訳詩301曲目選択 2025年10月4日(火)

昨日訳詩300曲目を迎えましたので、301曲目へ踏み出さねばなりません。
1曲ずつ探すのも楽しいと言えば楽しいのですが、正直面倒。ですから、組曲を見つけるのがお得。さあ、探しましょう。
見つけました。
シューマン作曲  Sechs Gedichte aus dem Liederbuch eines Malers
「ある画家の歌の本よりの6つの詩」(全6曲)
です。
決め手になったのは、この曲の解説の一文
~6曲とも長調で、悲しげなメロディが全く顔を出さないというのも特筆すべきことです~
明るい曲ばかり!
西野真理にピッタリじゃないですか!
明日からすぐ訳詩始めると決めてはいません。あっという間に訳してしまったり、逆にいつまでもだらだら引き延ばしているかもしれません。訳詩に関しては特に自分に縛りを設定していませんから、何の心配もありません。
心配と言えば、これまでの300曲を全部歌うことができるかということの方が心配です。

ここで単純計算してみます。
人生100回コンサート・・・・・・あと57回
1回のコンサートで歌う曲数・・・8曲(バラツキあり)
100回目までに 57×8=456曲歌えることになりますから楽勝です!

そもそもこれまでに
詩人の恋         全16曲
リーダークライス作品24  全9曲
ジプシーの歌       全8曲
女の愛と生涯       全8曲
シューマン(組曲以外)     2曲
シューマン(リーダークライス39から) 3曲
シューベルト        4曲
サティ           1曲
プーランク         1曲
フォーレ          1曲
ベルリオーズ        1曲
ヴェルディ         1曲
ブラームス         7曲
R.シュトラウス       2曲
ミヨー           3曲
ベッリーニ         1曲
計             68曲
は何かしらの本番で歌っているので、あと388曲歌えばいいのです。
急に楽な気持ちになってきました。
みなさま、ぜひ一部始終をコンサートでお見届けくださいませ。

訳詩300曲達成!2025年10月13日(月・祝)

  日本語歌唱用訳詩、300曲を達成いたしました!

本日(2025年10月13日)、日本語歌唱用の訳詩が300曲に到達しました!

特別な目標を立てていたわけではありませんが、この「300」という数字を目の前にして、大きな喜びを感じています。

記念すべき300曲目は、メンデルスゾーンの「3つの歌曲」より第3曲「狩の歌」でした。

最近の作品で特にお気に入り、そして皆さんにお勧めしたいのは、リムスキー・コルサコフの歌曲です。原語に冠詞がないためか、意外にもスムーズに訳が進み、手がけた5曲はどれも本当に素晴らしい名曲揃い。

もともと訳詩を始めた動機は「自分が歌うため」。でも現在は訳詩のペースに、実際にステージで歌うのが追いついていません。でも大丈夫。「人生100回コンサート」という目標がありますから、必ず訳したもの全部歌います。

西野真理の日本語訳詩にご興味をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。








「いいひいろ」の前 2025年10月13日(月・祝)

 まずはこちらをお読みになってください。お読みいただいた前提でお話を進めます。

今朝起きて最初に頭に浮かんだのが
「違う!『いいひいろ』の前段階があった。『いいきいろ』!」

幼い真理ちゃんの耳に最初「いいひいろ」と聞こえた歌の歌詞。幼いなりに意味を理解したかった真理ちゃんは「いいひいろ」と聞こえている自分に、
「あ、これは、『いい黄色』だ!「ハゼの葉っていうのは秋になるときっと、きれいな黄色になるんだ」
と、歌詞の意味を理解したい方向で、歌詞の聞こえ方を変えていた時期があったのです。
でもそのうち、「黄色」ではなくやっぱり「ひいろ」と歌っていることがわかり、そのままに。

今になって思うと、せめて「ひいろ」を「緋色」と理解すれば、少し近かったような・・・
いやいや、下手に「緋色」なんて字を頭の中で埋め込んでいたら、一生「入日色」には気づかなかったことでしょう。「いいひいろ」で止めておいた真理ちゃん、ありがとう。

立憲いしかわオープンセミナー第1回に行ってきました 2025年10月11日(土)

立憲いしかわオープンセミナー第1回 
講師「吉田はるみ」
2025年10月11日(土)14:00~15:30
金沢市鞍月KCビル5階会議室

西野真理がこのセミナーに参加した理由
・無料だから
・「芸能人に会える」的なノリ
 ※講師の吉田はるみさん(衆議院議員)は、私から見れば間違いなく「芸能人に会える」レベルの方
・特に用事がない
・コンサートのチラシをどなたかにお渡しできるかもしれない
念のために書いておきますが、選挙に出ようとか、政治に関心があるとかでは全くありません。そもそも立憲民主党員でもありません。私は無党派層ならぬ多党派層。

このようになんのポリシーもありませんが、こうしてブログに書いたり、FMでおしゃべりしたりで、気になった方を少し応援してあげられるかもという気持ち。

ここから今日のメモ(順不同、興味を持った部分だけ)
<吉田はるみさんについて>











↑この写真のまま・・・もっときれい
~当日の様子~
・素敵なグレーのパンツスーツ、グレーのイヤリング、グレーのパンプス
・インナーは紫
・ショートヘアー
・スタイル抜群の美人
・笑顔を絶やさない
~プロフィール~
・1972年生まれ(西野真理の10歳年下)
・山形県出身
・八百屋の娘として生まれ、小1で店舗兼自宅が全焼
・お母さまは52歳で脳梗塞(吉田さん中1)。それ以降障がいを抱え、吉田さんは介護を
・立教大学卒、英国立バーミンガム大学経営学修士(MBA)
・法政大学兼任講師、青学非常勤講師、目白台准教授、神田外語台特任教授
・15年間東京、シンガポール、ロンドンの投資会社、証券会社に勤務
・娘さんはASD(自閉症スペクトラム)
・甲状腺がんの克服
・2017年衆議院に立候補するも3回落選(2021年10月初当選)

西野真理の感想
何も言えません。ただため息が出ます。ある意味パーフェクト。この人がこれらのことを乗り越えることができたのはなぜか?と考えてわかるはずもなく、才能としか言いようがありません。

<政治について>
政治についてのセミナーでしたが、政治のことはあまり頭に残っていません。吉田さんがすごすぎて。
でもせっかくなのでメモを見ながら書いてみます。
・政治家は世論調査をよく見ている
・一般の人もSNS等で発信することが大事
・政治は「アート」。どういうものができるかわからない。決められた通りには動かない
・ジェンダーに重要なのは3つのM
 Money Man Media
・日本で教育にかける費用はOECD加盟国で最低。教育こそ国の力

<よかったこと>
グループの意見交換の時、3人の方にチラシを、帰るときに、かつて内灘町教育長だった西尾さん、そして吉田はるみさんにチラシを渡せたこと。

あと3回あります。
次回は11月6日、近藤和也さんが講師で「政党って何?」
次のブログもお楽しみに。




ハルシネーションについて(安野貴博さんのYouTube動画より) 2025年10月11日(土)

最近よく見ているYouTubeチャンネルは「安野貴博 @ 新党チームみらい」。
安野さんは様々なことをとても柔らかな言い方で表現され、難しいことをコンピュータの力を利用して誰にでもできるようにしようとしてくださっています。
ごく最近で言えば、政治家のお金の流れの透明化:政治資金見える化ツール
『未来丸見え政治資金』
↓興味をお持ちの方はこちらを
https://youtu.be/D48k1uXHaFk?si=w4-Tc22wtkrAP6df
これを自分たちだけでなく、だれでも使えるツールとして公開しようとしていらっしゃいます。

