弾道ミサイルを想定した避難訓練 2023年8月7日(月)

弾道ミサイルを想定した避難訓練に夫婦で参加してきました。

9時15分
宇野気区公民館集合・・・と書類に書いてあったので9時5分ころに行こうとしたら、私達以外全員集合済ということでわざわざお電話をいただき、急いで公民館1階の和室へ。

9時10分
「かほく市」という大きなゼッケンを付けた職員さんからの説明。
この避難訓練、私が思っていたよりずっと規模(参加人数という意味ではなく、扱い)が大きく、石川県内の選ばれし地区のようです。そのせいか、かほく市関係者だけでなく、中央から「内閣官房」のゼッケンを付けた人、石川県から「石川県」のゼッケンを付けた人。テレビ局3社。なかなかです。













この後しばらく暇です。

10時00分
この時間にミサイルが発射されたという想定ですが、その分析などの時間を加味して、Jアラートは4分後。

10時4分
防災行政無線により情報を把握した防災士から、避難誘導指示。
和室にあるお座布団を持って、「窓が少なく風が吹き抜けない」場所へ。この公民館の場合、1階の廊下です。
お座布団を頭に乗せ、かがんで5分間待機。

10時11分
警戒解除。
元いた和室にお座布団を返しに行きますが、その途中でテレビカメラが待っています。
私は多分インタビューを受けるだろうと想定していました。女性参加者が少ないから。
※私は過去にテレビ局のインタビュー系は結構受けていて
 ・学校でのボランティアに生徒を引率した時
 ・学校で百人一首大会をした時
 ・学校での職場体験に生徒を引率した時
 ・金沢駅にいる時、電車がストップしていて、電光掲示を眺めている時
 ・かほく市の会社PFUがキャノンの傘下に入った時、郵便局前で
 など

予想通りHAB(北陸朝日)MRO(北陸放送)2社からインタビューを受けました。
Q:実際起こるかどうかわからないことに対して、訓練してみていかがですか?
A:やらないよりやっったほうがいいと思います。お座布団を頭に乗せるのは結構いいんじゃないかと思いました。
Q:こういうことが本当に起こると思いますか?
A:ゼロではないと思います。ウクライナもあんな事になって。
・・・みたいなことを喋ったと思います。
もちろんインタビュー後は美女コンのチラシ(裏面プロフィール)を渡しました。














10時30分
市役所のホールへ移動して反省会。












ここでは市長さん、内閣官房補佐の佐々木さん、石川県の防災担当者が前に座っていらして、ちゃんとした会なんだという感じになっています。ここにもテレビカメラ。
まず市長さんの挨拶。そして内閣官房補佐の佐々木透さんからのお話。
続いて
「質問などあれば挙手願います」
「はい!」
西野真理、挙手しました。

2点お願いします。1点は質問、1点はご提案です。

まず質問です。ミサイルの規模の想定はどれくらいでしょうか?
宇ノ気駅に着弾したとして、駅が壊れる程度なのか、かほく市役所まで被害があるのか。

もうひとつは、身をかがめていた場所についてのご提案です。
身をかがめていた廊下の壁に賞状額がありました。ガラスも入っていて、落下すると危険であると考えます。実は私は以前勤務している私が安全管理を担当している場所で、なんの前触れもなく紐の経年劣化により額が落ち、その下にいた方があわやということがありました。それ以後、その職場では額を撤去しました。避難場所ではそういう配慮が必要ではないでしょうか。

質問に関しては
「敢えて想定せず、とにかく緊急アラートがあれば避難するということを体験してほしい」
というような回答でした。私としては意外でしたが彼は「そんなもんでしょう」と言ってました。
提案に関しては、私はこのことでとても怖い思いをしたので、このことを参加者に聞いてほしかったのです。

これを少し詳しく説明します。
勤務最終年。担任していた3年4組で理科担当のT先生が黒板を背にしてテストを返却していらしっしゃいました。その時本当になんの前触れもなく黒板上の「校訓額」がT先生の背中スレスレに落ちて壊れガラスがわれました。幸いT先生は無傷でしたがちょっとズレただけでT先生の首直撃です。もしものことがあれば3年4組の安全管理者である私は罪を問われたはず。今思い出しても背筋が寒くなります。
公民館は避難所になることが多い場所ですから、こういうものは今後撤去すべきではないかと私は思っています。実際、私の彼が現在町会長をしている本町ではコミュニティーセンターの額は撤去する予定です。

その後、おそらく一般人から質問などないだろうということで用意された(西野真理の予想では)サクラの方が挙手され流暢にお話されていました。西野真理はサクラでもないのに流暢に喋りましたが。

反省会が終わり帰ろうとすると、内閣官房補佐の佐々木さんがわざわざ話しかけてくださいました。とても感じのいいかたです。
「ご提案ありがとうございました」
「ご苦労さまです。これから全国を回られるんですか?」
「はい」
こうしてこの人も官僚として上っていかれるのですね。
すかさず美女コンのチラシをお渡しし
「電車移動の時間なんかに、YouTube見てくださいね」

その後市長さんも通りかかられたので、チラシをお渡ししました。

今日のイベント、これで終了です。

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