YouTubeで登録している「本要約チャンネル」を見ていたら、「うまく老いる習慣」という本の要約を見つけました。なかなかポジティブな内容でわかりやすかったので抜粋して書き起こしてみました。かなり省略した部分もあるのでぜひ本物もご覧いただき、さらに実際に本もお読みになってみて下さい。
またこの本の表題から、年齢高めの方への情報のように見えますが、年齢にかかわらず心を上向きにしながらお読みいただける内容だと思います。
植西聰(うえにしあきら)著 出版社:徳間書店
楽しいことがいっぱい起こる!
「うまく老いる習慣」要約
心をプラスの状態に保つためのヒント
第1章
夢・生きがいを持ち、年齢を意識せず行動力を高める
第2章
楽天的に考え、クヨクヨせずに、楽しいことをする
第3章
よく笑い、仲のいい友達を持ち、人とから喜ばれる存在になる
夢・生きがいを持ち、年齢を意識せず行動力を高める
①夢・生きがいを持つ
夢を追いかけて充実した日々を送れば、心は年令に関係なくいつまでも若い状態を保っていける。シニア世代のほうが若者より自由に使える時間が多く、夢を持つのに適している。
年齢を意識しないことが大切。「自分はもう若くない」「年は取りたくない」「こんな歳になってしまった」こんな事ばかり考えていると老化を早めてしまう。小説家の井上靖はこんなふうに言っている。「年齢というものに元来意味はない。若い生活をしているものは若い。老いた生活をしているものは老いている」
「若かったらやるのになあ」という考えはやめ、今すればいい。決して遅くない。
欧米のことわざに
「年齢とはその人が感じている年齢である」
というのがある。
年を取れば体力、持久力、集中力が落ちるがこれは仕方のないこと。しかしだからといってなにもしないでいると衰えていくばかり。ただ最近のシニア世代はその意識は向上していて、1992年より2002年のシニアの歩行速度のほうが早くなっている。体力的には11歳若返っている。あれから20年経っているので、今はさらに若返っている可能性がある。
・過去を語らない
・今を語る
・今を楽しむ
自分が楽しいと感じることをする。
自分の人生は自分のもの。やりたいことを全力で楽しめばいい。
楽天的に考え、クヨクヨせずに、楽しいことをする。
①年をとると心配事も増えるが、自分の力でどうにもできないことは、心配せずに物事を楽観的に考えるとシニア人生が楽になる。
と、いい意味で開き直って今日という日を幸せ過ごせるなら、この幸せを満喫しよう。
戦前戦後に大活躍し86歳で亡くなった映画スター・高峰秀子は、70歳でそれまでの豪邸を手放し小さな家に引っ越したが、その時
「物を捨てて手に入れたのは、肩の荷が下りたという身軽さだ」
と語っている。
自分の地位や立場に執着せず思い切って手放すことで重荷が取れ、新しいことにチャレンジできる。
「あのときはあれが最善の選択だった」
と考える。
死について思い悩むこともあるだろうが「いずれ死ぬ。しかしだからといって今、死ぬ訳では無い。今は生きている。だから、死ぬことを考えるのは実際に死ぬときに考えればいいのであって、今は生きているのだから生きることを精一杯楽しんでいけばいい」
不安は漠然としたものが多いので、そういうときは具体的に数字にして考えるとよい。
見た目に気を使う人は幸福度が高い。おしゃれをすれば外に出る気持ちにもなるし人にも会う。簡単に変えることができる見た目から人生に変化をつけましょう。
・読書が趣味の人で視力の衰えを感じたら、音声読書を楽しむのもいい
何を始めるにも遅いなんてことはない。
よく笑い、仲のいい友達を持ち、人から喜ばれる存在になる
①笑う機会が減ると老化が早まると言われているので、特に一人暮らしのシニアの人は親しい笑い合える友人を増やして、笑う機会を増やす心がけが必要である。
・地域のボランティア活動に参加する
・スポーツクラブ等に参加して友達を増やす
そうすることで人と会う機会が増やせて、笑うことも増える。
・無理に友達を作ろうとせず、自分に合うコミュニティの中で気の合う仲間を見つければいい
・社会貢献活動のリーダー役を務めるのは
50代 17.2% 60代 41.4% 70代 24.5%
60代70代が65%以上をしめている。シニアは知識や経験自分なりの社会問題意識もあるので社会貢献に向いている。
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