損・得・レジャー 2022年11月30日

せっかくの人生、損より得の方がいいし、できれば全体としてレジャーだと思って生きていたいとずっと思って来たように思います。
つい先程それをコンパクトにまとめた出来事があったので紹介します。

近所のスーパーにお買い物に出かけました。
カートに大根、白菜、キムチ、お豆腐、もやしを入れたところで気づきました。
「スーパーのプリペイドカード忘れた!・・・まっいいか。家まで車で帰ったら、近いとは言えガソリン代の分損だもん。クレジットカードで払おう」
と、しばらく買い物を続けていると、スーパー内の掲示に
「今日はポイント5倍デー」
帰ろう!
このポイントは、ここのプリペイドカードでの支払いでしかつかないのです。

ポイント5倍とガソリン代、多分どっちもどっち。更にそれにかける時間のことを考えるとこのまま買い物を続けたほうがきっとお得。
いや・・・でも、ポイント5倍もらうということをレジャーだと考える事もできる・・・
いやいや・・・往復で交通事故でも起こしたら大変。
いやいやいや・・・退職後のそこそこ暇な夕方、これくらいのことレジャーだと思ったほうが精神的にお得。
ということで帰りました。
もやし、お豆腐、キムチ、白菜、大根をちゃんと元の場所に返して。

交通事故を起こすことなく再びスーパーへ戻り大根を入れたところで
「あ!」
先日のコンサートに来てくださった、かつての同僚とばったり。
3分ほどの短い時間でしたが、お礼がてら立ち話という最高のレジャーを楽しみました。
家に帰らなければこの日お会いすることはなかったでしょう。
ポイント欲しさの一旦帰宅のお陰で、ちょっと得してレジャーも楽しめた夕方でした。
ポイントは133ポイントついていました。
そうそう、このブログを書くこともできました。


若い薬剤師さんを育てましょう 2022年11月29日

耳鼻科で処方されている「イソソルビド内服薬」という液体薬があるのですが、これが本当に本当にまずいんです。

















このお薬を薬局でいただくとき、若い薬剤師さんから
「これ、まずいって話ですけど、どんな味なんですか?」
と聞かれ
「ものすごく甘くて・・・かき氷シロップをうんと甘くして、嫌な感じにした味」
と答えました。私の言語表現ではこれが精一杯。

薬局から出たあと、
「本当はちょっとなめてもらうのが一番いいよね~。でもお薬だからそういう訳にはいかないだろうけど、せめて匂いを嗅いでもらえると若い薬剤師さんも勉強になるんじゃないかな~。患者さんに説明する時、知っているといないじゃ違うもんね」
なんて考えていました。

そして今日、またこのお薬を薬局に取りに行くことになったので、思いきって提案してみました。
「このお薬、臭い嗅いでご覧になりませんか?」
「今お飲みになるんですか?」
このお薬は食後服用で、本当は食事前だったけれど、まあいいでしょう。
「開けますから、臭い嗅いでみて下さい」
二人の若い薬剤師さんに回しました。
「ね、甘くて嫌な感じの匂いでしょ?」
「ホントですね~」

とてもいいことをした気持ちになりました。

O田Y佑くん 2022年11月29日

今日はFM「Sing幾多郎」の日。
でも、耳鼻科にもいかなくちゃいけないから、ネットで診療順番予約をしてからFMへ。
FMを終えるとちょうど「あと7人です」のお知らせが来ていて、すぐにクリニックへ。
クリニックの駐車場からさらに眼科でドライアイの目薬をもらう予約をし、クリニック内へ。
入るとまもなく診察。なんて完璧な流れでしょうか。
クリニックを出て隣町の眼科へ行く途中、ATMから入金をしようとスーパーへ立ち寄り、その帰り、出口近くまで来た時
「あ!」
お互い指さし合いました。
津幡中学校で3年前に教えたO田Y佑くんです。
コミュ力が高く、運動能力抜群、イケメン、応援団長・・・まあ、大抵の男子は欲しがる能力を全部持っている楽しい生徒でした。私が津幡中学校へ異動した時彼は3年生でしたから、教えたのは1年間でしたが、とてもよく覚えています。
「還暦迎えて3月で退職したから」
「え!49歳くらいかと思ってた」
津幡一のコミュ力男子。50歳ではなく49歳というところがさすがです。

O田Y佑くんはすでに大学も決まり、この世の春を謳歌している様子・・・といっても現在はまだ田舎のスーパーの中ですが。
きっとこれから素敵な青春の日々が待っているんだろうなあ~。いいな~。

私は
「コンサート来てね」
「ブログ読んでね」
「YouTube見てね」
と、勝手に言いたいことだけ言って楽しくその場をあとにしました。
O田Y佑くんに幸あれ!
 

カラピアノ 2022年11月28日

「カラピアノ」
この言葉、普通じゃないんですね。

今日の午後、叔母が暮らしている静岡のシニアマンション生活サービス課のYさんから電話がかかってきました。要件は「ボランティアコンサート」の件。
2ヶ月ほど前、叔母の様子を見に行ったとき、対応してくださった係の方に名刺と第25回美女コンのチラシを渡し
「こちらでボランティアコンサートをさせていただけるかどうかご検討をお願いしたい」
と申し出ておきました。
お電話での結論としては
・現在コロナが増えてきていて、出来たとしても4月以降
・4月以降に出来た場合も「30人ほど」ずつの3ステージ・・・でやっていただければ
そして
「・・・謝礼は・・・・~」
と聞かれたので
「ボランティアですから一切いただきません」

さらにYさんは、
「歌のコンサートの場合、ピアノ伴奏とかそういうのはどうなるのでしょうか?」
そこで
「ピアニストで『ボランティアでご一緒したい』と言ってくださる方があれば最高ですが、なかなか・・・でも、私の場合大抵アカペラ、最近はカラピアノでも歌っているので大丈夫です」
「カラピアノ・・・というのはどのくらいの装置が必要なのでしょうか?」
「???ブルートゥースで飛ばすのでそちらにCDプレーヤーとかあれば。なければ自分で持っていきます」
「・・・」
「スマホに入ってるので」
「・・・はあ・・・」
係のYさんは声の感じから最高でも35歳以下。なんとなく話が通じない部分があったものの
その後色々お話して、うまく私の都合とそちらの都合が合えば是非ということで電話を終えました。

電話が終わると、その会話を聞いていた息子が言いました。
「『カラピアノ』って一般的な言葉じゃないよ。まあ、電話の内容から伴奏だけ入っている音源のことってわかったけど、『伴奏音源のCD持っていきます』とかって言ったほうがわかるんじゃないの」
「!!!そうなの!」
カラピアノって一般には通用しない言葉なんですね。
ピアニストがピアノで伴奏だけ録音してくださった音源のことです。

この会話の後、教員生活中の会話を思い出しました。
ある日の帰りHRの前、生徒から
「明日の授業は?」
と聞かれて
「音取り」
って答えたら
「『音取り』ってなんですか?」


2022年12月のSing幾多郎の予定です

 2022年12月のSing幾多郎の予定です。(11月28日現在)

 ※急な変更もないとはいえませんので 
   必ずこのブログでお確かめの上お出かけくださいませ

12月  

毎週 日曜日と水曜日開催

10:00~10:50 (開場9:45)


  お問い合わせは 
 singkitarooo@gmail.com
                       (ご予約の必要はございません)

 

<歌の会「Sing幾多郎」>

・合唱団ではない歌の会です   
・歌のプチレッスンがあります
・ビブラートのかけ方を学び、
 その技術を使って歌います 
・ジャンルにかかわらずいろいろな曲を
 どんどん歌います(リクエスト歓迎)

