「カラピアノ」
この言葉、普通じゃないんですね。
今日の午後、叔母が暮らしている静岡のシニアマンション生活サービス課のYさんから電話がかかってきました。要件は「ボランティアコンサート」の件。
2ヶ月ほど前、叔母の様子を見に行ったとき、対応してくださった係の方に名刺と第25回美女コンのチラシを渡し
「こちらでボランティアコンサートをさせていただけるかどうかご検討をお願いしたい」
と申し出ておきました。
お電話での結論としては
・現在コロナが増えてきていて、出来たとしても4月以降
・4月以降に出来た場合も「30人ほど」ずつの3ステージ・・・でやっていただければ
そして
「・・・謝礼は・・・・~」
と聞かれたので
「ボランティアですから一切いただきません」
さらにYさんは、
「歌のコンサートの場合、ピアノ伴奏とかそういうのはどうなるのでしょうか?」
そこで
「ピアニストで『ボランティアでご一緒したい』と言ってくださる方があれば最高ですが、なかなか・・・でも、私の場合大抵アカペラ、最近はカラピアノでも歌っているので大丈夫です」
「カラピアノ・・・というのはどのくらいの装置が必要なのでしょうか?」
「???ブルートゥースで飛ばすのでそちらにCDプレーヤーとかあれば。なければ自分で持っていきます」
「・・・」
「スマホに入ってるので」
「・・・はあ・・・」
係のYさんは声の感じから最高でも35歳以下。なんとなく話が通じない部分があったものの
その後色々お話して、うまく私の都合とそちらの都合が合えば是非ということで電話を終えました。
電話が終わると、その会話を聞いていた息子が言いました。
「『カラピアノ』って一般的な言葉じゃないよ。まあ、電話の内容から伴奏だけ入っている音源のことってわかったけど、『伴奏音源のCD持っていきます』とかって言ったほうがわかるんじゃないの」
「!!!そうなの!」
カラピアノって一般には通用しない言葉なんですね。
ピアニストがピアノで伴奏だけ録音してくださった音源のことです。
この会話の後、教員生活中の会話を思い出しました。
ある日の帰りHRの前、生徒から
「明日の授業は?」
と聞かれて
「音取り」
って答えたら
「『音取り』ってなんですか?」
0 件のコメント:
コメントを投稿