平井康三郎声楽コンクール その1 一次予選 2024年10月2日(水)

<はじめに>
この「平井康三郎声楽コンクール その1~その4」はコンクールの開催された2024年10月2日~10月17日前後に書いています。しかしこのブログ上に公開するのは2024年11月10日(日)、第37回美女コン終了後です。理由は
第36回美女コンの時に
・平井康三郎声楽コンクールを受ける
・結果は第37回美女コンで発表する
・それまで誰にも言わないし、ブログにも書かない
と宣言したからです。

<コンクール出場>
コンクールは卒業したと41歳で勝手に思って21年、関先生の「受けて」の一言で受けることにしてしまった平井康三郎声楽コンクール。
このブログは、コンクールが全て終了した後で公開いたします。

<2024年10月2日 一次予選当日>
※これに関することはこのブログの「第36回美女コン」をお読みいただきますと、よりお楽しみになれます、っていうか、お読みにならないと意味のわからない部分が時々あります。
それでは時系列で書いていきます

4時30分 起床
いつもこんな時間に目が覚めるとはいえ、やはり不安なので目覚ましをかけていました。
コンタクトを入れ、お化粧をし、最後の持ち物確認。よし!

6時 車で金沢駅へ 6時35分着
6時10分に家を出ても早いくらいですが、道中何があるかわかりません。6時に出発。何もないのでとても早く着きました。

7時06発かがやき乗車 9時26分上野着
金沢駅のコンビニでお水と栗のシュークリームを買い、新幹線乗車。
シューベルト作曲「ガニュメート」の訳詩を始めました。これは手強い!
途中少し眠ったとはいえ、訳詩をしていると本当に時間が早く進みます。あっという間に上野到着。 

10時〜11時
池袋フォルテでピアニストの近藤陽子ちゃんと合わせ。
先日のコンサートでもご一緒していただいていますし、曲も短いのであっという間に終わり。
残りの時間は二次予選と本選の分の合わせと、カラピアノをお願いしているブラームス作曲「野の寂しさ」の練習。

12時  とりあえず会場の渋谷区外苑前の祖師堂へ
都会の真ん中とは思えない静かで素敵なところ。




























指定された受付時間までは入れていただけないので、一旦会場を離れました。
すぐ近くにスターバックスがあったのでそこへ向かっていると、小さな画廊(?)を発見。ウインドウ越しに見ていると、店主さんが出ていらして、2人を相手に「見ていってらして」。
絶対買いそうもない二人ですが、この店主さん、おしゃべり大好き。
この短時間に色々お話くださったり小さなパンフレットをくださったりをまとめますと
・島名冴子さん、71歳
・島名という名字は過去東京都の電話帳に2件しかなかった。鹿児島の名字
・アートプランナー、コピーライター(名刺より)
・ギャラリー「インターフォーラム美学研究所」の経営者(?)
こういうボッーとウインドウを眺めている人を招き入れてはおしゃべり相手にしていらっしゃるのでしょう。
狭い店内には
・草間彌生の版画
・東山魁夷の版画
・村上隆のコラージュ・・・47万円(だったと思います)
・北アフリカの作家さんの作品
など。
なかなか楽しい時間でした。

13時までスタバでお茶
チョコレートムースラテとクリームデニッシュ

13時10分  受付
受付には以前八ヶ岳声楽セミナーでご一緒した紋(あや)ちゃんがスタッフとして着席。これで一気にリラックス。紋ちゃん、ありがとう。
その後しばらく受付前の椅子で待機。














13時34分  楽屋へ 着替え
若い男性スタッフさんが「楽屋はここです」と案内してくださいました。
途中で審査員のお一人、随分前にセミナーで教えていただいたことのある竹澤先生とばったり。ちょうど休憩時間だったのですね。私を覚えていてくださったのか、ニッコリ。これでまたリラックスが増えました。

楽屋まで来ました。
こんなに時間がきっちり決められているので、私はこの中に誰かいるなんて思わずノックもせず開けてしまいましたが、中には4人もいらっしゃいました。ごめんなさい。着替え中でなくてよかった。

