<映画の前に その1>
映画のことより、まず書きます。
腰痛持ちで3時間の映画に耐えられるかどうかご心配の方、これお勧めです。
Curble Chair Wide
たまたま昨日コストコで購入。早速パソコンの椅子に置いてブログを書いたりしたところ、快適です。そこで、以前から行きたいけれど行くことをためらっていた映画「国宝」を観に行く決断をしました。これを持ち込めば3時間の着座に耐えられそうだからです。
何の痛みもなく、3時間の映画を見終えることができました。
(赤い部分は映画館に置いてある、チャイルドクッション)
<映画の前に その2>
9時50分からの上映。
9時35分頃映画館へ行くと、受付カウンター周辺改装中のこともあってか、結構な行列です。この映画館、平日は本当に空いていて、今まで観客私一人だったことが2回。それ以外でもお客様はまあ一桁。そんな状況に慣れてしまった西野真理、列の後ろから座席チェック画面がかなり埋まっているのを見て
「あ~こんな満席で見なくちゃいけないの嫌だな~~~」
と、都会の映画館に慣れている方にはまずありえない不満を持ちつつ、並んでいました。しかも、その行列のほとんどが70歳以上。皆さん「国宝」ご覧になりたいんですね。1日1回の上映ですから集中して当たり前。
ところが、私が行列のあと3人ほどになった時、パソコン画面の空いている席を確認しようとよく見ると、前の皆さんが購入されているその画面、「国宝」ではなく
「港のひかり」
という能登を題材とした映画。あ~そういえば数日前にTVでCMしていました。震災前の能登で撮影された映画が近日公開だということを。その公開日が今日だったのです。その初日に多くの皆さん・・・おそらく震災後、こちらへ越してこられた方や、能登ご出身の皆様ではないでしょうか。
結局「国宝」は私を含めて9人。
<映画の前に その3>
何度も書いてきましたが、私は読書の能力や、映画を理解する能力に欠けています。それを自覚してからというもの、本でも映画でも、あらすじをネット検索して読んでから挑むようにしています。読書好き、映画好き、頭の良い方には理解できない、あきれ果てられる行動であることはよくわかります。でもそれでいいのです。こうしてから私は映画をとても楽しめるようになりました。
<映画を見終えて>
さて、あらすじを読んでから映画を観た西野真理、
「あらすじ関係なし!☆5つです」
そもそもストーリーがどうとかっていう映画なのかな?
後は思いつくままに箇条書き。
・歌舞伎役者を演じた二人の俳優さん、吉沢亮・横浜流星。このお二人、一体どれだけ稽古を積まれたことでしょうか。尊敬しました。一番印象に残ったのはこのこと。それだけでも観る価値あり
・画面がとにかく美しい
・時が経ったあとの一言で、その間のことがわかるような素晴らしいセリフ。この台本をお書きになった方も素晴らしいですね
・二人の登場人物のジェットコースター並みの人生模様。これは私の読んだあらすじには書いてなくて、普通に考えながら見ました
・今も「人生どっち?」って考えさせられます。人は「ないものねだり」なのかも
・同門のオペラ歌手・金川睦美さんが、富山でオペラ「アイーダ」の巫女長を完璧に歌い上げられた時のことを急に思い出して、涙ぐんでしまった場面がありました

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