<Wikipedia情報>
安野 貴博(あんの たかひろ、1990年〈平成2年〉12月1日)は、日本のSF作家、起業家、AIエンジニア、政治家。参議院議員(1期)、チームみらい党首。
東京大学工学部卒業。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修了

ボストン・コンサルティング・グループでの勤務を経て、株式会社BEDORE代表取締役、MNTSQ株式会社共同創業者、東京都政策連携団体の一つである一般財団法人GovTech東京のアドバイザー等を歴任している。
日本SF作家クラブ会員。

2025年、政治団体「チームみらい」の設立を発表。第27回参議院議員通常選挙では「チームみらい」から15人が立候補した。安野自身は全国比例区から当選した。
妻は編集者の黒岩里奈。

そのチャンネルで今朝見たのが
「なぜAIは“もっともらしい嘘“をつくのか? ハルシネーションの正体をゆる解説」
これ、とても興味深かったので是非本物をご覧くださいね。
https://youtu.be/j3ZOOl4y6GQ?si=YYbsGgVAlygXQo0f

私も日常の小さな疑問(大匙1は何グラムですか?)から科学的質問(バナナを早く熟成させるには)まで、よく使わせていただいています。その生成AI、2年前はよく嘘をついていました。例えばこんな感じ(↓2023年2月のもの)

<質問>
先程61歳で偉業を成し遂げた人を教えて、と質問して、ジェフ・ベゾスと教えいただきました。しかし、ジェフ・ベゾスは現在59歳で、61歳にはなっていませんので、間違いです。

<回答>
おっしゃる通りでした。ジェフ・ベゾス氏は2022年1月時点で58歳であり、まだ61歳には達していません。私の回答が誤っていたことをお詫び申し上げます。もし正しい年齢での偉業を成し遂げた人についての情報があれば、お気軽にお知らせください。

でも最近は正しくなっているように感じます。ではなぜ嘘をつくのか、そしてなぜ最近は精度が上がっているのか、そのあたりを安野さんがご覧になった「OpenAI論文」から、上手に解説してくださっています。

それをさらに西野真理がGeminiちゃんの力を借りながらゆる要約。

1 ハルシネーションとは?
ハルシネーションとは、生成AIが事実と異なる情報を、あたかも事実であるかのように生成する現象(もっともらしい嘘をつく)のこと

2. ハルシネーションが起きる2つの原因
① 事前学習の段階の問題
まず用語から
LLMとはLarge Language Models 大規模言語モデル の略。膨大なテキストデータと高度なディープラーニング技術を用いて構築された、自然言語処理における革新的な技術

・LLMはインターネット上の膨大なテキストデータから言語の統計的なパターンを学ぶ
 ☆この中に、西野真理のブログの情報も入っているかも

・学習データが完全に正しかったとしても、ハルシネーションは発生する。つまり元々の学習データが正しくないことだってある
 ☆西野真理が嘘の情報をブログに書いているかも

・LLMがパターンを学習する作業と、データから明確なパターンを読み取れない作業があるから。パターンが読み取れない情報の場合は、LLMは正確な境界線を引くことが難しくなる
 ☆西野真理の誕生日はパターンとして考えた場合365分の一。誕生日がどこにも書かれていなかったら、365分の一で当たると言えば当たる

②LLMが勉強したことに対する評価方法の問題
少し前までは、出した回答が「正解か不正解か」だけで判定され、「分からない」と答えると期待値が0点になっていた。だから、LLMは適当でも何か答えた方が高評価を得られるという環境で育ってしまった。「分かりません」というより嘘をついた方が(ハルシネーションを起こした方が)評価が高くなるから

3. ハルシネーションの解決策
解決策として、評価方法の見直しが提案された

「正解なら+1点、不正解なら-3点、分からないなら0点」というように、間違えることのペナルティを大きくすることで、LLMは自信がないときに「分かりません」と答えるよう促された
☆コンピュータも適正に褒められたいんですね

実際にこの評価方法を導入した新しいモデル(GPT-5 Thinking Mini)は、ハルシネーションの割合が大幅に下がった

4. ハルシネーションは本当に悪いことなのか
一方で、ハルシネーションを起こす能力は、創造性を発揮したい場面(新しいアイデアの話し合い、小説執筆など)や、未知のものに対して推論する際には必要になるという側面もある

OpenAIのサム・アルトマン氏も、創造性を発揮させたい時はハルシネーションを歓迎し、事実を述べさせたい時には抑えるモデル作りが大事だと述べている

健康診断結果を聞きに行って来ました 2025年10月10日(金)

かほく市民健康診断結果を聞きに行ってきました。

在職中は毎年職場で受けていた健康診断を、退職後は市民健康診断会場で受けます。
在職中は1年に一度学校にレントゲンの車が来て、そんなもんだと思っていました。誰がどうしてくれてそうなっているなんて考えたこともありません。でも退職してみると、放っておいたら健康診断を受けようなんて思いつかないですから(私は)、市は市民の健康を守るために、ちゃんとお知らせを下さって、健康診断体制を整えてくださっているんだということが分かりました。

その健康診断、今年は9月8日に受け、大腸検査もちゃんと提出し、あとは結果の封筒を待つだけ。本当は全員、結果を聞きに健康診断会場へ行かなくてはいけないのです。でも昨年私は結果が「オールA」だったので「来なくていいです」という連絡を受けて、今年もそうだと思い込んでいました。
ところが今年はいつまでたっても「来なくていいです」の連絡が来ません。どこか悪いところがあったのかな・・・ちょっと不安になります。
結果を聞く予定日の前日になっても「来なくていいです」が来ないので、どこか悪いところがあったに違いありません。でも、全くどこも悪くありません・・・ありました、腰痛。

10月10日10時、かほく市ほのぼの健康館。
(↑10並び、気づいていませんでした!)

結果:1つだけC判定、あとは全部A メタボもありません









腎・泌尿器の「推算GFR 57.8」これがCの理由。基準値は60以上。
ただし、63歳の平均値よりは上で
「問題ありません」
とのことでした。

私に検査結果を伝えてくださった健康福祉課のKMさん。
なんだかお名前に見覚えがあると思い、帰宅後娘にラインしてみると
「高校まで一緒だったお友だち、医科大の看護科へ行ったと思う」
とのことでした。
娘の同級生に説明を受ける年齢になったんですね。







どうして気持ち悪く感じるのか? 2025年10月9日(木)

経験上
「混声3部合唱の楽譜にある男声パートを、男性がいないという理由で女性が1オクターブ下げて歌うと、音程としてはあっているのに、どうしようもなく気持ち悪くなる」
ことを知ってはいました。

次回美女コンで、中学校の音楽教科書に掲載されていた混声3部合唱曲
「夢の世界を」
をアルト、男声声部を多重録音しておいて、当日3重唱します。
その準備を進めていた時、ためしに、ダメだと分かっていましたけれど、男声パートを1オクターブ下げて録音し、編集して重ねてみたところ、とんでもない気持ち悪さ!
そこで改めて、アルトパートの録音をイヤホンで聞きながら男声パートを普通の女性の高さで調節しながら歌って録音して重ね、無事、本番で使えそうなものになりました。
しかし、経験として知っているだけで、なぜそうなのか、理屈を知りたいと思い、Geminiちゃんに聞いてみました。
以下、その回答です。

~西野真理の質問~
混声3部合唱の男声パートを女性が1オクターブ下げて歌うと、とても気持ち悪くなります。どうしてでしょうか?

