定年退職3年を振り返ってみました 2025年3月29日(土)

2025年3月末で定年退職(2022年頃は教員の定年退職は60歳でした)からまる3年が経ちます。定年退職する少し前から定年後のことをそれなりに「計画」していました。しかし、それらは
「計画」
ではなく
「妄想」
だったことがほとんど。
「夢」
といえば少しは聞こえがいいかもしれません。
でも、私はそれを自分自身への慰めもプラスして、それはそれで楽しい3年間であったと思っています。

では妄想(?)の数々を振り返ってみましょう。

歌の会「Sing幾多郎」
「週に2回、歌を歌いたい人に集まっていただいて、楽しく歌いつつプチレッスンを受けることのできる会。会員制でもなければ合唱団でもない」
こんな感じで最初は2~3人、そのうち10名ほど集まってくださればいいなあ~。
完全に妄想でした。
それでも2年目途中までは週2回必ず開催していました。ほぼどなたもいらっしゃらないのに。しかしさすがにどなたもいらっしゃらないのに会場費だけ払い続けるのはまずいと思い始め、「Sing幾多郎」として行うのは日曜日だけにして、水曜日は私の会場練習を兼ねて借りることにしました(町民なら営利を伴わない時は無料で借りられるので)。借りていれば無理にでも練習すると思ったからです。これは結果的に良い判断で、現在も週2回は必ずきちんと練習することができています。

FMかほく「Sing幾多郎」
これは妄想とまで言えないかも。
毎週火曜日の10時から生放送。年間3回くらいお休みしたことはありますが、毎回原稿もちゃんと作って、それなりにきちんとできたと思っています。
ただ、リスナーさんがどれくらいか?というのはラジオですからよくわかりません。
私がリスナーさんの楽曲リクエストに答えないこともあり(自分が歌った曲しか流さないと明言しているので)リスナーさんからお便りをいただくことはほとんどありません。この3年間で3回くらいかな?
FMをYouTube配信もしていますが、これも平均20名程度。それも最後まで聞いていらっしゃるわけではなく、最初ちょっとクリックしてくださっただけのように思われます(YouTubeのアナリティクスに出てきます)

「美女コン」~生涯100回を目指して~
これは順調に計画遂行中!
第25回美女コンから「生涯100回」計画をスタートさせて年6回(奇数月に)。2025年3月で39回目が終わりました。プログラムは毎回きちんと新しく考えて、カラピアノをピアニストに発注し、歌もトークもちゃんと練習して。退職後14回も開催したなんて大してものです。(ここは自分で言わせていただきましょう)2023年お正月など地震直後なのに「それでもやる!」と狭い自宅レッスン室で開催しました。
ただ、問題は集客力のなさです。
一番少ないときが6名(地震後2023年1月3日)。一番多かったのが2025年3月の19名。この19名には励まされました。今後コンスタントに30名が目標です。
でも、たとえお客様がお一人でもちゃんとやります。(無観客でもやります!)
皆様どうぞよろしくお願いします。

YouTube
2020年、コロナで授業ができない時、音楽授業配信が目的で始めたものが現在も続いています。これには特別大きな目標はないので、現在もコンサートのライブ映像や新しく勉強した歌をアップしています。ショート動画も含めると800本を超えていると思います。
こちらは今後も楽しく続けるつもりです。

防災士
これにも特別目標はなく義務感もありません。また、防災士の資格を取ったというだけで防災に関する多くの知識・技術が私にあるわけでもありません。そこで「防災士」という肩書を上手に利用するというか他の防災士の方にはできない方法で何かしてみたいと考えて出てきたのが「歌う防災士」。「防災の歌」(作詞・作曲・歌・ピアノ)での啓蒙活動が私の一番取り組みやすいことかなと思っています。

ブログ・note
ブログはとてもよく書いています。私の場合、ブログ・YouTube・note・FM・コンサート・防災士、Sing幾多郎をうまくリンクさせていて、無理なく続けられています。

訳詩活動(販売)
「わかって歌いたい」「わかって聞いていただきたい」という気持ちと、シューマン作曲「詩人の恋」を全曲訳詩しコンサートで歌ったことが大きな力となって、その後訳詩活動は順調に(マイペースで)進んでいます。そしてそれらを販売することにもしました。数人の方からご購入いただき、その方々はそれをご自身のコンサートで使ってくださっています。
2025年3月30日現在、訳詩作品は242曲。これからもライフワークとして続けていきます。

その他
新しいことや無料でできることを見つけると、とりあえず手を出してみます。
この1年で手を出したのは「起業塾」への参加とホームページ作り。起業塾はまあ行ってみた程度でしたが、ホームページは作ってとてもよかったと思います。
選挙の「ウグイス嬢」も楽しい体験でした。
そうそう、彼が町会長をしている関係で、自主的に「本町通信」という回覧板に挟むお便り月2回の発行も楽しんでいます。これはあと2年続きます。









0 件のコメント:

西野真理の色々なお話

コミュニティセンターにピアノ!? 2025年4月7日(月)

Sing幾多郎と美女コンの会場としてお借りしている町内のコミュニティセンター。 Sing幾多郎も美女コンも、ピアノがないので電子ピアノを使ったりカラピアノで演奏したりと私なりに工夫してやってきました。 ただ私も最初、 「私がお金を出して寄付する形でコミュニティセンターにピアノを置...