一人が授業後私にこんな声をかけてくれました。
「僕の家はお父さんと一緒にFMの番組をやってるんですけど、そのゲストに出てくださいませんか」
何も知らない私は大喜びで
「もちろん出ます」
と答えました。
しかし翌日その生徒から
「連絡を取りたいので先生のメールアドレスを教えてください」
と言われたことで立ち止まりました。学校では生徒との個人的なメールのやり取りが禁じられていたからです。その生徒はとてもいい子でしたし、そのメールで問題が起こるとは思えませんでしたが、やはり決まりは決まり。FMのゲストの件もお断りすることにしました。
後になってこのご家族の放送局はFMかほくだったことに気づきました。現在はFMかほくはおやめになっています。

話を元に戻します。
申し込みましょう!

<応募のメール文章>
 西野真理と申します。
 この3月で中学校音楽教師を退職します。
 コロナのため突然始めることになった音楽授業YouTubeが楽しくなり
 主として自身の歌唱動画のアップロードをはじめました。
 2022.3.18現在280本超の動画をアップしています。
 (YouTubeで「西野真理」と検索していただけると嬉しいです)

 もともとおしゃべりが大好きで、教員生活ではそれを存分に生かしてきましたが
 そのスキルをもっと多くの方に知っていただくために、FM放送で試してみたいと思い始めました。
 また今後は音楽活動、歌の好きな方との歌の会を始めていきますが
 その宣伝方法の一つとしてもFM放送で西野真理の名前を
 お知りいただければと思い、応募いたしました。

FMかほくにメールを送信したのが17:35。
夕飯後ダラダラしていたらメールが来ました、FMかほくから。
19:07です。
「まずお電話で詳細をお話いたします」
と書いてあったので、すぐ電話しました。
19:09です。
電話のお相手は管理人の新江さん。
「今メールしたとこなのに」
「はい、今見たところです」
「打ち合わせをしたいのでFMかほくまで来ていただけませんか」
「私、今日コロナのワクチン打ったので明日はおそらくだめです」
ということで、3月21日(月・祝)朝10時に決まりました。

お約束した3月21日10時にスタジオに到着するには、家を9:55に出なければなりません。家からほぼ一本道です。余裕を持って9:54に玄関を出たのですが、間にある2つの信号が青だったので9:57に到着しました。もし大雪が降っても歩いて行けます。

打ち合わせでお話したこのFM局を開設された新江さんのお話は知らないことばかりで興味津々。その時新江さんから頂いたラジオ放送についのアドバイスは以下の通り。

・ちゃんとした原稿はないほうがいい。先ず作るのが大変だし、作ってしまうと「読んで」
 しまう。それでは言葉として伝わらない
・一人の話をずっと聞くのは5分が限度。ゲストを招いて二人なら10分はなんとかなる。
 「必ず音楽を1曲入れてください」とご案内にも書いてあったと思うが、話の煮詰まりを防
 いで頭をリセットするためにも24分の間に音楽は必要
・ラジオでいちばん大事なのは音量。音量がある程度同じレベルでなければならない。普通
 ラジオ放送では放送ブースの向こうで色々やってくれる人がいるが、あの人は音量を操作
 してくれている。ここはそれを全部パーソナリティーひとりでやらなければならない

<放送機器の操作について>
教えていただきましたし、なにより新江さんは教え方がとてもお上手です。それでも私は1度ではとても覚えられませんでした。

<西野の放送日決定>
新江「いつにしますか?」
西野「いつ空いてますか?」
新江「生放送なら火曜日の10時か木曜日の9時かな」
西野「10時のほうが声が出やすそうだから火曜日にします」
この日時決定にはもう一つ大事な要素が含まれていました。今は変わっていますが、このころ火曜日の9時から新江さんが生放送を担当されていて、何かあったら新江さんに助けを求めやすいのです。実際3度ほど新江さんに助けていただきました。


<番組名決定>
新江「番組のタイトル何にしますか?」
西野「西野真理の歌とおしゃべりの時間」
新江「まあ・・・まんまですね。できればタイトル名に個人名入れないようにしてるんです
   よ」
西野「じゃあ・・・Sing幾多郎」
新江「それでいきましょう」
  (新江さんにはSing幾多郎のチラシを打ち合わせの最初に渡してあった)

私としては予想外の展開でしたが、これでSing幾多郎の知名度もほんの少し上がるし、Sing幾多郎へのお誘いもしやすくなります。

さあ、4年目に向かってスタートです。

 

定年退職3年を振り返ってみました 2025年3月29日(土)

