奇跡の喜寿オペラ歌手・関定子出演オペラ鑑賞の旅 その4 翌日 2022年6月27日

オペラの興奮冷めやらぬ翌朝。
TVをつけると
「朝から28℃」
という情報。
朝くらい涼しいだろうから、ちょっと皇居周辺を歩こうかななんて思ったりしていましたがすぐやめました。

そして今日の午前中、ちょうど新幹線の時間前に還暦記念に写真スタジオ「オプシス」でプログラム用の写真撮影をします。
新幹線のチケットを購入したあとになって
「中途半端に14時半の新幹線なんて取っちゃったけど、なにかいいことないかな~」
と考えて思いつきました。
オプシスでは過去2回写真撮影をしたことがあり、ネットで調べて以前撮影した日比谷スタジオに電話したところ、東京駅DAIMARU10階にもあると教えてもらい、そちらに電話。
「予約したいのですが」
「この日は10:30からの時間しか空いていませんが」
一番都合の良い時間ではないですか!
すぐ予約しました。

ホテルをチェックアウトし東京駅のDAIMARUオプシスへ。
私を担当してくれるヘアメイクさんは畠中さんというとても可愛い女性。ご自身のメイクもきれいでこんな人にしてもらえると自分もすごく綺麗になるんじゃないかと期待が膨らみます。
「ご希望がありましたら」
「ならないとは思いますが、オードリー・ヘップバーン見たいな顔にしてもらって、悪かわいい感じで撮りたいです」

その後ヘアメイクに入ったのですが、いつも自分でYouTube撮影するとき、それなりに頑張ってお化粧したり髪を整えたりしているつもりでしたが、話になりません。まあ、プロがやってくださるのですから当たり前ですが。

撮影カメラマンは寺澤さん。寺澤さんの撮影テクニックがどうなのだか私にはわかりませんが、敢えて言えば、プロの歌手が歌がうまいのは当たり前なように、プロのカメラマンが
撮影がうまいのはまあ当たり前としましょう。でもそれ以上に寺澤さんのノセ方や私への指示の出し方が適切でしかも感じよく、最後まで楽しく撮影の時を過ごしました。
また、私がYouTubeを撮るときの疑問にも答えていただいてとても勉強にもなった時間でした。
 ヘアメイクの畠中さん。かわいいし顔ちっちゃい。
 私の顔の半分!
胸元はドレスみたいに見えますが、実はドレスではなくオーガンジーの布2色を畠中さんがうまくウエーブをかけながらピンで止めてドレスっぽくしたもの。














カメラマンの寺澤さん。
お二人にはFacebookとブログへの掲載許可取りました。
















このあと、お土産に「ごまたまご チョコ味」を買って新幹線に乗りました。
そしてひたすらスマホでブログを書き続けたので、あっという間に金沢に着きました。
(その4 は家に帰ってから書いています)
家では息子がカレーを作ってくれていました。

これで
奇跡の喜寿オペラ歌手・関定子出演オペラ鑑賞の旅 
を、終わります。
めでたしめでたし

奇跡の喜寿オペラ歌手・関定子出演オペラ鑑賞の旅 その3  本番 2022年6月27日

ティンパニーが響きました。
これだけでもう、オペラの世界です。

この「リベラオペラシリーズ」は簡素な舞台装置で字幕なしの原語上演。それでも出演者は一流というコンセプトを貫いて18回続けられています。
私はそのうち4作品しか拝見していませんが、できることなら全部見たかったと思います。

オペラは主役やきちんと名前のつけられた出演者が一人で有名な「アリア」と呼ばれる部分を歌ったり、その人たちが歌い合ったりするところが目立つのですが、オペラ全体として見るとき、楽しみなのは意外にコーラスやアンサンブルです。
オペラ内のコーラスやアンサンブルは、ママさんコーラスや合唱団とは違う迫力があり、また、これらの部分の全てがCDとして販売されているわけではないので、舞台鑑賞でしか味わえないと言ってもいいでしょう。
当然今回のこれらは素晴らしく、圧を感じるほどでした。

