私はお笑い番組・バラエティー番組が大好きで、録画してまで見たりしますが、特に最近印象に残ったのが
「画商さんま」
明石家さんまが画商となって
・無名の画家に目をつける
・展覧会会場で売る
・オークション会場のオークショニア(最後にハンマーをコンッ!て打って値段を決める人)になって競売を進める
ということを扱ったTV番組です。
始まりはやはりバラエティ番組で、明石家さんまの脳内画像を見た研究者が
「さんまさんはお笑いも優れているが、別に仕事をするとすれば『画商』が向いている」
と発言。この番組、私は見ていました。
そしてそれを元にこの企画は始まったようです。
TV局は絵(の写真)を募集し、TV局に送られてきた作品の写真から、明石家さんまがこれぞという絵を見つけて販売するのです。
番組の1回目は展覧会会場で売り、これもなかなかの売れ行きでした。これは絵の素晴らしさはもちろんですが、さんまさんの見事な話術やその場の雰囲気の作り方が関係していないはずがありません。多くの作品がこの会場で売れ、今まで無名の作家さんたちの運命を変えていきました。
そこでいよいよさんまさんの「オークショニア」デビューとなりました。
結論から言えば、さんまさん、話術といい駆け引きのタイミングといい天才!
さて、いつもバラエティ番組は録画し見ればすぐに消してしまいますが、これは消さずに置いてあって、今朝なんとなくもう一回観ることにしました。結論を知っているのにドキドキし、1回目よりも感動し、不覚にも涙を流してしまいました。
涙のシーン、それは高嶋シオンさんの絵がオークションにかけられるところです。
高嶋さんはただ無名だっただけでなく、自信がなくてこの番組に応募するまで自分の絵を売ったこともなかったそうです。それが今では2年後まで予約でいっぱいの状態に。
その高嶋さんの絵がオークションにかけられたのですが、なんと、380万円です。
売れなくてもどころか、売る自信さえなくても描き続けた高嶋さんの姿には、ただのバラエティ番組を超えるものがありました。
私も「美女コン」「Sing幾多郎」「YouTube」がんばろっと!
0 件のコメント:
コメントを投稿