この緑の封筒が届いてすでに何ヶ月も経っています。
いいわけをすれば
「62歳のお誕生日の翌日以降にお手続きください」
と書いてあり、しかも
「年金をもらえるのは65歳」
ですから、急ごうなんて気持ちには全くならないわけです。
しかし、いつかはしなければならない手続き。しかもかつての同僚で先日集まった時、1歳年上の晶子さんはとっくに済ませたと聞き、やっと重い腰を上げることにしたのです。
<最初の挫折>
さあ、書きましょう!
・・・・・・・・・・・・わかりません。
これを作っていらっしゃるのは、私の頭脳を遥かに超えた皆さん。その皆さんが時間をかけて作られたこの書類、漏れがあるはずはないのです。ですからそこに書かれた言葉はすべて必要なのです。でも、読む気がしません。私は大学を卒業し、教員もし、文章も書いているのです。でも読む気がしないし、読んでいてもよくわかりません。
これ、なんとかならないのでしょうか?
中学校で教えた、あのお勉強の不得意だった生徒たちはこの書類をどうするのでしょうか?
・・・おっと、人の心配をしている場合ではありません。
「まず自分のことをしなさい」←(天の声)
書き終えてわかったのは、
「今ならわかる」
です。
でも、この書類はおそらく一生に1度。
<面倒な人へ>
まっさらな書類を持って、さっさと年金相談センターに行って、窓口の人と一緒に書けばいいです。必要な書類さえ持っていけば大丈夫。
・戸籍謄本
(なんとなく取ってきましたが、本当に必要で良かった。コンビニ入手可)
・年金を振り込んでもらいたい銀行のキャッシュカードか通帳
(私はキャッシュカードをコピーしていきました)
・自分のマイナンバーカード
・配偶者がいればそのマイナンバーを控える
(私は事前に書き込んでいきました)
・雇用保険に入っていたらその番号
※その他、人によって必要なものが違いますから、それくらいは書類を読んでください
・ボールペン・・・そこにあります
<予約>
郵送でも窓口でもいいのですが、不備があったとしたらきっとわけがわからないので、年金相談センターまで行ってみることにしました。家から20分程度ですし。
まずは予約が必要。
9月24日、パソコンでアクセスし、日時を選んでチェックして送信。
程なく「この時間でいいですよ」という返信あり。
その決定日が9月26日11:00。
<相談開始>
11:00に着けばいいのに、10:40には到着。しばらく待っているのだろうと思ったら、すぐ呼ばれました。担当は名札に「🔰」が貼ってある、可愛い女の子でした。でも感じが良くて優秀。
一応書いていった私の書類にほぼ不備はなかったのですが、1ページだけ書き漏らしがありました。「雇用保険」に関するページです。入っていたらその雇用保険番号を書かなくてはいけません。見本を見せていただきましたが、私にはどうも見覚えはありませんでした。
そこで、入っていなかったことで一応出してしまうことにして、手続きを終えました。
でも気になったのでどうすればいいか聞くと
「ハローワークへ行くと、無料で教えてくれて、入っていればすぐ書類を出してくれます」
「じゃあ、行ってみます。入っていたらすぐその書類を持ってもう一度来ます」
そこで、この相談を終えたあと、すぐハローワークへ行ってきました。この年金相談センターの道一本隔てたところにハローワークがあったから。
すぐ行ってすぐわかりました。
入っていませんでした。
<ちょっとだけ良かったこと>
私は大学卒業後山口県の小学校で1年間だけ講師をしていました。その時の1年間は厚生年金に加入していたようで、その分だけは60歳から支給されていたのです。それを知らないでいた2年間分が、今度まとめてもらえます。1ヶ月分約1200円(笑)。
さあ、手続きがまだの皆さん、やればできますから書類を出して書いてみましょう。
まず、私の彼(64歳)から。
帰りに来来亭のハーフサイズのラーメンを食べました。
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