リスト作曲「3人のジプシー(Die Drei Zigeuner S320)」訳します 2025年3月30日(日)

昨日シューマン作曲「ケルナーの詩による12の歌曲」全曲訳詩完了いたしました。これで訳詩作品は242曲。

さあ、次に訳すのは何にしましょう。
あれかな!

それは今年の八ヶ岳声楽セミナー。昨年も同じグループだったSさんと今年もご一緒。
Sさんはドイツリートに長く取り組んでいらしたようで、前回(2024年)も楽しいドイツリートを聞かせてくださいました。その一つが
シューマン作曲「トランプ占いをする女の子」
とても楽しそうにお歌いになっているのですが、ドイツ語が(も)全く分からない私にはその楽しさが全く分かりません。
その時レッスンをされていたわが師匠・関定子先生が
「この曲、訳してみれば」
ドイツリートの松井先生も
「これにピッタリ日本語がはまると面白いかもね」
帰ってすぐに訳しました。

その翌年である今年(2025年)の八ヶ岳声楽セミナーで私は日本語でこの曲を受講しました。
Sさんから
「私もこれ日本語で歌ってみたいわ」
と言ってくださってとても嬉しくなりました。(その後何のお問い合わせもありませんが)
そしてこれは5月11日の美女コンで演奏します。(カラピアノは小林美智さんに発注)

話を戻して・・・今年の八ヶ岳声楽セミナーでSさんは再び興味深い曲を聞かせてくださいました。その時はそれが何という曲だかわかっていませんでしたし、「トランプ占い~」ほどの興味もなく、なんとなくその場面は過ぎていきました。
そして八ヶ岳声楽セミナー最終日の終了コンサート。
終了後に先生方からの講評メモが全員に配られます。その関先生のメモの最後にこう書かれていました。
「3人のジプシー聞きたかった」
私は意味が分かりませんでした。
それをずっと考えていて、今朝、突然ひらめきました。
もちろん憶測ですが多分正解。ちょっと面倒ですが書いてみます。

八ヶ岳受講2週間ほど前の3月3日、富山で関先生のレッスンがありました。そのレッスンで私は
ブラームス作曲「ジプシーの歌」西野真理訳詩版全曲 
を見ていただきました。

今朝。そういえば、と、突然ベッドの中で八ヶ岳のレッスングループで作ったラインを見返すとSさんのレッスン曲の欄に
「Die Drei Zigeuner 」
これだ!
そのままベッドの中で検索するとこの曲は
リスト作曲「3人のジプシー」
であることが分かりました。
関先生、きっとブラームスの「ジプシーの歌」を見てくださった記憶と、今回のシューマンの記憶と、Sさんのレッスンの記憶がぐちゃぐちゃになっていらしたのでしょう。

さあ、ペトルッチからの楽譜ダウンロードも終わりました。
ブログも書き終えました。
リスト作曲「Die Drei Zigeuner  S320」
訳詩開始します。

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