絵本ご紹介の経緯 2025年10月23日(木)

それではこの1つ前と2つ前のブログ
絵本ご紹介の経緯です。

<横山験也さんとの出会いを語る前に、野口芳宏先生との出会い>
ご紹介した絵本は、横山験也さんが社長をされている「さくら社」から出版されています。その横山験也さんとの出会いは野口芳宏先生との出会いから始まります。

~Wikipediaから野口先生のご紹介~
野口 芳宏(のぐち よしひろ、1936年2月17日---)は、日本の教育者。国語や道徳の「授業名人」と称され、「模擬授業」の名付け親の一人としても著名。NHK「わくわく授業」出演。専門分野は、国語教育、道徳教育、家庭教育、幼児教育。植草学園大学発達教育学部名誉教授、日本教育技術学会名誉会長、日本言語技術教育学会理事、(公財)モラロジー研究所教育者講師等を歴任。幼年国語教育会名誉会員。2025年現在89歳。

~野口先生との出会い~
2004年9月、西野真理42歳が野口先生との初対面。
何の下知識もなく、京都へ公費で行けるというだけの理由、しかも野口先生のことさえ知らずに参加した京都教育大学付属小学校の研究大会で、私は野口先生の授業を拝見して衝撃を受けました。その後野口先生がご登壇される「野口塾」に時々参加させていただくようになり現在に至っています。(詳細はこちらを)

~横山験也さんとの出会い~
その全国各地で開催される野口塾に、色々な出版社の方が野口先生執筆の本等を持って参加されます。そのお一人が横山験也さん。金沢市での野口塾に横山さんが参加された時が初めての出会いです。彼は社長であるだけでなく、ご自身が教育出版物を作成されているのです。
横山さんのことをこのブログでご紹介しようとネット検索していると、横山さん、Wikipediaにも登場されていましたので、そちらを貼り付けます。

~Wikipediaより~
横山 験也(よこやま けんや、1954年-)は、日本の教育者、教育文化研究者、算数ソフト開発者。算数ソフト開発の第一人者。現在、株式会社教育ソフト開発研究所代表取締役、株式会社さくら社代表取締役。schoo webキャンパスの講師も務める。

略歴
1954年:生誕
1977年:千葉大学教育学部卒業後、千葉市の小学校に勤務。
1997年:有限会社学習ゲーム研究所(現・株式会社教育ソフト開発研究所)設立。
1999年:千葉市教育委員会主催の千葉市教職員研究発表会で優良賞を受賞。
2001年:教職を辞し、算数ソフト『元気になっちゃう!算数』の制作を開始。
2009年:株式会社さくら社代表取締役に就任。教育ソフト開発研究所代表取締役就任。
著作
『ケンチャコ大冒険』(インターチャネル社)
『できる学習クラブ』(インターチャネル社)
『学校クイズ王シリーズ』(ほるぷ出版)
『明治人の作法』(文藝春秋)

~野口素麺塾~
話はまた野口先生に戻ります。野口先生は千葉県君津市にお住まいで、そのお宅で毎年夏に「野口素麺塾」というのが開催されます。「お宅」と書きましたが、普通の住宅ではなく、いわば「一山」。広大な敷地です。その高台に「海の家」みたいなものが作られていて、そこでみんなで流しそうめんを食べます(お勉強会の後で)。子供向けのぐるぐる回るタイプではなく、ちゃんとした竹でできたものです。

初めてこの会の存在を知った時は、
「何が楽しくて、いい大人が千葉まで行ってお素麺食べなくちゃいけないのよ」
と、鼻で笑っていたのに行ってしまいました。
飛行機で羽田→(新幹線の無い時代)→羽田から高速バスで君津バスターミナル(東京アクアライン通ります)→タクシー→君津市糠田の野口先生宅

