声楽セミナーのまとめ(福光・榛名・八ヶ岳)2025年2月28日(金)

あちこちにまとめるまとめるといいながら、結局散らかったままのセミナーをコンパクトにまとめました。これらのセミナーがなければ今の西野真理はないと本気で言えます。その恩返しってほどでもないですが、それを忘れないように、誰かに聞かれたらこれを見ればすぐに答えられるようにしたつもりです。

「堀内美也子セミナーの歴史」
そうです、これは堀内美也子なしではありえなかったセミナーです

<堀内美也子 西野真理の知っている範囲の薄い紹介
・富山県滑川市出身
・武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業
・音楽之友社で編集長、事業部長
 ※マリア・カラスにインタビューしたこともある
・音楽之友社定年退職後は<友>音楽工房を立ち上げ現在も活躍中

<福光声楽サマーセミナー>
・開催場所
 富山県福光町(現在の南砺市)のスキー場イオックス・アローザ
・時期
 毎年8月1日~8月7日
・開催期間
 1993年から2013年までの20年間
・講師
 初年度から
 渡辺明 関定子 大島幾男 郡愛子 大島洋子 平栄一 
 (P)塚田佳男 呉恵珠 相庭尚子 (演出)大島尚志
 初年度以降から
  青山恵子 川上洋司 三林輝夫
  1度のみの参加
  中沢桂 小栗純一 山口道子
  特別講師
  畑中良輔  ガブリエルラ・トゥッチ  フィオレンツァ・コッソット 
  ヴィンチェンツォ・スカレーラ(ピアニスト)

セミナー関係の特別な演奏会
 2001年 オペラ「アイーダ」全幕  富山オーバードホール
 2003年 オペラ「魔笛」全幕    福光中学校体育館

↓セミナー期間中の本部事務局(レストラン)          




 
  





↓レッスン会場 兼 宿泊コテージ
(レンタルアップライトピアノ運び込み)










↓コテージ1階から2階の寝室を見上げるとこんな感じ









↓オペラレッスンやコンサートの開催される場所(普段は体育館)











<榛名梅の里日本歌曲スプリングセミナー>
・開催場所
 群馬県榛名町  榛名文化会館・エコール(レッスン)  
  榛名湖畔の宿「ゆうすげ」(宿泊)
 ※最初から数年は「榛名元湯」。
  麓に下りずにレッスンを宿泊施設内でしたこともある
・時期
 毎年3月後半(第3週あたり) 4泊5日
・開催期間
 1997年から2006年までの10年間
・講師
 関定子 青山恵子 竹澤 嘉明 (P)塚田佳男
・特別講師
 畑中良輔 福島雄次郎

↓レッスン会場(山の麓にある)
 









↓宿泊施設(榛名湖畔 山の上にある)


  








↓奨励賞の記念品
                    











<八ヶ岳日本歌曲スプリングセミナー>
・開催場所
 長野県南佐久郡南牧村海ノ口 八ヶ岳高原ロッジ(宿泊)音楽堂(レッスン)
・時期
 毎年3月後半(第3週あたり) 4泊5日
・開催期間
 2007年から   2025年で18回目
・講師
   開催初年度~2022年
   関定子 青山恵子 竹澤 嘉明 (P)塚田佳男
  2023年から
   関定子 青山恵子 松井康司
↓ホテル正面  






↓音楽堂(レッスン会場)




 



↓講師による演奏会










↓音楽堂ロビーもレッスン会場になります












↓楽屋もレッスン会場













↓八ヶ岳高原ヒュッテ(レッスン会場だったことも)







久しぶりのnote投稿「ジプシーの歌」 2025年2月27日(木)