2025年3月末で定年退職(2022年頃は教員の定年退職は60歳でした)からまる3年が経ちます。定年退職する少し前から定年後のことをそれなりに「計画」していました。しかし、それらは
「計画」
ではなく
「妄想」
だったことがほとんど。
「夢」
といえば少しは聞こえがいいかもしれません。
でも、私はそれを自分自身への慰めもプラスして、それはそれで楽しい3年間であったと思っています。

では妄想(?)の数々を振り返ってみましょう。

歌の会「Sing幾多郎」
「週に2回、歌を歌いたい人に集まっていただいて、楽しく歌いつつプチレッスンを受けることのできる会。会員制でもなければ合唱団でもない」
こんな感じで最初は2~3人、そのうち10名ほど集まってくださればいいなあ~。
完全に妄想でした。
それでも2年目途中までは週2回必ず開催していました。ほぼどなたもいらっしゃらないのに。しかしさすがにどなたもいらっしゃらないのに会場費だけ払い続けるのはまずいと思い始め、「Sing幾多郎」として行うのは日曜日だけにして、水曜日は私の会場練習を兼ねて借りることにしました(町民なら営利を伴わない時は無料で借りられるので)。借りていれば無理にでも練習すると思ったからです。これは結果的に良い判断で、現在も週2回は必ずきちんと練習することができています。

FMかほく「Sing幾多郎」
これは妄想とまで言えないかも。
毎週火曜日の10時から生放送。年間3回くらいお休みしたことはありますが、毎回原稿もちゃんと作って、それなりにきちんとできたと思っています。
ただ、リスナーさんがどれくらいか?というのはラジオですからよくわかりません。
私がリスナーさんの楽曲リクエストに答えないこともあり(自分が歌った曲しか流さないと明言しているので)リスナーさんからお便りをいただくことはほとんどありません。この3年間で3回くらいかな?
FMをYouTube配信もしていますが、これも平均20名程度。それも最後まで聞いていらっしゃるわけではなく、最初ちょっとクリックしてくださっただけのように思われます(YouTubeのアナリティクスに出てきます)

「美女コン」~生涯100回を目指して~
これは順調に計画遂行中!
第25回美女コンから「生涯100回」計画をスタートさせて年6回(奇数月に)。2025年3月で39回目が終わりました。プログラムは毎回きちんと新しく考えて、カラピアノをピアニストに発注し、歌もトークもちゃんと練習して。退職後14回も開催したなんて大してものです。(ここは自分で言わせていただきましょう)2023年お正月など地震直後なのに「それでもやる!」と狭い自宅レッスン室で開催しました。
ただ、問題は集客力のなさです。
一番少ないときが6名(地震後2023年1月3日)。一番多かったのが2025年3月の19名。この19名には励まされました。今後コンスタントに30名が目標です。
でも、たとえお客様がお一人でもちゃんとやります。(無観客でもやります!)
皆様どうぞよろしくお願いします。

YouTube
2020年、コロナで授業ができない時、音楽授業配信が目的で始めたものが現在も続いています。これには特別大きな目標はないので、現在もコンサートのライブ映像や新しく勉強した歌をアップしています。ショート動画も含めると800本を超えていると思います。
こちらは今後も楽しく続けるつもりです。

防災士
これにも特別目標はなく義務感もありません。また、防災士の資格を取ったというだけで防災に関する多くの知識・技術が私にあるわけでもありません。そこで「防災士」という肩書を上手に利用するというか他の防災士の方にはできない方法で何かしてみたいと考えて出てきたのが「歌う防災士」。「防災の歌」(作詞・作曲・歌・ピアノ)での啓蒙活動が私の一番取り組みやすいことかなと思っています。

ブログ・note
ブログはとてもよく書いています。私の場合、ブログ・YouTube・note・FM・コンサート・防災士、Sing幾多郎をうまくリンクさせていて、無理なく続けられています。

訳詩活動(販売)
「わかって歌いたい」「わかって聞いていただきたい」という気持ちと、シューマン作曲「詩人の恋」を全曲訳詩しコンサートで歌ったことが大きな力となって、その後訳詩活動は順調に(マイペースで)進んでいます。そしてそれらを販売することにもしました。数人の方からご購入いただき、その方々はそれをご自身のコンサートで使ってくださっています。
2025年3月30日現在、訳詩作品は242曲。これからもライフワークとして続けていきます。

その他
新しいことや無料でできることを見つけると、とりあえず手を出してみます。
この1年で手を出したのは「起業塾」への参加とホームページ作り。起業塾はまあ行ってみた程度でしたが、ホームページは作ってとてもよかったと思います。
選挙の「ウグイス嬢」も楽しい体験でした。
そうそう、彼が町会長をしている関係で、自主的に「本町通信」という回覧板に挟むお便り月2回の発行も楽しんでいます。これはあと2年続きます。









