昨日(2024年1月14日)町内会の防災点検が行われました。参加者は町内の防災士。
私が防災士の資格をとっていなかったらもちろん参加していませんし、1月1日に地震がなかったら、防災士の資格を持っていても「ま、私一人くらいいいかな」と軽い気持ちで参加していなかったかもしれません。
防災点検の内容は
・井戸水汲み上げ手動ポンプの使い方
・ガソリン発電機の使い方
・テントの張り方(発電機保護用)
・防災備品の置き場所確認
です。
手動ポンプですが、これは昔祖父母の家にあったので使ったことがありました。でも、子供の頃ですからハンドルを上下させれば水が出るくらいに思っていましたが、急に使うとそうではないのです。上の空いた部分から「誘い水」(ペットボトルに入れて近くにおいてある)を入れて、ポンプの中を真空にするという作業が必要です。
次にガソリン発電機ですが、手順はぶら下げてある取扱説明書に書いてあるとおりやれば大丈夫・・・のはずですが、やはり実際やってみようとするとスムーズには行きません。また、使用中はガソリンの排ガスが充満して、もしこれを非常時に人の近くで使うと、かなり不快というか毒性を感じるのではないかと思いました。
テントですが、これはガソリン発電機に雨がかからないようにするためのもの。
こちらはなかなか良くできた製品で、コンパクトに畳め、広げるのも楽。
点検そのものは小一時間で終わりましたが、その後の雑談は、この町内で大きな被害はなかったとはいえ、非常時のことについて実体験に基づいて思いつくことを提案したり問題点を指摘したり。
この点検が一生役に立たないことを祈るばかりです。
0 件のコメント:
コメントを投稿