場所  石川県かほく市宇野気ト110-1

    本町コミュニティセンター

   (お菓子の八講屋さん後ろ・司スポーツさん横)

時間  10:00~10:50(開場9:45)

参加費 1回 1500円(当日受付にて)

参加資格 高校生以上110歳以下

・基本は月単位でのお知らせ

・原則、毎週水曜日と日曜日に開催
 参加は毎回自由ですので
 個人向けのご案内はございません
 必ずブログでご確認の上お出かけくださいませ
 特別な記述のない場合は開催です
 ※ブログには日々の様々な事が書かれているため、
  サイト内検索で「Sing幾多郎」と入力していただくと
  関連記事が出てきます

 

<開催できないことが予想される場合>

・主宰者の急用・急病
 →この場合も極力1日前までにはブログでお知らせいたします

・本町コミュニティセンターの鍵がない
 →実際2回目と7月末、返却場所になくて焦りましたが、
  町会長さんにお借りし事なきを得ました

 ・本町コミュニティセンターを本町町会が使用する
  →センター利用のお約束として、町会使用の場合は
  そちらを優先することになっています

とんぼのめがね 2022年11月27日

このお話は何度も書いているような気がしますが、本日YouTubeに「とんぼのめがね」をアップしたのでもう一度書かせていただきますね。(この動画は12月1日に新しいものと差し替えました)


<玄関先リサイタル>

ちょっとした用事で景子さん宅を訪問したときのお話。 玄関先でおしゃべりしていると、そこへ景子さんのお姉さんのお子さんの子供さん、つまり、姪御さんのお子さん、さらにつまり、Googleで調べたところ、大姪さんがあらわれました。 この子はまるで私の子供の頃がこうだったんじゃないかというくらい、物怖じしない元気でおしゃべりな子。 色々おしゃべりしているうちにその子は、 「私は歌をいっぱい知ってる」 と言って、歌い始めた。それが「とんぼのめがね」。 『へえ~アニメソングとかじゃなくて平井康三郎を歌うなんて、幼児教育って意外にちゃんとしてるんだなあ』 なんて思いながら聴いていると、今一つ音程が良くありません。これを 「上手だね」 とお世辞を言って聴いていられる西野真理ではないのです。 「ちょっと音が違う!」 と、4才ほどの子供を真面目に指導し始めました。しかも、 「私、もっと上手に歌えるよ」 とまで言ってしまいました。 すると女の子は 「じゃあ歌って」 と、当然なるわけで、すかさず「とんぼのめがね」を、かなりマジに歌いました。さらに歌い終えるや否や 「本当はもっと大きい声で歌えるんだけど、ここは玄関だからね」 と実力をアピールすると女の子は 「じゃあ、大きい声で歌って!」 私は景子さんの家の玄関の扉を閉め、オペラチックな歌い方でもう一度 「とんぼのめがね」 を歌いました。 女の子はかなり驚いた様子で私に 「どうしたら歌えるの?」 私は真剣に 「訓練です!」 「もう1回大きい声で歌って」 そのリクエストに答えて一瞬考えた私は 「O sole mio」 を舞台モードで歌いあげました。 帰宅後景子さんから 「...あの娘が『どうしたら歌えるの?』と聞いたのはなにか感じるものがあったからだと思います...」 という、最高の賛辞メールが届きました。

スプレー缶処理 2022年11月27日

先程「殻付き味付きゆで卵」のことを書きましたが、昨日はその前に一仕事したんだったということを思い出し、誰かに褒めてもらおうとブログに書くことにしました。
貯めていたスプレー缶の処理。
普段から使い終わればちゃんと処理しているのですが、
「ちょっと残っている」
これが困りもの。
特に化粧品周りと靴関係。
きっちり使い終わらないものが棚の奥の方に少しずつ溜まっているのです。
「処理しましょう。お天気もいいし」

①段ボール箱を用意します
②古新聞を丸めて詰めます
③スプレー缶をその中に入れて「スプレー缶穴あけ」道具を使って素早く穴を開けます
④シューシューと中身が抜けます














以上。

これを22本、一気にやりました。
スッキリしました。
次は服かな・・・

味付き殻付きゆで卵を作る 2022年11月27日

YouTubeおすすめ画面に、YouTubeショート
「コンビニで売っている味付きから付きゆで卵の作り方」
っていうのが表示されました。
すぐに作ることにしました。

<A 卵の茹で方>
①お湯を沸騰させます
②卵を7分茹でます

<B 味付け>
水200mlにお塩を70グラムと味の素を3グラム入れて溶かします。
お塩70グラムって、びっくりする量ですよ!

















今までこんな大量のお塩をなにかに入れたこと多分ないと思います。
200mlにお塩70グラムって、35%食塩水。普通の海水の10倍、死海よりちょっと濃い。

<仕上げ>
AにBを入れて12時間から24時間置くと出来上がり。
本当は昨夜20:30に12時間を迎えたのですが、遅かったので翌朝食べることにしました。
味が濃くなりすぎると嫌なので、食塩水は捨てました。

<実食>
現在朝5:50です。
楽しみ~!
殻をむきました。
食べます。
うす~い味のゆで卵です。
24時間つければよかった。

でも、そもそもコンビニで売っている「味付き殻付きゆで卵」がどんな味か知らないという事に今気づきました。
今度買ってみます。





 

「マス」訳詩に挑戦・・・翔吾くんからのリクエストに答えて 2022年11月26日

新春に第26回美女コンを開催すると決めたのはいいのですが、お正月明けのこんな日じゃどなたも来てくださらないのではないかというのがまともな大人の考えであるとにやっと気づいた昨日、当然どなたからのご来場予約もないので、まずはYouTubeにそのことを話したフリートーク動画を上げ、それをTikTokにもあげました。
そして昨日はメール発信もしました。
どなたからのリアクションもありません。

と、そんな夕方、15年前の教え子・翔吾くんから
「予約します」
のご返信をいただきました。
「ありがとう!!!涙出るほど嬉しいです」
と返信したあと、記念すべきご予約第1号の翔吾くんに
「ご希望があればリクエストにもお答えします」
とさらに返信してみました。
翔吾くんは特にクラシックファンというわけではない普通の生徒でしたから、もしリクエストがあるとすればJpopか中学校時代に歌った懐かしい歌だろうと思いこんでいました。
するとすぐに返信があり
「釣り好きなんで『マス』とかいいですね」
え?マス!
まさかのシューベルトです。
「マス」といえば名曲中の名曲ですし、私が訳詩を始めた頃からいつか訳みようと思いつつ特に必要に迫られることがなかったので放っておいた曲でした。
「翔吾様のご希望、訳しましょう!」

20:25、なかなかのものが出来ました。
ピアノは近藤陽子ちゃんにお願いし、出来た訳詩は早速アカペラで録音し
「初めて聞いた人でも意味がわかるかどうかという観点で聞いてみて」
とライン送信。
陽子ちゃんから3番が少し聞き取りにくいというご指摘を受け、今朝改良。

どんな素晴らしい訳詩が出来たか、それはどうぞ本番でお確かめくださいませ。
たくさんの皆様のご来場をお待ちしております。










ニシムクサムライ 2022年11月26日

ブログ「詩と宇宙」の「写詩」を始めて、たくさんの気づき・知らなかった言葉・書いたことのなかった漢字と出会っているのですが、今朝は「ニシムクサムライ」について。
※是非元のsapporo1972さんの詩をお読みくださいませ
http://blog.livedoor.jp/sapporo1972/#:~:text=2022%E5%B9%B411%E6%9C%8825%E6%97%A519,%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%AA)

