能登半島地震の2か月ほど前の2023年10月に防災士となった西野真理。かほく市の防災士として登録されているため、防災士講習や防災士会議等のご案内が時々あります。全部ではありませんが、できるだけ出席しながら現在に至っています。つまりそれ以上のことは特にしていないということ。防災士はあくまで「自発的な志」に基づいていて、義務ではないからです。
そんな私の今年度最後のかほく市宇野気区(「宇野気区」というのは法的な住所ではなくて、こういうのなんて言うんでしょうね・・・町内会のやや規模の大きい区割り)の会議(2026年2月15日)での発言です。まじめな内容ですので、面白くもなければ落ちもありません。ご了承ください。
私は行く前から、ずっと感じていたこの会議の問題点を発言するつもりで参加しました。
問題点は3つ
①出席者の名前がわからない
宇野気区防災士会というのは私が防災士になる結構前から存在しているようです。ですから、長年の会員はそれに誇りを持ち、活動もかなりしていらっしゃるであろうことは感じられます。しかし、そのために、「自分のことはみんな知っている」くらいに思っていらっしゃるのだろうなということも感じられます。
ところがこの防災士会、国全体として防災意識が高まる中、毎年少しずつ会員が増えています。今回も新会員が3名(全員女性)いらっしゃいました。おわかりのように、そんな場所に数年前から参加した私、もちろん、今日始めた参加された方に、名札をつけているわけでも、知り合いでも、紹介もされない多くの会員がわかるはずはないのです。
②出席者の顔が見えない
①の原因の一つが名札もなければ紹介もないこと。それに加えて座席が学校の教室のように全員が前を向いている形なので、顔を見ることもできません。
③発言時の最低ルールを示されていない
これも①が原因の一つです。たまに発言されるのは長期会員の方。ですから発言の際に自身の名前を名乗る必要性を感じていらっしゃいません。申し訳ないですが私はあなたを存じ上げません。これは会議運営側が
「発言の際には町名と名前を名乗ってからお願いします」
とルールを言ってくださるしかないでしょう。
2026年2月15日9時 会議開始。
10時、会議もほぼ終わり
「どなたかご意見のある方はどうぞ」
の時間になりました。いつものように「みんな自分を知っていると思っている系」のベテラン男性が発言されました。もちろん名乗られることはありません。私の斜め後ろで、顔もよく見えません。その後ろの方々は全く見えないでしょう。おっしゃること自体は間違っていませんが、私の頭の中は
「あなただれ?」
のままです。次にお会いしてもわからないでしょう。
ベテラン男性の発言が終わったので、西野真理、挙手しました。そして立ち上がりました。この座席では、せめて立たなければ皆さんに私の顔は見えないからです。そして話し始めました。
「本町の西野真理です。この会議について少し考えていることをお話します。
この会議は防災会議という名前ですが、残念ながら天災を防ぐことはできません。防げるのは人災であると思います。混乱の際どこからともなくやって来る『怪しい自称ボランティア』への対策です。その対策として重要なのは「この人は近所の〇〇さんだ」という顔見知りであることです。それは特別なことではなくて、夏祭りだったり各種会合だったり、そういうことに防災の視点を見出すことが大切だと思います。
……と言う私自身、今この会議に参加している皆様の顔と名前がほぼ一致しておりません。正直、私は、コミュニケーション能力が高いわけではないからです。でも、まずはこの会議からお互いを知る機会、お名前と顔を一致させる機会にできればと考えます。
そこで、まずはこの会議を『お互いの顔が見える場』にアップデートしてはと考えます。
一つは名札をつけること、もう一つは座席の工夫です。全員前向きではなく、円形にするなど工夫できると考えます。
また私の発言の前に区長さんから「防災士会にほとんど参加しない人は、名前を外してはどうか」という発言があったことに対して
防災士は「自発的な志」であるということで私自身、大したことをしないまま今日まで来ています。また防災士の資格を取ることは、極論ですが、「日本人全員が防災士の資格を持っている」くらいに防災知識を広く一般に広められればいいなという風に私はとらえています。ですから会議の参加不参加で排除するのではなく、ひろく受け入れればいいと考えます。
※本当は「発言の際に名前を名乗る必要性」も言いたかったのですが、今日発言されたベテラン男性に配慮しやめました。そこで会議終了後、区長さんに「会議のルールとして発言の際には名前を名乗ることを皆さんに言ってほしい」とお願いしておきました。
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