国会中継:近藤和也さんの予算委員会質問 2025年1月31日(金)

国会中継を真剣に見ようなんて数年前まで思ったこともありませんでした。しかし、能登半島地震により、政治の大切さを遅ればせながら感じるようになったこと、また、衆議院選挙で近藤和也さん陣営の車上運動員をお引き受けしたことも国会中継を見てみようと思った要因の一つです。

2025年1月30日、近藤和也さんのfacebookで1月31日の予算委員会で質問されるという情報を得て、母のイオン散歩の時間にイオンのフードコートで国会中継を見ました。
16時からということでスマホを開くと、近藤さんの質問はもう始まっていました。
また母とは16:20に待ち合わせていたので最後の部分を聞けませんでした。
そこで帰宅後、国会中継のアーカイブ映像を見て書き起こすことにしました。
↓パソコン画面を撮影









・・・でも、ちょっと待って。
ここはAIの使いどころ。
もっといい方法があるかもしれませんが、私は以下のような手順で私の忠実な秘書AIたちに書き起こし、要約をさせました。

①スマホから国会中継の音声を流し、ICレコーダーで録音
②ICレコーダーの音声をBluetoothでスピーカーとつないで流す
③②の音声をスマホの「音声書き起こしアプリ」で書き起こさせる
④③の文章をチャットGPTに貼り付け「要約してください」と指示
※注釈
 スマホの音声を直接音声認識アプリに聞かせればいいとお思いでしょう。
 それが正解です。ところが、
 ・スマホで音声を流していると音声アプリを働かせられない
  (スマホが2台あればこの問題は即解決ですが)
 ・自分一人の状況ならリビングにあるパソコンから音声を流してスマホの音声アプリを
  作動させれば良い。
 ・しかし、これをやりたかったこの日のこの時間は家族がいて、リビングで作業ができな
  かったので、ピアノ部屋で①②③を行った

このようにしてできたのが以下の要約です。
9681文字もの内容(400字詰めの原稿用紙なら24枚)を、チャットGPTは一瞬で要約!偉いなあ~!

この文章は、立憲民主党の近藤和也氏が、能登半島の復旧支援に関して政府に対して行った質問や要望をまとめたものです。主な内容は次の通りです。

1.     復旧支援金の課題:近藤氏は、復旧支援金や特例給付金の不公平感を指摘し、特に住民票を移さずに避難している住民や、特定の条件に該当しない人々が支援の対象外となっている点に問題を提起しました。さらに、被災地における生活基盤の再建支援が足りていない状況を説明しました。

2.     道路復旧の課題:復旧が進んだ主要道路に対して感謝を述べる一方で、生活道路の復旧が遅れており、地元住民が日常生活で困難を強いられている現状を訴えました。

3.     復興基金の使い勝手:復興基金が自治体で使いにくいという問題を提起し、もっと柔軟に使えるようにするべきだと主張しました。

4.     生業補助金の問題:生業補助金が特定の業種や職種(例:スナックやラブホテル)に対して適用されない点に対して、不公平であるとし、これらの業者を支援対象に含めるよう求めました。

5.     米価の高騰と流通の問題:米の価格が急騰していることについて、流通の問題や投機的取引が影響しているとし、政府に対して備蓄米の運用を見直すように求めました。

近藤氏は、被災者が直面している具体的な問題に対し、政府の支援がもっと実際の状況に即したものになるよう改善を求めるとともに、政治決断を促しました。

近藤和也氏の質問に対する答弁をまとめると、以下の内容です:

1.     復旧予算と支援金について
石破内閣総理大臣は、被災地の復興に向けた予算の使い方について、地域間や世代間の不公平が生じないよう対応する考えを示しました。予備費の活用についても、公平性を確保しつつ、地方自治体の判断を尊重した支援を進めると説明しました。

2.     復興基金の使い勝手について
石破総理は、復興基金が被災自治体のニーズに応じて活用されるべきだと述べ、自治体が適切に使用できるように調整を行っていると回答。総務省も自治体と協力して支援が円滑に進むよう努めることを強調しました。

3.     生業再建支援補助金について
生業再建支援金に関して、特定の業種が対象外となっている問題について、武藤大臣は被災者の実情に応じた支援を進めているとしつつ、経済産業省と協力して支援対象を柔軟に適用していく意向を示しました。風営法に関連する業種についても、できるだけ配慮する方針です。