普通楽屋ってカーテンで仕切られた小さなスペースがあるものですが、なし!皆さんお互い見ないように気配りしながら着替えました。

13時54分  5分間の声出し部屋へ
陽子ちゃんは昨年と今回の月曜日に、別の参加者の方のピアニストとして参加経験があり、そのおかげで会場の響きや審査員位置などを事前に教えていただけて、それも大きな安心材料でした。
このリハーサル部屋もあまり響かないと教えていただいていたので、頑張り過ぎず声出し終了。

14時14分 本番(2曲 約5分)
舞台袖には紋ちゃん。リラックス!
普通こういうものの進行は、その歌が早く終われば早いようにどんどん進めるものだと思いますが、このコンクールは本当に時間通りに進めていらっしゃいました。私がステージに出たのは事前にお知らせがあった通りの14時14分。

一次予選は非公開。
しかし、関先生のマネージャー・堀内さんが会場後方に!これでまたリラックス。

これだけリラックス要素が揃えば、さぞ平常心で歌えたとお思いでしょう。いえ、そう簡単ではないのです。やはりコンクールって特別。ちゃんと緊張してしまいました。
(演奏曲「平城山」「わがうた」)
でも、31歳の時、福光声楽サマーセミナー試演会で手を震わせ声を震わせ歌うことしかできなかった私を思うと、この31年は無駄ではなかったとしみじみ感じています。

14時40分 陽子ちゃんとドトールでお茶
「グリーンティーレモンハニー」を陽子ちゃんにご馳走になりました。これ、おすすめです。お家で作れないかな〜。お茶にレモンと蜂蜜入れると出来るんじゃないかな〜。

ここで陽子ちゃんから聞いたこと。
「リハーサル室で2回目に歌った時、真理さんが少し早めに『平城山』を歌ってらしたので、本番そうしてみました」
ナイス!
私はこの曲、つい遅く歌ってしまって破綻することがあるのです。陽子ちゃんがそうしてくださらなかったら、もしかすると危なかったかもしれません。
でも実は、私がこれを2回目に早く歌ったのは音楽的な理由ではなかったのです。
本当は1回目と同じテンポで歌いたかったのですが、時間があまりなかったのでさっさと歌ってしまおうと思い、早めに歌ったのです。

15時20分   地下鉄銀座線と丸ノ内線で東京駅へ
赤坂見附まで陽子ちゃんと。陽子ちゃんはこれからまたお仕事のようです。立派!














15時50  東京駅
中途半端に時間が余りました。そうだ!皇居までお散歩しましょう。
日差しに負けてすぐ断念。
郵便ビルKITTEの屋上庭園へ。風強し。














その後東京駅地下街をブラブラ。
お土産とクリームパンを買いました。

新幹線をなんとなく待っていた場所がたまたまグリーン車の前。
その私の横に高身長・キッチリしたスーツ・胸にバッジ・目つき鋭い男性が一人。すぐに「この人いわゆるSPじゃないかな!」
おそらく想像はあたっていて、この男性ずっとグリーン車窓越しに一人の男性と周囲とを警戒し続けている感じ。
そろそろ新幹線が発車するという時、中に座っている政治家風の人がSP風の人に「それじゃあね、ご苦労さま」という感じの会釈をし、新幹線は滑り出し、SP風の人は去っていきました。

17時24分 新幹線かがやき乗車
乗るとすぐ、クリームパンを食べ、このブログ執筆に着手。ここまで書くのに1時間10分。
















19時以降  ネット上で結果発表
正直、一次予選敗退はないと思っていますが、やはり見るのはドキドキします。
19時以降と書いてあるので19時からひたすらサイトにアクセスしていますが、発表はありません。新幹線がしょっちゅうトンネルに入ってネットが繋がらないからかも。

19時27分ですが、まだです。新幹線金沢駅に着くまでに発表して欲しいな。

19時44分。まだです。結局、結果もわからず、訳詩にも全く手をつけられず、金沢駅に着いてしまいそうです。

20時05分、駐車場の車の中
発表ありました。
一次予選通過です。
次は10月8日(火)。13時40分集合。
帰ったら新幹線の予約しなくちゃ。今回と全く同じにしましょう。
金沢駅周辺は雨。
でも金沢駅を少し海方向へ進むともう道路は乾いていました。

20時45分  母のお風呂見張り
帰宅時がちょうどいつもの母のお風呂見張り時間。母のところへ寄って、見張りをしながら先生や陽子ちゃんにお礼のライン。

その2へ続く

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