では行きの続きから。
高速バスは定刻に君津バスターミナルに着きましたが、乗車中に野口先生からお電話をいただき、君津バスターミナルまで迎えに来てくださることになりました。きっと参加者の若いどなたかが来てくださるものだと思っていたら、野口先生御自らでびっくり。
先生のお宅は先にも書いたように広大な敷地です。
下の写真は流し素麺を行う場所から下を撮影したものですが、たしか野口先生から
「ここから見えるところは昔はすべて野口家のものだった」
みたいに聞いたことがあります。
私は特に何をする気もなかったのですが、せっかくなので、退任式のとき生徒に話したことと(詳細はブログを検索願います)、指揮法のプチレッスンをさせていただきました。
また、野口先生のリクエストで「月の砂漠」を歌いました。
参加者のうち2名は教育関係の社会人の若者、立石さんと安野さん。若いのに、こんなおじさんおばさんの相手を上手に会話して立派❗自分は絶対こうじゃなかった。
おまけにこの二人には、帰り君津駅まで送ってもらえることにもなりました。
流し素麺を食べたり、おしゃべりしたり、メインの野口先生のお話を聞いたり。
特筆すべき美味しかった食べ物は、山中さんが持って来てくださった高級ぶどう。実が大きくてパンパン。こんな美味しいぶどう初めて食べたかも。
そうそう、塚田さんが出された小学生でも解ける算数の問題。
50✕50=2500
じゃあ、1少ない
◯✕◯=2499
になる◯は?
私は当然最後までわかりませんでしたが、すぐにおわかりになった方も3人。
ヒント
5✕5=25
これより1少ないのは24だから、24になる掛け算と考えると
4✕6=24
7✕7=49
1少ない48になるのは
6✕8=48
これでもまだ首を傾げている私に、事務局をやってくださっている小路さんが
X²−1²=(X+1)(X−1)
と、紙に書いてくださいました。
・・・であっと言う間に時は経ち、そろそろお暇しなければなりません。
心残りは103歳のお友達、野口先生のお母様「友さん」とお会いできなかったこと。今回これに来る目的は、もちろん野口先生にもお会いしたかったけれど、半分は友さんにお会いして、歌を聞いていただきたかったから。でもちょうどこの日は、野口先生がご家族で先日までお留守をされていた関係で、ショートステイに行かれていたのです。
いよいよ帰ろうとした時、野口先生が
「マリさん、ちょうど母が帰って来たんだよ」
私はダッシュで友さんのお部屋へいき、準備をしてきた
「女学唱歌 祝歌」
を力いっぱい歌いました。この曲は友さんに教えていただいたのですが、Bellini作曲のオペラ「ノルマ」の一コマ。友さんも一緒に歌ってくださいました。
「また来年❗」
笑顔でお別れしました。
あ〜一緒にお写真とっておけばよかった。
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