被災者インタビュー映像から(令和6年能登半島地震) 2024年1月5日(金)

令和6年能登半島地震、おかげさまで西野真理は1日の断水だけで現在は日常に戻っていますが、震源地付近は報道が進むに連れて大変さが増しています。

そんな昨日、TVニュースで和倉温泉「美湾荘」でのインタビューの様子が放送されました。
















カメラに映し出された旅館の中はどこから手を付けていいのかわからないような大変な状況です。その中でインタビューを受ける男性も「自力で再建不可能なんじゃないか」と。
しかし、このあと男性は更にこう続けられました。
「北陸には安全の確認できる温泉地・観光地もございますし、そういったところにまで風評被害が及ぶことはあってほしくないと強く思っています」
ご自身がこれほどの被災者でありながら、旅行業界を思い、被災していない人には絶対に口にできないことをカメラの前で冷静にお話になる姿は、ここ数日の報道の中でも特に胸を打たれるものとなりました。













今、ネットで探してみるとそのニュース映像が出てきましたので、書き起こしてみます。
報(報道アナウンサー) 美(美湾荘の方)

報:こちらの企画販売部長・白鬚(しらひげ)さんに来ていただいています。今回一年で1番の繁忙期、さらにはコロナが開けて最初おの正月におきた地震ということですが、今のお気持ちをお聞かせください

美:コロナが開けて最初の年末年始ということで元日、またこの先たくさんのご予約を頂いていた中、大変残念に思っております。また、すべてのお客様をお送りしたあと、改めて館内をまわったんでけれど、もう自力では再建不可能ではないかと思われる被害の状況を見て愕然としております。
ただ、北陸には安全の確認できる温泉地・観光地もございますし、そういったところにまで風評被害が及ぶことはあって欲しくないと強く思っています。







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