真夏の夜の夢、真冬に観る 2025年2月22日(土)

これはいいステージを見せていただきました。
メンデルスゾーン作曲 演奏会用序曲および劇付随音楽(Op.21&61)
「真夏の夜の夢」
「真夏」がMidSummer(夏至)の誤訳であるとか、それにまつわる色々はプログラムに書いてあります。最後に貼り付けておきますのでどうぞご覧ください。

<私の薄い知識>
あの有名な「結婚行進曲:チャチャチャチャーン」が出てくる曲。さすがに中学校で音楽史を教えるのにこれしか知らないのは問題だと思い、教員生活中にテレビ放送された語りとオーケストラによるものは見ました。その番組はなかなか良いもので、お蔭様でとても勉強になりました。

<今回の演奏>
野村萬斎:構成・演出・出演
この人すごいんだということを思い知らされました。

まず今回のキャッチコピー。
石川県立音楽堂アーティスティック・クリエイティブ・ディレクター野村萬斎によるシェークスピア×メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」初演!
狂言と琉球舞踊、そしてOEKが奏でるメンデルスゾーンの傑作が織り交ざる音楽喜劇!!どうぞご期待ください。

もし中途半端な人がこの演出でやれば、もう痛々しいこと確実です。
正直、ちょっとそんな心配をしながら見始めました。
とんでもない!むしろ日本で上演されるオペラは今後、こういうスタイルがいいんじゃないかと思わせられたほどです。

狂言も琉球舞踊も一流。沖縄の方言で語られる部分は字幕付き。
OEKの音色も文句なし。
ソリストのお二人はちょっとしか出番がないのにやはり一流のお二人(小林沙羅・林美智子)をキャスティング。

ついでに私の座席、一番前で見たかったのですが、前から5列目しか取れませんでした。(S席6,000円)仕方ない・・・と思いつつ行ってみると、前の3列は舞台を延長させるためにつぶされていて、私は2列目。演者さんの表情が直接見れるとってもいい席でした。

これ以上うまく説明できないので、あとはプログラムを見てお楽しみください。









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西野真理の色々なお話

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