昨日七塚食彩でお茶会をしたとき、ご自身のレシピを販売してみたいとおっしゃるWさんに
「まずnoteでやってみれば?」
とご提案。
家に帰ってから
「・・・ん?私、『詩人の恋』『女の愛と生涯』以来全くnoteに投稿してない」
と気づきました。
投稿しましょう。

noteをご存じない方へ
noteはブログと同じ感じですが、「コンテンツを有料販売できる」「文章を書くことに特化している」という特徴があります。

ある日これを知った私は訳詩をここでも販売してみることにしました。
当然noteで販売すれば手数料も発生し、約半分の収入しかありません。また、noteで買っていただけることを期待しているというより、私の活動のPRという意味合いの方が強い感じです・・・売れない言い訳ですが・・・。実際一つも売れていません。
でも、ここに投稿しようと思うと、それなりに緊張感もあって、私は始めてよかったと思っています。
それなのにもう何か月も投稿していません。

そこで今日から改めて投稿再開です。
ところが困ったことが一つ判明しました。先日パソコンをリニューアルしたとき、過去のダ・ヴィンチリゾルブ(無料動画編集ソフト)の中身が消えてしまったのです。
私はこれでnote投稿用のサムネイルを作っていて、今までなら過去のものを再編集する形で簡単に新しいものが作れたのです。しかし今日はまた、一から作らなければなりません。改めてやろうとして、ほんの数か月前にやったはずなのに、やり方をすっかり忘れてしまっていて焦りました。
とは言っても20分ほどで何とか出来て、投稿完了。
ブラームス作曲「ジプシーの歌」日本語でお歌いになってみませんか?

↓noteのサムネイル




2025年3月Sing幾多郎開催予定 2025年2月26日(水)現在

 2025年2月26日現在の

3月Sing幾多郎開催予定カレンダーです。

 場所 石川県かほく市宇野気ト110-1

   本町コミュニティセンター


 

 

 

 

 

 

 


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<毎週日曜日> 

フリーの歌の会(予約の必要はございません)
・9時30分~10時15分(45分間)
 1回お一人 2000円

個人レッスン(各45分) 予約者のみ
予約・お問い合わせ 
メール宛先  singkitarooo@gmail.com

<毎週水曜日> 
歌の会(3人以上での予約の方のみ)
・9時30分~10時15分(45分間)
 1回お一人 2000円

個人レッスン(各45分) 予約者のみ
 予約・お問い合わせ メール宛先  singkitarooo@gmail.com





七塚食彩 2025年2月26日(水)

かほく市創業塾でお知り合いになったWさんとKさんのお誘いで「七塚食彩」というカフェへ行ってきました。















私より20歳以上年下のお二人。これから新しい事業を始めようとされる姿は、明るく輝いていました。

さて、七塚食彩さん。普通のお家を改装した感じの隠れ家的お店です。大きな道路に面してはいませんが、すぐ近くに駐車スペースもあり、車で行っても大丈夫。
うっかりバスクチーズケーキとアールグレイティーを撮るのを忘れた代わりにと言っては何ですが、トイレのご紹介。
きっとこのお宅に以前からあったふすま(?)をうまくデザインし直されて、かわいいドアのトイレです。



映画「遠くを見てみた」劇場上映 2025年2月25日(火)

それは2021年9月。津幡町文化ホール・シグナスで見つけた映画出演者募集のチラシ。この年度で中学校を定年退職だった私は、後援が「津幡町教育委員会」であることに大きな安心を得て応募しました。(詳細はブログを色々見てくださいね。リンクは1つしか貼っていませんがたくさんあります)

応募用紙に「ドレスとティアラでないと出ません」と書き、オーディションもドレスとティアラで参加し、撮影もドレスとティアラ。
試写会で見た映画では、私の歌がふんだんに使われ、私のドレス姿もちょっとだけ映り大満足で試写会会場を後にしました。

あれから4年。映画が上映される様子もなく、映画のことはすっかり忘れていた先日
「金沢イオンシネマで上映決定」
の情報。
行かなくては!