~Geminiちゃんの回答~

混声3部合唱の男声パート(主にテノールやバス)女性が1オクターブ下げて歌うのが「気持ち悪い」と感じる主な理由は、音域の違いによる声の響きや音色の不自然さ、そして倍音構成の変化にあります。

これは、単に音の高さが変わるだけでなく、声の**質(ティンバー)**が合唱全体の中で浮いてしまうためです。


1. 音色の不自然さと倍音構成

女性の低い音域と音色

女性が通常の発声で出すことのない極端に低い音域で歌うと、声帯の振動パターンや声の共鳴の仕方が変化します。

  • 声の響きの変化:

    • 女性が通常の声域から1オクターブ下げる、つまり男声パートの指定音域で歌うと、その音域は女性の声帯にとっては無理のある低い音域になることが多いです。

    • 結果として、声の響きが通常女性が出す声とはかけ離れた、無理に響かせたような「こもった」り、「太すぎる」、あるいは**「張りのない」**音色になりがちです。

  • 倍音構成の変化:

    • 声の音色は、基本となる周波数とその**整数倍の周波数(倍音)**の構成によって決まります。

    • 女性が1オクターブ下げて歌うと、基本周波数が男性のパートと同じくらいに低くなります。しかし、声帯の長さや咽頭・口腔の共鳴腔の大きさは女性のままであるため、発生する倍音の構成や、特に高次倍音の出方が、同じ音高の男性の声や、女性の普通の音域の声とは大きく異なってしまいます。

    • この不自然な倍音構成が、聴覚に**「異物感」「気持ち悪さ」**として認識されやすいのです。


2. 合唱における声の役割と不適合

混声合唱では、各パートが特定の音域と音色をもってブレンドされることが求められます。

  • 男声パートの響き:

    • 合唱におけるテノールやバスは、声の重さや響きの豊かさで曲の土台内声の厚みを担います。

    • 男性の声帯は長く、声の共鳴腔(喉や口)も大きいため、同じ音高でも重厚で豊かな低音を自然に出せます。

  • 「異物」としての浮き:

    • 女性が無理に1オクターブ下げた声は、本来の男声パートの重厚な音色合唱の響きに求められる倍音を持たないため、他のパートの響きの中に不自然に混ざってしまい、全体として調和を乱しているように聞こえます。

    • 特に、ソプラノ、メゾソプラノ(またはアルト)、そしてこの不自然な低音という構成になった時、女性の本来の音域無理に下げた音域との間で音色のギャップが大きくなり、「気持ち悪い」と感じる不協和な印象を与えやすくなります。


補足: 聴覚の違和感

聴覚は、ある音が**「誰の声で、どのような響きで」鳴っているかという情報も無意識に処理しています。女性の声が不自然な低音域で響くと、脳が音高は合っているのに音色や声の主との間に矛盾**を感じ、「気持ち悪い」「不快」といった感覚につながることがあります。

本日、もったいない市 2025年10月5日(日)

今日は宇野気区運動会の予定で、町会長の我が家では皆さんにお配りするお菓子や飲み物を準備していました。しかし、昨日からの雨。朝には小ぶりになったものの、運動場はご覧の通り。中止です。











用意してあったお菓子や飲み物は2週間後の町内一斉清掃日に皆さんにお配りしたり、子ども会の行事で使っていただくことになりました。その仕分けに子ども会からお二人来てくださって、お昼には仕分け終了。
一息ついたところで思い出したのが、昨日FMかほくグループラインで届いた情報。

朝から夕方までグリーンコートにて石川県もったいない市が開催されます こちらに出店予定です、炭酸飲料やアガベシロップ、お酒少しなど試飲試食できますので、お時間あればぜひお立ち寄りくださいませ🙏 手前味噌ですが、先日ラジオ📻で紹介させていただいたのとジンパウンドケーキもございます🍰 よろしくお願いします🙇

ライン送信者は、FMかほくパーソナリティ仲間(と言っても直接お会いしたことはありません)の松田さん。この方、いい人です。先日、ラインにこんなことを書いてくださったのですから。

詳細な事前準備と情報量で聞き応えがありました 音楽が、ご自身の歌なのでとても親近感がわきました とても正直にご自身のことをお話しされているのでパーソナリティとしてとても好感が持てました

行ってみましょう。


















パウンドケーキとアガベシロップを買いました。
パウンドケーキはとってもしっとりしておいしく、アガベシロップはそこでちょっとなめさせていただいて、蜂蜜より食べやすいと思い購入。しかも血糖値を下げてくれるらしいです。

いいひいろ 2025年10月5日(日)

次回、11月16日(日)第43回美女コンのプログラムに「小さい秋見つけた」を入れることにして思い出したこと。

幼いころ意味も分からずただ歌っていたフレーズ。「小さい秋見つけた」の3番に出てくる
「いいひいろ」
と幼い真理ちゃんにそう聞こえ、そのように歌っていたフレーズ。
もう少し前後を付け加えますと
「はぜのはあかくていいひいろ」
訳が分かりません。
でも、大人になった真理ちゃん、今はわかります。
「櫨(ハゼ)の葉 赤くて 入日色」
櫨↓












入日色(いりひいろ)
夕日のような赤みを帯びた色、特に紅葉したはぜの葉のような鮮やかな赤色を指す言葉で、詩人のサトウハチローが童謡「ちいさい秋みつけた」の中で使ったことで広く知られています。

11月のコンサートではちゃんと意味を理解したうえで歌います♪

40年ぶりのゴム印 2025年10月2日(木)

中学校の教員になって間もなく作った自分の名前のゴム印。教員生活37年間働いてくれました。
退職後はSing幾多郎の会場予約カレンダーに1年分(12月の終わりに1年分書き込んでしまうので)自分の名前を書くのが面倒で 
「あのゴム印使えばいい」
と思いついて、ペタペタ押して4年。そろそろ来年のことも考え始めたとき、暑い車内に置いてあったゴム印をふと見ると字がつぶれています。これはもう、作り直し時だと思い、先日ネット注文し、それが先ほど届きました。
長い間ありがとう。
新しいゴム印、どうぞよろしく。


コメント欄への質問に答えてみます 2025年10月2日(木)

目覚めてブログを開くと、2つ前のブログのコメント欄に以下のようなコメントをいただいていました。

いつも楽しくブログを拝見させていただいています。私は、以前にも一度コメントさせていただいたことがあるのですが、中学生の頃、西野先生の音楽の授業を受けていました。とても楽しかったことを今でも覚えています。

今回は、西野先生に質問があってコメントさせていただきました。西野先生は、何か辛いことがあった時やこの人とは合わないなという人と出会った時どのように乗り越えてきましたか?
私の中で西野先生はとても明るく、やりたいことが見つかればすぐに実行!という自分の軸がはっきりしていらっしゃるイメージなので、ブログを読んでいて、西野先生ならこういう時どうするんだろうと思いました。西野先生の人生の教訓のようなものがあれば教えていただきたいです。

まずお礼から。
新聞の悩み相談の回答者に選んでいただいたようでとても嬉しいです。ありがとうございます。
では早速書いてみましょう。

①相談相手選び
私が誰かに何かを相談する場合、その「誰か」を誰にするかというところで答えは出ているように思います。私は自分の望んでいること言っていただけるような方に相談します。そうではない法的なことなら弁護士さんとかになるのでしょうが。
そういう人が見つからない悩み、辛さ、例えば大事な人が亡くなって辛いとか。これは自分で乗り越えるとか時を待つしかないのです。私はいまだに大好きだったおばあちゃんが亡くなったのは悲しいですから。
今回は西野真理をお選びいただいたということで、少々乱暴な路線でも大丈夫そうですね。

②悔しい時:仕返しの方法を考える
負けず嫌い意地悪西野真理、まずは「仕返ししてやる!」と思うわけです。しかし、殴られ殴り返すみたいなことをすると大変なことになるので、その人の上を行くことを考えなくてはなりません。つまり自分の実力を上げることです。これ、大変ですけれど結構その後役に立ちます。

