「学級担任の合唱コンクールへのかかわり」
というテーマをいただきつつも、やりたいことをやっていいということで、私はすぐに次の3つをお教えする計画を立てました。
①合唱コンクールを学級で練習するときのコツ
②集計が楽にできる審査方法
③指揮者指導法
この③については、中学校の先生になっておそらく3年以内の強烈な体験から、
「義務教育の間にちゃんと生徒に指揮法を教えよう」
と、私自身退職するまで実践してきたこと。
簡単にご説明すると
「指揮法を学んだことのない素人の方が、イメージだけで指揮をすると大変なことになる。でも、その大変なことをしている素人の方に責任はない。教えなかった学校の先生が悪い」
ということです。しかし残念なことに週1時間の音楽の時間ではなかなか時間が取れず、指揮法をきちんと教える音楽の先生は少なく、そのため合唱コンクールの指揮をする生徒も、あの時見た素人の方と大差ない指揮をするということがいまだに行われています。
ですから、私はそれを、音楽科以外の先生にも学んでいただいて、学級での合唱練習の時に生徒に教えていただけるようになってほしいとずっと思っていました。
それを実践するチャンスが、まず、私が退職するときにやってきました。
それにつきましては、ぜひ2022年3月29日のブログをお読みくださいませ。
今日はその2回目という感じ。
受講者は30歳以下の先生9名。年齢的にはまさに少し前に教えていた生徒。私の一番最初の生徒さんなんて、今55歳のはずですから。
皆さん明るく楽しく熱心に参加してくださって、時間はあっという間に過ぎました。明日から新人戦で本当はちょっとでも早く部活動に行きたい先生たち、そしてお借りしている音楽室を、16時から使いたい吹奏楽部の生徒さんにお返ししますとお約束したこともあって
「15:58に終わります」
と宣言してから始めました。
15:58に終わりました。
私のタイムマネジメント能力、なかなかのものです。
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