今日、2022年3月29日が実質教員生活最後の授業日かもしれません。
それも、先生たち対象の。
津幡中学校では昨年、退職される先生に若い先生たちが、ご家族のインタビューなどを盛り込んだ素敵な映像をプレゼントする時間を持ってくださっていました。暖かな心配りに退職されるご本人もとてもお喜びで、とても素敵な時間になりました。
しかし来年もし「自分にそれを」となると、西野真理向きではないことは確かです。
そこで、割と早い段階から周りの先生に
「最後に何かしてくださるんじゃなくて、私に何かさせて欲しい。できれば『先生方対象の指揮法の授業』させてほしいな。この2年、合唱コンクールもなくて、指揮法を先生たちに見ていただけることもなかったから」
と話しておきました。
・・・ということで、そうさせていただけることになりました。
「30分くれる?」
「時間ありません。10分で」
「・・・10分でやります!」
私が若い先生たちに伝授するのは以下のこと。(これは生徒に配ってきたプリント)
これは音楽の授業で生徒たちに教えてきたことです。
ブログをお読みくださっていて、指揮に興味のある方は是非ご参考になさってください。
義務教育で最低学びたい ♪合唱指揮法♪
<第1段階 基礎中の基礎:まずは、歌えること>
①上体を倒さない
②手首を振らない
③両手を交差しない
④片手だけで振るときは、使わないほうの手を、軽くおへそあたりに置く
<第2段階 基礎>
①腕の・・・・体より前、目より下、おへそより上。同じ長さ、同じ高さ。
②手・・・・・・・・・・握らない、開かない、指を立てない、手のひらは下向き
③口・・・・・・・・・・歌詞を口ぱく
<第3段階 ちょっとだけ高レベル>
①曲のテンポを考え、手を上げ、準備を促し、出の1拍前に曲のテンポで息をする
②左手を合図に使う・・・・出す、止める、ソロの合図をする 等
③演奏者に威圧感を与えない、よい表情で立つ
これだけできれ義務教育としてはOK。
あとは「歌っていただけますか?」という、謙虚な態度で演奏者に接すれば、
そこそこの指揮になります。
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