西川きよしのコツコツ全国ツアー 当日のご報告 2022年9月11日

<会場入り>
2022年9月11日。いよいよ「西川きよしのコツコツ全国ツアー金沢公演」本番です。
場所は金沢市歌劇座。
事前に「会場入りは11時位でいい」と言われていたのに、10時半到着するように準備し、Googleナビで調べて余裕を持って家を9時半頃出たら10時に到着してしまいました。
仕方がないので向かいのLAWSONでおやつの「もちぷよ」を買ったりして時間を潰し、10時半会場入り。
裏には想像以上の数のスタッフさん。

<楽屋>
大部屋に地元からの出演者がポツンと居るのだろうと思ったら、なんと、個室をいただきました。シャワールーム付き。
お弁当にお茶もいただき、ちゃんとしたゲスト風の扱いです。
蟻も一匹出迎えてくれました。









































<11時 打ち合わせ>
リハーサル前の打ち合わせは、今回の運営全般を担当していらっしゃる山本さんと。
お話するうちに私の興味は山本さんの人生へ。つい色々お聞きしたところ、
・裏方が好き
・スタートは西川きよしさんの「プロポーズ大作戦」それから声をかけていただけるようになって、ずっとやっている
・昨日は高知公演だったが、公演終演後飛行機で伊丹まで行き、サンダーバードで金沢へ来て食事後ホテルへ

大変なスケジュールです!

出演者には「空気階段」のお二人もいらっしゃるのですが、昨夜生放送のTV番組に出演されていたので、彼らも最終の新幹線か、始発の新幹線でいらっしゃったのでしょう。

打ち合わせ後、着替えに入りましたが、たいてい何かしら忘れ物をする私が、今回はなし・・・と思ったらヘアブラシを忘れていました。でも櫛で何とか対応。















<12時 リハーサル>
リハーサルのために下手に行くと、ちょうど西川きよしさんが到着されました。
白いポロシャツ姿で、ごく普通の感じ。 

本番には西川きよしさんもその場に居てくださるのですが、リハでは地元芸人のぶんぶんボウルさんと代理の山本さんとのやり取り。うまく聞いてくださるので安心です。
マイクも流石歌劇座。会場全員が手拍子をしてくださっても平気です。

↓楽屋モニターに映し出された客席から舞台を見た映像












12時半〜13時20分>
ドレスをいったん脱いで休憩。
今回のドレス、前日の練習中にファスナーが壊れてもうだめかなと思ったら、彼が直してくれました。

「もちぷよ」を食べました。
お弁当はやめておきましょう。ファスナー壊れると困るから。
楽屋のTVには会場前方が映されていて、徐々にお客様が入っていらっしゃる様子がわかり楽しくなってきました。
私の家族は2階席。もうついたかな?

さあ、そろそろ着替え直して、13時15分には袖に行って、またとないこの雰囲気を味わってこようと思います。

☆☆☆ここまで、楽屋で書き、以下は帰宅後書きました☆☆☆

本番が始まったので楽屋を出て上手舞台袖で聞いていると、先程の山本さんがやってきて
「スタッフが『どうしてここにいるんだ』って言ってます。楽屋のモニターで聞いてください」
なるほど。漫才関係はそうなんですね。こちらの慣習に従いましょう。
オペラとかクラシックのコンサートだと、素晴らしい先生のものなどは皆さん舞台袖で必死で聞いていて、それが当たり前なのです。

実は楽屋のモニターから音がしなかったからというのも舞台袖に行った理由の一つなのですが、山本さんに壁にあるスイッチを教えていただいて聞くことができるようになりました。

<舞台袖へ>
「空気階段」のステージが始まりました。この後少し間があって私の番なのでそろそろかなと思っていたら山本さんがお迎えに来てくださって一緒に歩き始めようとした時、急に左足の薬指が攣りました。

舞台袖に行くと太平サブローさんがとてもフレンドリーに話しかけてくださって
「すごいドレスですね、オーダーですか?」
「いえいえ、売ってるのを買いました」
「そちらの背広はオーダーですか?」
「ええ、これは。でもなぜか動きにくいんです(笑)」
この会話、本番でも使われました。