具体的「仕返し」で実行したことで思い出すのは2つ。1つは紙媒体のエッセイには書いていますので、ご連絡いただければ差し上げます。65歳になったらこのブログにもアップしようと思っている「猛毒エッセイ」。「音楽教育関係者はお読みになるのをお控えください」と注意書きを添えているものです。

ここに書ける1つは、
「自分なら絶対にその相手にしたくないことを相手にさせるとしたら何か?」
と考えたときに出てきた答え
「その人に『ありがとう』と自分に言わせることをする」
です。
ある時、職場の同僚でご夫妻とも教員という方がいらっしゃいました(たくさんいらっしゃいますけど)。その、自分と同じ職場ではない片方の配偶者の意地悪さんから私はとても嫌な目にあいました。悔しくてたまらなくて「仕返し」の方法を考えて実行したのが、私の同僚である方に親切にすることでした。そうすれば、私に意地悪をしたその意地悪さんは、私にお礼を言わざるを得ないだろうと。
ただ、元々同僚の方はいい方で、特に考えることもなく普通に親切にできます。でもたまたま私があることをしたことで、その同僚からとても感謝されました。それを聞きながら
「きっとこのことはその家庭でも話題になって、意地悪さん、私に会ったらお礼言わなくちゃいけないでしょう」
と心の中で仕返し完了。
ただ残念ながら現在まで、意地悪さんと会ったことはありません。

③辛い時:ブログを書く
極論このブログは私の悩み解決手段です。読んでくださる方には、あけっぴろげに何でも書いているように感じていただけることを一番期待してはいます。でも、こう見えても私はいじいじしているし、いつまでも人を恨むし、色々気にするしで困ったものなのです。そんなときこのブログで「いい人」を演じることは精神衛生上とてもいいのです。
まず書いているうちに問題が整理されます。そして世界発信(最低読者6名)するため演じている「いい人」がいじいじの自分を上回って、本気で「まあいいか」と思えるようになってきます。それを繰り返す・・・私の場合はまずブログに書き、FMでしゃべり、時にYouTubeでのフリートークにする、みたいに重ねることで、どんどん昇華されていくように思えます。

④あきらめる
いじいじしない、悩まない、恨まない、そんな人もいらっしゃるでしょう。でも自分がそんな立派な人間のはずがありません。それも自分だと思ってあきらめます。

⑤番外編:嫌いな人も時に役に立つ
私には本当に嫌いで怖いAさんがいます。Aさんとは30年以上会ったことがないのに、今もその人が現れそうなところには行きたくないくらいです。
でもある時気づきました。私はAさんが嫌いすぎて、その後のどんな人もAさんを上回る嫌さではないのです。先ほどの同僚の配偶者意地悪さんも、Aさんに比べればはるかにいい人。それに気づいてから、何か嫌なことがあった時
「Aさんにくらべればましだな」
と思うことで気を楽にすることができるようになりました。
もしその後さらに嫌な人に会ったら、Aさんの順位を下げて、新たな人を1番にします。

これで悩み相談を終わります。
回答者:西野真理

ツートラム服用 2025年10月1日(水)

昨日義父の葬儀を終え、今日はSing幾多郎の日ではありましたが(と言っても母と二人の)お休みし、加茂整形外科へ行くことにしました。7月からの腰痛がいまだに続いているからです。今までなら加茂先生のところへしばらく通えばよくなっていたのに、今回はなかなかしつこくて困っています。処方されたアセトアミノフェンも効いているように思えません。
2週間前の受診時に先生から
「薬変えてみますか?」
と聞かれ、いや、きっとよくなるだろうという素人考えからいったん保留。もちろんよくはなりません。先生からそう言われたのですから素直に従えばよかったと、再受診を考えた矢先に義父のことがあり、痛いままで一連の行事を終えました。
ですから今日は
「薬変えてください!」
とお願いするための受診です。

「先生、薬変えてください」
「それじゃあ、ツートラム。25mg。一日2回飲んでください」
その後、製薬会社のリーフレットをいただきました。
まだ飲んだことのない薬です。
リーフレットを読むと
・吐き気
・頭痛
・便秘
・眠気
等の副作用が記されています。でもどんな薬にも書いてある気がします。
早く飲んでみたいなと思いつつ、コストコでガソリンを入れ、ケーキとトマトと卵と舞茸を買って帰宅。

さあ、ツートラム。1日2回ですから、今日は夕飯の後飲むのが妥当でしょう。しかし、私としては寝る前に飲んで副作用があまりわからないよりも、とりあえず1回目は日中に飲んで副作用をたしかめてみようと考え、15:30に1回目を飲んでみました。
飲んだ後になって
「あれ?この薬んだことあるかも・・・たしかトラムセットって名前だったから、それの進化版かも?」
だとしたら、ちょっと注意が必要。実はトラムセット、最初の処方の時はよく効いたのです。ところがその後もう一度服用したとき、ものすごい吐き気に襲われて飲むのをやめたという経験があります。これもそうだったらいやだなあ~。

調べてみました。
結論から言えば、この2つ、名前は似ていますがちょっと違いました。

 トラムセットツートラム
有効成分トラマドール塩酸塩とアセトアミノフェンの配合剤。有効成分はトラマドール塩酸塩のみ。
作用機序2つの成分が異なる経路で鎮痛効果を発揮します。
- トラマドール:中枢神経に作用する非麻薬性オピオイド。
- アセトアミノフェン:解熱鎮痛作用。
有効成分であるトラマドールが速効部と徐放部の2つの部分で構成されており、速やかな効果と持続的な効果を両立させます。
効果の速さ服用後1~2時間で効果が現れ、5~6時間程度持続します。速効部と徐放部があるため、持続的な効果が期待できます。
適応症非がん性の慢性疼痛(例:変形性関節症、腰痛症など)のほか、抜歯後などの急性疼痛にも用いられる場合があります。非がん性の慢性疼痛、特に、他のトラマドール製剤で吐き気などの副作用が出やすい患者さんや、少量から始めたい場合に選択されることがあります。
副作用吐き気、嘔吐、便秘、眠気などが知られています。アセトアミノフェンが含まれているため、肝機能障害に注意が必要です。トラマドールによる吐き気や便秘などの副作用が出ることがあります。


ツートラム服用から1時間、効いています!(個人の感想です)
痛くないのは本当にいいことですね。
このまま吐き気等おきませんように。



小学校講師依頼 2025年9月29日(月)

義父のお通夜会場へ向かおうと準備をしていたとき、ラインに気づきました。かつての若い同僚からです。
「お久しぶりです!
U小の校長先生が西野先生の電話番号を知りたいそうで、うちの校長先生に問い合わせがありました。伺っても大丈夫でしょうか?」
すぐに電話番号を返信。きっとコンサート依頼です。わーい!