今日はFMかほくの日。FMでもこの映画の宣伝をたっぷりして、生放送後、映画館へ向かいました。
映画館には予想以上にたくさんのお客様。(30名ほど?)
1度見たはずですがすっかり忘れています。
私の歌は映画が始まって間もなく突然聞こえてきました。自分で言うのもなんですが、なかなか上手に歌えています。
その後2回、やはり私の歌が使われました。
そしていよいよラスト。
ここで私の歌が流れ、姿もちらっと映るはず・・・?あれ?
私にとって一番大事な部分でもあり、ストーリーとしても大事であるはずの部分がオールカットされています。
うーーーーーん。仕方ないかな・・・
こうなるともう、ネタバレではなくなるので逆に書きやすくなりました。
このラストシーン。試写会の段階では
「毎朝元気なアナウンスとともに『フニクリフニクラ』が聞こえてくる。当然録音されたものを毎朝流していると思ったら、毎朝生でドレス着た人が歌っていた」
だったのです。
それによって、登場人物が少し元気になる…みたいな感じ。

しかし、そこがオールカットで、すっと終わっていくようになっていました。
つまり私の姿は映画に全く映っていません。
映画は監督さんのものなので仕方ありませんし、私のあのシーンは確かに邪魔かもしれません。だとしたら、最初からフニクリフニクラ要らなかったかも・・・
でも、映画作りに参加できたし、フニクリフニクラも上手に歌えていたし、歌手・西野真理としてはこれが一番いい出演の仕方だったかも。

そうそう、映画館の出口で映画監督さんとばったり。
監督さん
「すみません、放送室のシーンカットしちゃって・・・」
と。
会ってしまって申し訳ない気持ちになりました。

真夏の夜の夢、真冬に観る 2025年2月22日(土)

これはいいステージを見せていただきました。
メンデルスゾーン作曲 演奏会用序曲および劇付随音楽(Op.21&61)
「真夏の夜の夢」
「真夏」がMidSummer(夏至)の誤訳であるとか、それにまつわる色々はプログラムに書いてあります。最後に貼り付けておきますのでどうぞご覧ください。

<私の薄い知識>
あの有名な「結婚行進曲:チャチャチャチャーン」が出てくる曲。さすがに中学校で音楽史を教えるのにこれしか知らないのは問題だと思い、教員生活中にテレビ放送された語りとオーケストラによるものは見ました。その番組はなかなか良いもので、お蔭様でとても勉強になりました。

<今回の演奏>
野村萬斎:構成・演出・出演
この人すごいんだということを思い知らされました。

まず今回のキャッチコピー。
石川県立音楽堂アーティスティック・クリエイティブ・ディレクター野村萬斎によるシェークスピア×メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」初演!
狂言と琉球舞踊、そしてOEKが奏でるメンデルスゾーンの傑作が織り交ざる音楽喜劇!!どうぞご期待ください。

もし中途半端な人がこの演出でやれば、もう痛々しいこと確実です。
正直、ちょっとそんな心配をしながら見始めました。
とんでもない!むしろ日本で上演されるオペラは今後、こういうスタイルがいいんじゃないかと思わせられたほどです。

狂言も琉球舞踊も一流。沖縄の方言で語られる部分は字幕付き。
OEKの音色も文句なし。
ソリストのお二人はちょっとしか出番がないのにやはり一流のお二人(小林沙羅・林美智子)をキャスティング。

ついでに私の座席、一番前で見たかったのですが、前から5列目しか取れませんでした。(S席6,000円)仕方ない・・・と思いつつ行ってみると、前の3列は舞台を延長させるためにつぶされていて、私は2列目。演者さんの表情が直接見れるとってもいい席でした。

これ以上うまく説明できないので、あとはプログラムを見てお楽しみください。









お誕生日に「やまじゅう」 2025年2月21日(木)

かほく市に「やまじゅう」という魚料理民宿があります。
ここはいわゆるしゃれたレストランホテルとは真逆の
「漁村の料理上手なおばあちゃんが、お祭りの日に出してくれるような料理」
を食べさせてくれるところ。