オペラ冒頭はフェルランド役・谷さんの落ち着いたバスの響きが心地よく、しかも、これからおこる悲劇も匂わせます。
マンリーコ役・土崎さんの美声、アズチェーナ役・城守さんの迫力、ルーナ伯爵役・清水さんの低音から高音までムラなく上品な歌声。
そして我が師・レオノーラ役・喜寿の関定子。
私ならその1曲だけで全力を使い果たしそうな有名アリア2曲に加えて、アンサンブルも高度なテクニックを使い続け、しかも歌えば歌うほど声に磨きがかかる感じ。途中2回は涙が出ました。

オーケストラは弦5本(バイオリン2・ビオラ1・チェロ1・コントラバス1)ピアノ、フルート、打楽器、たったこれだけなのに見事にオペラをつくりあげています。

最後にこれに触れないわけにはいきません。プロデューサーの堀内さん・80歳です。
表に出てくる方ではないので、関係者の方以外はおわかりにならないでしょうが、各種手続き、人選、会場抑え、練習会場手配、練習日程調整、連絡、お弁当の手配、プログラム手配・・・まだまだ数え切れない仕事を、ほぼ一人でやり続ける80歳って!
堀内さんは本当にオペラが好きで歌い手を大事に思ってくださっているのです。
この日オペラは終わりましたが、このあと堀内さんには事後処理が沢山あり、そしてもう来年に向かって動き始めていらっしゃるのかもしれません。

歌声を思い出し堀内さんを思い出ししているうちに、だんだん自分が恥ずかしくなって来ました。
さあ、ちゃんと練習しましょう!
とりあえず喜寿で歌っていることを目指して。

奇跡の喜寿オペラ歌手・関定子出演オペラ鑑賞の旅 その2  当日開演前まで 2022年6月27日

いよいよ当日になりました。
朝からなんとなくソワソワします。
出演者の皆さんはもっとでしょう。

さて、今日の開演前まで、もしこれがお天気さえ快適なら早朝皇居一周散歩に出かけています。過去に少なくとも3周はしています。当然自宅からウオーキングシューズも持参して。
ところが出かける前日から「関東地方記録更新の早期梅雨明け猛暑」が報道されていて、散歩どころじゃないと判断。荷物からウオーキングシューズは取り出していました。

そして予想通りの朝からの高温。近所のコンビニで朝食のヨーグルトを買い、ただのんびり。

また、オペラ鑑賞を決めた時点で、YouTubeチャンネル「日本歌曲の窓」のピアニスト・陽子ちゃんが代々木でレッスンのアシスタントというので、10時に待ち合わせてしばらくおしゃべりする約束になっていました。
9時半にホテルを出て代々木へ。
2時間たっぷり陽子ちゃんとの久しぶりの生会話を楽しみました。

さあ、このあとです。
もちろん計画済み。
岡本太郎記念館へ行くのです。
これもずっと前から行きたいと思っていた場所で、陽子ちゃんと別れたあと、直ちに向かいました。
代々木から記念館まで徒歩40分。これも猛暑でさえなければお散歩を楽しむところですが、さっさと断念。電車バスを乗り継いで行ける場所ではあるのですが、ちょっとややこしいので、私のプチ贅沢、タクシーで向かいました。快適です。

岡本太郎記念館はとても小さく、それほど沢山の作品が展示されているわけではないのですがとても楽しめました。
特に岡本太郎の使用していたアトリエを見た時は、なんだかとても感動しました。
ここでの写真はあんまり沢山あるので、後ほどYouTubeにアップするつもりです。でもちょっとだけ載せておきます。
感動したとはいえ、やはり小さい記念館なのでそれほど長居もできず、ここからホテルへもタクシーで帰りました。快適です。

2度乗ったタクシーですが、どちらの運転手さんも「住所教えていただけますか?」と私に聞き、それをカーナビに入れて車を走らせるという方式でした。カーナビ様々です。

それからまたホテルでのんびりして、徒歩で会場へ向かいました。猛暑とはいえ、16時半にもなると少し日も落ち、なんとか歩ける気温です。また、ホールまでのルートもスマホのナビさえあればこっちのもの。
スマホ様が教えてくださるとおりに歩いてホールに付きました。
結構早く行ったので私が一番のりかと思ったら、4番目でした。