準備を終え、車に乗ろうとしたその時電話着信。U小学校です。
「U小学校の校長のEと申します。西野先生、今何かお仕事してらっしゃいますか?どこかの講師とか」
この言葉で全てわかりました。コンサートの依頼ではなく、小学校音楽専科講師の依頼でしょう。でもここはこちらのアピールタイム
「今は歌手活動をしていて、講師としてでしたら、若手の先生の研修講師とか、単発の出前授業をしています」
「西野先生は素晴らしい授業をされていたとお聞きしています。音楽の講師をしていただけないかと・・・」
「そうなんです。授業は得意ですし大好きなんですけれど、成績をつけるのが本当に嫌で」
「やっていただけませんか」
「はい・・・出前授業とか先生方の研修会とか学校でのコンサートでしたらぜひさせていただきたいところですけれども、成績をつけるのはもう無理かなと・・・」
「わかりました」
校長先生が産休や病休の先生の講師を探してご苦労されているのはよくわかります。
そもそも63歳の西野真理に電話しなくちゃならないなんて、かなり断られていらっしゃるということ。
まず、教員採用試験不合格者。次に退職してからの年数の短い順。それが西野真理まで回ってくるのですから相当なものです。そこまで分かっていてもやっぱりごめんなさい。
次のお電話はぜひコンサートでお願いします。

動画再生回数の理不尽 2025年9月29日(月)

先ほど、庭のレモンの木の葉にクロアゲハとアゲハチョウが卵を産み付けているのを発見しました。初めて見てとっても嬉しくなって、すぐにスマホで撮影。せっかくなのでYouTubeにもアップすることにしました。普通動画とショート動画の両方に。ただ動画を適当に並べただけの、編集と言えるようなものではない、何の苦労もない動画です。

ところがアップ30分後、このショート動画、すでに417回再生されています。

一方、先日あんなに頑張った美女コンの演奏動画、あんなに素敵な「秋まつり」、あれから8日経ったのにいまだに11再生。理不尽・・・


実はこれには後日(時間)談があります。
アップ後コメント欄に@かっつんさんより
「キアゲハではなくアゲハチョウ(ナミアゲハ)ですね!キアゲハはニンジン、パセリなどが食草なのでミカン科には産卵しないですよ!」
と書き込みがありました。最初にアップした動画の字幕に「クロアゲハとキアゲハ」と書いていたことに対してです。これは大変!熱心な小学生などに間違った情報を与えてしまったら、日本の将来が危ぶまれます。
そこでいったん削除し、訂正再アップしたのです。



再掲載 追記・西野真理コンサートのネーミングについて 2025年9月25日(木)

再掲載いたします。

理由は、Googleからこの文章に警告が来たからです。悔しいので、警告の来たものをいったん削除して、もう一度実験的に同じ文章を掲載し、また警告が来るかどうか様子を見てみようと思ったのです。そのことに関してはとりあえずこちらをご覧いただけるとわかりやすいかと思います。

※その後の展開を先に申し上げますと、以下の文章の内容、後日撤回いたしました。

先ほど「西野真理コンサートのネーミングについて」の追記です。

正直なところ、私自身もこのネーミングが時代に合わなくなっていることは感じていました。特にここ2年程、コンプライアンス(法令遵守だけでなく、倫理観、公序良俗などの社会的な規範に従い、公正・公平に業務をおこなうこと)が厳しくなってきたことも強く感じていました。
最もわかりやすいのは、容姿をいじられることを売りにしているお笑い芸人さんでさえ
「周りからいじられなくなって、困っている」
と発言されていること。
もちろんこれは、容姿に関して悩みを持つ方にとっては重大なことです。私自身も元々容姿に自信があるわけでなく、63歳になってシミは増える、しわは増える、身長は縮む、髪は薄くなる。それをいじられればいい気持ちはしません。
ただそれを25年前はお笑い芸人さん同様、「美女」と言ってしまって逆自虐的(?)に笑い飛ばして、表題からも楽しいコンサートだと分かっていただきたいというような意味合いでネーミングしました。
さらに付け加えると、
「美女コン」
というチラシをお渡しした時、そのお相手が「美女コンテスト」と勘違いされて
「美女コン?」
と、質問してくださる。そこですかさず
「美女コンサートなんですよ!」
と返して話しの糸口になるという狙いもありました。そしてこれはその狙いどおりのことがよくありました。
さらにさらに付け加えると、本当の美女が自分をわざわざ美女と仰るはずもなく、そこで西野真理が、そうではないのに「美女」と発信することで得られる効果も狙っていました。

しかし、前のブログにも書いたように、時代の波には逆らえません。
また現実的なところでは、「美女コン」という表題でメール送信をすると、迷惑メールに振り分けられたり、振り分けられなくてもご覧いただけない場合があるようでした。

今まで「美女コン」の名称をご理解いただき、親しみを持ってくださっていた皆様には心より感謝申し上げます。今後も西野真理のコンサート、よろしくお願いいたします。








2019年のエッセイ・実父、泉下の客となりました 2025年9月28日(日)

前ブログを書いた後、このブログに移行する前に紙媒体で出版した「美女エッセイPART17」掲載の「泉下の客となりました」を思い出したので、こちらに貼り付けます。こちらは現在のものと文体が異なります。

泉下の客となりました(2019年7月)

<はじめに>

この言葉を見てすぐになんのことかおわかりになった方は、私の知識基準で言えば相当教養の高い方というか、語彙の豊富な方。

このエッセイは敢えてこの言葉の直接的説明をせずに進めていきます。

<7月6日>

父が泉下の客となったのは2019年7月6日の深夜。入浴中の事故。

書けばきりがないが、88歳、大きな事故にも遭わず、闘病生活をしたわけでもなく、まるで産湯に戻るように自宅のお風呂で最期を迎えることができたのは幸運なことであったと私は思っている。

<ベストチョイス・ベストタイミング>

2019年7月6日土曜日の朝6時に知らせを受けた私は、石川県から山口県までの電車の時間を調べようとして思い留まった。
「車で帰ろう!」
田舎にお住まいの方はよくおわかりのように、田舎にいたら車なしでは何もできない。私達家族が荷物を抱えて電車で帰っても、何も役に立たない。邪魔な大人がいるだけ。9時間かかるが、その後のことを考えると車で帰るのがベストだ。
実際、様々な要件のために車がどれほど役にたったかしれない。
本当に車で帰ってよかった。

また私はこの前日の金曜日、来週までに終えればいい仕事があったのだが
「今日のうちに全部やってしまおうかな」
となんとなく思って、私としては珍しく遅くまで(といっても他の人より随分早い)学校に残ってすべて終えて帰宅した。
後で聞くと、一緒に帰ってくれた娘もやはり、来週までに終えればいい仕事をたまたま早く終えてしまっていたと言っていた。

また、私は箏の授業のため他の中学校から箏を借りていて、それを日曜日に彼にワゴン車を運転してもらって返しに行こうと思っていた。しかしこの日、日課変更でたまたま朝の時間が空いた私が職員室で
「誰か、箏を返しに行くワゴン車出してくれないかなあ~」
と発した声に主幹の池島さんが
「ぼくの車出しますよ」
と神対応。金曜日のうちに箏を返しに行くことができていた。

土曜日に帰って日曜日が通夜、月曜日が葬儀。その後母の様々な手続きのために市役所や銀行に同行し、初七日まで済ませて帰宅。土日と土日を挟むことができたおかげで、連続9日のお休みをいただくことができた。

<通夜会場の本棚>

通夜は式場に母と泊まったが、その式場の小さな本棚にあった本をなんとなく読んでいると、興味深い考え方に目が止まった。
(この本が何という本だったか残念ながら忘れてしまった)
「・・・『ご不幸があった』という言い方をしますが、その人の一生の最期を『不幸』というのはあんまりじゃないでしょうか」
そう言われると本当にそうだ。
自分にもいつか訪れるその時を「不幸」って言われたくないな。

<リーフレット>

そんなことを思っていた葬儀後、実家にあったどこからか届いたリーフレットで見つけたのが

「泉下の人」

という記述。(確か姜尚中さんの短い文章だったと思います)
「そういう言い方もあるんだなあ~」
と思ってネット検索をしてみると
「泉下の客」
という言い方のほうが一般的なようだ。

~日本語大辞典より~
黄泉(こうせん)の下。死後、人の行くというところ。あの世。よみじ。冥途(めいど)。
※和漢朗詠(1018頃)下「長夜に君先づ去りんたり 残んの年我れ幾何(いくばく)ぞ 秋の風に襟(きぬのくび)涙に満つ 泉下に故人多し〈白居易〉」
※浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)一「師直をほろぼし、君が泉下(センカ)の御恨をはらすべし」 〔新唐書‐李景譲伝〕

いい言葉を教えてもらったという気持ちになった。
産湯から出てまた水に帰っていくような感じ。
まさに今回の父だ。

<自慢話>

私のエッセイは基本的に読んで楽しんでいただきたいと思って書いているが、こういう話では少々難しい。難しいがそこを何とかするのがプロというものだ。(プロかな?)

