適正価格と好き嫌い  2023年11月21日(火)

昨日窓のリフォーム業者さんが見積もりを持って来てくださいました。
その見積もりには窓本体工事価格の他に、今までついていたロールスクリーンを外し、壁に少し補強材をつけてつけ直す費用が別途書かれていました。
その費用が1箇所35,000円。
それを聞いて私は心のなかで
「35,000円でできるんだ。良かった」
と思っていました。
私がそう思っていた同じタイミングで彼は業者さんにこう言いました。
「ここに補強材をつけてロールスクリーンつけるんですよね?いいです、それ、自分でやります」

打ち上合わせが終わり業者さんがお帰りになると、彼は言いました。
「あんなものに35,000円なら自分でやるよ」

このあたりに「好き嫌い」がよく現れています。
このロールスクリーンの付け替えですが
①ロールスクリーンをはずす
②色々計ってロールスクリーンを付ける場所を考え、それに合う補強材をホームセンターに行って買ってくる
③買ってきた補強材をちょうどいい大きさに切る
④補強材をつける
⑤ロールスクリーンを付ける
これだけのこと、私は絶対できませんから、35,000円は適正価格と判断しました。
つまり、こんな事するの、私は嫌いなのです。工事どころか、ロールクリーンを外すのさえためらいます。
でももしこの工事が50万円だったら、嫌いだけれど自分でやったかもしれません。

しかし、彼は違いました。この程度の工事に35,000円も払うなんてとんでもない。つまりこういうことが好きなのです。
先日彼は窓の下部分の板を自分で取り替えましたが、その板は350円。ロールスクリーン取付部分に使う板も、おそらく500円以内で買えるでしょう。その他先程の①~⑤は彼にしてみると大した作業ではないようです。

今回、適正価格と好き嫌いが上手く噛み合って35,000円浮かせることができました。
いえいえ、3箇所なので105,000円です。すごい!
彼がDIY好きで良かった。


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