さあ、絵本ご紹介その2 「リュックちゃん」です 。
(前作「おじばさん」のブログをお読みいただいてからお願いします。)
2025年10月1日 初版発行
著 者 ひぐちきょうこ(作・絵) 2025年現在石川県金沢市在住
著 者 ひぐちきょうこ(作・絵) 2025年現在石川県金沢市在住
発行者 横山験也
発行所 さくら社
ブックデザイン 砂原久美子(石引パブリック合同会社)
「リュックちゃん」
この絵本も硬い表表紙を開くとちょっとした仕掛けがあります。水色の紙に文房具のイラスト。そこに□のチェック欄・・・?裏表紙裏を見ると・・・こちらもぜひお楽しみに。
では、はじまりはじまり。
絵本始まりのページにはすでにネタバレっぽい一文
「わたし、もうすぐ おねえちゃんになる」
この文章で逆に安心して読み始めることができます。私の場合、本を読む能力がないので、何か本を読むときはAmazonのレビューとか、あらすじ紹介ページを読んでから読むという、読書好きにはあるまじき行いをよくしているのです。
ですからこの「リュックちゃん」
・この表紙の女の子ママは現在妊娠中なんだな
・買ってもらったリュックに色々詰めて、ママが出産でお家にいない時も頑張るんだな
ということが何となく想像できます。実際ストーリーとしてはそうなのですが、その通りですまされないのが絵本。
リュックに入れようとするたくさんの小物。みんな入るのかな?ってちょっと心配になったり。そしてここで思い出したのが、手袋の中にいろんな動物が入る絵本。あの絵本、なんていう絵本でしたっけ?
主人公の女の子の実際(?)の行動と妄想(夢)が自然にミックスされながら描かれる手法は絵本ならでは。
またこの絵本、バックミュージックが流れて、映像だけがコマ送りされている映画みたいです。そして、登場する名もなき人物がみんな幸せそう。 特に最後の夕暮れの商店街。
<追記>
リュックについている飛行機や♪の缶バッジ、亀や太陽のマスコット、ぜひ販売してほしいと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