FMかほくパーソナリティ特権の「シネマサンシャインかほく映画ご招待券」をゲットしたので行ってきました。
「侍タイムストリッパー」
私は映画通でないどころか、俳優さんの名前もよく知りません。見たい映画もできればコメディ。そんな私がゲットしたご招待券で「何観ようかな~」と映画館の上映一覧表で探し当てたのがこの映画でした。決めた理由はただひとつ。映画紹介欄に「コメディ」と書いてあったのはこれだけだったから。
↓がその紹介文。
幕末の侍が時代劇撮影所にタイムスリップ?!
たった1館で封切られ、初日からSNSで絶賛クチコミの嵐となっている本作が、満を持して全国拡大上映決定!
武士が落雷によって現代の時代劇撮影所にタイムスリップし、「斬られ役」として生きていく姿を描いたコメディ作品。
<鑑賞後の素直な感想>
私の想像したいわゆる「コメディ」でないどころか、人間ドラマと「殺陣」「時代劇」にこだわりを持った映画作品。出てくる俳優さんは一人も存じ上げません。ただ、私が存じ上げないだけで映画好きの方なら「あ~あの人」という方も沢山いらしたのかもしれません。
そして、観たあとで読んだ公式サイトの解説が↓
「自主映画で時代劇を撮る」と言う無謀。
コロナ下、資金集めもままならず諦めかけた監督に、
「脚本がオモロいから、なんとかしてやりたい」
と救いの手を差し伸べたのは他ならぬ東映京都撮影所だった。
10名たらずの自主映画のロケ隊が時代劇の本家、東映京都で撮影を敢行する前代未聞の事態。半年に及ぶすったもんだの製作期間を経てなんとか映画は完成。
2023年10月京都国際映画祭で初披露された際、
客席からの大きな笑い声、
エンドロールでの自然発生的な万雷の拍手に関係者は胸を撫でおろしたのであった。
初号完成時の監督の銀行預貯金は7000円と少し。
「地獄を見た」と語った。
<映画素人が感じたの映画としての感想>
先日見た「地面師」とはお金のかかり方が違います。映画の最初に出てきた画面の制作会社名は「未来映画社」。聞いたこともありません。自主映画ですから当然お金がありません。それでも工夫し努力して映画が大好きなみなさんがお作りになったんだなという印象。
演技のことはわかりませんが、主役の方は間違いなくうまい!
<ストーリー>
ネタバレになるので詳しくは書きません。ただ、観始めて3分の1くらいまでは面白くないわけではないのですが、お金のかからないゆるい映画だな~という感じでした。ところが3分の1を過ぎたあたりから、思いがけないストーリー展開となり、だんだん気合が入ってきて、最後には真剣に観ていました。
シネマサンシャインかほくでの上映は月末までのようなので、興味のお有りの方、どうぞお急ぎください。
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