ゆかいに歩けば 2023年1月26日

「ゆかいに歩けば」
この曲って、私が小学生の頃から音楽の教科書にあったような気がします。もしそうでなかったとしても、とにかく小学生の頃に歌っていたと思います。
懐かしいけれども古臭くない、しかも伴奏の編曲者が「まっかな秋」の小林秀雄さん。
現在も小学校4年生の音楽教科書に掲載されています。

この曲、YouTubeにアップし忘れていた曲の一つで、雪で外に出れないからちょうどいいなと思い、しかも伴奏は簡単だし、よく知っている曲だし楽勝!・・・と、今まで何度も思っては打ち砕かれてきました。これもそうでした。

まず伴奏ですが、ハ長調で音符も少なくて3回も弾けば弾けそうに見えます。ところがなにしろ編曲者が小林秀雄さんですからそんなわけはあありません。スタッカート、テヌート、スラーが微妙に使い分けられていて、これを無視すると怒られそうです。音として弾けるようになっても、その違いを忘れて先へ進んでやり直し。

歌ですが、これも簡単そうなのですが一つ一つにスタッカートがついていて、それを器楽的にスタッカートで歌うと言葉がブツ切れになって、何を言っているかわかりません。しかも意外にも子音がはっきり立たなくなります。
一番苦労したのは「ロホホホ~」と降りてくるところ。私はとても苦手なのです(涙)

ということで、結構な時間をかけて撮影を終えました。



<曲について>

もとはドイツ人作曲家Möller(メラー)の曲で

 Der Fröhliche Wanderer

直訳だと幸せな放浪者

<日本語詩 保富康午について Wikipediaより>

保富 康午(ほとみ こうご1930年3月2日 - 1984年9月19日)は、日本作詞家和歌山県西牟婁郡すさみ町出身。名前の別表記は苗字が「保冨」、名前に「庚午」がある[1][2](庚午が本名)[3]。現在日本で広く知られている大きな古時計」の日本語訳の詞を作詞したことで著名。

人物・経歴[編集]

幼少期は千里山に在住し千里第二小学校を卒業した。のちに同志社大学卒業後、詩人である村野四郎に弟子入りしていたが、知人からミュージカルの台本依頼をされたことを機にテレビの仕事に携わるようになる。

構成作家として『サンデーサン』、フジテレビミュージックフェア』などの歌番組を始め、演歌歌手達のショーの舞台も数多く担当。子供のための歌も多く執筆、外国童謡の訳詞も手がける。1962年(昭和32年)にNHKみんなのうた」にて手掛けた『大きな古時計』などの訳は一般におなじみとなっている。

TVアニメ関係では、『ドカベン』『おれは鉄兵』『一球さん』『宇宙海賊キャプテンハーロック』『科学忍者隊ガッチャマンII』『タイガーマスク二世』などに代表されるような有名な作品の作詞を数多く手がけている。また、モータースポーツに造詣が深く、スーパーカーブームの際東映動画で『アローエンブレム・グランプリの鷹』が制作された際には、主題歌の作詞のみならず、原案と監修を担当している。アニメソングフジテレビ系列で放送された作品が大半を占めていた。

1984年9月19日、54歳で死去。

生前保富は森進一のコンサートを全て仕切っていた時期があった際、森の代表曲『おふくろさん』に補詞を付けることを提案していた。しかし、これが皮肉にも2007年に森進一と、作詞家・川内康範との「おふくろさん騒動」を引き起こすきっかけにも繋がった。

妹は作家秦恒平の妻。

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