※この内容はFMかほく・Sing幾多郎でもお話しました。西野真理のYouTubeにもアップしてあります(2025年11月25日)
YouTubeチャンネル「ReHacQ−リハック・なぜ会社辞めたんですか?」から、組織のお金を横領した元アナウンサーのお話です。聞き手は元テレビ東京の高橋弘樹さん。
<まずあらすじから>
今回会社を辞めた元CBCアナウンサーの江田亮さん。ご自身でこの番組への出演を打診されたそうです。江田さんが会社を辞めた理由は「4000万円横領」。ただ、お金はすでに返済。2022年のことです。江田さんはこの件で2年間苦しんでおり、現在も「地獄の途中だと思っている」という心境を語りました 。
「横領」は例えば殺人などよりずっと軽い印象を受けますが、一般の人が思うよりかなり重い罪なのだそうです。
高橋さんは、江田さんとのおしゃべりの中で、アナウンス能力を高く評価する一方で、今回の件の根底には「メタ認知能力、つまり、江田さんが自分を客観的に評価できる能力に欠けていること」や「プライド」の持ち方に課題があったと指摘されます。
高橋さんは、
「江田さんのスキルを活かせば、フリーとして食べていくことはできるんじゃないか」
と激励し、二度と同じ過ちを繰り返さないよう強く忠告しました 。
そして配信の最後に、江田さんはこれから「茨の道」となるフリーアナウンサーとして頑張っていく決意を語り、高橋さんは、今後の人生に向けての励ましと、人生を楽しんでほしいと締めくくりました。
<それでは詳しく説明いたします>
元テレビ東京プロデューサーの高橋弘樹さんが主宰するYouTubeチャンネル「ReHacQ−リハック」で行われた、元CBC(中部日本放送)アナウンサー・江田亮さんとの対談。
1 対談のきっかけと横領
異例の対談が実現したきっかけは、江田さんがReHacQに
「キャスターとしてチャンスはないか?」
と直接問い合わせをしたことでした。当時、ReHacQの姉妹メディアである「PIVOT」では、元アナウンサーの起用が進んでいた時期で、高橋さんとしてもアナウンサーの人材を広げたいと考えていたところに、江田さんからの連絡があったといいます。
今回の配信は、一社会人として大きな過ちを犯した人物が、何を語り、これからどこへ向かうのか、という非常に踏み込んだテーマでした。
江田さんは、「横領」は間違いなく自らが犯した事実であると認めます。その横領したお金は、会社のお金ではなく会社の労働組合の組合費4,000万円。自身が財務部長を務めていた際に、投資信託への流用などの形で着服しました。これは外部情報からも裏付けられています。
江田さんの横領が発覚した後、江田さんは全額を組合に返済したため刑事事件には至りませんでした。また、会社のお金ではなく組合のお金だったこともあって、会社に直接被害はなく、組合にも返金されているため組合側も訴訟を起こしても得がないことなどから、江田さんの退社はいわゆる首ではなく自己都合退職で、退職金も支払われています。
2 江田さんのこと
配信中、聞き手の高橋さんは単なる事件の経緯だけでなく、江田さんの人間性、プロとしての資質、そして過ちを生んだ背景について深く切り込んでいきます。このあたりの切り込み方は流石高橋さんだと感心させられました。
江田さんは早稲田大学卒業後、2013年にCBCに入社し、プロ野球や競馬実況などスポーツアナウンサーとして活躍していました。それだけの経歴があるのに、なぜそのような地位を捨ててまで横領に手を染めたのかを高橋さんは追求します。この辺りの高橋さんの追及の仕方が素晴らしいので、実際にYouTubeをご覧いただけるとよいかと思います。この番組の中で高橋さんは江田さんの状況を「ギャンブル依存症」に似ていると感想を述べられました。私もそういう印象を受けました。
3 江田さんの能力と問題点
高橋さんは、長時間の対談を経て、江田さんのアナウンス能力自体は高く評価しています。特に、発音の明瞭さや言葉の切れ味は、一般のYouTuberにはないプロのスキルだと認めています。
一方で、高橋さんは終盤のトークで、江田さんの言葉遣いや自己認識に潜む問題を鋭く指摘します。
例えば、江田さんがトークの中で
「難しいと言われたけど」
と発言した場面。これを高橋さんは
「そこの部分はそうじゃなくて、『いやおっしゃる通り私も難しいと思います』って言わなきゃいけないと思うんだけどね」
と指摘されてました。ういう些細なことがアナウンサーとしては致命的なんだそうです。
実は私もこの部分を聞きながら、江田さんはなんとなくプライドの高い人だなあ、という印象を受けていました。
高橋さんはこのあたりの分析として、江田さんは自分自身の状況や相手(視聴者や高橋さん)の視線を正確に捉え、言葉や態度をコントロールする「メタ認知」と「プライド」の持ち方に欠けている、と指摘しました。
高橋さんは自己分析として冗談めかしながら
「ぼくは腹黒いから計算して喋る」
と語り、プロの表現者は「どう見られるか」を計算することが重要だと示唆しました。
江田さんの横領という行為の背景には、この「メタ認知」の欠如、つまり、客観的な自己評価や周囲の状況を把握しきれない「心の歪み」があったのではないか、という問題提起がなされます。
この辺り、さすが元TVのプロデューサー。
4 今後への提案
今後の江田さんの生き方について高橋さんは、
「厳しい批判コメントを含むYouTubeのコメント欄こそが、江田さんにとってすごく勉強になる教材だよ」
と強調されました。
批判や指摘を受け止めながら、自分自身で配信や活動を行い、それを修正していくことの重要性、今回の過ちを償い、プロとして再生していくための具体的な方法論の提示と言えると思います。
ここ、私にはとても耳の痛い部分でした。私もできれば誉め言葉ばかり聞いて、批判からは目を背けたいタイプだからです。
トークの最後、高橋さんは江田さんに対し、以下のようなメッセージを送りました。
まずは
「次はやんないでくださいね色々ね」
そして、
「アナウンス能力は確かなものがあるから、それを活かして生計を立てることは可能」
ということから、
「素人のYouTuberでプロにナレーションを入れてほしい人はたくさんいると思うから、そんな仕事を安い値段で受けてみたらどうだろう?」
と、具体的な提案がなされました。
・60分までのVTRにナレーションを入れる 1本2000円 運動会のVTRでもなんでも
・草野球の実況1時間まで 3000円、現場に行く場合は交通費相談
これはすごいと思いました。私もやってほしいと思ったほどです。
実際にやってほしい人のために、このチャンネルの概要欄には連絡先も載っていますので、ぜひご覧ください。下に貼り付けます。
江田さんに動画を依頼したい方はこちらのHPから
↓
https://ryo-eda.com
こちらのURLよりお申し込みいただいた場合2025年5/18〜から1年間、動画内でお話しした金額にて承るそうです!
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