 1時間半ほどの待ち時間中何をしていたかというと、私が文章の師と勝手に仰いでいる倉島保美さんのFacebookを読んでいました。とても勉強になるので(効果はこれから)皆様も是非お読みになってみてください。

会場でかつての同僚・ゆりちゃんとも合流し、いよいよ開幕です。


奇跡の喜寿オペラ歌手・関定子出演オペラ鑑賞の旅 その1 前日 2022年6月26日

一つ前のブログが突然
「トロヴァトーレのあらすじ」
でしたが、これは今日からのこのブログを書くため。
そうです。奇跡の喜寿オペラ歌手関定子出演のオペラ「トロヴァトーレ」を見に、東京・紀尾井ホールへ行ったそのご報告ブログです。

さらにそのために新幹線のチケットを予約した様子はブログ「新幹線チケットレス」に詳しいのでそちらをどうぞ。

それでははじまりはじまり。

いよいよ東京行きの日がやってきました。コロナのため、2年間我慢していましたから、喜びもひとしお。ただ、今朝ニュースで「千と千尋の神隠し」の舞台版が、お客様を会場に入れ、まもなく開幕の段階になって、関係者に患者が出たことで中止になったことを知りました。コロナ禍はまだまだ続いているのですね。

6月26日(日)歌の会Sing幾多郎を終え、・・・正確に書きますと参加者ゼロだったのでさっさと店じまいし、彼に金沢駅まで送ってもらいました。
不安だった初めてのICOCA利用も難なく済ませ、16時には半蔵門のホテルに到着。金沢駅からホテル到着まで、マスク未着用者は一人も見ませんでした。さすが日本。

この日の一大イベントは、娘との夕食。
「せっかくだから都会っぽいところにしよう」
ということで娘が予約してくれたのが、虎ノ門ヒルズ51階のレストラン。
こんなに土地の高いところでこの贅沢な空間利用。皇居を見下ろしスカイツリーが光り、これは石川県では味わえない光景です。
ちょっと変?っていうか、このレストランの趣味が、鯉のオブジェ。まあお作りになった方の趣味ですからね。
写真のとり方が下手でわかりにくいですが、鯉のオブジェがいたるところに、そう、トイレの個室内にもあるのです。

お料理の味は、まあ、この立地と相殺ということで。でも、デザインはなかなか凝っていました。
そうそう、東京で初めて見たものがあります。斜めに動くエレベーター。
それほど距離の無いエスカレーターの横にそれと同じ角度で移動するとエレベーターが!
乗ってみました。
感覚としては登山鉄道のケーブルカーみたいです。エスカレーターだと車椅子は乗れないし、上り下りの操作は係の人しかできないけれど、これだったらその両方がクリアできますよね。考えた人天才!

21時40分、夕食を終えてホテルに帰るとフロントで
「アロママッサージお願いします。できれば22時から」
ホテルのお部屋に、前からずっとやってみたいと思っていた、アロママッサージのチラシがあり、帰ったらお願いしようと楽しみにしていたのです。
虎ノ門ヒルズの夕食からのマッサージ。なんて贅沢!
ところが
「お客様申し訳ございません、本日は予約で一杯でございまして。深夜1時からでしたらご案内できますが・・・」
そんなに人気なんですね。
1時なんて絶対熟睡していて起きるわけがないので諦めました。

明日につづく

オペラ トロヴァトーレ(IL TROVATORE)あらすじ 2022年6月26日

ヴェルディ作曲 オペラ トロヴァトーレ(IL TROVATORE)超簡単なあらすじ
(本当はとても複雑ですのですが、かなり省略してあります)

