義父が泉下の客となりました 2025年9月28日(日)

昨日・2025年9月27日(土)、義父が泉下の客となりました。95歳でした。「泉下の客」という言葉は2019年の父の時に知り、それ以来いい言葉だなと思って使っています。父の次に使ったのは2年前の叔母の時でした。
※泉下の客となるとは
 「泉下」とは黄泉(こうせん・よみ)のこと。「泉下の客となる」とは黄泉の国のもとへ訪れる人になること。

9月16日(火)に救急車で運ばれ、具体的には「血圧がかなり低い」というドクターからの説明。その時点でのドクターのお話を今振り返ってみると、ドクターの見立てはとても正しかったと言えます。ドクターの説明は慎重な言い方ではありますが、要約すると
「そんなに長くはもたないだろう」
しかし、病室に行ってみると、顔色は普通だし私たちには「元気」に見えたのです。翌日のお見舞いでも「元気」で、娘の送ってくれたひ孫のスマホ動画を手で触ろうとして動画を止めたりしていました。
「な~んだ、あんなふうにドクターは言ってたけど、回復するんだ」
私も家族もとても楽観的でした。
ところが3日目、お見舞いに行ってみると病院内でコロナ患者が発生したことからお見舞い禁止。タッチの差でお見舞いができた義兄夫婦から
「これ以上特に治療はないから近々退院する」
と聞き、お見舞いができなかったのは残念だけれども、まあいいか、くらいの気持ちで帰宅しました。

お見舞いに行けないまま迎えた28日(日)夕方、義兄からの電話で病院へ向かいました。
移動中車内の彼の携帯にも病院スタッフの方からお電話をいただき
「呼吸が弱くなっている。もしかするとこちらへ到着前に呼吸が止まることも考えられるが、安全に来てほしい」
と、移動中であることを配慮しての言い回しで、状況を伝えてくださいました。病院まであと3分ほどの時。おそらくその時点で、目視で呼吸確認はできない状態であったと思われます。
到着してみると、意外に顔色は普通で間に合ったと思いました。しかし、よく見ると呼吸している様子は感じられません。目を開けることもありません。でも体は温いので、もしかすると、と、みんなで何度も声を掛けましたが、反応はありませんでした。
その後ドクターの心音確認、瞳孔の様子等の確認が18:11に行われました。

幼いころとても苦労したという義父は、家族が増えることをとても喜んでいました。
二人の息子が結婚しそれぞれに2人の子どもが生まれたとき
「一人が10人なった」
と喜んでいました。
来月はひ孫とも会う予定でしたから、それができなかったことがとても残念です。
どうぞ安らかに。





0 件のコメント:

西野真理の色々なお話

立憲いしかわオープンセミナー第1回に行ってきました 2025年10月11日(土)

立憲いしかわオープンセミナー第1回  講師「吉田はるみ」 2025年10月11日(土)14:00~15:30 金沢市鞍月KCビル5階会議室 西野真理がこのセミナーに参加した理由 ・無料だから ・「芸能人に会える」的なノリ  ※講師の吉田はるみさん(衆議院議員)は、私から見れば間違...