そこでもまた横山験也さんと何度もお会いし、社員の良知さんとも親しくなったりしてさくら社となんとなくつながりができたのです。

<横山験也さんについて>
ここからはWikipediaなどの公的情報ではなく、西野真理の横山さんに対する勝手な想像や印象、知っていることなどを順不同で書きます。

・この人が24年も小学校の先生をやっていたなんて信じられない。とても公教育の枠にはまる人ではない。もちろん、公教育経験があることが現在の出版物につながっているので、とてもよかったと言える
・若い。見た目も考え方も。私の8歳年上で現在71歳。最初お会いしたとき、2~3歳年上の方だと思った
・話術が巧み
・野口先生喜寿祝い石碑建立時の事務局長
・算数教育でアフリカ進出中。ルワンダとかケニヤにも販路拡大
・これを書きながらネット検索をしていると、外務省のページにも登場されていてびっくり!少し貼り付けます

外務省
2019年版開発協力白書 日本の国際協力
ルワンダでは、2000年のカガメ大統領就任後、ICT(情報通信技術)立国を目指し、ICTの普及や人材育成に注力していますが、初等教育での算数の習熟度が依然として低く、また、利用できる教材ソフトの欠如などにより、教育現場でのICT活用がなかなか進まないという課題を抱えていました。

そうした中、東京に本社があり、日本国内の小学校向けに算数ソフトの開発・販売などを行っている株式会社さくら社は、JICAの中小企業・SDGsビジネス支援事業の枠組みを活用し、2018年10月から、独自に開発した算数ソフトをルワンダの小学校に導入するための普及・実証事業を行っています。

ルワンダ向けのソフト開発のため、現地を視察した横山験也(よこやまけんや)社長が目にしたのは、簡単な計算にも苦労している子どもたちの姿でした。子どもたちは「3+4」のような足し算でも、数字と同じ数だけ丸を描き、描いた丸の数を数えて答えを出しており、簡単な暗算さえできない様子でした。また、ルワンダの小学校では、児童一人ひとりに教科書が配布されておらず、教壇から先生が一方的に講義するのをただ黙って聞いているような状態でした。このような状況を目の当たりにした横山社長は、自社が開発する算数ソフトを導入することにより、ルワンダの教育の質の向上に貢献できる可能性を感じました。

<絵本紹介のご依頼>
そんな横山験也さんから2024年12月21日、Messengerにメッセージが届きました。

さくら社が絵本をはじめて出しました。『おじばさん』です。
もし、図書館や、公民館の図書室にいくことがありましたら、ついでに、入れてほしい本としてリクエストしてもらえたらと思っています。

さらに先日2025年10月18日
10月に2作目の絵本を出しました。『リュックちゃん』です。『おじばさん』と同じひぐちきょうこさんの作品です。

早速ご返信。
~FMのパーソナリティもしているので、そちらでご紹介してみます。新しい絵本のあらすじ、教えていただけませんか?

その後さまざまなやり取りがあり、西野真理が実物を読みもせずご紹介するよりも、まず本物に触れてほしいとのご配慮からすぐに絵本2冊をお送りくださいました。

<絵本作家「ひぐちきょうこ」さんのこと>
お送りいただいた絵本の裏表紙を読んでびっくり。なんとこの絵本の作者「ひぐちきょうこ
」さん、現在石川県金沢市にお住まいなんです!

樋口 匡子
埼玉県生まれ
画家・イラストレーター
武蔵野美術大学短期大学部 空間演出デザイン科 専攻科卒業。

1996年東京・有明での個展をはじめ、1997年ひとつぼ坪展入選、2001年チェコ・プラハでの2人展、2002年新風舎第4回絵本のコンクール入選ほか、近年では鳥をテーマに2023年東京、2024年石川・金沢での個展など、作品制作の傍ら全国各地で作品展示を開催する一方、装画やイラストなども手がける。現在金沢市在住。かつて絵画教室で子どもたちと過ごした経験から生まれた『おじばさん』は初めて手がけた絵本であり、こども家庭庁の「こどもたちに読んでほしい本」(令和7年度 児童福祉文化財 推薦作品)に選ばれています。












<ちょっとした疑問>
でもどうして横山験也さんは樋口さんとお知り合いになられたのか、私はそこを知りたいなと思っています。機会があればお聞きしてみますね。

以上が絵本ご紹介の経緯です。
これらをまとめて、次回、またはその次のFMでご紹介いたします。

FMFMのパーソナリティもしているので、そちらでご紹介してみます。新しい絵本のあらすじ、教えていただけませんか?のパーソナリティもしているので、そちらでご紹介してみます。新しい絵本のあらすじ、教えていただけませんか?



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