15世紀、スペインが舞台
ジプシー女アズチェーナが復讐に成功するおはなし・・・と書くとめでたい話のようですが、中身は悲惨。

ルーナ家には、2人の男の子がいます。その2番めの子は体か弱かったのですが、それをジプシーの呪いのせいだとして、ジプシー女アズチェーナの母親は、火炙りになります。

その時、アズチェーナは咄嗟にルーナ家の子をさらってきて、火に放り込みます。
しかし、放り込んだのは、アズチェーナの実の子でした。
ルーナ家では、火炙りの焼け跡から子供の骨もみつかったため、いなくなったルーナ家の次男だろうと誰もが思います。

アズチェーナはさらってきた子を、実の子
としてそだてます。
一方、ルーナ家の長男、ルーナ伯爵はその時いなくなった弟を生きていると信じ、探し続けてます。

時が経ち、ルーナ伯爵はレオノーラに恋をします。
レオノーラは吟遊詩人のマンリーコと恋人どうしです。
つまりルーナ伯爵とマンリーコは恋敵。

ここまで来ると、おわかりでしょう。そう、マンリーコこそ、ルーナ伯爵の弟なのですが、アズチェーナ以外誰もそれを知りません。

ある日アズチェーナはルーナ伯爵家の兵士に捕らえられ、それを助けに行ったマンリーコも捕らえ、二人共処刑されることがきまります。

レオノーラは自分がルーナ伯爵のものになる代わりに、マンリーコの助命を願い、受け入れられ、マンリーコは一旦助かります。
でもその間にレオノーラは毒を飲んでいて、マンリーコの腕の中で息絶えます。
それを知ったルーナ伯爵は激怒し、再びマンリーコは処刑されることになります。

ついにラストシーン。
ルーナ伯爵はマンリーコを処刑します。
その時、アズチェーナは
「マンリーコはあんたの弟だよ、母さん、復讐を果たしたよ」
と叫び、幕が降ります。






ホットサンドメーカーでズッキーニ焼き 2022年6月25日

 なにかのテレビ番組で、
「焼きナスをホットサンドメーカーで作ると簡単」
と教えてくれたので、
「それならズッキーニもできるかも」
と、早速やってみました。
縦半分に切って、いい感じの長さに切って、バターを置いて3分。
もうちょっとかなと、あと2分。








簡単に美味しくできました。
焦がす心配もありませんのでおすすめです。







Sing幾多郎 6月はあと2回

 2022年6月のSing幾多郎

 暑くても、雨が降っても

開催いたします。

 楽しく歌って

  ちょっぴり上手に♪


7月も  毎週日曜日と水曜日

  「Sing幾多郎」開催いたします 

   ご来場をお待ちしております

場所  石川県かほく市宇野気ト110-1

    本町コミュニティセンター

       (お菓子の八講屋さん後ろ・司スポーツさん横)

時間  10:00~10:50(開場9:45)

参加費 1回 1500円(当日受付にて)

参加資格 高校生以上110歳以下


Sing幾多郎開催については

「西野真理 ブログ」で

 ご確認をお願いいたします

 

・基本は月単位でのお知らせ

  ・毎週水曜日と日曜日に開催

参加は毎回自由ですので

個人向けのご案内はございません

必ずブログでご確認の上お出かけくださいませ

特別な記述のない場合は開催です

(ブログには日々の様々な事が書かれているため、

 サイト内検索で「Sing幾多郎」と入力していただくと

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<開催できないことが予想される場合>

・主宰者の急用・急病

   →この場合も極力1日前までには

ブログでお知らせいたします

・本町コミュニティセンターの鍵がない

    →実際2回目の時、返却場所になくて焦りましたが、

町会長さんにお借りし事なきを得ました

 

・本町コミュニティセンターを本町町会が使用する

         →センター利用のお約束として、町会使用の場合は

そちらを優先することになっています


西野真理の色々なお話

お山の大将ピアノ伴奏 2024年11月25日(月)

このブログは 野口芳宏先生記念碑「師道の碑」除幕・祝賀パーティー 2024年11月23日(土) をお読みになってからどうぞ。 ↑そういうわけで、野口先生にもぜひ「お山の大将」をお歌いいただければいいなと思い、ピアノ伴奏をYouTubeにアップしてみました。いつも書いていますがピア...