選挙についてあまりにも何も知らずに62歳になっているので、選挙の歴史をざっくり。
YouTube「幸慶(ゆきよし)美智子チャンネル」にとても良くまとめてくださったので少し補足しながら書き起こしてみました。
①初の選挙1890年(明治23年)
・直接国税15円以上収めている満25歳以上の男子
※現在の価値で15万円位かと思われますが、当時の平均的な月収は6円から15円程
度と考えられます。つまり一般サラリーマンの中でも比較的給料の高かった人でさ
えその給料の10ヶ月の税金を収めていた人にだけ選挙権があったということ
・この税金を収めることができたのは全人口の1%
・富裕層による富裕層のための選挙
②次の改定1902年(明治35年日露戦争の2年前)
・直接国税を10円以上収めている満25歳以上の男子
・全人口の2%
※私の100歳で亡くなった祖父は1904年生まれ。私のおじいちゃんは選挙権のない時代に生まれていたんですね
③1914年7月28日~1918年11月11日 第1次世界大戦
・その1年後1920年(大正9年)
・直接国税3円以上収めている満25歳以上の男子
・全人口の5~6%
④1925年(大正14年)
・納税額関係なく満25歳以上の男子
・全人口の20%
⑤1939年~1945年 第2次世界大戦
・その1年後1946年選挙実施
・納税額に関係なく満20歳以上の男女
・全人口の50%
※女性が選挙権を得たのはわずか78年前(2024年時点)
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