白虎野の娘(平沢進)再び 2023年5月15日(月)

白虎野の娘 作詞・作曲 平沢進  歌・ピアノ・簡易伴奏編曲 西野真理(バリトン系ソプラノ)

私はこの曲をちょうど1年前、2022年5月14日にアップしました。それまで全く知らなかったこの曲をYouTubeのコメント欄で教えてくださったのは、憂鬱なサカナさん、Ru Takesさんです。

そして1年後の2023年5月14日、asahiroさんからこの曲にコメントを頂きました。 「マントルが饒舌に火を吹き上げる所を誰かのソプラノで聞いてみたいと思っていた願いが今叶いましたありがとうございます!」
そこで久しぶりにこの曲を聞き直してみると、反省点だらけ。 そこで私はこう返信しました。
「たくさんご覧いただきありがとうございます。コメントを頂いたので聞き直しましたら、なんと、ちょうど1年前のこの日にアップしているのですね。驚きました。そして聞き直したところ、反省すべき事ばかりです。平沢作品は楽譜もなく伴奏もないので、自分で楽譜を書き起こして伴奏を付けて自分でピアノを弾いてというやり方、しかもその時はそれだけで満足して『歌えた』というだけで安易にアップしていました。実は今日の午後コンサートなのですが、それが終わりましたら、この曲も含めてもう一度きちんと歌い直してアップしようかと思います。コメントを頂いたおかげで決心できました。改めましてありがとうございました」

そして、第28回美女コンの翌日の本日、早速撮り直しました。

1年前にアップした動画を削除しようかどうしようか現在迷っているところです。
この曲の調性ですが、平沢さんの演奏されている調性では私には低すぎたため、長3度上のイ長調(原調はヘ長調)にさせていただきました。 また、平沢作品は作品名がよく似ていていくつかあるというパターンがあって(「賢者のプロペラ」とか「Lotus」とか)今回も「白虎野」と「白虎野の娘」の2つがあり、はじめよくわかっていなくて歌詞がぐちゃぐちゃになってちょっと困りました。

そうそう、以前こんなコメントを頂いたことがありました。

「素敵な声ですが、平沢さんの世界観が台無しです。辛口ですいません」

このご意見は、単なる意地悪とは思えなかったので、私もしっかり考えて返信しました。

「ご覧いただき、またご意見ありがとうございます。 私は一般的には『クラシック関係出身』と言われるものですが、
Jpopであれ童謡であれロックであれ音楽に貴賤はないと思っております。
そのため、たまたま全く知らない平沢作品をコメント欄で『歌ってほしい』
と少なからず書いていただき、歌ってみようと思いました。
それはベートーヴェンを、ロッシーニを、フォーレを、ドイツ人でなくても
イタリア人でなくてもフランス人でなくても価値を感じて歌うことと同じです。 頂いたコメントから私が全く知らなかった平沢作品を知り、
素敵だと思ったことに私自身は価値を感じます。
また、もし私が平沢ファンの立場であったとしたら、
平沢作品を一人でも多くの人が知り、歌ってくださるということに
喜びを感じるであろうと思います。 少々長くなりましたがこのような気持ちで歌っております」


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