それは2021年9月。津幡町文化ホール・シグナスで見つけた映画出演者募集のチラシ。この年度で中学校を定年退職だった私は、後援が「津幡町教育委員会」であることに大きな安心を得て応募しました。(詳細はブログを色々見てくださいね。リンクは1つしか貼っていませんがたくさんあります)
応募用紙に「ドレスとティアラでないと出ません」と書き、オーディションもドレスとティアラで参加し、撮影もドレスとティアラ。
試写会で見た映画では、私の歌がふんだんに使われ、私のドレス姿もちょっとだけ映り大満足で試写会会場を後にしました。
あれから4年。映画が上映される様子もなく、映画のことはすっかり忘れていた先日
「金沢イオンシネマで上映決定」
の情報。
行かなくては!
今日はFMかほくの日。FMでもこの映画の宣伝をたっぷりして、生放送後、映画館へ向かいました。
映画館には予想以上にたくさんのお客様。(30名ほど?)
1度見たはずですがすっかり忘れています。
私の歌は映画が始まって間もなく突然聞こえてきました。自分で言うのもなんですが、なかなか上手に歌えています。
その後2回、やはり私の歌が使われました。
そしていよいよラスト。
ここで私の歌が流れ、姿もちらっと映るはず・・・?あれ?
私にとって一番大事な部分でもあり、ストーリーとしても大事であるはずの部分がオールカットされています。
うーーーーーん。仕方ないかな・・・
こうなるともう、ネタバレではなくなるので逆に書きやすくなりました。
このラストシーン。試写会の段階では
「毎朝元気なアナウンスとともに『フニクリフニクラ』が聞こえてくる。当然録音されたものを毎朝流していると思ったら、毎朝生でドレス着た人が歌っていた」
だったのです。
それによって、登場人物が少し元気になる…みたいな感じ。
しかし、そこがオールカットで、すっと終わっていくようになっていました。
つまり私の姿は映画に全く映っていません。
映画は監督さんのものなので仕方ありませんし、私のあのシーンは確かに邪魔かもしれません。だとしたら、最初からフニクリフニクラ要らなかったかも・・・
でも、映画作りに参加できたし、フニクリフニクラも上手に歌えていたし、歌手・西野真理としてはこれが一番いい出演の仕方だったかも。
そうそう、映画館の出口で映画監督さんとばったり。
監督さん
「すみません、放送室のシーンカットしちゃって・・・」
と。
会ってしまって申し訳ない気持ちになりました。
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