①はじめに
私の大好きなYouTubeチャンネル「積読チャンネル」から『引き寄せの法則を全部やったら、効きすぎて人生バグりかけた話』をご紹介します。(扶桑社)
※このブログを原稿にして、2026年3月17日のFM放送でしゃべります。私のおしゃべりをお聞きになりたい方は、火曜日の朝10時からのFMかほく生放送、火曜日16:30or土曜日13:30の再放送、またはその後YouTubeにアップする動画でどうぞ。放送はネット配信もされています。
https://youtu.be/RBXoNQxrZOM?si=pQH9bHrsTzVEpKmx
最初に書いておきますが、私はいわゆる「スピリチュアル」とか「自己啓発」とは距離を置いています。そしてこの積読チャンネルのパーソナリティさんはおそらく私と近い感覚を持っていらっしゃる、この本の内容は私の考えに合うに違いないと思ってYouTubeを見始めました。想像通りでした。
②概要と結論
この本の概要は
「スピリチュアルに懐疑的だった著者でオカルトメディアの編集長・角(すみ)さんが、壮絶な神秘体験を通して宇宙の真理にたどり着く?冷静で現実的なスピリチュアル体験本」です。
先に結論を書いてしまいます。結論は驚くほど健康的で普遍的です。まるで厚生労働省の文章。
「宇宙の真理」とは
・腹八分目の食事を心がけ、ジャンクフードを避けること。
・適度な運動をすること。
・周りの人の支えに感謝すること。
・欲望に踊らされず、良き心を持って毎日を生きること。
逆に言えば、こんな厚生労働省推薦のような生活をすることがいかに難しいか、難しいからつい人はスピリチャルや自己啓発にはまってしまうと言えるのかもしれません。
それではもう少し詳しく解説していきます。解説しますといいますとまるで私がこの本を読んだかのようですが読んでいません。積読チャンネルの内容の要約です。
②オカルトメディア編集長・角さん
この動画は、オカルトメディア『TOCANA』の元編集長、角由紀子さんが心身を削って挑んだ「スピリチュアル実験」の結末が、驚くほど「健康的で普遍的な真理」に行き着くという、笑いと深い学びがある内容です。
テーマは『宇宙の真理』。『お金持ちになりたい』『幸せになりたい』……そんな願いを叶えるという『引き寄せの法則』。これを角さんが自らの体を使って、数々の怪しいセミナーやグッズ、さらには南米のジャングルまで飛び込んで実験し尽くすのです。たとえば
・脳波を『シータ波』にして潜在意識を書き換える『シータヒーリング』
・真っ暗なタンクに浮かんで無になる『アイソレーションタンク』
・左右の耳から異なる周波数を流して幽体離脱を試みる『ヘミシンク』
これもほんの一部です。
③角さんの神秘体験
角さんは当初、これらを冷ややかな目で見ていました。
「現実から逃げている人の救済措置だろう」
と。でも、実際に体験すると、科学では説明できないような
「神秘体験」
をしてしまいます。
例えば瞑想中に、目をつぶっているのに
「七色に輝くゼリー状の塊」
が見えたり、アイソレーションタンクから出たら、どんな高級エステよりも肌がツヤツヤに発光していたり……。
そしてついに、彼女は宇宙に願います。
「メキシコに宇宙人を探しに行きたい!」
するとどうでしょう。すぐに観光会社から
「メキシコ旅行に興味ありませんか?」
とダイレクトメッセージが届くんです。これこそが引き寄せの法則。彼女の人生は、徐々に不思議な方向へバグり始めていきます。
④角さんの壁
まさに引き寄せの力で、仕事も絶好調。立ち上げたメディアは月間1000万PVを突破し、なんと憧れの芸能人とも共演の機会を得ます。でも、ここで大きな壁にぶつかります。
彼女はグーグルの検索順位が落ちたことで、必死で
「Googleが潰れますように!」
と宇宙に願いますが、そんなこと起こるはずがありません。角さんは悟ります。
「Googleは宇宙よりも強かった」
⑤ペルーのジャングルへ
追い詰められた彼女が最後に向かったのは、南米ペルーのジャングル。そこで行われる儀式「アヤワスカ」
です。強力な幻覚作用のあるお茶を飲み、心の中をのぞき込むこの儀式は命がけでした。
そこで彼女が見たのは、日本語で徳川埋蔵金の場所を歌い出す現地のシャーマンや、かつて心霊スポットで呼び出した「こっくりさん」の霊でした。意識は朦朧とし、前世はコロンビアの麻薬王・パブロ・エスコバルだったと思い込みます。
もう、ここまで来ると「引き寄せ」というより、完全に「バグ」の状態です。
⑥神秘体験とは
実は瞑想をしたら神秘体験をするのは当たり前なのです。それをわかっていないから騙されるのです。これはオカルトではなく、脳の構造やバグみたいなもの。瞑想していたら何かが見えたり神秘体験をするのが当たりまえ。
ここで禅宗の人たちの修行の時に言われていることが紹介されます。
「仏におうては仏を殺せ」
ここで言う「殺す」とは、命を奪うことではなく、
「自分の心の中にある固定観念や依存心を断ち切る」
という意味です。人間は、素晴らしいものや正しいとされるものに出会うと、ついそれに寄り掛かったり、盲信したりしてしまいます。
「これが正しい道だ」
「この人についていけば安心だ」
「仏様という完璧な存在がある」
こうした「外側にある何かに頼る心」そのものが、自分自身の自由な思考や成長を妨げる壁(迷い)になってしまうと説いています。
断食とかをしていたら、なんか見えたり聞こえたりしてしまう。それは脳の構造がそうなっているから。それをわかってないと
「この宗教すげえ!」
と妄信してしまいます。
⑦角さんの結論
ジャングルで死ぬような思いをし、あらゆる神秘体験をハシゴした角さん。彼女が最後にたどり着いた結論、それは
「神秘体験は、ドラッグと同じ中毒性がある毒だ」
特別な体験をして全能感に浸ることは、現実世界から自分を孤立させ、心を不健康にしてしまうと角さんは言います。
⑧本当の結論
では、本当に幸せを引き寄せるために一番大切なことは何か?
角さんが行き着いた「宇宙の真理」、それは、最初にも書いた通り驚くほど普通のことでした。
・腹八分目の食事を心がけ、ジャンクフードを避けること。
・適度な運動をすること。
・周りの人の支えに感謝すること。
・欲望に踊らされず、良き心を持って毎日を生きること。
まるで厚生労働省の標語や、学校の校則のような結論です。でも、あれだけの地獄を見てきた彼女が言うからこそ、重みが違います。
彼女は言います。
「スピリチュアルなワークを頑張ったから成功したのではなく、周りが支えてくれたから成功したのだと。引き寄せを健全に機能させるには、まず『土台となる自分の体と心を整えること』が不可欠。一番の近道は、魔法の呪文ではなく、規則正しい生活」
⑨終わりに
『引き寄せの法則を全部やったら聞きすぎて人生バグりかけた話』。
究極のスピリチュアルは厚生労働省が無料で公開してくださっていたんですね。
さあ、皆さま、今日はエスカレーターを階段にして、暴飲暴食を避け、少し早く寝て、朝は2度寝せずさっと起き、体にいいものを食べてみましょう。それが、願いを叶える一番の近道になるみたいです。
今日ご紹介したYouTubeは「積読チャンネル」。本は、扶桑社から発売されている角由紀子さんの著書。興味がある方は。ぜひ手に取ってみてください。
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