中谷宇吉郎雪の科学館と白山連邦の絶景 2023年1月12日

雨や曇りや雪の日が続く冬の石川県が、昨日から青空。昨日の天気予報では今日も晴れが続くというではないですか!
「明日は白山連峰がきれいに見えるはず」

1月6日の「ゆりちゃんと」のブログにも書きましたが、6日もいいお天気で、ゆりちゃんを宿泊先の加賀市山代温泉までお送りしたときに途中で白山連邦がきれいに見えたので
「次に晴れたら絶対ここへ来よう」
と決めていました。
柴山潟です。
















ゆりちゃんをお送りした山代温泉へ行く途中、北陸自動車道・片山津ICを出たところにあります。
小さな潟ですが、そこからの白山連峰は見る価値ありに違いないとネット検索してみると、予想通り。しかもその近くに
「中谷宇吉郎雪の科学館」
もあります。
中谷宇吉郎が何者かちゃんと知りもしないくせに、直感的にココはいいはずだと思い、その直感は間違っていませんでした。
なんと、中谷宇吉郎雪の科学館が白山連峰を眺める絶景眺望地点に建てられているのです。
中谷宇吉郎についてなにか書こうかと思いましたが、無理!
でもちょっとだけ箇条書きで。あとはWikipediaからの抜粋をどうぞ。
・石川県生まれ
・「雪は天から送られた手紙である」が名言として知られる
・人工雪を世界で初めて作った人
・西野真理の生まれた年に61歳でお亡くなりになっている
(前立腺癌)
・グリーンランドで研究
・絵を描くのが大好き
・エッセイを書くのが好き
・数学者岡潔を支えた

<Wikipediaから抜粋します>
中谷 宇吉郎(なかや うきちろう、1900年(明治33年)7月4日 - 1962年(昭和37年)4月11日)は、日本の物理学者、随筆家。位階は正三位。勲等は勲一等。学位は理学博士(京都帝国大学・1931年)。

北海道大学理学部教授を北海道帝国大学時代から務め、世界で初となる人工雪の製作に成功した。考古学者・中谷治宇二郎は弟。

~生い立ち~
石川県江沼郡片山津町(現・加賀市)出身。学齢期になると母方の親族に預けられ、大聖寺町(現・加賀市)に転居。

大聖寺町立錦城尋常高等小学校卒業後、旧制小松中学(現・石川県立小松高等学校)で寄宿舎生活を行い卒業、1922年、第四高等学校を卒業し東京帝国大学理学部物理学科に入学。寺田寅彦に教えを受け、実験物理学を志す。卒業後は理化学研究所で寺田研究室の助手となった。1927年、藤岡作太郎の長女の綾と結婚。その後、1928年、イギリスに留学し、キングス・カレッジ・ロンドンにて学んだ。同年には日本に残してきた妻をジフテリアで亡くしている。



科学館の中庭(?外庭)遠くに白山連峰が見えますがおわかりでしょうか?
黒い人影は彼。















手前の石ころは、グリーンランドの石ころだそうです。














おしゃれなシルバーカーで歩く90歳の母。
(byACREバイエーカー・カーボン・ウルトラライト)
後ろに見える建物の1階で、中谷宇吉郎についての映画も見ました。















雪の結晶を見る機械
















↓科学館のホームページの写真
やはりプロの写真はいいですね













4 件のコメント:

sapporo1972 さんのコメント...

新年早々の白山連峰の写真、いいですね! ありがとうございます。
私は3歳の時金沢を離れる前に、山中温泉に行き、加賀一宮の白山神社にお詣りしているので、
いまでも何となく、白山神社と聞くとなつかしさを覚えます。近所にも白山神社の支社がありますので、
初詣はいつもそこに行き、月々のお一日参りにも行きます。
新年早々、そのご山容を拝することができました。

札幌で育ちましたので、中谷宇吉郎にと北大の低温研には関心があり、真似をして子どもの頃は
顕微鏡で雪の結晶を見ましたよ。息がかからないように、少し息を止めて見ると、寒い屋外では
けっこうしばらく眺められます。解けるまでの間。

新年早々、さわやかな話題をありがとうございました。お元気なお母様のお姿も拝見出来ました。
よろしくお伝えください。
もし、携帯にズーム機能がありましたら、今度は白山をアップして撮ってみてください。
肉眼で観ると遠くでも結構大きく見えるような気がしますが、写真にするとほとんど地平線の
一部となってしまいますので。

バリトン系ソプラノ西野真理のブログ さんのコメント...

sapporo1972様
コメントありがとうございます。
私は「中谷宇吉郎」の名前しか知らない状態でこちらへ伺い、まさかの絶景と中谷宇吉郎雪の科学館を楽しむことができました。
科学館内の展示物で中谷宇吉郎が「金沢・北海道・東京」にゆかりがあることを知り、これはsapporo1972さんにぴったりだと思いながらみていました。

コメントでsappo1972少年の様子を教えていただき、sapporo1972少年が息を止めて寒い中雪の結晶を眺めていた様子をあの科学館の中の顕微鏡の前に重ねています。

また、中谷宇吉郎は私の生まれた1962年生まれであることや、岡潔を援助したことなど白山連峰の絶景以外にもたくさんのことを知ることができた半日となりました。

sapporo1972 さんのコメント...

中谷宇吉郎、寺田寅彦の弟子ですよね。
岡潔を援助したのですね。岡潔は確か京大霊長類研の時実利彦を応援してますし。
日本の科学者・数学者の一つの正統の系譜です。
1962年は、亡くなった年ですね。
その年に西野さんが生まれたのですね。

バリトン系ソプラノ西野真理のブログ さんのコメント...

重ねてコメントありがとうございます。
そうです、1962年はお亡くなりになった年で、私が1962年に生まれました(笑)
ご指摘ありがとうございます。
この科学館は小さいですけれど、場所も建物も素敵で、今度石川県にいらっしゃたときお天気が良ければ是非。
今日はお天気が良さそうなので、西田幾多郎記念哲学館からズームで白山・立山連峰を撮影・・・できるかな?

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