4.     米の価格問題について
石破総理は米の価格が市場原理に基づいて決まるべきであり、備蓄米が市場に出ることで価格の安定を図るとしました。市場での投機的な取引が問題であり、政府は適切な対応をするべきだと説明し、再生産が可能な価格であるべきだと強調しました。

総じて、石破総理は公平で適切な支援を行うための調整や、被災地の実情に合わせた柔軟な対応を進めていく方針を示しました。


これらを次回のFM放送でご紹介したいと考えています。




 



資生堂社歌 2025年1月28日(火)

FMかほくのパーソナリティになって、この3月でまる3年。おそらく国内最弱小レベルのFM局ですし、「参加費月額2000円払って」おしゃべりしているわけだし、そういう状況を
「え~そうなの!可愛そう・・・」
と思われる方もいらっしゃることでしょう。
とんでもない。
私はこの弱小FM局に心から感謝しているのです。
最大の理由は
「自分の歌を電波に乗せられる」
ということ。自分の歌を世界発信できるのですから。
もし私がNHKFMのパーソナリティだったら、1年に1度だって自分の歌を流すことなんてできないでしょう。でもFMかほくなら毎週毎週、多ければ1回の放送で2曲流したりもできるのです。こんなことができるなんて3年前までの私は想像したことすらありませんでした。

・・・随分横道にそれました。「資生堂社歌」です。
そんな今日の放送で私は「スキーの歌」を流すことにして準備を進めました(ピアノは小林美智さん)。朝になって
「作曲家について少し話したほうがいいかな?」
と思いついて、Wikipediaで作曲者の橋本國彦について調べました。
橋本國彦は私が奏楽堂日本歌曲コンクールで2位になった時、その勝負曲として2次予選で歌った「黴」の作曲者。恩人です。あの「黴」がなければ私は2次予選を通過していなかったでしょう。
その橋本國彦は他にどんな曲を作曲したのだろうと見ていたときに現れたのが
「資生堂社歌」
です。
これは歌わなければなりません。
楽譜を検索しました。
ありません。
YouTubeで誰か歌っていないかと検索したところ、資生堂コーラス部の皆様のお歌いになっている音源を発見。
採譜。
簡易伴奏作り。橋本國彦
伴奏録音。
撮影。
アップ。
資生堂へ「もし勝手に歌っちゃだめ」だったらすぐ削除しますよ、っていうメール。

はじめまして。西野真理と申します。
私は歌手としての活動や、FM番組のパーソナリティを務めております。

2025年1月28日のFM放送で「スキーの歌」をご紹介しました。その放送に先立ち、作曲者である橋本國彦について調べた際、初めて橋本國彦が「資生堂社歌」を作曲していたことを知りました。橋本國彦の作品には、これまでコンクールなどで大変お世話になっており、この「資生堂社歌」もぜひ歌いたいと思いました。

しかしながら、楽譜を探したものの見つからず、資生堂コーラス部の皆さまが歌われたYouTube音源を参考に
https://youtu.be/AsuaB3k2Yh0?si=oiGuKUQ2caeeBLbW)
採譜し、簡易伴奏を作成して歌を録音・公開いたしました。

もし「無断で歌われるのは困る」ということであれば、すぐに削除いたしますので、どうぞご連絡くださいませ。
特に問題がなければ、改めてのご連絡は不要ですのでご安心ください。

何卒よろしくお願い申し上げます。
西野真理


皆さま是非一度お聞きください。
まさかの3拍子。宝塚っぽい素敵な曲です。




2025年元旦のご挨拶と美女コンのお知らせ  2025年1月1日(水)

あけましておめでとうございます。
今年もSing幾多郎、コンサート、YouTube、訳詩、ブログ、FMかほく、防災士など、色々よろしくお願いいたします。
以下( )内は現時点の回数等です。
・Sing幾多郎(261 回開催)
・コンサート(37回開催)
・YouTube(729本アップ、ショート動画含めず)
・訳詩(217曲訳詩)
・ブログ(1125投稿…2022年1月3日投稿開始)
・FMかほく(128回放送)
・防災士(「防災の歌」を作った以外目立った活動なし)

それでは1月3日美女コンのご案内。
おそらくここでしか聞けない曲もご用意してお待ちしております。



















新年明けてから今までのご報告。
町会長最後の元旦。深夜神社へお参り。(町会役員のみな様と)
その撮影をしに私も神社へ。(本町通信に載せるためにこの写真を撮りに)









3時に寝て9時起床。
かほく市はまさかの晴れです。














宅配ボックスの上に置いたミニ門松









映画「侍タイムスリッパー」を観てきました 2024年11月21日(木)