泊まることもできます。もちろんホテルではなく民宿なので、お部屋にお風呂やトイレはありません。でも大浴場(中浴場?)があります。
↓やまじゅうのホームページより










当然、お誕生日に食事に行こうなんて思うところではないのです。
ところがこの日、いつもお誕生日に行っているレストランが団体予約でいっぱい。どこにしようかな~・・・遠くには行きたくないし・・・
そこで思いついたのが「やまじゅう」でした。(家から車で5分以内)
以前私の美女コンに関東から5名ご来場くださったとき、他に近くでお泊りいただけるところもなく、事情をお話しして恐る恐るこちらにお泊りいただきました。しかし、心配をよそに、なかなかお喜びいただいたという実績もあります。その中のYさんなど、再度お越しいただいたとき、「やまじゅうの料理を弟にも食べさせたい」とご指名いただいたほどです。

以下、お誕生日当日のお料理です。
お誕生日っぽくはありませんでしたが、なんとなく楽しめました。
↓前菜(?)
家ならこれでご飯全部食べられます
左から・塩辛・かぶら寿司・へしこ・もずく・ごぼうの煮物









↓アワビのバター焼き
柔らかくておいしい
乗っているお皿に「地元食堂感」が出ているところも和みポイント









↓ジャンボエビフライ2匹
これ、本当に1匹丸ごとなのかな?
でも途中切れてる感じもないし。アツアツでおいしい









↓のどぐろの塩焼き
石川県では昔は高級魚ではなかったようで、呼び名も違ったそうです。
さすが上手に焼いてあっておいしい









ここでお腹いっぱいと思ったら、あら汁も出てきましたが、撮るのを忘れました。
プリンも出てきました。






















↑92歳の母も8割食べていました。
食べることは生きることですね。

家に帰ってケーキも食べました。
金沢市シュメランのモンブランホールケーキ
台座のクッキー部分から乗っているチョコレート、マロングラッセまで
全部おいしい
写真ではちょっと小さく見えますが、これを4等分してちょうどいい感じ


63歳お誕生日記念YouTubeアップ 2025年2月21日(金)

YouTubeを始めてからのお誕生日には必ず当日に歌唱動画撮影しアップしてきました。今後もできる限り毎年しようと思っています。
↓彼からのお誕生日プレゼント















さて、今年の曲、何にしましょう・・・お誕生日は決まているのですから早く考えておけばいいものを、結局朝になって考えることになってしまいました。
条件は3つ
・上手に歌える
・西野真理らしい
・カラピアノがある

この3つを満たすものとしてすぐにひらめいたのは
「烏の番雀の番」
早口でかわいくて、以前依頼されたコンサートで歌う時にプログラムに入れたので、その時にカラピアノを近藤陽子ちゃんに録音していただいていました。
はい、これにします。
すぐできると思ったら大間違い。30回は撮り直したでしょう。1週間前のパーティーでも歌い、その時だって結構練習したから楽勝だと思っていたのに。山田耕筰恐るべし。
とにかく撮れてめでたしめでたし。

でも、この曲短い・・・
なにかないかな・・・
「リーダークライス作品24の終曲!これはとても晴れやかな曲だし、お誕生日にピッタリ。あ、でもカラピアノなかったよね・・・」
この曲、2024年7月14日第35回美女コンで、自分の訳詩による全曲演奏をピアニストの近藤陽子ちゃんとやっているのです。
!!!その本番前に、陽子ちゃんが練習用カラピアノを録音してくださったはず。
ありました。
陽子ちゃんには事後承諾になりますが、とりあえず撮影してしまいましょう。
しばらく歌っていませんでしたが、意外にこちらのほうが「烏の~」より上手に歌えます。撮り直し回数も「烏の~」の半分。

撮影を終え、編集を終え、これからアップという段階で陽子ちゃんと連絡を取りYouTubeアップのご快諾をいただきました。
皆様どうぞご覧くださいませ。







チャットGPTとDeepSeek 2025年2月20日(木)