「ニシムクサムライ」
この「呪文」、お読みの皆様は当然ご存じでしょう。
そうです「西向く士」と漢字を当て「月の日数が30日(28日)の日の覚え方」として使います。私は小学校で習いました。たしかに先生が
「11を十一と縦に並べて書くと『士』という字になって、これは『サムライ』と読むから・・・」
とおっしゃっていました。そこまで覚えているのに私はこの「ニシムクサムライ」を「2,4,6,9,士」という「呪文」だと思っていたのです。

時が経ち、中学校の教員になり、学級担任としてHRでおしゃべりをしていたときのことです。クラスの誰かが
「年間のどの日が30日かわからない」
というような発言をしたので
「え?小学校で習わなかった?『ニシムクサムライ』って覚えるって」
するとまた誰かが
「そうそう、『西向いてるお侍さん』」
と発言しました。
「・・・え!!!そうなの!!!西を向いている士・・・」
私の頭の中はその瞬間まで
「2,4,6,9,士」
だったものですからその衝撃たるや!
「そうだったんだ・・・『西を向いてる士』という意味を持たせて『ニシムクサムライ』って覚えたんだね」
「先生知らなかったんだ(学級爆笑)」
それでも学級にはそもそもそれを知らなかった生徒が数名いて、私と一緒にそのことを覚えてその日のHRは終わりになりました。
あのときの子たち、「ニシムクサムライ」正しく覚えてるかな?


カツカレーうどん 2022年11月22日

今日は金沢駅近くのホールでのコンサートを母と一緒に聞きに行ってきました。
そのコンサート前、母と夕飯を食べたのですが、その時母が頼んだのが
「カツカレーうどん」
あと11日で90歳になる女性が。
それも8割食べていました。
やはり健康の秘訣は食欲ですね。
このいくつか前のブログをお読みいただいた方はおわかりだと思うのですが、カツカレーうどんを食べてコンサートを聞きに行くような人間が、介護認定を受けられるはずがありません(笑) 

白鳥が来ました 2022年11月20日

かほく市の畑には毎年冬が来る前にシベリア(多分)から白鳥がやってきます。
いいでしょう!
毎年
「まだかなまだかな」
と運転中に畑をチラチラ見ていますが、今日お花を買いに行った帰りに発見!
直ぐに車を脇道に止め、撮影開始。
こんなに近くで見たのは初めてかもしれません。
また、
「みにくいアヒルの子」
って感じの灰色のもいます。
よく見てみてください。







本町コミュニティセンターの修理とお片付け 2022年11月20日

第25回美女コンの興奮冷めやらぬ本日は日曜日。Sing幾多郎開催日です。
すごいですね、Sing幾多郎もう64回目です。
そして今日も自主練習日かなと思いつつ会場に入ると、入り口右側下に直径7センチほどの穴が開いています。あれ?こんな穴、前からあったっけ?なかったからあれって思うのよね。















教員生活中にわかったことは
「穴が開けば子供はさわって大きくする。そして中にゴミを入れる」
本町コミュニティセンターではK文という学習教室が行われているので、さっさと応急処置だけでもしておかないと大変なことになります。
幸か不幸か、今回においては幸にしておきますが、Sing幾多郎に参加者がいらっしゃらなかったので早速町会長さんにお電話しました。お電話しながら、彼はこういう修理が大好きなことを思い出し
「彼がこういうこと結構好きなので、応急処置してくれないか頼んでみます」

しばらくして町会長さんが来てくださり、そのうちに彼も合流。3人で色々話しましたが、犯人探しをしてもまず出ては来ないので、とにかく応急処置をしようということになりました。

さて、私がこのセンターを使わせていただくようになってから、町民の持ち物であるこのセンター、私も町民の一人として少しでも使いやすくしようなんて思い始め、あちこち見ていました。正直言えば「Sing幾多郎」に誰もいらっしゃらないその暇に任せて。
でも、先日もう一つ理由ができました。ブログをお読みの皆様にはおわかりですよね。そう、来年度から2年間、彼が本町町会長を引き受けることになったからです。彼がこの状態でこのセンターを引き継いだら大変です。

そこで私が気づいた問題点をあげてみますと

①天井下に掛けてある賞状や写真を吊るしてある額紐の劣化
  ・・・2年ほど前、津幡中学校の私のクラスで突然黒板上の校訓額が落ちた。そこでは理
     科の先生が授業中で額は先生の背中スレスレを通過。ガラスも入っているもので
     もう少しずれていたら大怪我になっていたかもしれない。その後学校では額を撤
     去したが、このセンターの額も長年かけっぱなしでいつ落ちるかわからない。そ
     んな事が起きればその時の会長は間違いなく責任を問われる。
②倉庫内の乱雑さ
③何が入っているかわからない箱、その箱の中もぐちゃぐちゃ
④明らかな不用品が床に
⑤調理室の棚に、賞味期限切れ(年単位の)の食材、いつ買ったかわからない紙コップ・紙皿・割り箸、グチャグチャに置かれた文房具、袋類・・・

これらのことを町会長さんに話すと、なかなかさばけた方で
「それじゃ、できるだけでもやりましょうか」
という事になり、早速要らないものを捨て、物品の整理に取り掛かりました。
3人というのはちょうどいい人数で、なかなかテキパキと整理は終わり大きなゴミ袋に2つ分のゴミを捨てることが出来ました。倉庫内もすっきりしました。額は今度の役員会で話し、下ろしてアルバムに納める方向で行こうということになりました。

その後私は一人調理室で整理整頓物品整理。棚や引き出しにラベルを張り、どこに何があるかわかりやくしました。さらに棚にあった
「使うために買ったけれども余ったものをそのまま棚に置く」
を繰り返したために大量に残された紙コップ、紙皿、割り箸を思い切って処分しました。もったいないと思われるでしょうが、開いた紙皿の中にはゴキブリのフンと思われる黒い粒がたくさん(ゾっ!!!)

さらにサイクロン式の掃除機が全くゴミを吸わないと思ったら、中にゴミがパンパン!ただのパンパンの度を越えたパンパン。降ってもゴミが出てこないのです。仕方ないので床にコンコン何度も何度も叩くようにゴミ出しにトライした結果、ゴミが「ギューギューに固まり、固形で落ちてきた」という感じ。月1回、班持ち周りでお掃除があるのですが、おそらく1年以上誰も中身を捨てていなかったのでしょう。これはもう、来年からは紙パック式のものに変えたほうがいいと思います。そもそも紙パック掃除機のほうが圧倒的に安いですから。うちの掃除機は1万円以下で買ったはず。

私がそれをしている間、彼は壁の修理です。
このやり方の先生はYouTube様。
また、ここに貼る壁紙はご近所の内装業をしているお兄さんに声をかけ、要らなくなった壁紙カタログを頂いて間に合わせることができました。

↓なんて上手なんでしょう。
遠目にはわかりません!