FMかほくパーソナリティ特権の「シネマサンシャインかほく映画ご招待券」をゲットしたので行ってきました。
「侍タイムストリッパー」















私は映画通でないどころか、俳優さんの名前もよく知りません。見たい映画もできればコメディ。そんな私がゲットしたご招待券で「何観ようかな~」と映画館の上映一覧表で探し当てたのがこの映画でした。決めた理由はただひとつ。映画紹介欄に「コメディ」と書いてあったのはこれだけだったから。
↓がその紹介文。

幕末の侍が時代劇撮影所にタイムスリップ?!
たった1館で封切られ、初日からSNSで絶賛クチコミの嵐となっている本作が、満を持して全国拡大上映決定! 
武士が落雷によって現代の時代劇撮影所にタイムスリップし、「斬られ役」として生きていく姿を描いたコメディ作品。

<鑑賞後の素直な感想>
私の想像したいわゆる「コメディ」でないどころか、人間ドラマと「殺陣」「時代劇」にこだわりを持った映画作品。出てくる俳優さんは一人も存じ上げません。ただ、私が存じ上げないだけで映画好きの方なら「あ~あの人」という方も沢山いらしたのかもしれません。

そして、観たあとで読んだ公式サイトの解説が↓

「自主映画で時代劇を撮る」と言う無謀。
コロナ下、資金集めもままならず諦めかけた監督に、
「脚本がオモロいから、なんとかしてやりたい」
と救いの手を差し伸べたのは他ならぬ東映京都撮影所だった。
10名たらずの自主映画のロケ隊が時代劇の本家、東映京都で撮影を敢行する前代未聞の事態。半年に及ぶすったもんだの製作期間を経てなんとか映画は完成。
2023年10月京都国際映画祭で初披露された際、
客席からの大きな笑い声、
エンドロールでの自然発生的な万雷の拍手に関係者は胸を撫でおろしたのであった。
初号完成時の監督の銀行預貯金は7000円と少し。
​「地獄を見た」と語った。

<映画素人が感じたの映画としての感想>
先日見た「地面師」とはお金のかかり方が違います。映画の最初に出てきた画面の制作会社名は「未来映画社」。聞いたこともありません。自主映画ですから当然お金がありません。それでも工夫し努力して映画が大好きなみなさんがお作りになったんだなという印象。
演技のことはわかりませんが、主役の方は間違いなくうまい!

<ストーリー>
ネタバレになるので詳しくは書きません。ただ、観始めて3分の1くらいまでは面白くないわけではないのですが、お金のかからないゆるい映画だな~という感じでした。ところが3分の1を過ぎたあたりから、思いがけないストーリー展開となり、だんだん気合が入ってきて、最後には真剣に観ていました。

シネマサンシャインかほくでの上映は月末までのようなので、興味のお有りの方、どうぞお急ぎください。


第37回美女コンのご報告 2024年11月10日(日)

本日、第37回美女コンを楽しく終えましたので、ご報告をいたします。

<初めてのパターンのお客様>
①FM放送を聞いて
これで2年半「FMかほく」のパーソナリティを続けてきました。そしてその放送では毎回欠かさずコンサート活動のことをお話してきました。しかしいつまで経っても
「FM放送を聞いてコンサートに来ました」
という方に出会うことはありませんでした。
それがついに今回、そういう方が来てくださったのです。しかも親子で。
お母様がFM放送でコンサートのことを知り、チェロを勉強中の高校生の息子さんと共に。
ありがとうございます。このことは次のFMでお話させていただきます。

②YouTubeで校歌を聞いて
現在までに約700本YouTubeへ作品をアップしています。でもまさかYouTubeきっかけでコンサートへ来てくださる方がいらっしゃるとは思ってもいませんでした。
今回、歌い始めた時からその男性には気づいていました。全く知らない男性がお一人で座っていらっしゃることに。
コンサート終了後すぐその男性にお声掛けし、どうしていらっしゃったのかお聞きしました。すると
・この男性は宇ノ気小・中学校出身(現在は金沢市在住)
・「校歌、どんなだったかな?」と思い検索したところ、西野真理のYouTubeでの宇ノ気小・中学校の校歌歌唱、それから『西田幾多郎先生を讃える歌』が出てきた
・宇野気在住の友人Mさんに今回のチラシをもらった
まさかまさかのご来場、心より感謝申し上げます。ぜひまたおいでくださいませ。

