「月曜日から金曜日まで、午後14時ころから母とイオンモールに行き、それから約1時間別行動。母はお散歩やお買い物、私は2階フードコートのイートインコーナーで訳詩」
が1年以上続いています。雨や雪の日が多く、夏は夏で思いっきり暑い石川県で、高齢者が1時間も無事にお散歩できるのは、すべてイオン様のおかげです。
が1年以上続いています。雨や雪の日が多く、夏は夏で思いっきり暑い石川県で、高齢者が1時間も無事にお散歩できるのは、すべてイオン様のおかげです。
そんなルーティーンの今日、2階で楽譜を見ていると、一人の高齢女性Aさんに声をかけられました。
「本町の西島さんですか?」
ははあ、私のことはわかっているけど名前を間違っているなと思い
「西野ですけど」
「ああ、あの~」
会話形式で書くと長くなるので箇条書き。
Aさんの話をまとめると
・Aさんは私と同じ本町在住
・昨年12月、老人会ボランティアコンサートで私が歌ったのを聞いた
・歌が好きな友人のBさんにそのことを話すと、興味を持ったので連れてきた
そこで後ろからBさん登場。Aさんよりかなり社交的だしおしゃれだしハキハキしていて、その後10分ほどでBさんのことがかなりわかりました。
Bさんの話をまとめると
・80歳
・歌が好きで、金沢でも習っていた
・ステージにも立っていた(おそらくカラオケ教室的な会のステージ)
・先生は金沢市内に住む〇〇先生
・脳梗塞をやって、言葉がそれまでのようにはっきりしなくなった
(確かにやや慎重にお話になっていますが、十分はっきりしています)
・歯も良くなくて、それもあって言葉がちゃんとしない
(十分です)
・金沢の先生は、コロナで一旦(本人としては)終わり
・近所に教えてもらえる所があれば歌いたいが、まずはコンサートを聞いてみたい
なるほどね。
そこで
「ちょうど昨日コンサートだったんですよ」
と言いつつ、日常活動のチラシをAさん、Bさんへ。
さらにBさんは
「口を開けられないから歌えない」
とか
「歯が悪いから歌えない」
「今までの先生は姿勢とかからしっかりやってくださった」
とか色々お話になって、正直ちょっと面倒になってきたので
「そうですよね。今までの先生とうまく行っていらしたのなら、その先生のところへいかれると良いと思いますよ。私と合うかどうかもわからないし」
するとBさん
「いや、今までお話して私とあなたが合わないようには思えない。とりあえず一度コンサートをお聞きして。11月10日ですね」
その後更に、ああだから歌えない、こうだから歌えないとおっしゃるので
「歌を習おうかと思う人は、まずは『歌えない』という言葉を発しないことですね」
とチョッピリ意地悪を言ってみました。
すると意外にも素直に
「そうですね」
となって、その井戸端会議は終わりになりました。
11月のコンサートのお客様が一人増えるといいな。
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