終わるともう日は落ちていましたが、何だかとても充実した日になりました。



第26回美女コン・・・美女コン100回にむけてのスタート  2022年11月20日

美女コン初期に冗談半分
「美女コン100回やります」
とステージで言いました。
やりましょう!
しかし、このままのペース、1年に1回では100歳までやってもあと39回しか出来ません。
だからといって第24回までの「贅沢コース」
・ピアニストに依頼して
・大きなホールを借りて
・Programをちゃんと印刷して
というやり方では西野家の経済が破綻します。
そこで考えついたのが以下のやり方「身の丈コース」です。

会場:「Sing幾多郎」を開催している本町コミュニティセンター
開催:奇数月(1,3,5,7、11月)
時間:午前中
ピアニスト:カラピアノ音源制作をピアニストに依頼して使用契約を結ぶ

今までの「贅沢コース」の場合はよくこんな言い方をしていました。
「デイズニーランド・ディズニーシーに2泊3日、ちょっと贅沢なホテルに宿泊して遊びにいった感じ」
でも今回の「身の丈コース」なら
「金沢市内のホテルにちょっといいランチを食べに行く」
くらいの感覚で開催することが出来ます。これなら身の丈といっても許されるでしょう。
ただ、2ヶ月に1度となるとプログラミングや練習が大変ではありますが、退職もして時間はたっぷりあるのですから、それくらいのことはできて当然といっていいでしょう。
この「身の丈コース」で年に6回の開催ペースを続けると73歳で100回目を迎えることが出来、その後は開催記録を更新し続けることになります。
ただ、「身の丈コース」ばかりだとちょっと寂しいので例えば「65歳記念」とか「70歳記念」とか「50回記念」とか「99回記念」とか、なんとかうまく「記念」と銘打って「贅沢コース」を挟み込もうという魂胆は持っていますが・・・

あと、もう一つ、1月に開催したい理由があります。それは
「還暦記念」
という言葉は、2月のお誕生日までしか使えないからです。つまり、1月開催がラストチャンス。3月にその次の回をするときは「還暦1周年記念」になります。

それでは早速、身の丈コース初回 「第26回美女コン 新春スペシャル」のお知らせです。

日時:2023年1月3日(火)10:40~11:20(開場10:30)
料金:1000円(当日会場にて)
場所:石川県かほく市宇野気 本町コミュニティセンター
   先着25名様。ネット予約限定









第25回美女コン終了とTikTok、YouTube、ブログ効果 2022年11月20日

現在2022年11月20日早朝です。
お陰様で昨日無事第25回美女コンを終了いたしました。
お天気もよく、お客様も40人弱入っていただき、大きなミスもなく私としては大満足のコンサートとなりました。汗だくで頑張ってくれた西野ファミリー、どうもありがとう。

今回の美女コンについて、アンケートや私の目で見て分かった範囲で気づいたことをあげますと

①初めてのご来場者がとても多かった。特にかつての教え子
 ・37年前の津幡中での教え子
 ・15年前の津幡南中での教え子
 ・6年前の港中での教え子
 ・昨年担任していた津幡中の教え子
   本当にありがたいことです。
②TikTokにあげた動画を見ての来場者あり
③YouTubeにあげた動画をみての来場者あり
④ブログを見ての来場者あり
⑤「50分ノンストップ」と銘打ったコンサートだったが、最初からオーバーすることは目に
 見えていた。しかし、50分過ぎた時点で席をお立ちになる方はいらっしゃらなかった。
⑥一方、あんなに毎回宣伝したのに「FMかほくの放送を聞いて」というアンケート回答は全
 くなかった。
⑦郵送したお葉書でのご来場者は4人。

正直なところTikTok、YouTube、ブログなんて見て来てくださることはないだろうと思っていたのですが、たったお一人だとしてもそれに効果があったことは大変な驚きでした。
また、案内のお葉書ですが173名に郵送しています。一通63円ですから10899円かかっていますがそのお客様が4名だけ。これは考えなくてはいけません。

チラシに関してはその都度の集客効果の他に、「Sing幾多郎」やYouTube・ブログ、西野真理の活動PR目的もありますし、費用もネット格安印刷会社さんのお陰で600枚(両面カラー)で2710円ならお得だと考えていいような気がします。

今回の反省点としては、自分は相当おしゃべりが好きでそれはそこそこ上手だと思うのですが、のってくるとつい喋りが早くなります。これは気をつけなければけません。

以上、色々書いてきましたが、西野真理「美女コン100回」に向けて新たなスタートです。
その内容は今回の美女コンにご来場のお客様には発表しましたが、ブログをお読みくださっている皆様はどうぞ次のブログでお確かめくださいませ。

 

2022年11月19日(土)第25回美女コンです  2022年11月19日

皆様、いよいよ本日第25回美女コンです。
午後のひとときを
西田幾多郎記念哲学館でお過ごしくださいませ。
14:30スタートのノンストップ50分。
お天気も良さそうです。

ステロイド 2022年11月18日

1116日、「急性低音障害型感音難聴」再発?と思われたので、美女コンも3日後ということで大事をとって耳鼻科へ行くことにしました。気づいたのは私の聴力検査音楽メンデルスゾーン「夏の夜の夢序曲」です。

最初に気づいたきっかけがこの曲の聞こえ方が左右の耳で違ったことでしたので、この日も聞いてみると聞こえ方が違っていました。

ドクターに再発を伝えると、検査結果としては最初ほど悪くはなっていないようでしたが、コンサートのことはお話してあったので、前回より少ない量のステロイドを処方していただくことになりました。

再度ステロイドを飲み始めて気づいたのは
「ステロイドで耳鳴りが収まる」
ということでした。

私はもう5年以上前から嫌な耳鳴りに悩まされていますが、色々試した漢方薬など全く役に立ちませんでした。ところがステロイドでピタッと止まったのです。でも、それが耳鳴りに効いているのはどうやら飲んでいる間の20時間以内のようです。(朝ステロイドを飲んで、気づいたら日中耳鳴りがなくて、翌朝にはもとに戻っている)

それでも久しぶりの静かな耳の状態は本当に心地よく、こんなことならステロイドをずっと飲んでいたいという気持ちになりました。

 しかし、ステロイドのことが問題になっているのは知っていて、気にはなっていたのですが、もともと「親薬派」の私は、直感的にステロイドを悪者にしたくないといういう気持ちもあり、ドクターに頂いた資料やWikipedia情報を読んだりしました。結局行きついたのはYouTubeの医療チャンネル。とてもわかり易かったので、書き起こしてみました。

 

クリニックフォア医療・健康チャンネル より

https://youtu.be/rvISmYyPJg0 

ステロイドとは

・化学物質名。ステロイド骨格を持っているような生理活性物質のこと。

 脂溶性

 代表的な3つのグループ

①糖質コルチコイド(別名コルチゾール)

 ・血糖の調節など

 ・最初は血糖を上げる作用として注目された

 ・高濃度で投与すると、体の免疫とか炎症反応を強力に抑える事ができる

  例:皮膚科で出される塗り薬もそれ

②鉱質コルチコイド(アルドステロン 等)

 ミネラルの調節など

③性ホルモン

 男性女性特有の体つきなどを司る

 副作用の事がよく問題になるが

①ドーピング問題との混同

 ・上の③、性ホルモン。男性ホルモンをスポーツ選手に打てば筋肉がつい

てすごい記録が出る。当然体に悪いので厳しく禁止されるようになった。

 ・糖質コルチコイド作用とは別の話

②糖質コルチコイド作用のあるものの使い方を間違えると問題になる

 ・長期使用は問題

  強力な免疫抑制作用があり、これが発見された時、それまで治せなかった数々の難しい病気がぱっと治るようになり、「ミラクルドラッグ」とも呼ばれた。見つけた人はノーベル賞をもらった。しかし、効くからとどんどん使ったら問題がおきてきた。そこに「アンチステロイド派」の意見に長期使用したために副作用が起きてしまった人が乗っかったりして、話がややこしくなった。

 副作用関係

①短期使用なら安全性が高い。(あまりに大量だと問題もあるだろうが)

 むしろ、他の薬が合わず薬疹が出たりした時ステロイドを使う。

②使用の目安は1ヶ月。3ヶ月を超えると要注意。代謝に影響が出る。

  血糖が上がり糖尿病みたいになる 

 血圧が上がる 

脂質異常症(コレステロール 中性脂肪)

易感染症(免疫を抑えてしまうため、感染症に弱くなる)

骨粗鬆症(骨の代謝が良くなりすぎるため まれに大腿骨頭壊死症) 

太る(食欲が増す 顔が丸くなる)

