ホテルに荷物を置き、塚田先生のご自宅最寄り駅を降りると、そこには立憲民主党の長妻さん。
安倍元総理といい長妻さんといい、この警備の薄さ。肩書がないとこんなものかと心配になりました。
少し早く着きすぎました。レッスン時間30分前です。陽子ちゃんもまだだし、時間潰しに近所のスーパーをウロウロするのもすぐに飽き、結局15分前にピンポン。先生、快く開けてくださって、しばらく雑談を楽しみました。
まもなく陽子ちゃん到着。先生がずんだ餅を出してくださって、レッスン前のおやつの時間。
さあレッスンです。
当然ですけど、ピアニストと一緒にレッスンを受けるといい‼️
これをお読みの一般の方は、意味が今一つおわかりにならないでしょう。
ちょっとご説明いたしますね。普段歌のレッスンは、受講は歌い手、ピアニストはその補助という感じ。しかし塚田先生のレッスンは、2人ともにレッスンを受ける形式なので(そうでないパターンもあります)、歌とピアノを総合的に理解することができます。普段どうしても歌のことしか考えません。でも、こうしてピアニストが先生からアドバイスを受けるのを聞いていると、新しい視点が見えて、とても参考になります。
特に今回、私の訳詩で見ていただいたブラームスの「野の寂しさ」は、今までとは比べ物にならない音楽になりました。
レッスン後、YouTubeにアップしてあった「野の寂しさ」すぐに限定公開(URLを知ってる人しか見れない)に切り替えました。
終了後陽子ちゃんは和声学の講座へ…私も誘われていたのですけれど、オペラの席取りを優先してお断りしました(座席はゾーン指定なので)。
時間が中途半端なのでもう一度荷物を置きにホテルへ。そして半蔵門周辺散策。
国立劇場、そしてその側にあったモルディブ大使館。FM東京。(全部前を通過しただけ)
今回のオペラ、本当は大好きな歌手仲間・のぞみちゃんとご一緒する予定でした。しかし都合が悪くなりキャンセル。そこで作曲家の廣木さんをお誘いしました。直接お会いするのって何年ぶりでしょう?少なくとも2年は経っています。
15時に半蔵門で待ち合わせ、カフェ・ベローチェで音楽談義を1時間半。その後、座席確保のため早めに紀尾井ホールへ。
ホール前に着くと、前から3人目、よし!
歩きながら、開場を待ちながら廣木さんとずっとおしゃべり。
開場後すぐにプロデューサーの堀内さんとお会いして、いつものこれ、いただきました。
開演を待ちながらもずっとしゃべりっぱなし。こういう話って、なかなかできる相手がいないので、至福の時でした。
さあ、開演です。
オペラ「アイーダ」。
プロデューサーの堀内さんの人望で集められた素晴らしい歌手による低価格のオペラ。ほぼ満席。
師匠・関定子演じるアイーダは、幕が進むにつれ疲れるどころか調子アップ‼️
皆さんのご近所に80歳でオペラ全幕歌える人、いらっしゃいますか!
感涙。
もちろん他のキャストも文句なし。
ラダメス(アイーダの恋人)小野弘晴さん(知らない人)
どこまでも高く、いつまでも延びるつややかな声。
アモナズロ(アイーダの父)清水良一さん(大好きなバリトン歌手。何度も共演経験あり)音域が広く、コミカルなものからシリアスなものまで何でもできる歌唱力と演技力。
アムネリス(エジプト王女)城守香さん(一度音友ホールでご一緒したことがあります)こちらも音域・演技力文句なし。声量も男性並み。
合唱団。こちらは生で聴く醍醐味はアンサンブルにあると思わせてくださいます。
そしてこのオペラシリーズを1998年以来22回も続けてこられた堀内さんこそ、今日のオペラで最も喝采を浴びる人です‼️でも、ご本人は決して前には出られません。裏方のプロ。
↓は終演後こっそり堀内さんと一緒に自撮りしたもの。
記憶に残るオペラでした。
関先生と
オペラからホテルに戻り夕飯
その3に続く
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