安倍元総理大臣の「国葬」が14時から行われました。
ずっと見ていました。
「国葬」については意見の分かれるところですが、私はこの「国葬」を
「ライブイベント」
という視点で書きます。
ライブイベントとしては大成功。特にこの総合演出を担当された方は相当な方と想像しています。この方がオリンピックの総合演出をされればよかったのに・・・と話がそれるのでやめましょう。
何と言っても安倍さんの回顧映像。これは素晴らしい。
映像のチョイスももちろんですが、バックミュージックとして安倍さんご自身のピアノ演奏の「花は咲く」をエンドレスで流し続けるというこの決断。
安倍さんの演奏はややゆっくり目のテンポで、しかも歌心があり音色も良く、嫌味がありません。最高だったのが弾き終えて安心したはずみに手が鍵盤に引っかかって、余計な音がちょっと入ってしまって
「もう一回弾く?」
とお茶目に周囲に語りかけるシーンで終わる場面。
これ以上ない演出です。
音楽絡みでもうひとつ。
自衛隊?の演奏。素晴らしかったですね。しかも長時間お疲れ様です。
特に、黙祷のときの
「国の鎮め」
という曲、私は初めて聞きましたが、こんな素敵な曲があったのですね。
作曲者は古矢 弘政という方です。
<古矢 弘政 コトバンクから>
1854-1923 明治時代の軍人。
嘉永(かえい)7年9月10日生まれ。横浜仏語伝習所にまなぶ。
維新後は兵学寮で軍楽隊教師ダグロンに師事し,らっぱをまなぶ。
明治15年フランスに留学。22年帰国後,陸軍戸山学校軍楽隊長などをつとめた。
大正12年5月2日死去。70歳。江戸出身。
岸田さんの弔事。
安倍さんの功績を余すことなくお伝えになることで「国葬」であることの意味はお示しなれたと思います。
菅さんの弔事。
お二人の関係性がしみじみ伝わってきましたし、安倍さんが総理を辞職されたときのこと、再度挑戦されたときのことが初めてわかりました。
最後の安倍さんの読みかけの本のエピソードはグッと来ました。
正面のお花のレイアウトも素敵でした。
終わりになりましたが、今日はFMかほくの担当日で、私なりの弔意として「上を向いて歩こう」を流しました。来週は「花は咲く」を流そうかと思っています。
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