ロシアの作曲家ラフマニノフの歌曲全曲、日本語で歌えるように訳すプロジェクトを始めます。
※AI解説
セルゲイ・ラフマニノフが作曲した歌曲は、一般に作品番号(Op.)がついているものがのべ74曲(歌曲集としては8つのグループ)あります。未出版や初期の試作などを含めると、全体で80曲以上とも100曲近くに及ぶとされています。
この課題をくださったのは麻田恭一さん。麻田さんについてはこちらやこちらなどをお読みいただくということで説明を割愛いたします。
その麻田さんから、練馬インマヌエル教会コンサート翌日、次のようなメールをいただきました。
外国語歌曲の「日本語訳詞運動」ぜひ続けてください。
いずれこの翻訳作品数を日本の声楽界は無視できなくなります(と思う)。
これからもしロシア歌曲をやるのだったらラフマニノフ作品をぜひ聴いてみたいです。
そこで、恵雅堂で出版したラフマニノフ全作品対訳集をお送りします。
(まだお送りしてませんよね? 送ったかな?)
これは伊東一朗さんがロシア歌曲をロシア語がわからなくても歌えるように楽譜のロシア語歌詞に振り仮名をふったものですが、
この訳詩を参考に日本語で歌えるように訳詞(意訳)をしたら間違いありません!
ラフマニノフ?確か訳しています・・・「夢」という曲1曲だけでした。
麻田さんがおっしゃるのですからいい曲たちに違いありません。また、いつも訳詞を1つ終えるたび
「次は何を訳そうかな?」
と訳す曲を探す手間も省けます。
さらに翌日、もう対訳集が届きました。
これはやるしかありません。この対訳集に収録されている83曲全部。
すでに訳していた「夢」を見ると、「白樺」と訳していた部分が「モミの木」であることがわかり、早速訂正。
そのことを麻田さんにご報告すると
早速役に立ったようでよかったです。
一生懸命原語でドイツ人やイタリア人やフランス人やロシア人に負けないように歌っても、聴いている日本人は意味がわからないわけだから(わかる人だって全部はわからない)、
いくらか細かなニュアンスが失われたりしても、訳詞で意味がわかってくれた方がベートーヴェンもゲーテも喜ぶはずです。
教会での歌を聴いて、遅ればせながら大きく舵を切りました。
(※教会コンサートでは、ブラームス、リムスキー・コルサコフ、モーツァルトを日本語訳で歌いました)
数か月前、麻田さんに
「ロシアものも訳してます」
というご報告をしたとき、麻田さんは
「子音の多いロシア語で作られた曲に、日本語を無理に当てはめるのは無理があるのではないか」
というお考えだったように思います。
しかし、そこを曲げて、西野真理のやり方もありではないか、と柔軟に対応してくださったことに大きな喜びを感じています。
そのお気持ちにお応えするためにも、このプロジェクト、やり遂げようと思います。
まずペトルッチから楽譜のダウンロード。

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