幻冬舎自費出版勧誘営業電話お断りの仕方 2025年5月20日(火)

保険や通信回線の変更など、時々営業電話がかかってきます。
それらのほとんどは、電話番号からして迷惑電話っぽいですし、そもそも知らない電話番号ですから出ないで放っておいて、その後着信拒否にします。一応電話番号をネット検索すると100%そのような類の電話。

さて、数日前のこと、着信がありました。電話番号にはちゃんと
「幻冬舎」
と書いてあったので、暇だし電話に出ました。
でもなぜ幻冬舎から電話がかかって来たのかわかりません。
お相手の男性はきちんと会社名もお名前も名乗られて、話が始まりました。
男性はすぐに
「以前旅のエッセイ募集に作品をお送りくださいましたよね」
なるほど、そういう相手に自費出版しないかという営業電話だなとすぐ理解しました。もちろんお断りいたします。でも、63歳にもなって営業成績をあげなきゃいけない若い営業マンに一言でお断りして電話を切るのもどうかと思い、
「こんなやつ相手にしていたら大変だ」
と相手方に思っていただく作戦をとることにしました。
何より私は暇なのです。

「現在も作品たくさん書いてらっしゃいますか?」
「書いてますけど、ブログやnoteにアップしてそれで満足してるってとこでしょうか」
「なるほど」
「実は私、音楽関係者なんです。それで、日本語で歌うための外国曲の訳詩をしていて、出版してみたいんです」
「へえ、おもしろそうですね」
「半年ほど前に、音楽之友社とかそういう音楽出版社にお声掛けしたんですけど、全部断られました。幻冬舎さんでいかがですか?」
「こちら、自費出版のご案内なので・・・」
「YouTubeにも訳詩で歌ったものアップしてあるので、聴いていただけると嬉しいです」
「まあ、聴かせていただきますけど・・・」
「なかなかよくできてるんですよ」
「いや~自費出版のご案内で・・・」
「270曲ほどたまっていて。仮に出版しても購入してくださる方の数は多くはないでしょうけどね・・・」
「そうですね、こちらは音楽関係の出版社ではないので」
「楽譜形式にしてくださらなくてもいいですよ」
「まあ、そうですね。でも自費出版のご案内なので」
「実は私少し前まで、学級文集みたいなエッセイ集を販売していたことがあるので、自費出版にお金がかかることも売れないことも知っています」
「このご案内のものは、たぶんそれよりもっとお金がかかると思います」
「そうですよね」
「もし、また何かありましたらお声掛けください」

若い営業マン、そそくさと電話をお切りになりました。

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