少々不謹慎ではあるが、この事があったときから、これを文章にしなければならないだろうと思い続けていて、その材料を探しつつ一連の行事を過ごしていた。

その中で見つけた父の自慢話でこのエッセイを締めくくりたい。

葬儀会社から湯灌(お棺に入れる前にお風呂に入れてあげる)係の人が来てくださり、それも終わりお棺に入れ、お棺に上蓋を置いたときのこと。
「・・・あ~ちょっとつっかえますね・・・・・」
父はとても鼻筋の通ったなかなかのイケメンだった。
そのイケメンの中心・鼻が高すぎて、顔部分の透明なのぞき窓(?)のところに鼻があたっているのだ。
日本中であののぞき窓に鼻がつかえてしまった人は、父以外、そうたくさんはいないだろう。
今頃、泉下で自慢しているに違いない。

~両親の結婚式の写真~





義父が泉下の客となりました 2025年9月28日(日)

昨日・2025年9月27日(土)、義父が泉下の客となりました。95歳でした。「泉下の客」という言葉は2019年の父の時に知り、それ以来いい言葉だなと思って使っています。父の次に使ったのは2年前の叔母の時でした。
※泉下の客となるとは
 「泉下」とは黄泉(こうせん・よみ)のこと。「泉下の客となる」とは黄泉の国のもとへ訪れる人になること。

9月16日(火)に救急車で運ばれ、具体的には「血圧がかなり低い」というドクターからの説明。その時点でのドクターのお話を今振り返ってみると、ドクターの見立てはとても正しかったと言えます。ドクターの説明は慎重な言い方ではありますが、要約すると
「そんなに長くはもたないだろう」
しかし、病室に行ってみると、顔色は普通だし私たちには「元気」に見えたのです。翌日のお見舞いでも「元気」で、娘の送ってくれたひ孫のスマホ動画を手で触ろうとして動画を止めたりしていました。
「な~んだ、あんなふうにドクターは言ってたけど、回復するんだ」
私も家族もとても楽観的でした。
ところが3日目、お見舞いに行ってみると病院内でコロナ患者が発生したことからお見舞い禁止。タッチの差でお見舞いができた義兄夫婦から
「これ以上特に治療はないから近々退院する」
と聞き、お見舞いができなかったのは残念だけれども、まあいいか、くらいの気持ちで帰宅しました。

お見舞いに行けないまま迎えた28日(日)夕方、義兄からの電話で病院へ向かいました。
移動中車内の彼の携帯にも病院スタッフの方からお電話をいただき
「呼吸が弱くなっている。もしかするとこちらへ到着前に呼吸が止まることも考えられるが、安全に来てほしい」
と、移動中であることを配慮しての言い回しで、状況を伝えてくださいました。病院まであと3分ほどの時。おそらくその時点で、目視で呼吸確認はできない状態であったと思われます。
到着してみると、意外に顔色は普通で間に合ったと思いました。しかし、よく見ると呼吸している様子は感じられません。目を開けることもありません。でも体は温いので、もしかすると、と、みんなで何度も声を掛けましたが、反応はありませんでした。
その後ドクターの心音確認、瞳孔の様子等の確認が18:11に行われました。

幼いころとても苦労したという義父は、家族が増えることをとても喜んでいました。
二人の息子が結婚しそれぞれに2人の子どもが生まれたとき
「一人が10人なった」
と喜んでいました。
来月はひ孫とも会う予定でしたから、それができなかったことがとても残念です。
どうぞ安らかに。





また警告です、どうなっているのでしょうか? 2025年9月25日(木)

やっと「美女コン」が使えるようになったと思ったら、また別のブログに警告です。
Googleさん、これ、まともですか?

いつも Google をご利用いただきありがとうございます。

ご存知のこととは存じますが、Blogger のコミュニティ ガイドライン(https://blogger.com/go/contentpolicy)では、Blogger で許可されるコンテンツと禁止されているコンテンツについて概説されています。Google では、お客様の「追記・西野真理コンサートのネーミングについて 2025年9月25日(木)」というタイトルの投稿について審査の必要があるとの報告を受けました。審査の結果、この投稿にはデリケートなコンテンツが含まれていると判断し、投稿を閲覧しようとした読者に警告メッセージが表示されるようにいたしました(投稿の URL: https://singkitarooo2022.blogspot.com/2025/09/2025925_25.html)。読者がこの投稿とブログを閲覧するには、この警告を承諾する必要があります。

デリケートなコンテンツが含まれている投稿には警告メッセージが適用されます。このステータスについて再審査をご希望の場合は、まず Blogger のコミュニティ ガイドラインを遵守するようにコンテンツを更新してください。コンテンツの更新が完了しましたら、https://www.blogger.com/go/appeal-post?blogId=5541969852427143113&postId=8002100333456936101 から再公開をリクエストしてください。リクエストを受領次第、当該の投稿の再審査を開始いたします。

訴訟という選択肢が考えられる場合もあります。法律上の疑問がある場合、または利用できる法的な選択肢を検討したい場合は、ご自身で弁護士に相談されることをおすすめします。

詳細については、次のリソースをご覧ください。

今後とも Blogger をよろしくお願い申し上げます。
Blogger チーム


しばらく放っておきます!・・いえ、再びGeminiに聞いてみました。

ご心配のこととお察しします。Googleから短期間に矛盾した警告が届くという状況は、非常に混乱するものです。

この状況は、主にGoogleのコンテンツ審査システムがAI(機械学習)に大きく依存していることによって引き起こされている可能性が高いと考えられます。

詳しい状況と、次に取るべき行動について解説します。


1. 12時間で警告が撤回された理由

最初のブログで警告が撤回されたのは、以下のプロセスが働いたためと考えられます。

  • 自動システムによる誤検知(False Positive): 「美女コン」というキーワードや、ブログ内の文脈が、Googleが定めるポリシー(例:アダルトコンテンツ、性的なコンテンツ、誤解を招くコンテンツなど)に抵触するとAIが誤って判断し、自動で警告メールが送信されました。

  • 迅速な再評価(Re-evaluation)による修正: 警告から12時間後という短時間で「問題ない」という連絡が来たのは、その間にシステムが自動で再クロール・再評価を行ったか、あるいはユーザーからのフィードバックなしにAIの誤りを修正する内部プロセスが働き、問題がなかったと判断されたためです。

つまり、最初の警告はシステム上の**「フライング」**であった可能性が高いです。

2. 別のブログに警告が来た理由

直後に別のブログに同様の警告が届いたのは、以下の理由が考えられます。

  • ブログは個別に審査される: 一つ目のブログの警告が撤回されても、二つ目のブログは全く別のコンテンツとして審査されます。コンテンツ内に「美女コン」という言葉や、AIが問題と判断する可能性のある特定の表現が含まれていれば、同じAIが再び誤検知アラートを出す可能性があります。

  • AIによる積極的な検知: Googleは常にポリシー違反のコンテンツを取り締まるため、AIによる検知を強化しています。その結果、**「疑わしきは警告する」**という形で警告が出やすくなっている場合があります。