とてもお世話になっているチャットGPT。こちらで私がやっていただいているのは

第1位 外国歌曲・オペラ等の訳詩活動の元訳を作る
           「以下のドイツ語を日本語に訳してください」
            とドイツ語を貼り付けると、瞬時に訳してくれます。
第2位    町内会の文章を作ったあと、最後に「リライトしてください」とその文章を貼り付               けて指示すると、とてもきれいな文章にしてくれます。
第3位    音声アプリで読み取った文章の要約

そこへ登場したのがDeepSeek。中国の梁文鋒(Liang wen feng リャンウェンフォン)が創業したAI企業の作った生成AIです。
使ってみようではありませんか。

まずはスマホにインストールしました。そして
「シューマン作曲の『ケルナーの詩による12の歌曲』を日本語に訳してください」
と指示すると、
「分量が多いので、要約を提示します」
と、要約を提示してくれました。こんなに一気に指示するのは良くないようです。

次にパソコンにインストール。
今度は少し絞って
「シューマン作曲の『ケルナーの詩による12の歌曲』の2曲目を日本語に訳してください」
と質問してみました。
すると、間違っています。
やはりこちらからちゃんとドイツ語を入れて訳すように指示したほうがいいようです。
そこで2曲目のドイツ語を貼り付けて訳すように指示しました。
すると
「服务器繁忙,请稍后再试」
???中国語です。
仕方ないので
「服务器繁忙,请稍后再试 を日本語に訳してください」
と指示したところ、くるくる回ったままで、答えてくれません。

仕方ないのでこれをチャットGPTに
「以下の中国語を日本語に訳してください 服务器繁忙,请稍后再试」
と指示しました。
チャットGPTはすぐに答えてくれました。
「サーバーが混雑しています。しばらくしてから再試行してください。」

西野真理にとって現時点ではチャットGPTの勝ちです。

映画「はたらく細胞」観てきました 2025年2月19日(水)

私の好きな映画「テルマエロマエ」「翔んで埼玉」と映画監督が同じ(武内英樹監督)という情報だけで面白いに違いないと、珍しくあらすじも確認せず急に観に行きました。
笑い、感動、知識教養、アクション、CG、特撮全部あり。画面もきれい。
しかし、観客は私一人。もったいない。














さて、帰ってきて知ったこと。これ、人気連載漫画だったんですね。
漫画では人体内部の細胞のみが描かれていたようですが、映画はその人体の持ち主、つまり人間との2本立てで進んでいくように作られていました。

赤血球…永野 芽郁
白血球…佐藤健
佐藤健ってうまいなあ~。
その細胞たちがいる人間
芦田愛菜、阿部サダヲ
芦田愛菜ちゃんの彼氏役、これだれかな~と思いながら、エンドロールを見ると
「加藤清史郎?アッ、子供店長。大きくなったね~~~~」
他にも山本耕史、染谷将太、片岡愛之助。それぞれいい感じ。

お話のややこしいものって、途中でどれが誰だかわからなくなったりしますが、この映画は全く心配なし。帽子に「赤血球」「白血球」「血小板」「KILL(キラー細胞)」とか書いてあって、親切なことと言ったら。
また、看板や数字にちょっとした笑いや「みつけた !」要素もちりばめてあり、そこも楽しめます。

娯楽教養エンターテインメントとしてご家族でどうぞ。





シューマン作曲「ケルナーによる12の歌曲 作品35」いきます! 2025年2月18日(火)

昨日、訳詩しようと決めたシピリ先生のプログラム全曲訳詩が終わりました。次を決めなければなりません。自分に課題を与えなければ、西野真理という人間は限りなくダラダラするのです。

まずひらめいたのはシピリ先生のプログラムにあったヴォルフの「メーリケ歌曲集」です。歌曲集としてまとまっているものだと、「これ全部!」と目標をたてやすいからです。
見てみましょう。
やめました。
「メーリケ歌曲集」って、全部で53曲あるのです。きっといつかトライする気もしますが、今の私には多すぎて途中で投げ出しそうです。