胃潰瘍(免疫反応や体のメカニズムを抑えてしまうから回復がスローダウンしてしまうため)

ニキビができやすくなる

白内障・緑内障

血が固まりやすくなる

 ③皮膚科の塗り薬は安全性が高い

局所に効かすという意味で外用薬にしてある。

ただ、考えなしに強い外用薬を10年も20年も連続して使えば皮膚が薄く

なったり脱色したり多毛になったりはあるが、よほどの場合のこと。

このような副作用があるのは現代医学の常識。「ステロイドがよくない」というイメージで凝り固まっている人がいるのは、むしろ医師とのコミュニケーション不足。ステロイドはよく効くが、医師は最初にいろんなことをよく説明しなければいけない。ステロイドを漫然と使って離脱できなくなり、そのうち担当の医師が変わって・・・とかなったとき、患者側に不信感が生まれる。患者は「もうステロイド使いません」と、アンチステロイドを生んでしまう。

患者側もよく勉強しなければいけない。

「免疫系をリセットする薬」という認識を

 ・ステロイドがどう効いているか完全に解明されているわけではない

 ・イメージ的にはパソコンの再起動

 ・どうしても長期にステロイドを使わなければん貼らないときは、副作用に関する薬も同時に使う

 ・使うときは使って、きちんとやめる。外用薬も同様

 

思い出のコンビニお菓子付き玩具 2022年11月17日

私はこのコンビニのお菓子付き玩具を、約20年大事に持っていました。















それは30代後半、津幡南中学校勤務中のことです。
津幡南中学校女子駅伝チームが山口県で行われる全国大会へ出場することになり、その応援とお祝いと忘年会を兼ね、山口県での応援のあと、有馬温泉に宿泊することになりました。
その時何という旅館に泊ったのか、お料理がどうだったのか全く覚えていないのに、これからお読みただく部分は、映像に残せるくらいはっきり覚えています。でもきっと、当事者以外は全く面白くない、一体何が面白いのかわからない内容ですがご勘弁ください。

忘年会の夕飯も終わり、皆さんカラオケに行くだのお部屋でお話するだのしている時、西野真理、Mさん、Iさん酔っぱらい3人がS教頭のお部屋に行ってみると、そこでも少人数で盛り上がっていました。
するとS教頭が私たちに
「5000円分、なにかおつまみ買って来て」
と、1万円札を渡してくれました。
酔っぱらい3人はすぐに旅館近くのコンビニへ行き、かごにどんどん品物を入れていきました。飲み物、おつまみ、アイスクリーム、お菓子。お買い物は止まりません。その中の一つがこのおもちゃです。
これはもともと赤い雪だるま部分が閉じていて、上の方にあるピンクのレバーを押すと赤い雪だるまがくるくる回って開き、中の青い雪だるまが出てくる仕組みです。
私たちはこのおもちゃに魅了されました。
今、これの何が楽しいのかさっぱりわかりませんが、今このレバーを押してもやはり笑いがこみ上げてきます。
その時の酔っぱらい3人がどれ位これで盛り上がったか、ご想像頂くしかありませんが、押しては笑い、笑っては押ししながら、旅館のS教頭部屋へ帰りました。
・・・そう、1万円全部使って。
「5000円って言っただろ!」
と、下を向いて怒られながら、お腹の筋肉はひくひく動きっ放しです。

あれから約20年。
家のお菓子を入れてある棚の奥に、これはずっと置いてありました。
そしていつかMさんIさんと3人で再会する時は、これを持って行こうとずっと心に決めていました。
あれから約20年。
私は退職し、いよいよ「退職・還暦記念 第25回美女コン」まであと1週間というときになって、Mさんに連絡。この写真も添えて。
Mさんから返信。
「思い出しました!懐かしすぎ」
※動画はこちらからhttps://vt.tiktok.com/ZSRKhXDhp/







第25回美女コン(2022年11月19日)ご来場者数予測 2022年11月16日

毎回コンサート前になると
「どなたもいらっしゃらなかったらどうしよう」
と心配になるのですが、私としては本当うにそうなった場合
「ホール練習をした」
という言い訳を考えてあります。

さて、今日は歌の会「Sing幾多郎」の開催日だったわけですがその開始時間前に、時々ご参加くださるSさんがお尋ねくださって
「体調が悪いので、コンサート前の真理さんにうつすと申し訳ないので今日は失礼します」
とわざわざご挨拶に来てくださいました。
そして
「土曜日行きますね」
「あ~良かった、これでお客様がゼロじゃないってわかりました!」
「お友達も行くって言ってましたよ」

これでお客様2名、確定です。
主催者側は演奏者込みで4人なので、できればあと3人、主催者側より多くお客様が来てくださることを心から祈っています。

当日、スペシャルな発表もございます。
どうぞお楽しみに。













 

第25回美女コン 11月19日(土)開催 いよいよ今週末です 2022年11月16日

みなさま今週11月19日(土)は第25回美女コンです。
どうぞお誘い合わせのうえおいでくださいませ。
お天気もいいみたいです。

場所 西田幾多郎記念哲学館
時間 14:30~(50分間)
入場無料(協力金制)











突撃ボランティア再開? 2022年11月15日

「突撃ボランティア」
と言うのは、私が勝手に名付けたボランティアのスタイルです。
アポも取らず一人で老人ホームなどを急に訪問し、歌ってもいいと言われたら食堂でも廊下でも居室でも構わず歌うというスタイル。

このきっかけは津幡南中学校に勤務していた30歳代後半のこと。
生徒を連れて近所の老人ホームを訪問した時、生徒から
「先生ここで歌えば?」
と言われ、施設の人からも
「どうぞ」
と言われ歌ってみたところ評判がよく、
「こんなやり方があったんだ!」
と、車の運転中に見つけた道路沿いの老人ホームに突然訪問して歌い始めました。
これまでに100回を越えています。
これを始めた頃はもちろんコロナのない頃でしたから、まあ、歌い放題。時々断られることもありましたが、90%以上許可されました。たまに断られるときというのは、時間的に昼食や入浴と被っていたり、施設長がお留守だったりのときくらいだったと思います。
このボランティアは歌う機会に恵まれない西野真理にこれ以上ない「本番ステージ」を与えてくれることになり、そのことはその後のコンクール入賞にも役立ったと思っています。

そんな突撃ボランティアをコロナのため中断して2年。ずっと思い続けていることがありました。津幡町に住むかつての教え子Kさんです。(中学校時代は内灘町在住でしたが、その後津幡町に引っ越されました)
彼を教えたのは20代後半から30代、内灘中学校でのことでした。
その時はたくさんの生徒の一人だったのですが、いよいよ最終勤務地、津幡中学校に異動して来た時、Kさんの体の状態のことを知りました。Kさんは20歳前後で交通事故に遭い、20年近く寝たきりの状態だというのです。

Kさんは吹奏楽部に所属していた音楽好きのお子さんだったので、早速私も(その時はちゃんとアポを取って)ご自宅のベットのそばで歌わせていただくことにしました。私が内灘中学校の校歌を歌うと、体を動かして喜びを現してくれたように見え、ご家族も喜んでくださいました。
その後、津幡中学校の吹奏楽部メンバー数人とともに、ご自宅で慰問演奏をさせていただく機会もいただきました。

それ以降、時々お邪魔していましたが、コロナです・・・
お伺いできない日が続いていましたが、先日の鶴来第一幼稚園のボランティアコンサート、11月19日の美女コン再開。そろそろKさんのご家族にアポを取ってみてもいいかな?という気持ちになり、昨日夕方、そのことを書いたお手紙をKさんの家のポストに入れてくることにしました。思い立ったらすぐ実行。ピンクのキティのスモックを着たまま。このスモックは多分20年ほど前に購入したものですが、今もお気に入りで袖のゴムを取り替えながらずっと着ています。水色のも持っています。
(↓本当はピンクの写真を載せようと思ったのですが、あまりに汚いので断念)
















