新しい炊飯器と古い炊飯器のこれから 2023年2月24日(金)

2月20日に12年使った炊飯器が壊れたため、ネットを色々調べて
「これ!」
という商品を注文、2日後には届きました。
これです↓




















なかなか美味しく炊けているような気がします。
そこで、壊れてしまった炊飯器ですが・・・

その前に、教員最終年のお話。
教員生活最後の年、私は学校で環境整備部のトップをしていました。こう言うとかっこいいですが簡単に言えば「お掃除担当」です。
大した仕事ではないのですが、年度の最初、4月最初の職員会議のあとから数日間だけは本当に大変です。
「学級の掃除場所(掃除監督の職員)を決める」
という仕事が。
他のいろいろな仕事は3月の終わりの比較的時間のある時に準備してしまうことができます。私は部活動もなく(家庭部でしたから)、できることはどんどんやってしまっていました。しかし、掃除担当だけは先にやることができません。
なぜでしょう?
それは、配属される先生が決まり、学級数が確定し、担任が決まり、副担が決まり、教科の先生が使う教室が決まり・・・などがわからないと、清掃担当を割り振る事ができないからです。しかも割り振りが確定した1~2日後には生徒が登校し、掃除が始まるのです。
短期決戦!
滅多に残業などしない私ですが、このときだけは残業せざるを得ません。残業しないので普段の夜の学校の様子はよく知りませんでしたが、先生たち、いっぱい残っていました。
・・・と、これは炊飯器のお話には関係なく、ただ書きたかっただけ。

環境整備部のお仕事には「PTA環境整備部担当」も含まれていて、保護者のみなさんが学校の除草作業やプランターへのお花植えなどをしてくださる時ご一緒したりもしました。
これは主として土日ですが、特に土日に用事もない私のような人間には、平日よりむしろあありがたいくらいでした。
その環境整備部の保護者代表が、担任していたクラスのKさんのお父さん・Kパパさんでした。Kパパさんは鉄工所を経営されていて、穏やかでとても子煩悩。お仕事の関係でちょっとした作業も手際がよく専門知識を生かして冬には学校壁面にイルミネーション設置。そのハンダ付けは結局全部Kパパさんが。
また、
「夏休み、学校が閉鎖になる10日ほどの間、学校のプランターへの水やりをPTAにご協力いただけないか」
という私の申し出に対してもすぐに対応。環境整備部の保護者のみなさんで水やり当番を割り振ってくださり、確実に水やりが行われるようにライングループを作り連絡し合うということまでしてくださいました。

さて、環境整備部で春に向けたチューリップの球根植えの作業日のこと。
かなり寒い日でした。
Kパパさんは様々な便利グッズを持っていらっしゃったのですが、そこに古い炊飯器が。
「Kパパさん、これなんですか?」
「炊飯器としては使えないんですけど、保温だけはできるので、缶コーヒーを温めるのに使ってるんですよ」
Kパパさん、おそらく普段から経営する鉄工所の職員の方のためにこうして温かいコーヒーを準備されているんですね。

もうおわかりでしょう。
そうです。我が家の引退となる炊飯器も、炊飯はできませんが保温は大丈夫。保温調理器として使おうではありませんか。
早速今日は鳥胸肉の保温調理をしてくれています。




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