③かほく創業塾で手渡されたチラシで
※「かほく創業塾」については別ブログをどうぞ

ある方からきいたこと。
「チラシなんて4000枚配ってやっと一人来てくださる位のものよ」
私がかほく創業塾でお渡しした方は14名だけ。
今回来てくださった女性はその中のお一人。14分の1の確率、すごすぎ!
次回の創業塾でお会いしたら改めてお礼言わなくちゃ。

<横山さんのこと>
横山さんとお知り合いになったのは野口芳宏先生きっかけ。ここに書き始めると長くなるので、興味をお持ちの方はこのブログを「野口芳宏」で検索してお楽しみください。

横山さんご兄弟は東京と横浜からのご来場。
横山さんのお生まれは粟ヶ崎。ご先祖様のお墓が金沢ということで、お墓参りがてら美女コンを予定に組み込んでくださいました。
昨日から石川県へ来られて、美女コンのためにホテルをかほく市に。
今日は午前中、下見がてら会場にいらした時、私は準備が終わり一旦家に帰ろうとした時。
そこで私の車で大崎・内灘の被災地を見ていただいて昼食のお寿司屋さんまでお送りしました。

さて、横山さんには美女コンに関してのちょっとしたご恩がありました。2回前の美女コンプログラムに、横山がお撮りになったミルテの花の写真を使わせていただいたのです。
そのプログラムを横山さんにお送りしようと思っていた頃
「近い内に美女コンにお伺いしたい」
というメールをいただいたので、本当にいらっしゃることがあれば、横山さんがいらっしゃる状態でお客様に改めてプログラムをご披露しようとずっと思っていました。
そして今回、それが現実になったのです。
↓横山さん撮影














そうそう、その配布係りは①の高校生にお願いしました。
結局その後の配布物は全部その高校生にお任せ。ありがとう!

<西野真理オリジナル訳詩によるブラームス歌曲集について>
今回のメインはなんといっても「西野真理オリジナル訳詩によるブラームス歌曲集」。
なかなか良く訳せたと自負しており、歌もそれなりの出来だったと思います。

さて、コンサート終了後美女コン最多ご来場者とも言えるMさんからこんなラインをいただきました。
「(前略)今回のプログラムで真理さんが一番力を入れたのがブラームスだったと思います。が、とても自然にきちんとお歌いになって、却って全体としての印象が薄れたのかしらと思いました。(後略)」
なるほど。
私はこうお返事しました。
「いつもご来場ありがとうございます。ブラームスの印象が薄いというのは、ある意味とてもお褒めの言葉と受け取らせていただきます。実は自分でも思っていたのです。とても自然に訳せ、また、ブラームスの音楽がとても日本人向き(?)というのでしょうか、練習を重ねるに従って、まるで普通の日本歌曲のように感じて歌っていました」

<平井康三郎声楽コンクール結果発表>
「この日まで秘密にします」
と前回の美女コンで宣言していましたので、堰を切ったように一気にお話ししました。
詳細はこの次のブログをどうぞ。

<記念写真>
ちょっと地味だったでしょうか

陽子さんからいただいたお花
















いつもご来場くださる高瀬さん(左)














もうすぐ92歳の母




かほく創業塾2024 その2 2回目 2024年11月8日(金)

かほく創業塾2024 2回目から先ほど帰ってきました。
結局一番楽しいのはグループでお話しているときだったかも。
今回たまたま一緒のグループになった男性Tさん38歳は、現在まで10回転職し、今後自転車屋さんを開くのが夢だとおっしゃってました。このお話、もっと聞きたかったなあ~。

では、今回印象に残ったこと。

①全員に好かれなくて良いのが起業の良さ
②深夜営業のファミレスの需要を奪ったのはスマホ
③Netflixの最大のライバルは「睡眠」
④ターゲットを具体化する(ペルソナ設定)
 ↑これが次回の宿題になりました
⑤ものを売るのではなく、コトを売る
⑥集客不足は単純に行動量の不足であることが多い
 ↑私にとって最も耳が痛い話

<宿題(ペルソナ設定)をやってみました>
自分のお客様になる人を具体的に想像してみましょう

~お客様のプロフィール~
性別:女
年齢:38歳
誕生月:6月
血液型:A型
家族構成:夫 長女 次男
職業:小学校教師
購買行動:ナチュラル志向 

小学校の頃からピアノを習っていて、大学は教育学部で合唱団に所属。
小学校の教師となり、音楽も教えなければならず、合唱団で教わったことよりも、もっと専門的に勉強したくなった。

