個人の感想:トラネキサム酸の効果 2025年7月9日(水)

医療関係のことですから、あくまでも「西野真理個人の感想」としてお読みください。

<まぶしさ>
老眼・ドライアイを発症してから、私は常に「まぶしさ」に苦しめられてきました。真夏の昼間に太陽がまぶしくて、目を細めてしまうことってどなたもおありでしょう。それがいつもなんです。いつもというのは夜でもです。そのため、顔の筋肉、特に目から眉にかけていつも肩こりっぽい痛みがあります。
眼科の先生に相談したら
「サングラスをかけてください」

あれから何年も経ちました。
ずっとまぶしいままです。

<のどの痛み>
教員をしているときも歌手活動をするときも、喉の痛み・不調は大敵。そんなとき耳鼻科の先生にご相談すると、いつも「トラネキサム酸」処方してくださいます。私にはこれはとてもあっているらしく、これを飲めばたいていすぐに治ります。それで万一のために先生が少余分に出してくださったものを、まさにお守りとして私はお財布の中に入れています。

さて、つい先日のこと、口内炎がひどくなりました。口内炎がひどくなると歌を歌う時とても困ります。そこで、たしか口内炎にも効くと書いてあったので、トラネキサム酸を飲みました。すると
「あれ?まぶしくない・・・?トラネキサム酸効いてるのかな」
薬剤師でもない私にはわからないので、ChatGPTに聞いてみました。

老眼のせいか、ドライアイのせいかわかりませんが、目がとてもまぶしく感じます。ところが、口内炎のためにトラネキサム酸を飲んだところ、まぶしさが軽減されたように感じます。薬効として考えられますか?

◆ トラネキサム酸の基本的な作用
トラネキサム酸(トランサミン®など)は、
抗炎症作用
抗アレルギー作用
止血作用(プラスミンの働きを抑える)
がある薬で、口内炎やアレルギー、湿疹、咽頭炎など幅広く使われます。

◆ まぶしさ(羞明:しゅうめい)との関連
羞明(まぶしさ)の原因には以下があり得ます:
老眼 → ピント調整がうまくいかず、光が広がる
ドライアイ → 角膜表面が乱反射してまぶしく感じる
アレルギー性結膜炎など軽度の炎症 → 光に敏感になる
眼精疲労・自律神経の乱れ
脳疲労・ホルモンバランスの変化 など

◆ トラネキサム酸がまぶしさを和らげた可能性(仮説)
目の炎症が軽度に存在していた場合
 → ドライアイやアレルギー性結膜炎のような目の炎症があり、トラネキサム酸がそれを抗炎症作用で軽減した可能性があります。

ドライアイの悪化要因(炎症やアレルギー)への効果
 → ドライアイに伴う涙液層の不安定さが改善し、角膜への刺激や乱反射が減少した可能性があります。

口内炎に伴う全身性の炎症反応が下がった
 → 全身的な軽い炎症や不調(免疫の活性化など)が鎮まり、それにより目の過敏さ(光に対する)も軽減したという全体的な影響の可能性もあります。

◆ 直接的な薬効ではないが、間接的に影響し得る
現在、トラネキサム酸が直接「まぶしさを取る」薬として使われることはありません。しかし、上記のように軽度な炎症や過敏状態を抑えることで、結果的にまぶしさが緩和されたと考えるのは、十分あり得る話です。

◆ ご注意点
トラネキサム酸は一般的には安全性が高い薬ですが、
長期使用や過量使用は推奨されません。
血栓傾向のある方(脳梗塞・心筋梗塞の既往など)は要注意です。

<レディースクリニックの先生にご相談>
これを踏まえて、1か月に1度お世話になっているレディースクリニックの先生にご相談。先生もChatGPT同様のお答え。そして現在トラネキサム酸を正式に処方してもらっています。もしまぶしくてお困りの方がいらっしゃいましたら、かかりつけの先生にご相談されてみてください。

現在私は
・まぶしくない
・痰の絡みがなくなったように感じる
ことで、快適です。
あくまでも個人の感想です。

今思いついて、Geminiにも同様の質問をしてみました。

目がまぶしく感じる症状が、老眼やドライアイによるものか、または別の原因があるかは、眼科医の診察を受けないと正確にはわかりません。

しかし、口内炎の治療のために飲んだトラネキサム酸でまぶしさが軽減されたと感じられたとのこと、その可能性について薬効の観点から考えてみましょう。

トラネキサム酸は、主に以下の作用を持つ薬剤です。

  1. 止血作用: 血液を固める作用を阻害する「プラスミン」という物質の働きを抑え、出血を止まりやすくします。

  2. 抗炎症作用・抗アレルギー作用: プラスミンは炎症やアレルギー反応を強める働きも持っています。トラネキサム酸は、このプラスミンの働きをブロックすることで、のどの痛みや腫れ、湿疹などの炎症やアレルギー症状を和らげる効果があります。口内炎に対しても、この抗炎症作用が効果を発揮します。

まぶしさの原因として、もし目に何らかの炎症(例えば、軽い結膜炎や角膜の炎症など、自覚がない程度のもの)があった場合、トラネキサム酸の抗炎症作用がその炎症を抑え、結果的にまぶしさが軽減された可能性は考えられます。

ただし、トラネキサム酸は直接的にドライアイを改善したり、老眼に伴う見え方を改善する薬ではありません。また、目の病気に対する治療薬として一般的に使われることはありません。

注意点として、

  • トラネキサム酸の副作用として、ごく稀に眼に影響が出る可能性が報告されています。例えば、犬に長期・大量投与した場合に網膜変性が現れたという非臨床試験の報告や、静脈内注射時に一時的な色覚異常が現れるといった報告があります。しかし、これは一般的な内服で通常起こるものではありませんし、今回のまぶしさ軽減とは逆の作用です。

  • ご自身の判断でトラネキサム酸を眼の症状のために継続して服用することは適切ではありません。

結論として、

トラネキサム酸の抗炎症作用が、もし目に何らかの軽微な炎症があった場合に、たまたまその炎症が抑えられてまぶしさが軽減された可能性は考えられます。しかし、これはトラネキサム酸が「まぶしさ」に対して直接的に効果を発揮する薬というわけではありません。

まぶしさが気になるようでしたら、老眼やドライアイ、あるいはその他の目の病気が原因である可能性もありますので、一度眼科を受診して、適切な診断と治療を受けることを強くお勧めします。 眼科医に、トラネキサム酸を飲んだことでまぶしさが軽減された経験についても伝えてみてください。


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