西田幾多郎記念哲学館・哲学カフェ 2025年8月9日(土)

西田幾多郎記念哲学館で開催された「哲学カフェ」に参加してきました。
(主催:ふらふら哲学カフェ(石川県立看護大学 中嶋優太研究室))
「時間を無駄にしたと感じるとき」
というテーマに興味を持ち、それについての哲学者のお話を聞いてみたいと思ったから。
でもこれ、申し込んだ後で、「学生の卒業論文のための会」であり、担当の先生は何もおっしゃらない(出た意見を板書される役目のみ)ことがわかりました。
それが良くないというのではないのですけれど、私の期待したものとは少々違っていた事は否めません。
ただ、このおしゃべりな私が2時間、黙って人の意見に耳を傾けたというのは、それなりに価値があったと思います。
私の発言は、最初の自己紹介のこれだけ

「かほく市在住の西野真理と申します。哲学館まで車で2分ほどのところに住んでいます。ここへ来て急に考えをまとめられないと思ったので、『時間を無駄にしたと感じるとき』について家で考えて来たことを読みます。
『「時間を無駄にした」と感じることは、自分自身の存在を否定することにつながると考えます。一見無意味に思えるような時間でも、それが今の自分を形成していると考えると、どんな時間にも無駄なことなんてないはずです。
たとえ他人から見て無駄に思えるような時間であっても、自分自身でその時間を肯定することができれば、心の平穏は保てます。
しかし、この考え方が向上心がないと見なされる可能性があることも、覚悟しなければなりません。』」

1階で受付を済ませた後、哲学館内のカフェで50円引き250円のメロンソーダを購入(これが参加費と言えば参加費)して5階の展望ラウンジへ。ここが会場です。
参加者は私を含めて9名(女性2、男性7)(定員15名)。私と同年代以上が私含めて4人。あとは若いとしても30代~40代が8人?50代っぽい人が1人。
最初に今日の発言が卒論に使われることの承諾書に署名(身元が分からないよう配慮されるそうです)。後は卒論を書く大学生Mさんの司会進行・・・と言ってもほぼフリートーク。皆さん穏やかなもの言いで、議論に深まりはなかったものの、自由に意見の言えるムードで進みました。
私は終始メモを取りながら聞いていましたが、正直ここに書くほどではありません。

というわけで、ふわっとしたとりとめもない感想や心に残ったこと。
(このブログ、帰りの建物外の日影がとても気持ち良かったので、80%そこで書きました)

・哲学館5階のガラス張り空間、お天気も良くとても気持ちが良かった

5階から見た我が家方向














5階から見た金沢方向

5階から見た西田幾多郎の書斎移築物(西田幾多郎書斎「骨清窟」)











































・一番気になったのは先生が着ていらした鉛筆柄のシャツ。どこで購入されたんでしょう?




・元建築関係の仕事をしていらしたと思われる男性の、西田幾多郎記念哲学館の建物についての発言。
「安藤忠雄先生のこの建物、コンクリート打ちっぱなしのこの建築法は、直角を取るのがとても大変。どれだけ建築関係者は苦労されたことか。そこに防火扉があるが、消防法でそのドアと床の隙間は5ミリ以内と決まっている。これも大変なこと」
・帰りにトイレに寄ったら、そこでスマホの忘れ物を発見。受付へ届けました。いいことした充実感を味わいました。

それから、一人気になった女性。
あの時のあの3人の中のお一人では。(←気になる方はリンク先をどうぞ)

家に帰ると息子が「桃丸ごとケーキ」を買ってきてくれていました。
とってもおいしい!
これが一番のカフェでした。




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