好きなお店:ゆっくりおしゃべりできるお店
苦手なお店:音楽が大音量で流れていたり、うるさいお店

~あなたの起業で解決できること~
・歌の指導法を理論と実践を交えわかりやすく伝える

~対価~
歌の会「Sing幾多郎」の合同レッスン 45分 2000円

~どう知ってもらうか?~
・FMかほく「Sing幾多郎」でのセルフCM
・西野真理のブログ
・西野真理YouTubeチャンネル
・西野真理コンサートでお配りするチラシ
・年1回小中学校宛に郵送するお知らせ葉書

「象は鼻が長い」の文法 YouTube「ゆる言語学ラジオ」より 2024年8月6日(火)

※これはFMでも喋る目的でYouTubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」から書き起こしたものです。(全部ではありません)お聞きになりたい方はFMかほくで検索を。本物を聞きたい方はYouTubeで「ゆる言語学ラジオ」とけんさくしておたのしみください。

↓ここからが放送原稿

私の大好きなYouTubeチャンネルの一つ「ゆる言語学ラジオ」から「象は鼻が長い」という文章について、そしてそのことについてある考えを提唱した「象は鼻が長い 日本文法入門」という本の著者・三上章(みかみあきら)について取り上げたものを、FMかほくでお話しようと思い書き取ったものです。

<このチャンネルでお話されている方について(概要欄から貼り付け)>
水野太貴
名古屋大学文学部卒。専門は言語学。某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。

堀元見
慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」

<文法3つの謎>
「象は鼻が長い」
この文章の主語は?・・・象?鼻?
これがとんでもない論争を巻き起こしてきました。そして今も未解決の一つ。
もう2つあります。
「僕はうなぎだ」
これはうなぎが主人公なのでなく、飲食店でうなぎを注文したとき「僕はうなぎだ」という。これはどうなっているのでしょうか?
これについて研究した本はそんまんま「僕はうなぎだの文法」という本を奥津敬一郎さんが書いていらっしゃいます。
次に
「こんにゃくは太らない」
何が主語?こんにゃくではないし・・・
この3つが文法の中で大きな謎とされています。

<まず「僕はうなぎだ」から>
この文章は、「日本語は論理的でない」ということの証拠として使われた過去があります。森有正という哲学者が本の中で「日本人がレストランで注文するとき『僕は魚です』なんて言ったら、海外でバカにされてしまうよ、日本人はこんなことやってる」と書いたりもしています。そんな事もあって政治家の森有礼(ありのり)などは、「日本語廃止論」と唱えたりもしました。簡易英語を作ろうとさえしたようです。ただ、この時代は日本が欧米に比べて遅れているという意識が強く、日本人が遅れている理由の一つは「漢字」だと言われていました。漢字のせいで頭のメモリーをたくさん使ってしまうという理由からです。逓信省の前島密、この人は1円切手のあの顔の人です。この人は熱心な漢字廃止論者でした。

<大槻文彦の提唱>
大槻文彦は1897年にたった一人で「言海」という辞書を作ったという超人。この人が
「日本語の文は主語と説明語からなる」と定義しました。
例えば「東京の都は面積広く人口多し」は、東京、面積、人口の3つが主語。こういうように、二重主語文を提唱しました。
しかしこれは、草野清民(くさのきよたみ)たちから否定されます。

<橋本文法>
1935年に橋本進吉の「橋本文法」で新たな説明がされます。これは現在の学校の教科書で習う文法の土台になっているもの。しかし今現在言語学の中に、学校文法の批判は山ほどあるそうです。
橋本文法の中で、「象は鼻が長い」は「象 がまず主語。次の鼻が長い、の中に鼻が主語で長いが述語。そして、鼻が長いを一つの述語としてくくる」という説明がされました。

<奥津敬一郎の提唱>
奥津敬一郎が1978年に「だ」は意味が曖昧だという説明をします。「だ」という断定の助動詞は意味が曖昧で、文脈次第でどうとでも取れます。だから「僕はうなぎだ」の本質は「だ」にあると説明したのです。
「僕はうなぎだ」・僕はうなぎを食べる
         ・僕はうなぎを演じる
                  ・僕はうなぎを釣った
みたいに、いろんな文章を省略、または言い換えできるからです。

