「障子」の元々の意味 2024年1月20日(土)

今日初めて知ったことがあります。
「障子」
って、紙を貼ったあれですね。
違うんですよ!
先に結論

「障子」(Wikipediaより)
障子(しょうじ)は、現在の和風建築では明かりを通すように木枠に紙、主に和紙を貼っているものを指すが、元々はさえぎる道具の意味で、現在のドア、戸、カーテン、ブラインド、衝立、屏風、襖までも含む。
障子の「障」にはさえぎるという意味、「子」とは小さな道具という意味がある。 つまり障子とは文字の通りさえぎる道具のことである。

なんです。紙が貼ってある無しは関係ありません。ですから住宅関連業者さんなど専門家はガラスだろうが紙だろうが、引違いになっているそれらのものを全部「障子」と呼び、皆さんのお家のガラスの入ったアルミサッシの窓、あれは「ガラス障子」です。

これを知るきっかけになったのは、我が家の窓取替工事。
築後30年近く経ち、100歳まで生きるとしてあと39年この家に住む時、暑さ寒さ対策として窓ガラスをちゃんとしておいたほうがいいのではないかと考え、思い切って
「マドリモ」
という商品に付け替えることにしたのです。
これは二重窓とかではなく、今ある窓枠をそのまま使って、その中にもう一サイズ小さい樹脂枠を取り付け、ガラスももっと厚い物にするという、壁などを壊さずにできる窓の取り替えです。(西野真理の解釈。正確なことはYKKのホームページを)

そのために直感的に訪問した石友ホームさん。
(石友ホーム正式名:株・石友リフォームサービス)
行ってみると、その対応をしてくださったのは、私がかつて内灘中学校で勤務していた時の生徒の干場さんでした。また、現在国のエネルギー対策事業(?)として、防寒防熱対策工事に補助金が出る事もあって話はスムーズに進みました。
そして今日がその最終確認の日。
工事責任者の今岡さんもご一緒に窓を確認していただいたのですが、玄関横の小さな窓を見ていただいた時のこと。
今岡さん「この障子を~」
この言葉を聞いた私は、この窓全体に目隠し用葉っぱ模様シールを貼っていたので、これを障子と勘違いされたのかと思い
西野真理「これ、障子じゃなくて窓ガラスです」
とりあえずこの場はスルー。
でも、それを隣で聞いていらした干場さんは、この専門用語を説明したくてウズウズしていらしたに違いありません。

2階に上がり、1部屋目の窓の確認をしているその時
干場さん「あの・・・この窓のことなんですけど、建設業界では、こういうものを全部『障子』っていうんです」
西野真理「え~!」
干場さん「こういう引違いになってるものはみんな障子」
西野真理「紙が貼ってある無し関係なく?」
干場さん「はい。紙のことじゃなくてこういうふうに引き違う窓枠というかこれらが障子」
西野真理「あ・・ガラスの入った障子、紙の貼ってある障子・・・」
干場さん「小さい頃から『障子破るな』とか言われているからみんなあの紙の貼られたものを障子だと思っているだけで、本当はこれ全体が障子です」
西野真理「嬉しい!専門用語知れて」




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