「遠き山に日は落ちて」または「家路」 2022年12月3日

「と~おき~や~まに~ひ~はお~ちて~」
私がこの歌詞で教わり教え歌ってきた
「遠き山に日は落ちて」
は、ドボルザーク作曲交響曲第9番「新世界より」の第2楽章に歌詞をつけたものです。
昨日なんとなくひらめいて、これをYouTubeにアップすべく練習し撮影し編集作業に入った時、歌詞が間違っていてはいけないとネット検索して、あれ?
「遠き山に日は落ちて」
だと思っていたその曲名が
「家路」
なのです。
そこでネット検索を続けたところ、これまで知らなかったことがたくさん出てきました。

①「家路」は野上彰の詩、「遠き山に日は落ちて」は堀内敬三の詩
②私の世代より下は「遠き山に日は落ちて」で歌われているが、もう少し上の世代では「家路」のほうがポピュラー
③この2つ以外にも宮沢賢治、峰陽、本田美奈子、平原綾香・・・他たくさんの方による詩がある

これらのことがわかって、私は
「どちらの世代の方にも受け入れていただけるように、両方でアップしよう」
と、心を新たに、先程撮影したものをあえて削除し、両方の歌詞で歌って撮影し直しアップにこぎつけました。
どうぞ2つの歌詞でお楽しみくださいませ。

ここで余談。
この「遠き山に日は落ちて」の1番の最後の歌詞「団居(まどい)せん」ですが、一般的な言葉でもなく、私自身なんとなく呪文のように歌っていました。そういうことって世代を超えるようで、娘はこの曲のことを「マドイセン」と呼んでいました(笑)

また、今回使用したピアノアレンジ版の編曲者ですが、吹奏楽分野で有名な方で、2021年にお亡くなりになっています。(以下Wikipediaより) 
<ピアノ編曲者 森田一浩さんについて Wikipediaより> 森田一浩(もりた かずひろ 1952年-2021年8月25日) 日本の作曲家、編曲家。 出身地 東京都 死没 2021年8月25日 学歴 東京藝術大学卒業 編曲を長谷川良夫に師事。 主に吹奏楽編成による楽曲の作曲・編曲を多く手掛け、1985年度全日本吹奏楽コンクール課題曲の「ポップ・ステップ・マーチ」、「ユングフラウへの前奏曲」、「花時計」、「ガリヤルドとフーガ」、「十月のマナ」などで知られる。 1991年から94年まで日本バンドクリニック委員会委員を勤めた。 また2015年からは全日本吹奏楽コンクール課題曲の選考委員にも選ばれた。 2021年8月25日に多発性骨髄腫で死去した。


交響曲第9番「新世界より」第2楽章 
「遠き山に日は落ちて」 作詞 堀内敬三 作曲 ドボルザーク ピアノ伴奏編曲 森田一浩 歌・ピアノ 西野真理(バリトン系ソプラノ) 2022年12月2日 ※姉妹チャンネル「日本歌曲の窓」


交響曲第9番「新世界より」第2楽章 
「家路」 作詞 野上彰 作曲 ドボルザーク ピアノ伴奏編曲 森田一浩 歌・ピアノ 西野真理(バリトン系ソプラノ) 2022年12月2日 ※姉妹チャンネル「日本歌曲の窓」

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