次にネットでシューマンを検索してみました。そこそこの曲数の歌曲集はないかな〜?
ありました。
「ケルナーの詩による12の歌曲」
これにします❗️
聞いたことはありません。でも、シューマンの作品が、悪いはずがありません。
ペトルッチ(著作権の切れた楽譜を集めているサイト)で全曲楽譜をダウンロード。

















現在、母イオン散歩中で、1曲目、訳し終えました。なかなか素敵な曲。全曲訳すのがとても楽しみになってきました。

シピリ先生プログラム全曲訳詩コンプリート! 2025年2月17日(月)

関連ブログはこちらを。
昨年12月4日にピアニストの近藤陽子ちゃんから、恩師のコンサートプログラムを教えていただきました。ちょうど次に訳すものを探していたところだったので、その中でまだ訳していない17曲にさっそく手を出し、その最後の1曲をついに訳し終えました。

最後の1曲はリヒャルト・シュトラウスの「解放」。
解放なんて言うと、まるで政治の話のようですが、これは「苦痛からの解放」・・・命が天に召されるその時を歌ったものです。
先日お亡くなりになった松下のぞみちゃんの姉・悠来さんのことを思いながら訳しました。

かほく市防災士会女性部会研修会 2025年2月16日(日)

防災士資格を取って1年ちょっと。時々研修会のご案内が来ます。
行きましょう。2時間半もあるってことでちょっと気が重いけど・・・

<結論>
予想外に2時間半、とてもいい研修会でした。
理由は実際に被災されたかほく市大崎地区の方の具体的なお話が聞けたから。

<研修会で聞いて覚えていることをレジメを見ながら書きます>
※主として大崎区民避難所でのお話
~液状化、側方流動による住宅被害と道路の隆起陥没~
・避難者約80人
・断水
・下水道使用不可

~防災士の初期の主な動き~
女性防災士・・・飲食の運営
男性防災士・・・物資の運搬

~起こった問題~
①トイレ
・始めは使えたが、誰かが紙おむつを流し使えなくなった
・自宅で流せなかった汚物を流した人もいた
②ボランティア
・怪しい「ボランティア」と名乗るグループがすぐにやってきた
 →お引き取りいただいた
・必要でないときにやってくる
・その人たちの対応で心がやられる
・必要でもない物資が送られてくる
③寒さ
・エアコン配管がやられて暖房が効かなくなった。石油ストーブが役立った
・市から毛布が支給されたが1枚では暖はとれない→アルミシートが効果発揮
・パイプベッドが寒くて不評。病院からベッドパットをもらった
④不審者(?)
・被災者でもない人が紛れ込んでいて、そういう人に限って要求だけしてくる
・避難所に来れば何か無料で食べたりできると思っている
⑤ホテル感覚の人がいる
・トイレ掃除などみんなで
・衛生管理の徹底・・・寝る場所に食べ物を持ち込ませない

~避難所(大崎区民会館)で決めたルール~
①近隣の方や知人に居場所を知らせておいてください。
②災害時要支援者台帳に登録されている方は、担当の民生委員に居場所を知らせておいてください
③食料品・日用品等の提供はできませんので最低限の必要品を準備の上避難してください。
 (避難物資等の供給があれば提供できることもあります)
④避難中の健康管理は各自の責任でお願いします。また避難所での事故等については、原則本人の責任とします。
⑤避難所は禁煙です。また、酒類の持ち込みやペット同伴はできません。
(ペット同伴については拠点避難所にお問い合わせください)
⑥避難者は退所時も必ず所定の避難者カードに必要事項をご記入ください。
⑦退所時並びに定期的な施設内の清掃・消毒・換気にご協力ください。
⑧他の避難者への迷惑行為や係員の指示に従わない場合は退去していただきます
⑨感染症が流行している際は、マスク着用および手洗い、消毒、咳エチケットを徹底してください

<西野真理が個人的に思ったこと>
・避難所ではみんな名札を付けるといい(不審者対策にも)
・断水時は直ちにトイレ閉鎖(これ、実際私は本町コミュニティセンターでやりました)
・大崎地区のルールをたたき台に、ルールを決めておくといい