足の薬指はまだ攣っています。
そういえばリハーサルからずっと立ってたっけ?
舞台袖の椅子に腰掛けて本番まで5分ほど足を休ませると、ちょうど出番前に攣りは収まりました。

<本番 「集まれ!街の人気者」コーナー>
舞台袖からは詳しく会話は聞き取れないのですが、西川きよしさん、太平サブローさん、ぶんぶんボウルさんの4人が、私を呼び込むためのお話をしてくださっています。そして
「それではどうぞ!」
で、西野真理の登場です。
会場はほぼ満席。

インタビューの内容を記憶している範囲で書くと

・(太平)宝塚から来たんですか?
  →よくおわかりですね!
・(太平)すごいドレスですね、何着くらいもってるんですか? 
  →40着
・(太平)どんな経歴? →音楽大学を出て、中学校の先生をこの3月で定年退職しました
・(ぶんぶんボウル)ということで今日は歌っていただきます。曲は?
  →「さんぽ」
  (ここで、本当に知らないのか西川さんと太平さんはポカンとしている)
・(ぶんぶんボウル)「となりのトトロ」っていう映画の中に『さんぽ』って曲があるんです。
・(西川)「さんぽ」って言ったら、徘徊みたい

♫~西野真理の「さんぽ」~♫

・(太平)どこで活動しているんですか?
  →歌は歌えるんですが歌う場所がなくて。以前は老人ホームで歌ったりしましたが今は  コロナで歌えなくなりました。
・(ぶんぶんボウル)YouTubeにもたくさんアップしてるんですよね
  →400曲くらい。でも見る人は50人くらい
・(太平)どんな歌、歌ってるんですか? 
  →「うっせえわ」から「O mio babbino 」まで
  (両方ちょっと歌うと)
・(太平)どっちも同じに聞こえんるんだけど
・(ぶんぶボウル)きよし師匠のことを「うっせえ」って言ったんじゃないですよ
・(西川)「池乃めだか」にこのドレスを着させたい
・映画のオーディションにこのドレスを着てきて「ドレス姿じゃないと映画に出ません」って強気の「映画に出てあげてもいい」アピールだったんですよ

もっと色々おしゃべりしましたが、結構長くておぼえていないこともいっぱい。とにかくとても楽しめました。

今回の舞台は私の人生の本番中最も緊張せず楽しかった舞台でした。
理由は簡単
「安心して無責任でいられるから」
このステージはあくまでもお笑い芸人さんのステージ。私はお客様。
私のインタビューは一流芸人さんが面白くしてくださるでしょうし、万一歌で失敗してもそれはそれで笑いに変えてくださるだろうという、これ以上ない安心感と無責任さいっぱいのステージでした。











マネージャーさんが撮ってくださったステージ写真。
光が強すぎて真っ白。

終わりにサイン入りのポスターを頂きました。














<終了後>
後半のステージをモニターで拝見しながら着替えと片付け。
結局、出演漫才師さんたちとの接触は一切なし。ちょっと残念。

5分押しで本番終了。
帰宅します。
お客様と一緒のタイミングで。
きっと私だと気づいている人もいっぱいらしたでしょうが、さすが石川県人。皆さん控えめで誰もなにもおっしゃいません。
でも、自分の車の近くまで行ったら通りかかった白い車の窓が開いて
「先生覚えてないと思うけど内灘中で習ったよ」
「ありがとう。私を見に来てくれたのね」

見に来てくれた彼と息子はいいとして、母が遠い駐車場まで歩くのは大変だと思っていたら、ちょうど会場出口にいたので、母と息子は私の車で、彼は自分の車で帰宅しました。
帰って彼から
「学校の先生していたって会話のとき、手を降ってる人が何人かいた」
と聞きました。
ごめんね、ステージ正面からの光が強すぎて、客席が全然見えなかったの。
見えてれば手を振りかえしてあげられたのに。

こうして私の楽しい一日は終わりました。
書き終えて一つ思い出した残念なことがあります。
「11月19日のコンサートのこと、言うの忘れた!」















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