八ヶ岳声楽セミナー2025 3日目 2025年3月19日(水)

雪が降っています。
昨日は晴天マイナス9℃、今日は降雪マイナス4℃。なんだか逆みたいですけれど、晴れて冷えるのって「放射冷却現象」っていうんだったかと思います。
朝ご飯は洋食。
ここのオムレツ絶品!

今日のセミナーは実技レッスンなし。午前中はいわゆる座学。結論から言えばとても勉強になりました。これを書き起こして、出版すればいいんじゃないかと思うくらい。
しかも私は、昨夜講師のお一人青山恵子先生から「講座で『春の鳥』歌って」
とご依頼を受け、公開レッスンではないけれど、実質的に公開レッスンを受ける感じになりました。私のレッスンを通して、この曲の歌い方を皆さんにお伝えするっていう時間。私はこの曲、これまで本番で歌ったこともなければ、今回のセミナーでレッスンを受けてもいないので正直少々緊張しました。でもコンサートではなく、出来ない人を出来るようにするのを見せる場面なので、それはそれで良かったかもしれません。どちらにしても西野真理個人的にはとても良い経験になりました。

午後は講師による16時からのコンサートまでフリータイム。
そろそろ終了コンサートの曲も決めなくてはいけないので、ピアノの置いてある練習室へ。
どなたもいらっしゃらないからと独り占めするのもどうかと思い、グループの方にラインしましたが、どなたもいらっしゃいません。

しばらく練習していると、別グループのお二人がいらっしゃいました。このお二人は終了コンサートでデュエットされるのです。歌われるのは全く知らない割と最近の曲(だと思います)。そこで思い切って聞いてみました。
「練習されるんだったら、伴奏ピアノ弾かせてくださいませんか?」
ピアノは決して上手くはないけれど、適当弾きはまあまあ出来るので。
するとご了解くださったので「ピアニスト」としてお二人の練習に参加。とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。

16時。コンサートのためにホールへ。

コンサート開始を客席で待っている時、自宅のあるかほく市からの公式ラインに気付きました。
「13時25分 かほく市震度3」
すぐ彼にライン。
特に被害もなく無事。

コンサート前にプロデューサーの堀内さんが
「石川県震度4ってニュースで言ってたけど大丈夫?」
とご心配いただきました。ありがたいことです。

さあ、始まりました。オペラあり歌謡曲ありの教養高くも楽しい時間。我が師匠・関定子79歳。歌はもちろんですが身のこなしの素晴らしさ!私も79歳でこうありたいと思ったステージでした。














私のコンサートやYouTubeでとてもお力を貸してくださる今回のアシスタントピアニストのお一人・小林美智さんの民謡の伴奏、素晴らしくて誇らしい気持ちになりました。














松井先生とアシスタントピアニストの寺本沙綾香さん

主催者堀内さんと青山先生














19時から夕食を兼ねたパーティー。

いつもこの場では1人ずつスピーチの時間があるので、私は今回このためにレジメを用意して来ました。
それは
(↑にリンク)
私はこれをこの一連のセミナー全てのプロデューサーである堀内美也子さんへの、最上級の感謝の気持ちをこめて、この度の参加者の皆様の前でお話ししたいと思ったのです。
皆さんにレジメを回し始めたところ、堀内さんは
「西野!何やってんだ!」
と不機嫌極まりないお顔。
でも私は怯まず、最後まで喋り切りました。
自分に都合の良い解釈をしますが、恥ずかしがり屋の堀内さん、本当は喜んでくださっていると思います。

20時30分。
お料理をゆっくり食べていた方もいらっしゃいますが、ピアニストとの合わせの時間です。
さあ、今日もあと少し。頑張りましょう。

明日へ続く






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