深夜のパート録音 2024年10月24(木)~25(金)

車上運動員(ウグイス嬢)の仕事から帰宅し、なんだかモタモタしている間に遅くなり23時半過ぎにベッドに入った途端にライン着信。
かつての仲良しの同僚・現役教員のHさんからです。
「夜分遅くにすみません~」
要約しますと、
担任しているクラスの合唱コンクールの仕上がりがあまりにひどい。なんとかならないか。
というもの。彼女が添えてくれた合唱練習の音声は、それがなんという曲だかわかりません。仕方ないので電話しました。
するとそのよくわからない曲は、私がYouTubeにもアップしている
「友~旅立ちの時」
彼女が困っているのも頷けます。
「写真でいいから楽譜送って」
楽譜を見ると、かなり難しい編曲の上に、音も高く設定されています。これは大変。
合唱コンクールまでおそらくあと1週間ほど。今更発声だの心構えだの綺麗事を言っても始まりません。
そこで私の考えた方法は1つ。
3部合唱は諦めて2部にし(女子全員アルトパート)男子にメロディーを歌わせる
和声上まずい部分もありますが、改めて編曲しなおす時間もないので今回は目をつぶります。また女子のアルトパートもかなりカットして旋律を歌う部分を多くします。

中学3年生にもなると、音量に関して女子は男子に勝てません。その女子を2つに分け、少ない人数で弱々しい声で旋律を歌わせても聞こえるはずがないのです。
また、歌う気のない男子に、よくわからない副旋律を歌えというのが無理。旋律なら歌う楽しさを少しは感じることができます。そもそも
「ハモりたい、副旋律を歌いたい」
という気持ちになるのは、相当歌を歌える人の感覚。正直私はそっち。ハモるの大好き。
そんな事もあって、私は教員生活の後半、ほぼこのやり方でが合唱をさせていました。

Hさんに上記を提案し放ったらかしにもできないので、私の提案したアルトパートを録音してお送りすることにしました。その時点で今日(24日)が終わりそう。でもやります。
防音室とは言え、深夜なので控えめな声で録音。ウグイス嬢であんなに声を出していたのにちゃんと歌えていい気分です。

25日 0:40 できました。
Hさんに送信。
「あくまでも西野真理案ですから、あとはご自由に。ただ、ハモるのはまずメロディーが聞こえてこそ」
就寝。

やっぱり音楽で人の役に立てるっていい気持ちです。

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