リムスキー・コルサコフ訳詩 2025年9月19日(金)

ついにロシアものの訳詩に手を出しました。
リムスキー・コルサコフです。

<リムスキー・コルサコフ>
ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908)は、ロシアの作曲家、教師、指揮者。特に、色彩豊かで技巧的な管弦楽法に優れ、代表作に交響組曲『シェヘラザード』やオペラ『金鶏』。ロシア五人組の一員として、ロシア国民楽派の発展に大きく貢献。また、教師としても活動し、多くの後進を指導。
ロシア・ノブゴドロ出身、64歳没














きっかけはピアニストの近藤陽子ちゃんに見せていただいた、陽子ちゃんの先生・シピリ先生がピアニストとして出演されるコンサートのチラシ。その中にムソルグスキーの組曲「子ども部屋(全7曲)」を発見しました。
ちょうど次に訳す曲を探していたので、すぐに
「これ、訳します」
と、陽子ちゃんにラインで宣言。

ところが訳そうと楽譜を見ると、パッと耳に残る感じの曲ではないし、もちろん聞いたことのない曲です。初ロシアですから、もう少し自分の範疇にある曲の方がいい気がします。
そこで思いついたのが、もう20年以上前、2か月ばかりロシアものにはまり込んでいた時に歌っていた曲。その2か月で私はキリル文字をなんとか読めるように(発音が少しわかったという程度、文法が分かったわけではありません)なり、その後全部忘れました。
でも練習した曲は覚えていて・・・何しろとても素敵な曲なのです。
「あれにしよう!」
そのころは日本語に訳して歌うという発想がなかったので、ロシア語を丸暗記するだけで精一杯。でも今なら日本語に訳して音楽として歌うことができるような気がします。
それから、ロシア語には冠詞がないので、日本語に訳すときにイタリア語、ドイツ語、フランス語よりスムーズに訳せる気がします。

まず1曲目に訳したのは
「夜の静寂の中で」
O chem v tishi nochej (О чём в тиши ночей) Op.40-3
「Chetyre romansa 4つのロマンス」より
詩 マイコフ

2曲目
「雲雀は高らかに」
Zvonche zhavoronka pen’e Op.43-1
Звонче жаворонка пенье
「春に」Vesnoj より 
詩 トルストイ

3曲目
「風が吹くように」
Ne veter veja s vysoty Op.43-2 Не ветер,вея с высоты
「春に」Vesnoj より 
詩 トルストイ

全部すてき。
春の(来年とは限りませんが)美女コンで歌います。

<追記>
翌日、9月20日に
「八行詩」
Oktava   Op.45-3  
В антологическом роде  Октава
「詩人に Poetu」より
も訳して、4曲になりました。

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