Kさんの自宅前に来ると、ちょうどKさんのお母様が玄関に出ていらっしゃったので車から降り、封筒を直接お渡ししようとしました。ところが、私がピンクキティスモック姿だったものですから、気づいていただけません。
「ご無沙汰しています、西野です」
「あ~西野先生!いつも来てくださるヘルパーさんかと思いました」
そりゃそうですね。
その後長めの立ち話になり、私とお母様も2年ぶりの再開で話も弾み、クリスマスあたりに歌わせて頂く感じでお話を終えました。
お話の中で一番驚いたのは、この期間にお母様自身が大きな病気を克服されていたということでした。

コロナは今、完全に収束したわけではありませんが、ここまで長引くと「With コロナ」の思考でいくしかないでしょう。
突撃ボランティアの形は難しいかもしれませんが、今後自分のコンサート、歌の会、そしてボランティア活動を少しずつコロナ前に戻していきたいと思っています。




NHK映像ファイル「あの人に会いたい 小柴昌俊(物理学者)」書き起こし 2022年11月14日 

 NHKの10分番組 映像ファイル「あの人に会いたい」というのがあって、私はこれを自動録画に設定しています。興味がなければそのまま削除することもありますが大体見ています。
今日ブログに書くことにした小柴昌俊さんは「カミオカンデ」でなんだかした物理学者さんで、なんとなく興味はあったもののよく知らないままでいたところ、この番組で取り上げてくださり自動録画されていたので観ることにしました。
本当は要約して書こうと思っていたのですが、番組書き起こしに変更します。上手に要約できないだろうという判断をしたからです。

小柴昌俊(2020年94歳没 1926-2020)

平成14年(2002年)にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊さん。
岐阜県の山中に巨大な観測装置を作り超新星爆発によって放出された素粒子・ニュートリノの観測に世界で初めて成功。ニュートリノ天文学という新しい分野を開拓しました。
小柴「世界の誰もやったことがないことだと。それで人が測りたくても測れなかったものをこれから測るんだっていうのはね、これは楽しいですよね」

小柴さんは大正15年愛知県豊橋市生まれ。父親は陸軍将校。長男として軍人になることを期待されていました。しかし、13歳の時ポリオに感染し手足に麻痺が残ったため断念。それでも中学校までの4キロの道のりを2時間以上かけ、歩いて通学したといいます。
小柴「他の生徒より1時間早く家を出てよたよたと歩いてた。でもね、それを2月も続けたらね、足の方も段々と強くなってね、それで普通の人に近く使えるようになった」

物理学との出会いは担任教師にもらった1冊の本(「物理学はいかに作られたか」著者・アインシュタイン、インフェルト)がきっかけでした。
小柴「アインシュタインの『一般制相対性理論』の基礎になるような本で、中学1年生では到底理解できるような本じゃないんですね。へぇ~物理ってこんなことをやる学問なのかな。それだけが印象に残ったんですね」

昭和23年旧制第1高等学校から東京大学理学部物理学科に進学。この翌年、湯川秀樹が日本人として初めてノーベル賞を受賞し、湯川が研究していた理論物理学が一躍脚光を浴びます。
小柴さんも、数式だけで様々な物理現象を解き明かす理論物理学を志しますが、成績が振るいませんでした。

司会者「実際成績は、ここに成績表のコピーも頂いていますが、あまりいい成績ではなかった(笑)」
小柴「そうなんですよ。周りの人達を見てみるとね、自分よりずっとよくできるわけよ。それでね『物理をやって一生飯食えるのかな』というのは心配だったですね」

自分は物理学には向いていない、そう思いながらも進学した大学院で転機は訪れます。最新の実験物理学に出会ったのです。
このころ原子核乾板という特殊なフィルムに改良が加えられ、それまで理論上は存在するとされてきた様々な素粒子を実際に観察することができるようになっていました。
小柴「あ、これなら俺やれるよ、ということが実感として湧いたんでね。そうなったらしめたもんでね、周りの人からもっと頑張れなんて言われなくたってね、じぶんでどんどんどんどんやっていくようになっちゃうよ」

26歳でアメリカに留学。わずか1年8ヶ月で博士号を取得し帰国後は東京大学原子核研究所の助教授に就任。昭和35年には多くの国が参加し莫大な費用をかけて行われる国際共同実験のリーダーに抜擢されます。

小柴「実はその時私は自分で自身がなかったんですよ。そんなねえ、12カ国の学者連中が集まってて100万ドルの計画なんて指揮とれるとは思わなかった」

遙か35キロメートル上空に巨大な風船を浮かべ宇宙から降り注ぐ素粒子を解析するという壮大な実験。(アメリカジョージア州)
しかし、風船に雷が落ちてコントロールを失い、実験装置が回収できなくなってしまいます。
小柴「太平洋艦隊の司令部に電話して、太平洋艦隊の参謀にね『あれを撃ち落とせ』と」
遙か太平洋の彼方まで流された風船を米軍の戦闘機や駆逐艦まで繰り出して追跡しましたが結局見つけることは出来ませんでした。

司会者「実験としては失敗?」
小柴「それは失敗だった。一つの事業をねやり遂げようと考える時、最悪の事態がおこるってことを想定して準備しなきゃいかんと」
翌年実験は見事に成功。この時得た教訓は後に大きく役立つことになります。

昭和45年東京大学理学部教授となった小柴さん、これまで誰もやったことのない新たな実験に取り組みます。テーマは、宇宙にいつか終わりが来るという命題の鍵を握る言われる
「陽子崩壊」
原子核を構成する粒子の一つである陽子に寿命があるという理論を証明するため、その崩壊の瞬間を観測しようというのです。宇宙から降り注ぐ素粒子の影響を避けるため、観測装置は地下1000メートルにある鉱山のあとに作られました。

小柴「地下に3000トンのきれいな水を入れてそれで周りを光電子増倍管で囲むと」

タンクに貯めた大量の水を観測し、陽子が壊れた瞬間に出るかすかな光を捉える光電子増倍管。同じ実験を計画するアメリカに対抗するためこの機器に工夫をこらします。
小柴「なんとか安く感度を上げたいってんで、ひとつの光電子増倍管をうんと大きくしてやろうと。アメリカの光電子増倍管は直径12.5cm、日本のは直径50cm。それで面積で比べてみると直径が4倍ですから面積は16倍でしょ。だからアメリカの実験に比べて16倍感度がいいという実験になれたわけですよ」

 ↓浜松ホトニクスの画像より












↓東京大学理学部ページより












完成した装置は「カミオカンデ」と名付けられ、観測が始まりました。しかし、陽子崩壊が本当に起きるのか、起きるとしたらいつなのか誰にもわかりません。「多額の税金を使った挙げ句、何も観測できなかったら」常に最悪の事態を想定して準備することを学んだ小柴さんは観測対象にニュートリノを加えるため完成したばかりのカミオカンデの改良を決断します。
小柴「せっかく装置が完成してデータを取り始めたやつをね、また装置をはずして底上げしてということを全部やらなくちゃならない。だから1年以上またデータが遅れちゃうわけ」
司会者「それは、遅れてもやるべきだと」
小柴「これは世界の誰もやれないことだから、これはなんとしてでもものにしたいと」

1年半の改造を終え、観測を再開した1ヶ月後、地球から16万光年離れた大マゼラン星雲で400年に一度と言われる超新星爆発が起こります。
昭和62年2月23日、カミオカンデは宇宙から飛来した11個のニュートリノの観測に成功。
科学史上初の快挙は、小柴さんが大学を退官する1ヶ月前のできごとでした。

