輪島まだら採譜 2024年4月25日(木)

「輪島まだら」
~ネット情報~
世界農業遺産「能登の里山里海」の写真・映像資料の紹介サイト より

輪島で連綿と歌い継がれてきた芸能が「輪島まだら」です。七・七・七・五の歌詞の母音を、長々と引いて斉唱する勇壮な歌い方が特徴です。輪島は室町時代末、日本の十大港湾である「三津七湊(さんしんしちそう)」のひとつに数えられ、江戸末期から明治末期にかけては北前船(きたまえぶね)の寄港地として栄えました。海運を通じて各地の情報や文化が輪島にもたらされた中に、「まだら」もあったと考えられています。元々は、漁師や北前船の船乗りたちが1月に行う起舟(きしゅう)の祝い唄として歌われ、後に家の新築や婚礼などの祝い唄として定着しました。

歌詩
松にひなづる 千歳の春は 岩屋清水に亀がすむ


この曲を知ったのはほんの2週間ほど前だと思います。
MROテレビの夕方の番組の「のと自慢」コーナー。
能登の被災地へレポーターが出向いて歌を歌ってもらうのです。
これまでこのコーナーで歌われたのはJpopや昭和歌謡。
しかし偶然見たこの日、登場した30歳代の男性は
「これはお祝いの歌なのですが、こんな時だからこそ昔から伝わるこの歌を皆さんに聞いてもらいたい」
とこの「輪島まだら」を歌い始めました。
これがうまい!
しかもいい曲。
いわゆるクラシック系作曲家の皆様も日本の民謡を題材とした、または採譜を元にした曲を多く発表されています。でもこの「輪島まだら」は見たことがありません。
「これ、採譜してみようかな?」
とちらっと思いました。しかし、面倒なことが大嫌いな私はこれが面倒であることはわかりきっているので、その時はそのままにしていました。

ところが昨夜急にそのことを思い出してYouTube検索してみると、ほぼ楽譜のような感じで図解してある動画を見つけ、
「これを参考にして楽譜に起こせばそれほど面倒じゃない」
と、採譜に取り組むことにしました。
結論から言えば面倒に決まっていますが、その動画のお陰で元からやるのと比べると3分の1くらいの労力で済んだと思います。

参考にさせていただいたのは↓
https://youtu.be/4zwOT0EjWmc?si=M0e4if7I3MPx5d_H
ほかにも素晴らしい歌唱の動画もアップされていて
↓これなど、本当に素晴らしいです。
https://youtu.be/61nSygivdfE?si=5qiPn7usqfGzbbDN

これをどなたか作曲家さんが日本歌曲っぽく編曲してくださらないものでしょうか?
とりあえず、私の採譜を公開します。







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