※このブログは僻地教師の歌録音(2023年8月4日(金))をお読みになってからどうぞ
いつの間にか12月。このコンサートをお引き受けしたのは暑い夏でした。
さあ、今日は喉がよくうるおいそうな雨模様。雨なら子どもたちは外で遊べないので、校舎内でコンサートを聞きなさいと言われても、それほど嫌でもないでしょう。西野真理、運を持ってます。
さて、話は2日前。
萩野台小学校の事務職員の方が、ご自身も音楽活動やYouTubeへの投稿をされている動画作成が大変堪能な方で、このような紹介動画を作成して、事前に子どもたちに見せてくださっていました。
動画作成:東朗拓
出演:林 長谷川 宮島
この動画のお陰もあって子どもたちの期待値が高まり、今日のお利口な鑑賞態度になったのだと思います。正直なところ、期待を裏切らないようにと、いつもよりお化粧を念入りにしました。
では本番。
今回のカラピアノ協力は奥田和さん、小林美智さん。
後ろのドアから「さんぽ」の前奏で入場。
あとはトークと歌。
本当は
「子どもたちから何人かに出てきてもらって歌唱指導を」
と思っていましたが、インフルエンザ流行中で断念。
それでも軽く
「かんぴょう」
を一緒に歌ったりと楽しく時は流れました。
アンコールはお得意の
「ゴキブリの歌」
歌う前に
「コンサートって普通アンコールっていうのがあるんだけど、この中には『もう早く終わってほしい』って人もいると思うから、曲名を聞いて、それなら聞きたいにと思ったら手を挙げてね。・・・・アンコールに用意したのは・・・『ゴキブリの歌』」
みんな手を挙げてくれました。空気読んでくれてありがとう。
最後の曲も終わると、おそらく事前に御礼の言葉を言うようにと言われていた子が一生懸命
お話ししてくれました。
そこで帰っても良かったのですが、なんとなくいい感じだったので
「なにか質問ある?」
と聞いてみたところ、どんどん手を上げてくれて
Q:いつから歌を歌っていますか?
A:歌の大好きな子だったので、いつも歌っていました。人に言われなくても勝手にどんどんやるようなことが長続きするのかもね
Q:どんな曲をよく聞きますか?
A:色んな曲をききますけど、回数で言えばやはり私の先生の「関定子」のCDかな。関定子ってね、78歳で現役のオペラ歌手なのよ。だから私もまだまだ上手くなれるんじゃないかって思えるの
Q:どんな曲が嫌いですか?
A:嫌いなんじゃないけれど、最初「yoasobi」の曲はあまりに自分の持っていないメロディーでとても苦戦して、YouTubeにアップするのに150回くらい撮り直しました。おかげでとても勉強になったし、それまで嫌いだった「努力」「根性」という言葉を実感できてとても感謝しています。
それから、音楽に貴賤はないからね。ベートーヴェンの曲は良くてyoasobiの曲は悪いなんてないから。もちろん好き嫌い、得意不得意はあるけど。
他にも色々聞かれましたが、とにかく興味を持ってくれたようでとても嬉しい時間でした。
最後にみんなで記念写真をとってお別れ・・・したつもりが
「サインください」
ということになって校長室でサイン会。
帰りはお昼をまわっていたので、なにか食べて帰りましょう。
そうそう、前から行きたいと思っていた、「たいほう」にしましょう。
ここは40年近く前に私が津幡中学校に新任として赴任した頃に学校の親睦会で行き、とっても美味しいと思った鍋料理のお店でした。
その時の名前は漢字で「大鵬」。
その後行ったことはなかったのですが、おそらく先代さんが他界され引き継がれた方が、お料理を残しつつカフェ部門も併設されて、興味を持っていたのです。
入ってみると中の席は個室っぽくなっている部分と、カウンター席と普通の机と椅子の空間。
どの店員さんも感じがよく、それだけでいい気持ち。
メニューを開くと、一人の店員さんが
「すみません、ご飯がなくなってしまって、ランチメニューはおうどんしかないんです」
「十分です」
というわけで、
「先代から引き継いだ味噌煮込みうどん」
というのを注文しました。
これはおすすめ。
これを書いている今も、思い出すくらい美味しい。
このお味噌、なんだろう?赤味噌とは正反対の感じ。さわやかで旨味が強い。
本当はオムライスを食べようと思っていたので、次はオムライス食べに行きます。
コンサートもお昼ごはんも本当にいい日でした。
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