小柴「あのニュートリノのパルス(短時間に急峻な変化をする信号の総称)は全世界何十億の人間に同じように降り注いだんだよと。ただそれを見れるように準備していたかどうかの違いだぞって」

物理学者小柴昌俊さん。
卓越した直感力と際立つ個性で偉大な業績を残した94年の生涯でした。

小柴「これやろうと思ったらやれるんですよ。もう、頭振り絞って考える、それが大事」

スーパーカミオカンデ HPより


 

汚水桝掃除 2022年11月12日

今年の汚水桝掃除、完了しました。

あれは2年前の冬。
雪の降る中、汚水桝掃除をしてからというもの、
「冬になる前に必ずしておかなければならないこと」
の筆頭がこの汚水桝掃除。

結構真面目にやっていたのです。その冬までは。
また後でと先延ばししているうちにすっかり掃除を忘れていたその冬、汚水桝内の油の塊が排水管を塞ぎ、上蓋が持ち上がって汚水が溢れ、雪の降る中汚水桝掃除をするはめに。

汚水桝は直径40cmほどのキッチンから下水につながるその間にある枡で、深さも40cmくらいかな?そこで一旦油汚れなどを食い止めて下水管へ流すシステムになっているようです。
家を建てたときにもらった取扱説明書には
「1ヶ月に1度掃除をしましょう」
と書いてありましたが・・・。
これからはそうしようかなと今ちょっと頭をかすめました。
とにかく、まあ、そこに油汚れがどんどん溜まっていくわけです。
そこで1年にたった1度だけ開けてみるとどうなっているかと申しますと、一番わかり易い例えだと
「冷蔵庫に入った状態くらいの硬さのバターの塊40個分」
くらいがこびりついているのです。

↓ネットで見つけた高島市(滋賀県)のホームページ画像












 ↓佐賀県の「自然浴工房サイト」より


掃除の仕方
①ゴム手袋をはめ、作業用ジャージと長靴を履きます
②キッチンで使い古したザル、使い古した網状のお玉、使い古した片手鍋、古新聞、ゴミ袋を用意します
③火ばさみで枡壁面のバター状の油の塊を剥がします
 (内部のゴミ受けと、はめ込まれている部品も外しますが、うまく説明できません)
④網状お玉ですくっては片手鍋の上においたザルにあげていきます
⑤水分が切れたら古新聞で包んではゴミ袋に入れます
       これを繰り返します
⑥だいたいきれいになったらキッチンからお湯を流して枡の内部をきれいにして、外したゴミ受けと部品を元通りにはめ込みます

・・・役立たない情報にお付き合いいただき、ありがとうございました。


「写詩」3日目 2022年11月12日

いよいよ「写詩」ご報告、お約束の3日目になりました。
朝から2作品。
1つ目は「ベートーヴェンのアルカイズム」という作品ですが、こちらでご紹介くださった
https://youtu.be/e76ma9n52j0
是非お聴きください。














2つ目は短歌。
写す分量としては詩より少ないのですが、これがもう、凝縮に凝縮を重ねた内容なので言葉のわからないことといったら。

枝先に鼈甲細工のトンボいてその複眼も鱗翅も宝石

お読みの皆様の中で
鼈甲(べっこう)
という字をお書きになったことのある人いらっしゃいますか?
私は初めてですしこれからも書くことはないでしょう。
ですから当然書けないので、小学生が写し絵でもするように書きました。
あとになって
「そうだ!書き順サイトを見ればいい」
と気づいて見たところ、私の書き順とは全く違っていました。

また「トクサ」という植物が出てくる短歌

青々と石炭紀まで透けるごと トクサの時の望遠鏡は

「トクサ」をウィキペディアで調べたところ

表皮細胞の細胞壁にプラントオパールと呼ばれるケイ酸が蓄積して硬化し、砥石に似て茎でものを研ぐことができることから、砥草と呼ばれる。

ということでした。
誰かに話したくてたまらず、こちらに転載しました。














これで3日間のご報告を終わりますが、明日からもちゃんと続けて、またたまにご報告いたします。







母の介護度チェック 2022年11月11日

2週間ほど前、あと1ヶ月で90歳になる母が
「老人ホームへ入るための介護度のチェックを受けようと思う」
と言い始めました。
このブログを初めてお読みの方のために復習しておきますと、母は父の亡くなった1年後・87歳の時山口県の家を引き払い、私の家から徒歩5分(私の足で)のアパートに引越してきてくれました。
このことだけでも、母がどれだけ元気で精神的にさばけた人間か、だいたい想像はおつきになるでしょう。

他にも現在の母におよそ「老人ホーム」「介護認定」という言葉が不似合いであるかを示すことをあげておきますと
・椅子から落ちて救急車で運ばれることになったときも、倒れたままの状態で私に電話をかけ、到着した私にあれこれ指図した
・お肉をもりもり食べている
・毎日1キロ程度歩いている
・毎日きちんと血圧を測定し、毎日の気温をカレンダーに書き込んだりしている
・合唱団に入って歌っている
・アパート内のそこかしこに、生花を飾っている

そんな母が「介護認定」とか言い始めたので、私は猛反対というか呆れ顔。
「そんなに元気で認定が受けられるはずがない」
と。
しかし母は、私に迷惑をかけないようにとの気遣いでそう言い始めたことに違いはなく
「元気と言ったってもう90になるんだから」
と、介護認定チェックを受けることを譲りません。
しかも、アパートから徒歩5分(私の足で)の場所にある老人ホームを見学に行ってきたというのです。
まあ、好きにすればいいでしょう。
その後私もその老人ホームに行ってみました。
そのホームは自分である程度動ける人が入る有料老人ホームで、自分でその施設からお買い物に出かける等自由です。しかし現在は、コロナのためそれらはほぼ制限されていて、面会も殆どできない状況のようでした。こんな元気な母が今もし入所したら、耐えられるはずがありません。

11月2日
母のアパートに介護認定チェックの聞き取りのために市職員の若い女性Tさんが訪問。私も立ち会うことになりました。
母はTさんの話にテキパキ答え、母からの聞き取り後Tさんは
「大変お元気ですし・・・」
「そうなんですよ。私も入ろうとしている老人ホームを見に行ったんですけど、とても元気な母の耐えられる場所じゃないと思いました」

11月10日
母はアパートから徒歩5分(私の足で)のかかりつけ医・中田内科へも介護度チェックへ行きました。
中田先生から「引き算」「絵を覚えるテスト」など、よくあるチェックを受け、最終的にこう言われたそうです。
「あなたは成績が良すぎて、とても介護認定は受けられません」
それを私に報告する母は、ちょっと嬉しそうに見えました。

「写詩」2日目 2022年11月11日

今日はポッキーの日です。
昨日、買ってきたポッキーを机の上においておいたら、息子に半分食べられてしまいました。
「あ~~!!!明日ポッキーの日に食べようと思ってたのに~~~」
結局私も1本食べましたが。

こんな下世話な話とはかけ離れた、sapporo1972さんの「詩と宇宙」というブログ.
そのブログでほぼ毎日発信していらっしゃる詩を書き写すことに昨日決め、昨日分はちゃんと昨日終えて、その証拠をこのブログに残しました。
本当は1日目だけのつもりでしたが、「3日坊主」となりかねませんので、とりあえず3日目までは証拠を残します。
それにしても
・知らない言葉
・書いたことのない漢字
・意味を知らないまま放置してきた言葉
の多さに驚きます。
が、ここでパソコンさまさま。
その言葉をドラッグ・右クリックすればすぐGoogleさんが教えてくれます。