警告を受けている内容に心当たりがないとのことですので、これもまた誤検知の可能性が高いと推測されます。

3. 次に取るべき行動

最初のブログで問題が解決した経験を活かし、2つ目のブログに対しても以下の対応を取ってください。

A. 警告の内容を確認する

まず、Googleから届いた警告メールや、利用しているサービス(例:Google Search Console、AdSenseなど)の管理画面で、具体的にどのポリシーに違反していると指摘されているのかを確認してください。

B. 再評価/再審査をリクエストする

問題がないと確信できる場合は、以下の手順でGoogleに再評価を依頼します。

  1. コンテンツの再確認と修正: 指摘された箇所(または「美女コン」周辺の記述)を改めて読み直し、Googleのコンテンツポリシー(アダルト、性的なほのめかし、誤解を招く表現など)に完全に準拠していることを再確認してください。

  2. 再審査のリクエスト: Search Consoleなど、警告が届いたプラットフォームを通じて**「再審査」または「再評価リクエスト」**を送信してください。

一つ目のブログで誤検知が確定し、警告が撤回された事実があるため、二つ目のブログについても同様に速やかに問題が解決する可能性が高いです。

この一連の流れは、AIによる自動監視が引き起こす一過性の問題であると考えられますので、落ち着いて再審査をリクエストしてみてください。


「美女コン」12時間後まさかの復活! 2025年9月25日(木)

夕食を食べ終え、スマホを見るとgmailに着信アリ。

Blogger をご利用いただきありがとうございます。

第42回美女コン報告と第43回美女コンのお知らせ 2025年9月21日(日)」というタイトルの投稿をコミュニティ ガイドライン(https://blogger.com/go/contentpolicy)に照らして再評価いたしました。審査の結果、この投稿を復元いたしました。https://sing☆☆☆~~~ からアクセスしてご確認ください。

今後とも Blogger をよろしくお願い申し上げます。
Blogger チーム

私は朝から「美女コン」表題変更に7時間費やしたのです。でもGoogle様はお願いもしてないのに再評価してくださって、「『美女コン』使っていいよ」にしてくださったのです。あ~色々考えて表題「美女コン」やめることにしたのに・・・

でも、せっかくのなので今回は復活してあげます!(上から)

ゴミ箱からチラシ出して、と。

これからまた時間かけて、あれこれ元に戻します。




4時間では終わりませんでした 2025年9月25日(木)

コンサート名称変更に伴って、チラシや各種ご案内、facebook等への変更ご案内を済ませるのに4時間。終わった気になって一休み。
終わっていませんでした。
・会場入り口のタペストリー(パソコン画面、これから発注)





















今まで使っていたもの













・コンサートSTAFFのネームタグ





















・会場ドア前のご案内




















たったこれだけですけれど、これらに3時間。
ちょっと疲れました。
でも、全部、ブログ、FM、コンサートのネタにします!



名称変更に4時間 2025年9月25日(木)

ここまでの経緯につきましては、2025年9月25日(木)のブログをすべてお読みいただくことで、説明を割愛させていただきます。

そういうわけで、朝6時から、「美女コン」という名称変更関連で4時間!

・各種チラシの名称変更
・ブログへ説明文を載せる
・facebook、Xに説明文を投稿

たったこれだけとお思いでしょう。しかし、そそっかしい西野真理、よし!と思って再掲載したり投稿したりした後で「ここも直ってなかった~~~」と何度も変更を繰り返しました。
そもそも「美女コン」という名称を最初はただ「コンサート」に変更。でもこれじゃあんまり!と、「西野真理コンサート」に再変更。
チラシはワードで作っているので、それをPDFに変換し、さらにfacebook用にJPEGに変換するという段階を踏まなければなりません。この手間、何とかならないのでしょうか?何かあるような気がします。
次回用チラシは↓
ただ、これに関しては必要な分だけ家のプリンターで印刷しているので大きな被害はありません。



















ちょっともったいないのは、先日たった100枚ですけれど、プリントパックに注文してできたばかりの両面カラーの総合案内とコンサート案内を兼ねたチラシ。1820円でした。ここは勢いのある時に全部やってしまいましょう。まずそのチラシをゴミ箱へ。
新しいチラシ原稿は↓




















西野真理コンサートのネーミングについて 2025年9月25日(木)

 とりあえず一つ前のブログをお読みくださいませ。

では、そのことについて、Geminiに質問した回答を貼り付けます。

Google からの警告について、お困りのことと存じます。

まず、Googleから届いた警告の状況を整理しましょう。

  1. 警告の対象: あなたのブログ投稿 「第42回美女コン報告と第43回美女コンのお知らせ 2025年9月21日(日)」

  2. 警告の理由: 「美女コン」 という言葉が、GoogleのBloggerコミュニティガイドラインに違反している可能性があると報告されたため、審査が必要とされた。

  3. あなたの認識: 「美女コン」は、あなたがジョークで命名したコンサートのタイトルであり、美醜を争うようなものではない

この状況に対する対処法をいくつか提案します。


1. 投稿の編集・修正を行う

最も手軽で確実な方法は、問題となったブログ投稿を修正することです。

  • タイトルの変更: 「美女コン」という言葉を、別の表現に変えましょう。たとえば、「コンサート」や「演奏会」など、本来の意味に沿った言葉に修正します。

  • 本文中の言葉の修正: タイトルだけでなく、本文中に使われている「美女コン」という言葉も同様に修正します。

  • 補足説明の追加: もし可能であれば、投稿の冒頭や末尾に「このコンサートは、美醜を競うものではなく、音楽を楽しむためのものです」といった注釈を加えることも有効です。


2. Googleに異議申し立てを行う

もし、投稿内容に全く問題がないと確信しており、修正したくない場合は、Googleに対して異議申し立てをすることができます。

  • 警告メールに記載されている異議申し立てフォームを探してください。

  • フォームに、なぜあなたの投稿がコミュニティガイドラインに違反していないのかを具体的に説明します。

  • 「美女コン」は、あくまであなたのコンサートのニックネームであり、一般的に禁止されている「美醜を競うコンテスト」とは無関係であることを丁寧に説明しましょう。

ただし、異議申し立てが認められるまでには時間がかかる場合があり、必ずしもあなたの主張が通るとは限りません。


3. 今後のブログ運営について

警告を避けるために、今後の投稿では「美女コン」という言葉の使用を控えるか、より誤解のない表現に変えることをおすすめします。

たとえば、

  • 「第43回 美音コンサート」

  • 「第43回 ビジョン・コンサート」

  • 「第43回 コンサート

など、いくつかの候補を検討してみてください。

まずは、1. 投稿の編集・修正を試すのが一番スムーズな解決策です。投稿を修正し、Googleの審査が通れば、問題なくブログを継続できます。


・・・というわけで、私がこれまで使ってきた「美女コン」のネーミングは時代と合わないようです。私もお世話になっているGoogle様と争い、このブログも使わせていただけなくなったりするのは嫌なので、このブログ上からは「美女コン」の表記は消します。
しかし、ブログ以外のものもそれすら時代に合わなくなった時は素直にそれに乗るつもりです。
・・・外の目に触れるものからはすぐにでも「美女コン」表記は全面的に消した方がいいかもしれませんね。
このコンサートを始めて25年、四半世紀経てばこのようなことも起きるのでしょう。
時代の変化に柔軟に対応するのも大事です。

再掲載:第42回西野真理コンサート報告と第43回コンサートのお知らせ 2025年9月21日(日)