四師会懇親会ミニコンサートと訳詩 2025年2月14日(金)

なぜこの会で歌わせていただけることになったのかについてはリンクを貼っておきますのでそちらもあわせてをお読みくださいませ。↑でご依頼いただいた演奏日は2024年1月17日でした。しかしお判りの通り能登半島地震で中止。私はこれでなくなったものと思っていました。ところが2024年12月末、再びご依頼をいただきこの日のミニコンサート出演となりました。
そうそう、この「四師会」とは「医師・看護師・放射線技師・薬剤師」の「4つの師」だそうです。

<ご依頼内容>
日時 2025年2月14日(金)19:20~
場所 ホテル金沢4階
内容 20分間の歌とトーク

とてもざっくりと、内容も私にすべてお任せくださってありがたいような責任重大なような。
ただ、最初「3曲ほど」とのご依頼でしたので
「私の歌う曲は短いものが多いので、20分に収まれば曲数が増えてもいいですか?」
とお尋ねして許可もいただき、プログラムも組みやすくなりました。

<前日の出演時間変更>
前日メールに
「18:20~20分間」
と出演時間が1時間前倒しになっていたので、考えていた予定よりさらに1時間早く出かけました。錦城中学校でのコンサートでスピーカーから音が出なくて焦ったこともあったので、時間にはかなり余裕を持たせておきました。
ところがこれは間違いで、出演時間は19:20~のまま。
まあ、余裕がなくなるよりずっといいです。
しかも私には暇つぶしの強い味方「訳詩」がありますから。

<陽子ちゃんの先生のコンサート>
その訳詩についてです。
コンサート、コンクール、カラピアノ作成でお世話になっているピアニスト・近藤陽子ちゃんから、昨年末、↓のプログラムを見せていただきました。












陽子ちゃんの恩師・ピアニストのアントニー・スピリ(シピリ)先生がピアノを弾かれたテノール歌手・宮本佳計さんのコンサートプログラムです。
ちょうどそのころ訳詩も200曲を超え、次に何を訳そうかと訳す曲を探していたときだったので、すぐに思いつきました。
「このプログラムにある曲、全部訳そう!」
全部で24曲。そのうちベートーヴェン1曲、シューマン4曲、ブラームス1曲、R・シュトラウス1曲は今までに訳したものだったでのあと17曲です。

そしてこのコンサート当日までに残り3曲と迫っており、ちょうどヴォルフの「Begegnung 出会い」に手こずっていました。
この詩はなかなか大人の内容で、それを暗喩した表現がされています。しかし、それを妙な隠し方をしたままコンサートで1回お聴きいただくだけでお判りいただくのは困難。かといって、直接的な表現に切り替えるのも下品になります。ここをどうするか・・・?
そもそも「Begegnung」は直訳すれば確かに「出会い」ではありますが、これはここで初めて出会ったのではなく、「その翌日に出会った」という内容なのです。ね、ずいぶん違うでしょう。

この難曲、待機時間2時間半で訳せてしまいました!
「いつかこのプログラムで陽子ちゃんとコンサートをしてみたいです」
と先日陽子ちゃんにラインしました。
実現する日は近いかも!

<本番>
肝心の本番。
お食事しながらということでしたから、皆さんこちらをちゃんと向いて聞いてくださることは想定していませんでした。しかし、さすが「四師会」。きちんと聞いてくださるのです。予定の20分ちょうどで終わったのでアンコールもどうしようかと思っていたら、それも聞いてくださって、とても楽しい本番でした。







西野真理の色々なお話

充実の4時間55分 2025年4月19日(土)

大したことない日常の4時間55分を書き起こしてみました。 お時間に余裕のおありの方、お読みいただけると幸いです。 <本来の目的> 来週、娘のところへ遊びに行くときのお土産を買いに行く <お土産購入場所の変遷> ~羽咋(はくい)・道の駅~ 本当は昨日、羽咋・道の駅で買ってくる予定で...