<三上章の登場>
ここで三上章が登場します。三上章は本質を「は」に見出した。象もうなぎもこんにゃくも全部「は」が入っています。「は」と「が」は主語を表すとき使われるが、ぜんぜん違う。ジャンルが違うのです。
「が」は場所をあわわす「で」「に」、起点を表す「から」と同じ格助詞。
「は」は「こそ」や係り結びをするようなものと同じ副助詞。
三上の主張を一言でいうと「主語抹殺論」。元々日本語には主語という概念がなかったのです。ヨーロッパの文法研究を借りてきただけ。日本語の文法なんだから、ヨーロッパの文法理論に合わないものは外していかなければならなかったのです。
「は」が表すのは主語ではなく主題。「私は」と言ったときの私は、
「私について今から話しますよ」
というこのときに使います。そうして「私」はその文章の中に現れる他の言葉より一段高い特権的な位置にある。この効用は仮に「。」読点がついても止まりません。この権利は保持されたまま進みます。
例えば夏目漱石の「我輩は猫である」。この本は冒頭の「我輩は猫である。名前はまだない。」と続きますが「吾輩」は2文目に出てこなくてもこの猫が「吾輩」であることは続いています。つまり特権的な位置にあるのです。わざわざ「吾輩の名前はまだない」と言わなくてもこの猫がこのあと猫のことを色々いうけど、いちいち吾輩とは言いいません。これが三上の言う
「『。』を超えて『は』の権力は維持される」
ということなのです。

「太郎は学生である」と「太郎が学生である」の違いは「太郎は」の場合は「太郎」は主語ではなく、主題。その前に疑問文をつけるとわかりやすくなります。
「誰が学生ですか?」のと聞かれたら「太郎は学生です」ではなく「太郎が学生です」といいま。でも「太郎はどんな人ですか?」と聞かれたら「太郎」は「は」のお陰で特権的に押し上げられているので、「太郎が学生です」とは答えません。「は」と「が」は使われる場面が全く違います。「は」には注目を集める効果があるのです。

その視点で考えると「こんにゃくは太らない」は「こんにゃくについて話しますよ」と主題がこんにゃくであることを提示しています。
一方「は」は目的語になることもあります。例えば「私はお肉は食べた」という文章。「は」が2つ出てきますが、「お肉は」の「は」は主題ではなく目的語。お肉は食べたけど、お魚は食べなかった。みたいな。
「は」は場所を表す助詞「に」「で」にくっついて「には」「では」。東京には、とか、ここではのような使われ方をします。それは「が」は格助詞で「は」が副助詞たる所以。「は」にはその後にいろんな言葉がついてこれます。
たしかに「アメリカでは~」と話し始めたら「これからアメリカの話なんだなあ」と思います。でも「アメリカで」だったら「アメリカで太郎は」と続きます。「では」が付くことで特権的な地位に登るのです。

<英語文法と日本語文法>
最初の方に出てきた言語学者が主語について論争していたのは、結局欧米から持ち込まれた主語という概念に日本語を当てはめようとしたからです。また当時人気のあった言語学者チョムスキーが
「主語はどんな言語にもある」
と言ったからというのも一つです。チョムスキーは「言語は人類共通の現象だ」と言っていて、言語の中で人類が普遍的に持つ特徴を考えたとき「主語」が出てきました。主語のない文章はないだろうと考えたのです。他にも「時制」「左右」の概念もどんな言語にもあると考えました。当時はこの考え方が主流だったのです。その点三上章は画期的でした。
英語に主語が必要なのは、主語が決まらないと動詞の活用が決まらないから。
イタリア語だと動詞の形で主語がわかるから主語を書きません。主語がなくて成立してしまう言語もたくさんあるのです。しかし英語というレンズを通して見てしまったために最初のような論争になってしまいました。

<三上章について>
三上の学説は言語学会であまり注目されませんでした。理由の一つは三上が日本語学者ではなかったからだと考えられます。三上章は高校の数学の先生だったのです。一介のアマチュア言語学者、自分でも「街の語学者」とか「日曜文法家」と名乗ったりしています。
簡単な経歴をご紹介すると
1903年広島生まれ。高校首席入学、東大の建築学科卒。叔父・三上義雄は数学者。日本ではあまり相手にされなかったが、48歳のとき金田一春彦に評価され本の出版を勧められています。実際その2年後日本を出しています。その後ハーバード大学には招聘されるが失意のうちに死んでいく。山田孝雄(よしお)のように広めようとしてくれた人もいるにはいました。
もし三上章についてもっと知りたい人がいらっしゃいましたら金谷武洋という三上文法の研究者が書かれた「主語を抹殺した男」という本をお読みください。ただしこの本は絶版になっているようですからお読みになれるかどうかわかりません。

実は私、アマゾンでこの本、中古で見つけて注文しました。
届くの、楽しみです。


 

西野真理の色々なお話

災害時の連絡について  2026年8月28日(金)

 災害時、親しい方の安否が気になるのは当然のこと。しかし、そのために連絡を取ることについて、その方のお心がわかるだけに申し上げにくいこともあります。以下は能登半島地震被災体験者・中村弥子さんのFacebook、金子国土交通大臣のXから(7月26日熊本地震について)お借りしました。...