<再掲載の理由>
2025年9月25日に目を覚ましブログを見ると、このブログを書かせていいただいているGoogle事務局から警告が来ていました。

「 いつも Google をご利用いただきありがとうございます。

ご存知のこととは存じますが、Blogger のコミュニティ ガイドライン(https://blogger.com/go/contentpolicy)では、Blogger で許可されるコンテンツと禁止されているコンテンツについて概説されています。Google では、お客様の「第42回美女コン報告と第43回美女コンのお知らせ 2025年9月21日(日)」というタイトルの投稿について審査の必要があるとの報告を受けました。審査の結果、この投稿にはデリケートなコンテンツが含まれていると判断し、投稿を閲覧しようとした読者に警告メッセージが表示されるようにいたしました(投稿の URL: https://singkitarooo2022.blogspot.com/2025/09/42432025921.html)。読者がこの投稿とブログを閲覧するには、この警告を承諾する必要があります。

デリケートなコンテンツが含まれている投稿には警告メッセージが適用されます。このステータスについて再審査をご希望の場合は、まず Blogger のコミュニティ ガイドラインを遵守するようにコンテンツを更新してください。コンテンツの更新が完了しましたら、https://www.blogger.com/go/appeal-post?blogId=5541969852427143113&postId=6729525342564875125 から再公開をリクエストしてください。リクエストを受領次第、当該の投稿の再審査を開始いたします。

訴訟という選択肢が考えられる場合もあります。法律上の疑問がある場合、または利用できる法的な選択肢を検討したい場合は、ご自身で弁護士に相談されることをおすすめします。

警告されるような表現があるとは思えません・・・と言いたいところですが、すぐに思い当たりました。「美女コン」です。ここ数年、美醜を争う「美女コン」が開催されなくなっていることからかと思われます。
この説明については、次のブログで書くことにして、とりあえず、前回のものから「美女コン」という言葉を削除して再掲載いたします。

<第42回西野真理コンサート報告と第43回コンサートのお知らせ>

確定ご来場者はあゆみさんお一人。マンツーマンコンサートのご報告を書くことになることを覚悟しながら開演時間を迎えました。

開場前の会場の様子


照明セット中




今日ご来場いただけないT陽子さんからのお花

















すると、5人ものお客様が!
想定の5倍はすごいことです。

それではコンサート本番のご報告から。
~第1ステージ~
ブラームス作曲「ジプシーの歌」
<「ジプシーの歌」発見>
訳詩にのめり込み始めたそのスタートの曲がシューマン作曲「詩人の恋(全16曲)」。続いてシューマン作曲「リーダークライス作品39(全12曲)」「リーダークライス作品24(全9曲」「ミルテの花(全26曲)」と制覇(?)を続け、昨日現在293曲になりました。

当然訳詩を終えるたびに
「次、何を訳そうかな?」
となります。もちろん心配は全くありません。作品はほぼ無尽蔵にあるのですから。

この「ジプシーの歌」も「次何を~」の時、全音楽譜出版社の「ブラームス歌曲集3」を見ていて発見しました。ただこの全音のブラームス作品集にはすでに訳詩家の方によって日本語歌唱用の詩がつけられているので、訳詩作業前に
・その訳を見ないようにコピーを取り
・コピーした楽譜の訳詩部分を見ないようにしながら修正テープで全部消し
それから訳詩作業に入らねばなりません。それらは私がオリジナルの訳をしようとする時、不要といいますか、それらを見ることで私の考えを左右されるのがとても嫌だからです。

<訳詩家の見解>
「ジプシーの歌」を見て面白そうだと思った私は、早速この作業に取り掛かることにしました。すると、「ジプシーの歌」にだけ訳詩がつけられていないのです。作業が一つ減って喜びはしました。でもどうしてなのか不思議に思い、楽譜の後書きを見ると次のように書いてありました。

「~なおこの曲は特に言葉と音楽の結びつきが密接ですので、日本語は対訳のみにとどめました(石光佐千子)」

なるほど、仰ることはよくわかる気がします。でも西野真理、訳します。
そもそもこれはハンガリー語で書かれたものを、詩人・コンラートがドイツ語に訳したという詩。ですから、私が日本語に訳したっていいんじゃないの?という言い訳もしながら。

<ジプシーという言葉について>
現在、「ジプシー」という言葉は差別的な意味を含むことがあるため、適切な表現ではないとされています。しかし、作品が作られた時代背景や、原題《Zigeunerlieder》の持つ歴史的な意味を尊重し、当時の表現のままで使用いたします。


・・・というような解説を最初にしたのち、1曲ずつ短く詩をご紹介してから歌いました。
私自身、なかなかよく訳せた詩だと自負していますし、歌の出来も合格点だったと思っています。(自己評価)

~第2ステージ「山田耕筰童謡100曲全部歌うプロジェクトその4」
今回の曲は
詩   北:北原白秋   野:野口雨情   三:三木露風   西 :西條八十
1 赤とんぼ(野) 2 榧(かや)の實(野)3 よいよい横町(野) 4 雀追い(北)
 5 お米の七粒(北)6お山の大将(西) 7 ながれ椅子(西)
 8 漣は(北) 9 秋まつり(三) 10 赤とんぼ(三)

三木露風の「赤とんぼ」以外全部私にとって新曲でした。

義姉(ひとつ年下の友人)が「『雀追い』がよかった」と言ってくれたのですが、実は少し意外でした。なぜなら、「安寿と厨子王」を題材にした北原白秋の詩で、とても悲しい内容だからです。明るく元気な曲を好む私には、正直苦手なジャンルでした。

しかし、以前から自分の声質は悲しい曲の方が合っていることは、なんとなく感じていました。
この「雀追い」は最初気が進まなかった分、練習を重ねる必要があり、何度も歌ううちに曲が「身についてきた」感覚がありました。義姉も、そうした点を評価してくれたのかもしれません。

なにより「雀追い」は、ピアニストの近藤陽子ちゃんにご苦労をおかけしました。
色々要求した挙句に、私が楽譜を読みまちがえているのに、その部分が自分の読み違えだと思わず、何度も陽子ちゃんに弾き直させたのです。本当にごめんなさい!!!

~第3ステージ「合唱曲を独唱」~
これ、意外に苦労しました。本番まであと10日ほどになった時、ビブラートのタイミングや幅が分からなくなって、迷路に入ってしまいました。しかし、ここで「関定子のレッスンがある」というこれ以上ない幸運。先生から的確なアドバイスをいただいて、無事本番を終えました。
4部合唱「大地讃頌」は自分で3部多重録音し、一人4重唱で。

~アンコール「防災の歌」~
本番前に能登半島地震の被災者でもある友人の睦子ちゃんから小さな絵本(フォトブック)をいただきました。「防災士になりました」という本です。







































はじめ、睦子ちゃんが作ったものと勘違いして見ていて???そのうち身内の方のお作りになったものと分かって、アンコールではその本と睦子ちゃんのことをご紹介しつつ、「防災の歌」を皆さんで歌いました。

終了後、あゆみさんから
「職場で防災担当になり、その打ち合わせで防災関係の人と会った時、あの歌がとても役にたった。生徒にも歌わせている(あゆみさんは音楽の先生)」
と言っていただき、今日一番の喜びでした。

あゆみさん(義理のお母さんと私は同い年)


















~年の離れたお友だち2名のご紹介~
弥子ちゃん(親子以上の歳の差)



















高瀬さん(親子より少し近い年の差)



もうお一人、ご近所のSさんもご来場くださいました。

<第43回コンサートのお知らせ>






西野真理の色々なお話

訳詩301曲目選択 2025年10月4日(火)

昨日訳詩300曲目を迎えましたので、301曲目へ踏み出さねばなりません。 1曲ずつ探すのも楽しいと言えば楽しいのですが、正直面倒。ですから、組曲を見つけるのがお得。さあ、探しましょう。 見つけました。 シューマン作曲    Sechs Gedichte aus dem Liede...