始原(しげん)  物事の始め(読めるしわかるけれど、使ったことのない言葉)
ドグマ      カトリック教会における教義
開闢(かいびゃく)天地のはじめ
横溢(おういつ)あふれるほど盛んなこと

さて、今日の詩の中にAlonso Lobonoの「わがハープは哀しみの調べにかわり」という曲が紹介されていて、今それを聴きながら書いています。
「あ~ポッキーのことなんか書くんじゃなかった」
という、現世とはかけ離れた響きです。
 ↓ぜひお聴きになってみてください

ここでまた、下世話なことをつい書いてしまうわけですが、↑の画像の中に、かつて「キングズシンガーズ」のメンバーのお一人でいらした方ではないかと思われる男性がいらっしゃいました。指揮者正面のやや白髪混じりの男性です。

書き写し証拠写真↓


















月桂樹の電飾 2022年11月10日

 昨日彼が今年の電飾を月桂樹に施しました。
このブログを書こうとして
「電飾、いつからやってたっけ?」
と彼に聞いてみましたが、よくわかりません。
最初は月桂樹に雪吊りをしていただけだったのですが、そのロープに購入した電飾をつけると簡単だとわかりやることにしたのだと思います。

スマホの履歴を見ると2017年には始めていたようでした。




「写詩」始めます! 2022年11月10日

これをお読み下さる前に
sapporo1972さんの「詩と宇宙」
 というブログを見ていただけるとわかりやすいと思います。

自分の語彙力のなさは痛感しています。
そこを開き直って「小学生並みの文章力」を勝手に「武器」と言い変えたまま現在のブログは続いています。これに対して今更コンプレックスとか文章力を高めようとかではないのですが、やはり言葉を持っている数が多い方の文章はただ羨ましい限りです。

その究極が、親しくさせていただいているsapporo1972さんで、その方のブログが「詩と宇宙」。
ほぼ毎日拝読していますが、それだけで過ぎ去っていました。
そんな今朝、突然ひらめいたのです。
「写そう!」
そうです。写経のように写詩するのです。これから毎朝。
なぜなら、sapporo1972さんは毎日新しい詩をアップしていらっしゃるから。

早速写詩しました。
初日のみ、証拠写真を添付します。















これを書いたあとすぐにもう2作品上げていらしたので、そちらも書きました。





果物屋さんの名前 2022年11月9日

本日の内容は、2021年9月20日にYouTube西野真理チャンネルにアップした「やまのワルツ」解説欄に書いた文章をまずお読みいただいてから先へ続きます。 

~2021年9月20日の文章から~

あの果物屋さんへ行こう!

その果物屋さんとは、私が知る限りずっと同じ場所で営業しています。店名?わかりません。書いてあるのかもしれませんが、ペンキが剥げています。つまり店構えは決してきれいではないということ。でも、ずっと商売が続いているということはきっと品物がいいんだろうと気になっていたのす。 家から車で5分。行こうと思えばすぐいけるのですが、果物はスーパーに行ったときについ買ってしまうので、果物だけを買いにそこへ行くことのないまま時が過ぎていました。 そんな昨日の夕方 「敬老の日のプレゼントに果物でも」 ということになり、一応スーパーを見たものの、これ!と思えるものがなく明日デパートに行こうかな?なんて考えているときに閃きました。今こそあの果物屋さん。 最近日暮れが早くなり、6時過ぎには夕方から夜に近づいています。もしかするとお店はもう閉まっているかもしれないなと思いつつ行ってみると、まだ大丈夫な感じ・・・っていうか、このお店、シャッターとか鍵とかあるのかな?家の間口全部が開かれていて、夜に見たことはないけれど、もしかするとこのまま商品だけ引っ込めて開けっ放しなんじゃないかと思うような店構え。 お店に入ると(入ると言っても、どこからでも入店自由)ちょっとスーパーでは見かけないような立派なメロン、ぶどう、柿、桃などが目に飛び込んできました。 メロン2個入りの箱を見つけてこれにしようかと思ったのですが、シャインマスカットもとってもとっても立派できれいです。この二つを箱に入れてもらおうと決め、おじさんからおじいさんの間くらいの歳の店主さんに声をかけました。 「このメロンとシャインマスカットをセットで箱に入れてもらえますか?できればそれを2箱」 店主さんはすぐ 「できますよ」 といいつつ、メロンの茎の部分がどうとかで味は大丈夫だけれどどうとかで、ときちんと説明してくださって、シャインマスカットも今まで見たこともないような立派なものを奥の方から持ってきて箱にセット。 果物のことはせっかく説明していただいて申し訳ないけれど、その違いはよくわかりませんでした。ともかくこの店主さんは 「プロだ!」 と感じさせるなにかがありました。 私は 「このお店ものすごく長くここにありますよね。実はこのお店、ずっと気になってたんですけど、なかなか入るチャンスがなくて・・・」 「これしか能がなくてね(笑)」 ・・翌日・・ 敬老の日のプレゼントを渡したあと、野球の応援空振り。 果物屋さんへ向かいました。 店主さんは私を覚えていてくださったようなので 「昨日の果物とても喜ばれました」 とお礼を言ったあと、店内を見ていると長芋も売っていました。それを買おうと手に取ると、店主さんがすぐにやってきて 「これはダメ、もう水分がぬけて売り物にはならないから」 「え?でも十分ですよ」 「いや、ダメ、ほら」 と、長芋を折り、その断面を私に見せてくださったのですが、全く何が悪いかわかりません。 「これ、あげるから。ちゃんとした品物は多分10月の中頃に入ってくるからね」 りんごといちじくと栗を買って帰りました。 全部おいしい。 今日の夕飯は長芋をすりおろして天ぷらにします。 しかし、今見ても水分が抜けているかどうか、私にはわかりませんでした。

~2022年11月9日~
ここから新しい内容になります。

上の文章から後、果物はほぼここでしか買わなくなりました。
しかし、皆様お気づきでしょうか?
店名?わかりません
と冒頭に書いてあったこと。
今もわからないままです。
お店はあのときのまま、ペンキは剥げ、戸締まりもできるのかどうか。
しかし、店主さんの解説は更に気合が入ってきています。
今日はおみかんを箱で買いに来たのですが
「今日のすすめは宮崎の『陽宝』~~~←(色々言われましたが忘れました)。静岡は今年雨が多かったから三日日の~~~←(色々言われましたが忘れました)。和歌山の~~~←(色々言われましたが忘れました)ここのみかんは石川県では家にしか入ってこないから。和歌山にはもう一つ4件の農家さんだけで作っている~~~←(色々言われましたが忘れました)」

陽宝を買いました。

お店をあとにする時、今日こそ!と思い切って聞きました。
「すみません、このお店の名前はなんとおっしゃるのですか?」
「森山です」

実は今日、店内をキョロキョロ見渡してみると、宅急便受付の貼り紙の下に
「森山農園」
と書いてあったので、もしかすると森山さんなのかな?とは思っていました。
でも「農園」という名前とは。
ひょっとするとこのおじさんのご実家は、果物栽培をしていらしたのかも。
詳しいことはわかりませんが、この果物屋さんが「森山さん」だとわかった夕方でした。
でも皆様、通りかかってもどこにも
「森山農園」
という看板はありません。

西野真理の色々なお話

お山の大将ピアノ伴奏 2024年11月25日(月)

このブログは 野口芳宏先生記念碑「師道の碑」除幕・祝賀パーティー 2024年11月23日(土) をお読みになってからどうぞ。 ↑そういうわけで、野口先生にもぜひ「お山の大将」をお歌いいただければいいなと思い、ピアノ伴奏をYouTubeにアップしてみました。いつも書いていますがピア...